オンライン決済できるイベント管理システム7選!決済の導入方法や選び方も解説
イベント管理システム・ツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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イベント管理システムによるオンライン決済とは
有料イベントの集金方法には、イベント当日に直接現金を預かる方法のほか、銀行振込みやオンライン決済などがあり、近年では利便性などの観点からオンライン決済が普及しつつあります。
代表的なオンライン決済は次のとおりです。
- クレジットカード決済
- デビットカード決済
- QRコード決済
- コンビニ決済
- 電子マネー決済
イベント管理システムの中には、オンライン決済機能が搭載されているサービスもあります。
そもそもイベント管理システムとは、イベントの告知や当日の受付、来場者管理などを効率化するシステムのことです。イベント管理システムに搭載されたオンライン決済機能を利用することで、イベント主催者はイベントの準備、運営、決済を一元管理できます。
オンライン決済のタイプ
オンライン決済システムは、決済方法別に「実店舗とオンライン決済に対応」「ECサイトでのチケット販売に特化」「SaaSやサブスクアプリでの決済に対応」の3つに大別されます。
上記のうちイベントでの支払いで主に利用される2つのタイプの特徴について解説します。
実店舗とオンライン決済に対応
オンライン決済だけでなく、実店舗やイベント会場での決済にも対応したタイプです。
実店舗やイベント会場での決済とオンライン決済の両方に対応する必要がある場合、実店舗対応不可のタイプを選んでしまわないように注意しましょう。イベント管理システムを選ぶ際には、対応している決済方法を確認する必要があります。
チケット販売などのオンライン決済に特化
ECサイトでのチケット販売などに特化したタイプです。メールやSNSで決済用URLを送信する機能や、ワンタイムパスワードを発行する専用のトークン機能など、自社サイトに合わせてシステムを構築できる機能が充実しているサービスが多くあります。
オンライン決済できるイベント管理システムの選び方
オンライン決済できるイベント管理システムの選び方のポイントは、主に次の4点です。
- 単発利用か継続利用か
- 決済手段の選択肢が豊富にあるか
- 利用料や決済手数料が安いか
- 参加率向上につながる機能があるか
各ポイントを解説します。
利用は単発か継続か
システムを単発で利用するのか、継続して利用するのかによって選ぶべきシステムは異なります。
イベントの開催頻度が低い場合は、単発利用プランがあれば十分で、必要最低限の機能を備えたシンプルなプランがおすすめです。
しかし、定期的にイベントを実施する場合は、継続利用プランや機能が充実しているシステムを選ぶようにしましょう。たとえば、来場者データを取得できる機能があれば、次回のイベントに向けた改善にも役立ちます。
決済手段の選択肢が豊富にあるか
決済手段の選択肢が豊富にあるかどうかも、オンライン決済ができるイベント管理システムを選ぶ際にチェックすべきポイントの1つです。ユーザーが普段使用している決済方法が選択肢の中にあれば、イベントの参加率向上につながります。
ターゲットユーザーや、イベントの性質に合った決済手段をもつシステムの導入をおすすめします。
利用料や決済手数料が安いか
利用料や決済手数料が安いかどうかも、オンライン決済が可能なイベント管理システムを比較検討する際のチェックポイントです。
イベント管理システムは、料金体系がそれぞれ異なります。決済手数料のみのシステムもあれば決済手数料に加えてサービス料がかかるシステム、さらに月額利用料がかかるシステムも存在します。
一般的には、月額利用料がかかるシステムのほうが、決済手数料が安く抑えられている傾向があります。そのため、ある程度まとまった売上になる場合は、月額利用料がかかるシステムのほうが総額が安くなるケースがあり得ます。
イベントの売上や頻度などを総合的に勘案して、費用総額を安く抑えられるシステムを選択しましょう。
集客力アップや参加率向上につながる機能があるか
イベント管理システムを選ぶ際は、参加率向上につながる機能の有無や、システム自体に集客力があるかなどを確認しましょう。
たとえば、画面UIがシンプルで、リンクURLからアクセスするだけで簡単にイベント参加ができるシステムであれば、フォーム入力のハードルが下がりやすくなります。また、メール配信できるCRM機能を備え、ユーザーをセグメントして対象者に参加を促すメールを送信できるシステムもあります。
オンライン決済が可能なイベント管理システム7選
おすすめのオンライン決済が可能なイベント管理システムを紹介します。システムの導入を検討する際に、ぜひ参考にしてください。
CLOUD PASS - 株式会社ユニエイム
- 運営施設・イベントに応じた販売方法を選択できる
- 導入費用・システム利用料がリーズナブル
- 申し込みフォーム、抽選、定員制限など豊富な機能を搭載
CLOUD PASSは、オンライン販売と現地販売の両方に対応した、リーズナブルな料金プランが特徴のイベント管理システムです。多岐にわたる決済方法と入場方法で、煩雑になりがちなチケット販売の手間を削減します。チケットの在庫や売上情報を自動反映できるため、逐一データ入力をする必要がありません。ユーザーのデータを収集する機能によって、マーケティングや市場分析にも活用できる点が強みです。
- オンライン・リアル・ハイブリッドのいずれの開催形式にも対応
- イベント運営に必要な機能がワンストップで利用可能
- チケットの返金処理や領収書の自動発行に対応
EventHubは、オンライン・リアル・ハイブリッドのいずれの開催形式のイベントにも対応したイベント管理システムです。集客や来場者管理に関する機能が豊富で、クレジットカード決済にも対応しています。また、登録上限や期限の設定ができるため、「早割」や「学割」などの複数のチケットタイプが存在するイベントに適しています。また、チケットの返金処理や領収書の自動発行にも対応できます。
- 基本機能の利用は無料
- イベントの目的や規模に応じた料金体系を選択できる
- オンラインイベントにも対応参加者の来場履歴が可視化できる
イベントレジストは、基本的なイベント運営に必要な機能を無料で利用できるイベント管理システムです。法人主催のセミナーやイベント、シンポジウムなどで必要な機能については有償のプレミアム機能で利用できます。無料のBasicプランでも参加者の来場履歴や統計情報を確認できるため、イベント業務の効率化に役立ちます。有料チケットの販売手数料は8%で、PayPal決済とクレジットカード決済に対応しています。
イベントペイ
- 最短3営業日で利用可能
- 初期費用および月額利用料無料
- リアルタイムで申し込み状況・入金状況の確認が可能
イベントペイは、イベントの申し込み受付から決済、参加者情報の管理までを一元管理できるイベント管理システムです。初期費用と月額利用料は完全無料で、システム利用料とシステム手数料のみで利用できます。参加者リストの自動作成や申し込み状況に応じたリマインドメール配信のほか、入金情報の確認やキャンセル料の徴収まで対応します。クレジットカードやコンビニ、ペイジー決済が可能です。
Eventory(イベントリー) - 株式会社Collective Path
- 有料チケット発券手数料が無料
- 多数・複雑なチケット販売管理に対応
- イベント管理と連携したチケット発券
Eventory(イベントリー)は、ウェビナーから展示会まであらゆる形態・規模のイベントに対応するオールインワンイベント管理ツールです。イベント管理機能の一部として、チケット発券機能を提供しており、セミナーや講座などのチケット販売にご活用いただけます。導入企業は、有料チケット発券手数料が無料で利用できます。年間多数の講座販売実績や複雑なチケッティング管理に対応した実績もあり、イベントの登録管理と連携した効率的なチケット販売と管理が可能です。
Tsudle(ツドル) - 株式会社リザーブリンク
- 自社ブランドに最適化された予約フォームと業務フロー構築が可能
- 予約データに基づきイベント企画や管理業務を継続的に改善
- ISMS認証の強固なセキュリティと専任サポートで安心運用
Tsudle(ツドル)は、イベント/セミナーのウェブ予約受付と管理を効率化するSaaSプロダクトです。ブランドに合わせた予約フォームの構築や自社顧客IDでの予約受付に対応し、お客様のブランド体験に寄り添った運用を支援します。また、抽選応募受付や、決済代行サービス連携によるオンライン決済にも対応可能です。ISMS認証取得の強固なセキュリティと専任担当者による手厚いサポートにより、安心してイベント管理を任せられます。
- 会員データと入金情報が自動で連動し消込作業が不要
- クレジットカード等による自動継続決済で会費の徴収率が向上
- 会員からの操作問い合わせを専門のサポートセンターが代行
シクミネットは、会員管理から決済管理、イベント管理、メール配信を統合した総合型会員管理プラットフォームです。会員データと入金データが一元管理され、手動の入金消込作業が一切不要です。クレジットカードや口座振替による自動継続決済に対応しており、徴収業務の手間を軽減し、会費の徴収率向上に貢献します。また、有料イベントの参加費決済や、オンラインイベントのURL自動通知も可能です。決済状況は管理画面でタイムリーに確認でき、請求履歴や入金履歴も一元管理が可能なツールです。
オンライン決済できるイベント管理システムのメリット
オンライン決済ができるイベント管理システムを選ぶメリットは、主に次のとおりです。
- 代金の未回収を防げる
- 売上金管理の手間がかからない
- CRMと連携しやすい
各メリットを解説します。
代金の未回収を防げる
イベント管理システムのオンライン決済機能を使えば、代金の未回収の防止につながります。イベント開催日にチケット代や参加費用を回収するフローの場合、当日、欠席者から代金回収ができません。欠席者が多いと、イベントの損益に大きな影響を及ぼすでしょう。また、代金回収の作業が煩雑である場合や人手が足りない場合、代金を回収しそびれることもあります。
しかし、オンライン決済機能を使い、イベント予約時に決済が完了することで、代金の未回収を防げます。
売上金管理の手間がかからない
売上金管理の手間がかからないことも、オンライン決済が可能なイベント管理システムを利用するメリットです。イベント当日は、代金回収をする際に本人確認をしたり、釣銭の管理をしたりしなければなりません。
イベント管理システムのオンライン決済機能があれば、予約時にすでに決済が完了しているため、当日の代金の回収の手間が軽減されます。
顧客管理(CRM)と連動できる
CRMとの連携が図れるイベント管理システムであれば、来場者データを活用して次のイベントの改善に役立てたり、参加者をセグメントしてメールの送信ができたりします。イベントのデータを営業やマーケティングに活用することを検討している方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
オンライン決済できるイベント管理システムの注意点
オンライン決済が可能なイベント管理システムを利用する際の注意点としては、主に次の3点が挙げられます。
- 支払い方法は複数用意しておく
- キャンセル時の対応を考えておく必要がある
- グッズに関しては別の決済方法を検討する
それぞれの内容について解説します。
支払い方法は複数用意しておく
オンライン決済方法は、複数用意しておきましょう。決済方法が限定されてしまうと、その方法に対応できないユーザーは支払いができません。オンライン上でチケット販売をする場合、支払いができないユーザーはイベントへの参加を見送ってしまう可能性があります。
オンライン上での決済であれイベント会場での決済であれ、決済の方法は複数用意することが望ましいです。
キャンセル時の対応を考えておく必要がある
イベント管理システムのオンライン決済機能では、サービスによってはすぐに返金ができません。オンライン決済の方法によっては、返金対応に時間がかかることもあります。ユーザーに対して、返金対応に時間を要する旨を伝えておかないと、トラブルに発展しかねません。
主催者側にとっても、返済対応にはコストと時間がかかります。そのため、申し込みキャンセルに対応する期日や、キャンセル時に全額返金をするのか否かといった方針を決めておきましょう。そのうえでオンライン決済のページに、キャンセルポリシーを掲載することが重要です。
グッズに関しては別の決済方法を検討する
イベント管理システムの多くが、イベントグッズを販売する特設サイトの作成機能やオンライン決済の機能を備えていません。そのため、イベントでグッズを販売する場合、イベントのチケットや参加費用とは別の決済方法を検討する必要があります。
イベント管理システムのオンライン決済で業務効率化を図ろう
オンライン決済機能を備えたイベント管理システムを使えば、煩雑になりがちなイベントのチケット代や参加費用の回収作業をスムーズに行えます。参加者リストの自動作成や来場履歴の閲覧、申し込み状況に応じたリマインドメール配信などの機能を備えたシステムもあり、イベントの準備や運営業務に役立ちます。
イベントの開催形式や頻度などに合ったイベント管理システムを選択し、イベント業務の効率化を図りましょう。
イベント管理システムは次の記事でも詳しく紹介しています。

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