Windows Phone(ウィンドウズフォン)3つのメリット・デメリットをそれぞれ比較
2015年、世界のスマートフォンシェアが2%台後半で推移していたWindows Phoneですが、国内初のWindows 10 Mobile搭載機種の発売により、徐々に注目が集まってきています。
今後3年間のWindows Phone市場シェアについては、倍増するとも、現状のまま推移するとも言われており、先行きは不透明です。しかし、「Every Phone」や「KATANA 01」などの機種の評判も上々で、シェアの倍増もあながちあり得ない話ではなさそうです。
そんな中、Windows Phoneの購入をためらっている方が気になるのは、やはり乗り換えによるメリット・デメリットではないでしょうか。
Windows Phoneのメリット・デメリットを、iPhoneやAndroidユーザー目線で紹介していきます。
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Windows Phoneのメリット
1. セキュリティソフトが必要ない
iPhoneユーザーならあまり気にするところではありませんが、スマートフォンの中で最もウイルスの脅威にさらされているAndroidユーザーにとっては気になる部分です。
実は、Windows PhoneもiPhone同様、基本的にセキュリティソフトは必要ないとされています。
というのもWindows Phoneのアプリを提供しているWindowsストアでは厳格な審査のもとアプリが登録されており、不正アプリの蔓延を抑制しています。
さらに、専用アプリはWindowsストア以外からはダウンロードできないため、セキュリティ面はより強固だと言えるでしょう。
Microsoftも公式に「セキュリティアプリは不要」と発表しているので信頼性は高いと言えます。
ただし、iPhoneでもウイルス感染の事例が少なからずあるように、Windows Phoneも例外ではないため、ユーザー自身の注意はやはり必要です。
2. あらゆるデバイスに対応したプラットフォーム
実は、Windows Phoneの最新OSであるWindows 10 Mobileには、PC向けOSのWindows 10との連携機能という特長があります。
クラウドストレージサービスOneDriveや新ブラウザであるMicrosoft Edgeのブックマークの同期など、スマホとPCの連携の幅が広がります。
Windows 10搭載のPCを使っていれば、iPhoneやAndroidユーザーにとっても乗り換える価値があると言えるでしょう。
3. Microsoft Office標準搭載
Windows 10 Mobileでは、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのOfficeアプリが標準搭載されており、使い慣れたインターフェースでOfficeファイルを操作できます。
さらにプロジェクターなどと接続することでプレゼンも可能。
PowerPointに関しては、PCと同じようにスライドを利用できるため、ビジネスシーンでの活躍も期待できます。
Windows Phoneのデメリット
1. 対応アプリ数が少ない
iPhoneやAndroid対応のアプリ数が100万以上あるのに対して、Windows Phone向けのアプリは40万未満と半分以下のため、少し物足りなく感じるかもしれません。
LINEやXなどの必須アプリは対応していますが、その他便利系アプリなどはまだまだといったところです。
特にゲーム関連のアプリが少ないため、普段スマートフォンでゲームを楽しんでいる方にとっては、乗り換えるメリットはあまり多くないかもしれません。
しかしMicrosoft社も開発者向けプラットフォームの整備やiPhone、Android対応アプリをWindows Phoneで利用出来るシステムの開発を進めているので、今後アプリ数は大幅に上昇していく見込みです。
2. 大手キャリア対応がない
国内で販売されているWindows 10 Mobile搭載機種はいずれもSIMフリースマートフォンであり、大手キャリアであるdocomo、au、Softbankから販売されている機種はありません。
そのため大手キャリア独自のサービスを頻繁に利用している方は不便さを感じる可能性があります。
また、機種によって「おサイフケータイ」などの便利機能が備わっていないものもあるので、購入時にはしっかりとスペックを確認しておくことが重要です。
3. 販売機種が少ない
販売されている機種が少ないのもやはりデメリットの一つでしょう。
2017年5月時点でも新しいモデルは登場していませんので、購入には一歩踏みとどまるかと思います。
現在、国内で販売されているWindows 10 Mobile搭載スマートフォンは全7機種で、いずれもfreetelやマウスコンピューターなど、一般のスマホユーザーには馴染みの薄いメーカーです。
この点もWindows 10 Mobile搭載スマートフォン購入に足踏みしているユーザーが多い理由かもしれません。
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