セミナー集客サイト比較5選 | 集客ポータルのメリット・選び方を解説

セミナーを開催するにあたって最も大変なのは、「参加者を集めること」といえるでしょう。
さまざまな企業セミナーの集客ノウハウを紹介するサイトや、集客に特化した代行業者が存在します。そのなかでも、セミナーの開催に慣れていない企業が活用するメジャーなやり方のひとつとして、セミナー集客サイトやポータルサイトに告知するという方法があります。
しかし、これも非常に多くのサイトがひしめきあっている状態で、どのサイトを活用すべきか悩むことでしょう。
そこで、セミナー集客サイトの選び方の基準や、自社で集客用のサイトを作成する際のポイントなどを解説します。
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セミナー集客サイトとは
セミナー集客サイトとは、その名のとおり企業がセミナーを開催する際に必要となる集客の支援をしてくれるサイトです。
無料でセミナー告知をしてくれることも多く、広告コストをかけずに新規の参加者を集める媒体として有効に活用できます。
そこで有益なセミナーだったと参加者に感じてもらえれば、そのまま商品やサービスを購入してくれる可能性が高まります。
セミナー集客サイトの概要
セミナーの集客といえば、ブログやFacebookなどで専用ページを作成して集客する、顧客リストに案内メールを送る、といった方法で集客したりする企業が多いでしょう。
ある程度回数を重ねて一定の集客実績のあるセミナーならば問題ないですが、これから初めてセミナーを開催しようと考えている場合は、認知度がないために、本来参加してもらいたい見込み顧客にリーチする手段をもたないケースは少なくありません。
ですが、セミナー集客サイトで案内をすることによって、ほとんどコストをかけずに一定数のサイト閲覧者にセミナーの存在を知らせることができます。
有料のケースもありますが、自社で集客用のサイトを作成し、一からマーケティングをするよりもコストを抑えることが可能です。
セミナー集客サイトを利用するメリット
セミナー集客サイト(ポータルサイト)を活用するメリットとしては、主に以下の点が挙げられます。
多くの人の目に留まる可能性が高い
こういったポータルサイトを活用するメリットとしては、まず自社セミナーが多くの人の目に留まる可能性があるということです。
特にポータルサイトの閲覧者は日常的にセミナーに参加しているか、学ぶ意識の高い人々であるため、彼らの琴線に触れることができれば、他のアプローチ法に比べて高い確率で参加してくれるでしょう。
チラシやDMといった方法とは違い、費用をかけずに意識の高い層にアプローチできる点は魅力です。
ただし、サイトの閲覧者は必ずしも自社の求める顧客層にマッチするとは限らないため、自社セミナーがどういう層にとってメリットになるのかを説明する必要があります。
セミナーの管理運営が楽になる
サイト独自の機能を使ってセミナーの申し込みから当日の運営にいたるまでの管理ができる点もメリットです。
特にこれまでセミナーを一度も開催したことのない企業にとっては、具体的にどういうプロセスで準備を進めればよいのかわからないケースも多いはずです。
ポータルサイトでは、そういったユーザー層に向けてセミナー開催までの準備に必要な事柄をサポートしてくれる機能を備えているサイトもあり、プロのアドバイザーが相談に乗ってくれるところもあります。
集客サイトは作成すべき?

セミナーを開催したいという企業のなかには、専用の集客サイトを自社で作成し、準備も運営も自社で賄おうと考えるケースも少なくありません。
セミナーの準備や運営はどこまで自社で担当すべきなのでしょうか?
専門外はプロに任せる方がよい
結論をいえば、セミナーの開催に慣れていないならば、専門外のことはプロに任せてしまった方が成果は上がりやすくなります。
はじめてセミナーを開催する場合、多くの企業やセミナー講師が、準備も含めてすべて自分でやらなければいけないという義務感に囚われてしまいがちです。
しかし、特にそういった経験がないならば、自分の専門以外の部分まで自分達で賄おうとするのは無謀です。
自社で担当する領域を明らかにする
セミナーの開催には思った以上にさまざまな雑務がつきもので、会場担当者との交渉や機材の手配、当日の会場整理といったマンパワーを要するものや、専門的な知識が必要とされるものもあります。
それは事前の集客も同様であり、マーケティングやコピーライティングが専門外であるならば、プロに外注してしまった方が確実に集客に結びつきます。
どうしても自社で賄いたい部分があるならば、事前に担当する領域を明らかにしておきましょう。すべて自分でやらなければならないという義務感を捨て、任せるべき部分は他に任せてしまった方が、結局はうまくいくケースが圧倒的に多いです。
少なくとも、自社スタッフがセミナーの運営に慣れるまでは、専門知識を要する分野は外注することをおすすめします。
全体的なコストを意識する
全体的なコストの観点から考えても、すべて自社負担で集客から当日の運営まで行うよりも、必要な部分をプロに外注してしまった方が安上がりになるケースもあります。
専門外の活動は成果に結びつけることが難しく、特に集客の分野では実際の参加者数に明らかな違いとなって顕れるからです。
たとえ外注コストを削って自社で集客を試みても、肝心の来場者数が振るわなければセミナー自体を開催する意味がなくなってしまいます。また運営にもさまざまな問題が発生し、芳しい評価を得られないこともあります。
重要な部分のコストを削ってしまったばかりにセミナーを失敗してしまっては本末転倒です。自社で担当する領域以外は外注してしまいましょう。
セミナー集客サイトの選定ポイント
実際にセミナー集客サイトを選択する際に重視すべきポイントを解説します。
サイトの主なターゲット層
基本的なポイントは、そのサイトの主なターゲット顧客層に注目することです。簡単にいえば、自社が集客したいと考えているターゲット層が、そのサイトに訪問しているかどうかです。
まず、そのサイトで人気になっているセミナーの分野や種類をチェックして、自社セミナーのターゲット層と関わりがあるかを確認しましょう。
自社の見込み顧客のニーズとシナジーを持つセミナーの数はどれぐらいか、頻繁に更新されているか、成果や実績の有無をチェックしましょう。
掲載費用や手数料
ポータルサイトの多くは無料でセミナー情報を掲載させてくれますが、ブランド力のある集客サイトなどのなかには、掲載自体が有料のケースもあります。
できるだけ掲載費用を安く抑えたいという気持ちはわかりますが、掲載を有料にすることによって、セミナー開催者や参加者の質を維持しているという側面もあります。掲載を依頼する際には注意しましょう。
ただ、はじめてのセミナー開催のため「まずは感覚を掴みたい」ということならば、掲載料も申し込みの際に引かれる手数料も無料のサイトを選択することも可能です。
サイト自体の集客力
とはいえ、サイト自体がもつ本当の集客力は、実際に掲載してみなければわからないものです。
そこで複数のサイトに実際に掲載してみて、結果として集客につながったサイトとそうでなかったものを選り分けていくことが重要です。
多くのセミナー開催企業では、一度きりではなく何度もセミナーを行うことを視野に入れているでしょう。
そこでまずは、サイトの集客力を知るために登録してみて、その後のセミナーの集客のために媒体の取捨選択をしていくというスタンスをとるのがおすすめです。
その他のサービスについて
上述のように、セミナー集客サイトのなかには、準備から当日の運営などに関する有益な情報を提供してくれるものや、プロのセミナー講師や運営経験者からアドバイスが得られるところもあります。
そういったサービスを受けられるかどうかもチェックしておきましょう。
特に、はじめてのセミナー開催では、主催者の予想もしなかった事態が起こることも珍しくありませんから、集客や準備、当日の運営にいたるまで、注意すべき点をアドバイスしてくれるサービスは利用しておいて損はありません。
セミナー集客サイト比較5選
最後に、代表的なセミナー集客サイトをいくつか紹介しておきます。
セミナーズ
- ポータルサイトの最大手
- 抜群の知名度
- さまざまなビジネス系セミナーが充実
セミナーズは、セミナーポータルサイトの最大手にして、もっとも知名度の高い集客サイトといえます。企業セミナーという手法自体の知名度を向上させたサイトといえるでしょう。
最大手だけあって分野を問わずさまざまなセミナーが紹介されており、特に起業やマーケティング、集客といったビジネス分野で人気の高いセミナーの掲載が充実しています。
基本登録料や掲載料は無料であり、当サイトを経由して申し込みがあった場合には、その参加者のセミナー料金から手数料が引かれる仕組みになっています。テンプレート登録なども可能であり、はじめてのセミナー開催でも安心です。
### セミナー情報ドットコム
- 口コミによるセミナー検索
- 登録料・掲載料・手数料が無料
- わかりやすいUI
セミナー情報ドットコムは、全国各地で開催される各種セミナーや講演などの情報を網羅的に掲載しているポータルサイトです。こちらも知名度があり、口コミによる人気度や受講者の評価・感想からセミナーを検索できます。
こちらは登録料・掲載料だけでなく、手数料も無料となっており、主催者ページのUIがわかりやすく、セミナー開催がはじめてでも問題なくセミナーを告知できるところが魅力です。講師の設定も可能で、数回にわたってセミナーを開催する場合にも便利です。
セミナーネット
- 東京・大阪を中心としたセミナー情報を掲載
- リスト形式で1週間分の情報がわかる
- 幅広い分野のセミナーを告知可能
セミナーネットは、東京・大阪を中心にセミナー情報を掲載しているポータルサイトです。就活系、ビジネス系のみならず、さまざまな分野のセミナー情報をリスト形式で確認でき、気軽に参加できるものが多くあります。
告知する場合も無料であり、こちらからメールを送り、返信として送られてくるメールからセミナーの登録を行う流れになっています。
ビジネス・セミナー・ガイド
- ビジネス系に特化したポータルサイト
- 信頼度が抜群
- 全体の質が高い
ビジネス・セミナー・ガイドは、ビジネス系のセミナーに特化したポータルサイトであり、大手企業などのセミナーも数多く掲載されている信頼度が高いことが特徴です。
掲載料は東京で4,000円、大阪で3,000円となっており、有料ではありますが、その代わり主催者・参加者ともに全体の質が高く、少々割高でもより知識やノウハウを得たいと考える閲覧者が多くいます。そういった顧客層に告知したい場合には最適なサイトといえるでしょう。
EventForce(イベントフォース)
- 幅広いイベントの告知に活用可能
- SNS機能を有する
- 登録料・掲載料・手数料は基本無料
EventForceは、セミナーや講演だけでなく、交流会や勉強会といったイベント集客にも活用できるサイトです。基本的にはビジネス系セミナーの掲載が多く、SNS機能やコミュニケーション機能を備えているため、セミナー参加前にさまざまな情報を仕入れることが可能です。
主催側としては、サイト内で参加者とコミュニケーションをとることが可能ですから、参加にあたっての疑問点や不安な点などを払拭してあげることで、最終的なセミナー参加率を高めることもできます。
自社セミナーに最適な集客サイトを厳選する
セミナー集客サイト(ポータルサイト)について、基本的な説明から、自社セミナーを掲載する集客サイトを選択するポイントを解説してきました。
セミナーの開催にあたっては、何から何まで自社だけで行うのは難しいため、プロに任せるべき部分は任せてしまった方が最終的には上手くいくケースが多いです。
仮に予算がなかったとしても、確実にセミナーを運営できる方法を模索しながら、効率的に集客ができるサイトを積極的に活用していきましょう。
また、セミナー集客を効率化する手段として、セミナー集客代行というものがあります。
それに関しては以下の記事を参考にしてください。

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