すぐにできるWordPressのセキュリティ対策 狙われる理由・おすすめのWAF

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「プラグインの更新が追いつかない」「ログイン画面への不審なアクセスが続いている」とお悩みではありませんか。 WordPressは利用者が多く、脆弱性の大半がプラグインにあるため、攻撃の標的になりやすいCMSです。本体やプラグインの更新、ログインの強化などの基本の対策に加え、個人情報を扱う企業サイトはWAFで攻撃そのものを防ぎましょう。 本記事では、狙われる理由とすぐできる対策、WAFの選び方とおすすめを解説します。

【30秒でわかるこの記事のポイント】

・WordPressの脆弱性の大半はプラグインにあり、更新の遅れが攻撃の入口になる

・本体・プラグインの更新、ログインの強化、バックアップは費用をかけずに始められる

・個人情報を扱う企業サイトには、攻撃をサーバーに届く前に防ぐWAFの導入がおすすめ

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目次

【比較表】WordPressのセキュリティ対策におすすめのWAF

WordPressのセキュリティ対策におすすめのWAF6製品を、導入形態、防御機能、運用のサポート、料金で比較しました。

たとえば、誤検知の調整やルールの更新まで任せて複数のサイトを守りたいなら「SiteGuard Cloud Edition」、まずは1つのサイトだけを守りたいなら1サイト限定プランがある「PrimeWAF」が候補です。

WordPressがサイバー攻撃に狙われやすい理由

WordPressそのものが危険なCMSというわけではありません。利用者の多さと、プラグインで機能を追加できる拡張性の高さが、攻撃者にとって狙いやすい条件になっています。

利用者が多く、攻撃の標的になりやすい

W3Techsの調査(スパムサイトなどを除いた、実際に運用されているWebサイトが対象)では、全Webサイトのうち39.6%、CMSを利用するサイトのうち58.3%でWordPressが利用されています(2026年10月時点)※。

利用者が多いWordPressでは、1つの脆弱性が見つかると、同様の構成を持つ多くのサイトがまとめて攻撃対象になり得ます。。WordPressのサイトを自動で探して攻撃するツールも出回っており、企業の規模に関わらず攻撃の対象になりがちです。

※出典:W3Techs「Usage statistics and market share of WordPress」(2026年10月23日閲覧)

プラグインやテーマの脆弱性が多い

WordPressの脆弱性の大半は、本体ではなくプラグインにあります。Patchstackのレポート(N=7,966件)によると、報告されたWordPress関連の脆弱性のうち、プラグインが7,633件(約96%)、テーマが326件、本体は7件でした※。

開発が止まったプラグインや、更新されないまま使われ続けているプラグインは、攻撃の入口になりやすい傾向があります。プラグインを多く入れているサイトほど、管理すべき対象が増える点に注意が必要です。

※出典:Patchstack「State of WordPress Security in 2025」、SecurityWeek「8,000 New WordPress Vulnerabilities Reported in 2024」(2026年10月23日閲覧)

ログイン画面のURLや構造が知られている

WordPressの管理画面のログインURLは、初期設定では「/wp-admin」や「/wp-login.php」と決まっています。ログイン画面のURLが広く知られているため、IDとパスワードの組み合わせを次々に試す総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)の対象になりやすい状況です。

ユーザー名が投稿者名などから推測されると、残るパスワードだけを狙われるおそれもあります。

WordPressで起きやすい被害

WordPressのサイトが攻撃を受けると、次のような被害が起きるおそれがあります。企業サイトの場合は、信用の低下に加え、個人情報が流出したときの報告対応にもつながる点に注意が必要です。

Webサイトの改ざん

不正なプログラムを埋め込まれ、閲覧者が不審なサイトへ転送されたり、検索結果に無関係な広告やスパムが表示されたりする被害です。気づかないまま放置すると、閲覧者に被害が広がり、検索エンジンからの評価も下がるおそれがあります。

個人情報の流出

問い合わせフォームや資料請求フォーム、会員登録で集めた個人情報が流出する被害です。要配慮個人情報が含まれる場合や、1,000人を超える場合などは、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要になります※。

個人情報の流出を防ぐ対策は、以下の記事で詳しく解説しています。

※出典:個人情報保護委員会「漏えい等報告・本人への通知の義務化について」(2026年10月23日閲覧)

不正ログインによる乗っ取り

管理画面に不正ログインされると、記事やページの書き換え、管理者アカウントの追加などが行われ、サイト全体を乗っ取られるおそれがあります。管理者アカウントを追加されると、パスワードを変更しても再び侵入される場合があります。

マルウェアの配布や攻撃の踏み台

乗っ取られたサイトが、閲覧者にマルウェアを配布したり、ほかのサイトへの攻撃や迷惑メールの送信に使われたりするケースです。自社が被害者であると同時に、加害者側にもなるリスクがあります。

WordPressですぐにできる基本のセキュリティ対策

ここでは、費用をかけずに今日から始められる基本の対策を紹介します。自社のサイトで対応できているか、チェックリストとして確認してください。

WordPress本体・プラグイン・テーマを最新の状態に保つ

WordPressで見つかる脆弱性の大半はプラグインにあり、脆弱性を修正したバージョンが公開されても、更新しなければ攻撃の入口が残り続けます。そのため、本体・プラグイン・テーマの更新は最優先で取り組みたい対策です。管理画面から、本体やプラグインの自動更新を有効にしておきましょう。

更新によってサイトの表示や機能に不具合が出る場合もあるため、更新の前にはバックアップを取ります。重要なサイトでは、テスト環境で動作を確認してから本番のサイトに反映すると安心です。

使っていないプラグインやテーマを削除する

使っていないプラグインやテーマは、停止しているだけでは脆弱性が残る場合があります。不要なものは停止したままにせず、削除しましょう。

長期間更新されていないプラグインも見直しの対象です。開発が止まっている場合は、同じ機能を持つほかのプラグインへの切り替えを検討します。

ログインを強化する

管理画面のログインは、次のような対策を組み合わせて強化します。

  • 推測されにくい長いパスワードを設定する
  • 2段階認証を設定する
  • ログインURLを初期設定から変更する
  • ログインの試行回数を制限する
  • 管理画面にアクセスできるIPアドレスを社内などに限定する

ログインURLの変更だけでは十分ではないため、パスワードの強化や2段階認証と組み合わせましょう。

ユーザーの権限を必要な範囲に絞る

管理者の権限を持つアカウントは、必要最小限の人数に絞ります。たとえば、記事を書くだけの担当者には、投稿者や編集者など役割に合った権限を割り当てましょう。

退職者のアカウントや、サイトの構築時に作成された制作会社のアカウントが残っていないかも、定期的に確認したい点です。

定期的にバックアップを取る

改ざんや不正ログインの被害に遭ったときに備えて、サイトのファイルとデータベースのバックアップを定期的に取ります。バックアップは、WordPressと同じサーバーだけでなく、別の場所にも保存しておきましょう。

あわせて、バックアップから実際にサイトを復元できるかも試しておくと、いざというときに慌てずに済みます。

サイト全体をSSL化し、サーバーやPHPを最新に保つ

サイト全体をSSL化(https化)し、問い合わせフォームなどで送られる情報を暗号化します。

レンタルサーバーを使っている場合は、PHPのバージョンが古いままになっていないか、サーバー会社が提供するセキュリティ機能が有効になっているかも確認しましょう。

セキュリティプラグインでできることと限界

WordPressには、ログイン画面の保護や、ファイルの改ざんの検知、簡易的なWAFの機能などを追加するセキュリティプラグインがあります。基本の対策を手軽に強化できる方法として役立ちます。

一方で、セキュリティプラグインはWordPressの中で動くため、攻撃がサーバーに届いてから防御する仕組みです。大量のアクセスを受けるとサーバーの負荷が増えるほか、プラグイン自体に脆弱性が見つかったり、更新の手間がかかったりする点にも注意が必要です。

個人情報を扱う企業サイトなど、より強固な多層防御が求められる環境では、攻撃をサーバー手前で遮断できるWAFの導入がおすすめです。

企業のWordPressサイトはWAFで守る

WAF(Web Application Firewall)は、Webサイトへの通信を監視し、Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃を遮断する仕組みです。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、総当たり攻撃など、WordPressを狙う代表的な攻撃を、サーバーに届く前に防げます。

WAFの3つの種類

WAFは、導入する形態によって次の3つに分かれます。

  • クラウド型:WAFの事業者のサーバーを経由させる形態。DNSの設定を変更するだけで導入でき、自社のサーバーに負荷がかからない
  • ホスト型:Webサーバーに直接ソフトウェアをインストールする形態。サーバーごとに導入と管理が必要
  • ゲートウェイ型:専用の機器をネットワークに設置する形態。大規模なサイト向けで、導入の費用がかかりやすい

WordPressで企業サイトを運営している場合は、サーバーの設定を大きく変えずに導入できるクラウド型が始めやすい選択肢です。

セキュリティプラグインやレンタルサーバーのWAFとの違い

セキュリティプラグインや、レンタルサーバーが提供するWAFとの主な違いは次のとおりです。

項目セキュリティプラグインレンタルサーバーのWAFクラウド型WAF
防御する位置WordPressの中サーバーサーバーに届く前
ルールの調整・運用のサポート自社で設定サーバー会社の標準設定が中心事業者がサポートする製品が多い
DDoS攻撃への対応対応しにくいサーバー会社による対応する製品が多い
複数サイトの一元管理サイトごとに設定サーバーごとに設定1つの管理画面で管理できる製品がある

※機能は製品やサービスによって異なります

WordPress向けWAFの選び方

WordPress向けのWAFは、次の4つの観点で選びましょう。

  • サーバーやWordPressの設定を変えずに導入できるか
  • WordPressへの主な攻撃に対応しているか
  • 誤検知の調整やルールの更新を任せられるか
  • サイト数やデータ転送量に対して料金が見合うか

サーバーやWordPressの設定を変えずに導入できるか

クラウド型のWAFなら、DNSの設定を切り替えるだけで導入が完了し、サーバーやWordPressにソフトウェアを追加する必要はありません。Web担当者だけで導入を進めやすい点がメリットです。

SSL証明書の更新をWAFの側で自動で行えるかも確認しましょう。たとえば「AIONCLOUD WAAP(WAF)」は、WebサーバーのDNSレコードをAIONCLOUDの指定する設定(CNAME)に変更する方法で導入できます※。

※出典:AIONCLOUD「AIONCLOUD Docs ユーザーガイド」(2026年10月27日閲覧)

WordPressへの主な攻撃に対応しているか

SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといったWebアプリケーションへの攻撃のほか、総当たり攻撃、DDoS攻撃、Botによる不正なアクセスに対応しているかを確認しましょう。

海外からの不審なアクセスが多い場合は、IPアドレスや国単位でアクセスを制限できる製品も候補です。たとえば「攻撃遮断くん」は、DDoS攻撃やBotへの対策に加え、IPアドレスや国単位のアクセス制限に対応しています。

誤検知の調整やルールの更新を任せられるか

WAFは、正常な通信を攻撃と判断してしまう「誤検知」が起きる場合があります。問い合わせフォームが送信できなくなるなど、サイトの運営に影響が出ることもあるため、誤検知が起きたときの調整を任せられるかを確認しましょう。

攻撃の手口は日々変わるため、防御のルール(シグネチャ)を自動で更新してくれるかも重要です。たとえば「SiteGuard Cloud Edition」は、AIによるシグネチャの自動調整と、エンジニアによる運用のサポートを提供しています

サイト数やデータ転送量に対して料金が見合うか

WAFの料金は、サイトの数やデータ転送量によって決まる製品が多く見られます。複数のサイトを運営している場合は、1契約で複数のサイトを登録できるプランがあるかを確認しましょう。

データ転送量の上限を超えたときの料金も、あわせて確認したい点です。たとえば「PrimeWAF」は、1サイトだけを守る1サイト限定プランと、複数のサイトを守れるサイト入れ放題プランを用意しています。

WAF製品の比較ポイントについては、以下の記事も参考にしてください。

WordPressのセキュリティ対策におすすめのWAF6選

WordPressのセキュリティ対策におすすめのWAFを紹介します。DNSの設定変更で導入できるクラウド型を中心に、Web担当者でも導入を進めやすい製品を取り上げました。

攻撃遮断くん

株式会社サイバーセキュリティクラウド
2026上半期 資料請求数ランキング1位
  • Webアプリケーションへの攻撃に加え、DDoS攻撃やBotへの対策に対応する
  • IPアドレスや国単位でアクセスを制限できる
  • 月額10,000円から、最低利用期間1か月で始められる

攻撃遮断くんは、サイバーセキュリティクラウドが提供するクラウド型のWebセキュリティサービスです。Webアプリケーションへの攻撃に加え、DDoS攻撃やBotによる不正なアクセスへの対策、IPアドレスや国単位のアクセス制限をまとめて提供します。

SSL証明書の自動更新にも対応しており、証明書の更新作業の手間を減らせます。守る対象に応じて、Webセキュリティタイプ、DDoSセキュリティタイプ、サーバセキュリティタイプから選択可能です。

最低利用期間は1か月で、Webサイトの入れ放題プランもあるので、まず1つのサイトで試してから対象を広げたい企業におすすめです。

攻撃遮断くんの料金プラン・価格

プラン初期費用月額
WebセキュリティタイプNeo要問い合わせ10,000円〜
WebセキュリティタイプNeo(Webサイト入れ放題プラン)要問い合わせ80,000円〜
DDoSセキュリティタイプNeo要問い合わせ15,000円〜

掲載されているのは一部のプランで、無料トライアルも用意されています。

SiteGuard Cloud Edition

EGセキュアソリューションズ株式会社
  • DNSの設定を変更するだけで導入でき、機器やソフトウェアのインストールが不要
  • AIによるシグネチャの自動調整と、エンジニアによる運用サポートを受けられる
  • 1契約で複数のサイトの登録に対応する

SiteGuard Cloud Editionは、EGセキュアソリューションズが提供するクラウド型のWAFです。DNSの設定を変更するだけで導入が完了し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、Webアプリケーションへの攻撃を防ぎます。

AIによってシグネチャを自動で調整するほか、エンジニアによる運用のサポートも受けられます。L3/L4のDDoS攻撃に加え、HTTP FloodやSlow HTTPといったL7の攻撃にも対応可能です。

1契約で複数のサイトの登録に対応し、定期的なセキュリティレポートも提供されるため、コーポレートサイトとオウンドメディアなど複数のWordPressサイトをまとめて守りたい企業におすすめです。

SiteGuard Cloud Editionの料金プラン・価格

プラン初期費用月額
400GBまで(10FQDN)100,000円25,000円
1TBまで(10FQDN)100,000円50,000円
4TBまで(20FQDN)100,000円80,000円

400GBのプランは、上限を超えると1GBあたり20円の追加料金がかかります。

  • DNSの切り替えで導入でき、専用の機器が不要
  • SQLインジェクションやDDoS攻撃、OSコマンドインジェクションなどに対応する
  • 不正な通信の履歴をダッシュボードで可視化する

PrimeWAFは、バルテスが提供するクラウド型のWAFです。DNSの切り替えなどの簡単な設定で導入でき、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、DDoS攻撃、OSコマンドインジェクションなどの攻撃を防ぎます。

不正な通信の履歴はダッシュボードで可視化され、期間ごとに比べられるレポートも利用可能です。

1つのサイトだけを守る1サイト限定プランがあり、まずはコーポレートサイトだけを守りたい企業におすすめです。

PrimeWAFの料金プラン・価格

プラン初期費用月額
1サイト限定プラン(160GB未満)55,000円14,300円
1サイト限定プラン(160GB以上10TB未満)55,000円33,000円
サイト入れ放題プラン(10TB未満)55,000円110,000円

BLUE Sphere

株式会社アイロバ
2026上半期 資料請求数ランキング1位
  • クラウド型WAFを中心に、DDoS対策や改ざん検知、DNS監視をまとめて提供する
  • 設定とルールの調整を専門スタッフが担う
  • 被害に備えたサイバー保険が付帯している

BLUE Sphereは、アイロバが提供するWebサイト向けのクラウド型セキュリティサービスです。Webサイトへの攻撃を防ぐWAFを中心に、DDoS攻撃への対策、サイトの改ざん検知、DNSの監視を1つのサービスで提供します。

導入時の設定や、攻撃の傾向にあわせたルールの調整は専門スタッフが担うため、社内にWebセキュリティの知識がなくても運用を始められます。

万が一の被害に備えたサイバー保険も付帯しており、改ざんの検知まで含めて運用を任せたい企業におすすめです。

BLUE Sphereの料金プラン・価格

プラン初期費用月額
N001(0.500TBまで・新規限定)100,000円45,000円
M001(1.004TBまで)100,000円68,000円
M003(3.003TBまで)100,000円98,000円
M005(5.022TBまで)100,000円128,000円

プランは、直近3か月のWebサイトからのデータ転送量で決まります。

Cloudflare

Cloudflare Japan株式会社
  • WAF、DDoS攻撃への対策、Bot管理をまとめて提供する
  • 世界各地のデータセンターを経由して通信を守る
  • 無料プランから始められる

Cloudflareは、Cloudflare Japanが提供するWebセキュリティとネットワークのサービスです。WAFでゼロデイ攻撃や不正アクセス、アカウントの乗っ取りの試みを防ぐほか、DDoS攻撃への対策とBotの管理にも対応します。

サイトへの通信は、125か国以上・335以上の都市にあるCloudflareのデータセンターを経由する仕組みのため、攻撃をWordPressのサーバーに届く前の段階で遮断できます。

無料プランから始められ、必要に応じて有料プランに切り替えられるため、費用を抑えてWAFを試したい企業におすすめです。

Cloudflareの料金プラン・価格

プラン初期費用月額
Free要問い合わせ0ドル
Pro要問い合わせ20ドル
Business要問い合わせ200ドル
Enterprise要問い合わせ要問い合わせ

追加機能は月額課金で、Enterpriseプランは年間契約の個別見積もりです。

AIONCLOUD WAAP(WAF)

  • グローバルの脅威情報を活用して攻撃を防ぐ
  • シグネチャが自動で更新され、保守やメンテナンスが不要
  • 月額8,640円から利用でき、無料プランもある

AIONCLOUD WAAP(WAF)は、株式会社モニタラップが提供するクラウド型のWAFです。グローバルの脅威情報を活用した防御機能を備え、シグネチャも自動で更新されるため、保守やメンテナンスの手間をかけずに運用を続けられます。

DNSの設定を変更することで、最短1日以内に導入可能です。ほぼすべてのWebサーバーに対応しており、2つまでのFQDNは追加料金なしで登録できます。

月額8,640円からの料金プランに加えて無料プランもあり、費用を抑えてWAFを始めたい企業におすすめです。

AIONCLOUD WAAP(WAF)の料金プラン・価格

プラン初期費用月額
Essential0円8,640円
Business要問い合わせ10,160円
Enterprise要問い合わせ14,230円

通信容量は月5GBまで無料で、それ以降はセキュリティ機能ごとに100GBから3TBの範囲で選択します。FQDNの追加は3つ目から1つにつき月額328円です。

定期的な脆弱性診断で弱点を見つける

WAFで攻撃を防ぐだけでなく、サイトそのものに弱点がないかを定期的に確認することも大切です。脆弱性診断では、WordPressのサイトやサーバーに、攻撃の入口となる弱点が残っていないかを調べましょう。

診断には、ツールを使って自動で調べる方法と、セキュリティの専門家が手作業で調べる方法があります。サイトのリニューアルや大きな機能の追加の後など、節目ごとに診断を受けると、WAFだけでは防ぎきれない弱点を見つけられます。脆弱性診断のサービスを比較したい方は、以下の記事を参考にしてください。

WordPressが改ざん・不正ログインの被害に遭ったときの対応

改ざんや不正ログインの被害に気づいたら、被害の拡大を防ぎながら、次の手順で対応を進めましょう。

  1. サイトをメンテナンス表示に切り替える:閲覧者への被害の拡大を防ぐ
  2. すべてのアカウントのパスワードを変更する:WordPressの管理者アカウントに加え、サーバーやデータベース、FTPのパスワードも変更する
  3. 改ざんされたファイルや不審なアカウントを調べる:見覚えのないファイルや管理者アカウントがないかを確認する
  4. バックアップから復旧し、本体・プラグインを更新する:被害の前のバックアップから復元し、侵入の原因となった脆弱性をふさぐ
  5. 個人情報の流出が疑われる場合は報告を検討する:個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要か確認する

自社だけで原因の調査や復旧が難しい場合は、サイトを構築した制作会社やセキュリティ会社に早めに相談しましょう。

WordPressのセキュリティ対策でよくある質問

WordPressのセキュリティ対策を検討するときによく挙がる質問に回答します。

無料でできるWordPressのセキュリティ対策はありますか?

WordPress本体・プラグイン・テーマの更新、使っていないプラグインの削除、パスワードの強化、2段階認証の設定、定期的なバックアップは、費用をかけずに始められます。

まずはこれらの基本の対策がすべてできているかを確認し、そのうえでWAFなどのツールを検討しましょう。

セキュリティプラグインだけで十分ですか?

個人のブログなど小規模なサイトであれば、基本の対策として有効です。ただし、セキュリティプラグインはWordPressの中で動くため、攻撃がサーバーに届いてから防御する仕組みです。

問い合わせフォームなどで個人情報を扱う企業サイトでは、攻撃をサーバーに届く前に防ぐWAFとの併用を検討しましょう。

レンタルサーバーのWAFだけで十分ですか?

多くのレンタルサーバーが、標準でWAFの機能を提供しています。ただし、防御のルールの調整や運用のサポート、DDoS攻撃への対応の範囲は、サーバー会社によって異なります。

誤検知の調整を任せたい場合や、複数のサイトをまとめて守りたい場合は、クラウド型のWAFも比較してみましょう。

ログインURLを変更すると効果はありますか?

ログインURLを変更すると、初期設定のURLを狙う自動化された総当たり攻撃を減らす効果があります。

ただし、ログインURLの変更だけでは十分ではありません。推測されにくいパスワードや2段階認証、ログインの試行回数の制限と組み合わせて、ログインを強化しましょう。

基本の対策とWAFを組み合わせて、WordPressサイトを安全に運用しよう

WordPressのセキュリティ対策の要点をまとめます。

  • WordPressは利用者が多く、脆弱性の大半はプラグインにある
  • 本体・プラグイン・テーマの更新を最優先に、使っていないプラグインは削除する
  • パスワードの強化や2段階認証で、ログインを強化する
  • セキュリティプラグインは攻撃がサーバーに届いてから防御するため、企業サイトはWAFを組み合わせる
  • WAFは導入形態、防御の範囲、運用のサポート、料金で比べる

気になるWAFが見つかったら、資料を取り寄せて機能と料金を見比べてみてください。

WAF選び方ガイド

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