ワカルク導入事例 採用工数を週10時間→半分以下に削減 担当者の対応の速さが決め手に


・コンサルティング・専門サービス
・従業員数 2〜10人
・人事総務
・契約・派遣・委任
採用担当は1名のみ。週10時間の採用工数が、営業支援やPM業務を圧迫
―――採用代行サービスを導入する前は、どのような体制で採用業務を行っていたのでしょうか?
導入前は、私一人が主に人事として採用を担当していました。
数年前からWantedlyを活用していましたが、最近は応募者が集まりづらいなと感じていました。また、やはり一人で運用するのはかなり工数がかかるので、もっと人手が必要だと思いました。
―――採用業務の工数は、具体的にどれくらいかかっていたのでしょうか?
一日あたり2時間、一週間あたり10時間前後かかっていました。 特に、応募者とのカジュアル面談の日程調整を個別に実施し、一人あたり30分から45分の時間を確保するのがかなり大変でした。
―――週10時間となると、他の業務への影響も大きかったのではないでしょうか?
はい。私は他にも営業支援やプロジェクトマネジメントなど様々な業務がありましたので、とても忙しかったです。 特に学生の応募者は夕方以降の時間にカジュアル面談を設定することが多かったので、業務時間がどうしても長くなりがちでした。残業が増え、今までは自由時間だった夜の時間にもまだ仕事が残っていて、プライベートの時間が減るという影響が出ていました。
―――そうした業務過多の状態が、サービス導入を検討されたきっかけですか?
はい。社内の課題として、採用担当できるメンバーが自分一人しかいなかったので、業務が増えすぎている状態でした。そこで、代行サービスを活用して、私自身が他の業務にもしっかり時間を割けるようにしたいと思い、検討を始めました。
決め手は「月15万以内」の予算感と「対応の速さ」。Wantedly運用の知見も重視
―――サービスの選定はどのように進めましたか?
私の立場は情報収集担当でしたので、主にGoogle検索で「採用代行」というキーワードを入れて探していました。重視していた点は、サービスの料金と、Wantedlyを使った採用の支援をしてもらえるかという点です。最終的には3社で比較しました。
―――コスト面はどの程度を想定していましたか?
具体的な金額のイメージは、一ヶ月あたり10万円から15万円以内です。限られた予算の中で対応してもらえることを重視しました。
―――コスト以外で、選定時に重視したポイントはありますか?
メールや電話など、対応の速さを大切にしていました。初期の問い合わせ段階や、打ち合わせをした後の対応のスムーズさです。
―――今回導入された「ワカルク」の印象はいかがでしたか?
担当の方はとても迅速に、丁寧に対応してくれたので、とても良かったです。営業時間内であれば、メールで質問をしたら数時間以内には回答をしてもらえるというスピード感でした。 こちらがやりたいと思っていたWantedlyの運用についても親身に相談に乗ってもらい、とても依頼しやすかったです。
―――最終的な決め手を教えてください。
サービスの比較検討にあまり時間を使いたくなかった、という事情もありました。 「ワカルク」のウェブサイトは、とても分かりやすく代行してもらえる内容がまとまっていましたし、料金も3種類ぐらいのパターンが掲載されていたので、安心して問い合わせができました。 実際に打ち合わせをして、料金も予算内(月10万〜15万円)で収まるということだったので、「まずは一度トライしてみよう」ということでお願いしました。
週10時間の採用業務が「半分以下」に。面談調整の“全自動化”でコア業務へ集中
―――導入後、採用業務の運用はどのように変わりましたか?
Wantedlyのプラットフォーム上で、応募者を「未対応」「対応中」「対応済み」とラベルをつけて管理するフローは変わりませんが、応募者とのやり取りや進捗管理はSlackの採用チャンネルで行っています。
―――「ワカルク」には、どの業務を委託されているのでしょうか?
応募があった段階で送るメッセージはテンプレートで十分対応できるものだったので、初期対応はワカルクさんにお願いしました。 また、面談設定についても、応募者から個別に候補日をもらって、それを社内のメンバーに共有し、日程調整をして、オンラインミーティングのリンクを発行するといった一連の流れを全てお任せできました。これはとても助かりました。
―――導入によって、どの程度の効率化が実現できましたか?
もともと一週間で10時間前後かかっていた採用業務が、半分以下になりました。
―――半分以下ですか。それは大きな成果ですね。
はい。月で換算して約20時間ほど時間が節約できましたので、その時間で営業活動やプロジェクトマネジメントの業務に集中できました。
―――費用対効果についてはいかがですか?
費用は、月30時間の稼働で約12万円、初期費用ゼロでした。 比較していた「まるごと人事」はたしか初期費用10万円で月額25万円ぐらいだったので、安いと感じました。 月12万円で月20時間の工数を削減し、他のコア業務に集中できたので、費用対効果は高かったと思います。
トライアル導入で「効率化」を実感。社内からも高評価
―――今回、担当者はご自身お一人とのことですが、周囲の反応はいかがでしたか?
毎週の社内会議で採用業務について進捗の報告や情報共有する時間があるのですが、そこで代行サービス導入前との比較を共有したところ、「とても効率的で良い」といった肯定的なフィードバックをもらいました。
―――導入にあたり、懸念点などはなかったのでしょうか?
代行サービスの方には答えられない、社員にしか答えられないような質問が応募者から来た場合、私たちが対応しなければならないので、「本当に効率化できるのか」と気にしている部分はありました。 ですが、実際にはよくある質問集を準備していたので、十分に対応できるものでした。
―――サポート体制については、いかがでしたか?
定期的にやりとりはできましたし、コミュニケーションはスムーズに取れていましたので、特に改善してほしい点はありませんでした。とても良かったです。
―――最後に、導入したサービスを10段階で評価すると何点になりますか?
8点です。 今回のサービス導入は「トライアル」という位置づけで、試しに利用してみようということでしたが、とても良い印象を持ちました。 マイナス2点の理由は、理想を言えばもう少安く、10万円を切る価格帯だとお願いできればよかったですね。 とはいえ、効果は実感できましたので、次回も積極的に社内のメンバーに活用を提案したいと思います。
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