セミナー管理システム比較14選!システムの特徴や選び方を解説

近年では、自社のPRや商品拡販のためにセミナーを開催するのは珍しいことではなく、多くの企業が活用しています。
そのセミナーの準備、運営、結果報告のすべてを社内の担当者が人力で行う場合もありますが、セミナー管理システムを利用すれば大幅に手間を省略でき、集客と成果もあげられます。
そんなセミナー管理システムでできること、おすすめのシステムを比較紹介します!
目次を閉じる
- セミナー管理システムとは
- セミナー管理システムの主な機能
- セミナー管理システムの選び方
- オンラインセミナー対応か
- 集客効果が期待できるか
- 料金体系の合致
- チケット決済などほしい機能があるか
- セキュリティは十分か
- おすすめイベント管理の比較
- おすすめのセミナー管理システム比較14選
- KODOU
- イーべ!
- Q-PASS
- イベントレジスト
- Event Cloud Mix
- SPIRAL®
- EventCreate
- Peatix
- ChoiceResearve
- Doorkeeper
- Seminar One (旧名:Sansan Seminar Manager)
- eventos
- Eventory
- EventHub
- セミナー管理システムを導入してセミナーを成功に導こう
- BOXILとは
セミナー管理システムとは
セミナー管理システムとは、セミナーの告知から申し込み、受付、集計、報告といったセミナー開催における一連の業務を支援してくれるシステムのことです。オールインワンで運営管理できるシステムもあれば、集客や告知に強みのあるツール、予約管理システムをセミナーに適用したもの、セミナー開催中の質問や商談を促進させる機能が豊富なもの、マーケティングに活かせるデータ分析に定評のあるシステムなど、さまざまな特徴があります。
セミナー管理システムの主な機能
セミナー管理システムを活用することにより、それまで要していた準備や開催後のさまざまな業務を効率化するだけでなく、セミナー開催の効果を何倍にも引き上げられます。
セミナー管理システムは、セミナーの事前準備、当日運営、事後報告のそれぞれの段階で、次のような業務をサポートしてくれます。
事前準備
- セミナー告知用のWebサイト作成
- セミナー申し込みフォームの作成
- 集客状況・参加人数の集計
- セミナー協賛企業・講師管理
- 事前通知
- キャンセル対応
当日運営
- 当日受付
- 質疑応答などのインタラクティブなコミュニケーション
事後報告
- フォローメール送信
- 参加者データ分析
- 報告書作成
- 動画アーカイブ機能
上記の機能以外にも、有料セミナーの決済機能、SNSとの連携、参加者への事前のリマインドメール、アンケート機能などを備えたシステムもあります。
また、セミナー運営に役立つシステムという枠を超え、セミナーに参加した人たちに向けのマーケティングや営業活動の施策につなげられるツールもあります。
セミナー管理システムの選び方
自社が開催するセミナーのタイプや目的にあったセミナー管理システムを選ぶためには、次のようなポイントに気をつけましょう。
オンラインセミナー対応か
セミナー管理システムには、オフライン開催対応、オンライン開催対応、オンオフ同時開催のハイブリッド対応のシステムがあり、機能に大きな違いがあります。手軽にオンラインセミナーを開催したい場合には、オンラインセミナー特化型か、ハイブリッドタイプのセミナー管理システムを選ぶようにしましょう。
集客効果が期待できるか
セミナー管理システムの中には、すでに特定のコミュニティやユーザーを抱えているプラットフォームもあり、求める参加者とマッチングする場合には集客効果が期待できます。魅力的なセミナー告知サイトやLPを、HTMLやCSSの知識なしに作成できるシステムや、SNSとの連携に優れたシステムもあるため、集客面の機能や特徴をよく確認しておきましょう。
料金体系の合致
セミナー管理システムのビジネスモデルは、SaaSタイプとチケット販売手数料に基づくタイプがあります。SaaSタイプの場合は、一定期間の開催イベント数、参加人数、オンライン配信時間などによってプラン分けされています。自社セミナーの目的が、チケット販売収入を狙ったものか、年間にどのくらいの規模のセミナーをどういう頻度で開催するのかによって、最適な料金プランのセミナー管理システムは変わってきます。
チケット決済などほしい機能があるか
セミナー開催によって利益を得たい場合は、有料チケットの販売決済機能のあるセミナー管理システムを選びましょう。セミナーの目的が顧客獲得や営業の場合は、オンラインセミナー上ですぐに質疑応答や商談に移れるライブミーティング機能やチャット機能、CRMとの連携機能、参加者分析機能などをチェックしてみましょう。
セキュリティは十分か
セミナー管理システムでは、参加者の個人情報を扱うため、データ送信・保管に十分なセキュリティが要求されます。システムが、個人情報保護対応しているか、暗号化通信など情報セキュリティ対策は万全かをよく確認することも重要です。
おすすめイベント管理の比較
ボクシルでは、実際にサービスを利用した人の評価や口コミをまとめて比較できます。
気になったサービスを選んで比較してみてください。
おすすめのセミナー管理システム比較14選
セミナー管理のできるおすすめのシステムを紹介します。まとめて一度に各サービスの資料をご覧になりたいという方は下記のボタンからどうぞ!
KODOU - 株式会社ビッグビート
- システム運用から問い合わせ対応までサポート
- 視聴者を限定したイベントの開催も可能
- ブラウザ閲覧でアプリダウンロードは不要
KODOUは、イベントを包括的に支援する法人向けオンラインイベントプラットフォームです。イベントを熟知した担当者が要望をもとに、セミナーの目的に合った配信方法や構成、集客に関して企画します。
また、視聴者へのログイン情報やリマインドメールの送信、問い合わせ対応など細かい事務局の作業も対応するため、セミナー配信側の負担が軽減されます。
イーべ! - 株式会社フラッグシステム
- 入金状況の一覧管理で集金の手間を軽減
- リマインダーメールで当日の参加率UP
- クレジット決済受付が可能
イーベ!は、イベント・セミナー開催実績8,000以上※の受付管理システムです。受付フォームの作成から入金状況の確認までの一元管理が可能です。ワンクリックで入金状況の変更と入金確認メールの送信ができ、また未入金者へ支払いの催促を通知します。イベント当日に参加者へメールを自動で送信するリマインダー機能により、キャンセルを減らし、参加率の向上を見込めます。StripeやPayPalアカウントとの連携も可能で、銀行や各金融機関の振込確認や現金のやり取りが不要になるので、事務処理を軽減します。
※イーベ!公式サイトより(2020年2月時点)
Q-PASS - 株式会社コプロシステム
- Web申し込みフォームをスピーディに設定
- スムーズな来場受付の実現
- 充実の顧客管理機能
Q-PASS(キューパス)は、申し込みフォーム・イベント当日受付・スマートフォン対応を完備したオンラインセミナー対応の来場者管理システムです。QRコードやバーコードによるスムーズな受付ができ、来場情報はリアルタイムにDBに蓄積されるので、集計結果をその場でWeb管理画面から確認できます。受付完了やリマインダーの他、登録ユーザーへの一斉/個別のメール送信機能を装備しているため、基本的な管理作業はQ-PASSだけで可能です。また、SSLによるセキュア通信を標準装備しており、データはセキュリティに万全を期したサーバー環境で安全に運用できます。
イベントレジスト - イベントレジスト株式会社
- ビジネスイベントに特化した機能を安価で
- 高レベルの情報セキュリティ管理体制
- イベント運営のサポート体制も万全
イベントレジスト(EventRegist)は、日本経済新聞社のグループ会社で、誰でも簡単にイベントの告知から事前決済、申し込み、参加者管理までできる、イベント主催者・運営会社向けのサービスです。複数セッションの運用管理が行えるタイムテーブル機能や、特定の参加者が受付をした際の来場通知メール機能など、ビジネスイベントに特化した機能を安価に利用できます。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS認証)とプライバシーマークを取得しており、情報セキュリティ管理体制も万全。イベント運営を熟知したメンバーがサポートしてくれるので、初めてセミナーを主催する人でも安心です。
Event Cloud Mix - 株式会社メジャース
- イベント・セミナー管理に必要な100以上の機能
- 情報共有で状況把握をスムーズに
- 定額制で低価格
Event Cloud Mixは、登録者管理、サイト運営、当日来場管理、モバイルアプリ管理など100を超える機能をオールインワンで提供しています。イベント期間前・期間中・期間後それぞれの段階で必要となる機能を網羅するイベント管理システムです。大型セミナーから勉強会までさまざまなイベントに活用でき、情報を一元管理できます。来場者データをCRMやマーケティングオートメーションなどにAPI連携できるので、イベント実施後のマーケティング活動にも役立ちます。
SPIRAL® - 株式会社パイプドビッツ
- ワンストップのセミナー・イベント管理システム
- 顧客情報を一元管理
- 高いカスタマイズ性
SPIRAL®︎は、アプリケーション開発ツールと、クラウドDBを統合した情報資産プラットフォームです。セミナーの告知から受付フォーム作成、来場客の管理までワンストップで運用できる、セミナー・イベント管理システム SPIRAL®を提供しています。複数のセミナーを同時に受付管理可能で、急なセミナー開催にも対応できます。セキュリティ面では、ログインできるアプライアンスやIPを制限することで、システムを安全に管理できます。ぜい弱性の診断でもAAAランクを獲得しています。
EventCreate
- 過去ユーザーやアンケート回答者に一括告知
- セミナー当日の出欠確認機能
- CSV形式で外部CRM・SFAなどと連携
EventCreate(イベントクリエイト)は、CRMの機能を組み込んだセミナー・イベント運営管理システムです。イベントクリエイトのCMSによってWeb上にページを作成できます。一度作ったイベントをテンプレートとして、新たな類似イベントを作成できます。電子証明書などを用いた二要素認証がオプションで用意され、継続プランの最低契約期間は6か月となっています。
- 告知ページ作成CMS
- イベント紹介動画作成サービス
- チケット再販機能
Peatixは、イベント・セミナー管理や運営を行うWebサービスです。イベントスタッフ派遣など、運営を全面的に引き受ける「Peatixビジネス」というBPOも行っています。840万人以上※のユーザーの中から興味のある人に告知ができるので、セミナー集客に強いのが特徴です。申し込み状況や告知ページのPV数などをリアルタイムに確認でき、参加者とのメッセージのやり取りも可能です。
※Peatix公式サイトより(2022年2月時点)
ChoiceResearve
- ビジネス向けセミナー予約管理
- クレジット決済対応
- 時間割・会議室型・イベント型などの予約方法
ChoiceResearveは、クラウド型のセミナー予約管理システムです。Web経由で予約をすれば、ペーパーレス化や人件費削減につながります。ネット上でインタラクティブなコンテンツを提供したり、インパクトのある画面を工夫したりすれば、セミナー申し込み数の向上が見込めます。セミナー予約管理システムの利用によって、顧客獲得のみではなく、業務の円滑化も図れるでしょう。
- 初回イベントは無料
- オンラインチケット発行
- 無制限のコミュニティ作成
DoorKeeperは、集客・集金機能が揃ったセミナー・イベント管理ツールです。初回イベントは無料で、すべてのプランで無制限のコミュニティを作成できます。有料チケット販売、QRコード付きのデジタルチケットの送信機能、イベントが満席の場合のキャンセル待ち機能、イベント前日のリマインダーメール自動送信が用意されています。スマートフォンアプリで参加者を受付できる、チェックインアプリも提供しています。
Seminar One (旧名:Sansan Seminar Manager)
- BtoB企業のセミナー向け
- セミナー管理から営業を強化
- Sansanのオンライン名刺テクノロジー
Seminar One (旧名:Sansan Seminar Manager)は、Sansan株式会社が提供するワンストップでセミナー・ウェビナーの開催を実現する法人向けセミナー管理システムです。Sansanのテクノロジーによって、セミナー開催前に参加者の名刺が受け取れ、当日の受付も無人化できます。登録者はQRコードを読み取るだけでオンライン名刺を使った申し込みが可能。マーケティング活動には欠かすことのできないMAツールや、各種システムとの連携にも対応しています。
eventos
- オンラインとオフラインのハイブリッド対応
- ノーコードで自社プラットフォームを構築
- かんたんLive!配信
eventosは、bravesoft株式会社が提供するハイブリッド型セミナー・イベント管理システムです。ウェビナーやオンラインセミナー・展示会などを簡単に開催でき、公式アプリの配布からチケット決済、開催後のデータ分析まで完全対応しています。オンラインMTG機能やマッチングチャット機能で商談を促進させます。かんたんLive!配信は、出展者マイページからボタン1つでライブ配信できます。
Eventory
- オン・オフ同時開催イベントに対応
- CRM機能で招待メールを直接送信
- IT導入補助金認定ツール
Eventoryは、ヨーロッパ発のオールインワンイベント運営プラットフォームです。イベントの企画・開催・フォローアップ・分析までを一元管理し、オンライン・オフラインの同時開催イベントにもシームレスに対応します。CRM機能で、招待メールをメーラーを使わず直接送信可能です。イベント開催中のグループチャットやリアルタイム投票、アンケート、ライブQ&Aなど、エンゲージメントを高める双方向のコミュニケーションツールを完備しています。厳格な個人情報保護にそって、イベントに関わるすべてのアクティビティをデータ化します。
EventHub
- オンライン・ハイブリッド・オフライン対応
- ビジネスイベントに特化
- MAツール連携
EventHubは、ビジネスイベントに特化したイベントプラットフォームです。数十人規模のウェビナーから、大規模セミナーまで幅広い種類のイベントをオンライン空間で開催できます。チケット販売、参加者管理、動画配信、アンケートなどのオンラインイベントに必要なすべての機能を提供します。オフラインイベントでは、QRコードチェックイン、参加者マッチング、活動情報の取得を利用できます。アーカイブ配信やMAツール連携といった便利な機能もあります。
セミナー管理システムを導入してセミナーを成功に導こう
セミナーの準備に追われてしまうと、ついつい開催すること自体が目的のようになってしまいがちです。そうならないためにも担当者の負担を減らし、セミナー本来の狙いをより効果的にしてくれるセミナー管理システムの導入は積極的に検討したいところです。
それぞれのシステムの特長と自社のニーズを照らし合わせ、最適なセミナー管理システムを導入しましょう!
こちらの記事では、イベント管理システムについて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計800社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
