イベント管理システムの費用相場と料金比較・おすすめツール
イベント管理システム・ツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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イベント管理システムの費用相場
イベント管理システムの費用相場は、初期費用は0円〜300,000円、月額費用は0円〜100,000円程度です。この目安は、主要なイベント管理システム24サービスの料金を調査し、公開されている最も安い価格帯をもとに算出しています。
ただし、実際の料金は各ツールのプラン内容や提供される機能によって異なります。また、企業ごとの要望や課題によっては、別途見積もりが必要となる場合もあります。そのため、気になるサービスについては公式サイトから見積もりや相談を依頼することをおすすめします。

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【調査】イベント管理システム24サービスの費用・料金比較表
主要なイベント管理システム24サービスの初期費用と月額費用を調査。公式サイトに記載がないサービスを除くと、次のような傾向が見られました。
- 業務効率化に強いタイプは、初期費用0円〜300,000円、月額費用0円〜50,000円程度のサービスが多い
- 参加者とのコミュニケーションに強いタイプは、初期費用300,000円前後、月額費用100,000円前後からの料金帯が中心
- リード獲得に強いタイプは、初期費用0円〜80,000円前後、月額費用0円〜5,000円程度と低価格帯のツールが多い
- いずれのタイプでもイベント規模、登録者数、機能範囲によって料金が変動する傾向が見られます。
業務効率化に強い18サービスの料金表
業務効率化に強いイベント管理システムは、受付・申し込み・チケット販売・運営管理など、イベント運営の事務作業を一元化できるタイプです。料金はイベント数や登録人数、チケット販売機能の有無などによって変動します。
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 補足 |
|---|---|---|---|
| イーべ! | 50,000円 | 15,000円 | |
| SHANON MARKETING PLATFORM(イベントマーケティングシステム) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| ネクプロ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| Peatix | 0円 | 0円 | 基本料無料。有料チケット販売時に4.9%+99円/枚の手数料 |
| EventCreate | 0円 | 5,850円 | 1ドル150円で計算 |
| イベントレジスト | 100,000円 | 0円 | イベント開催の都度払い。チケット販売手数料8% |
| Doorkeeper | 0円 | 1,500円 | |
| Event Cloud Mix | 0円 | 9,800円~ | |
| anybot | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| 楽らく受付くん | 0円 | 13,000円 | |
| everevo | 0円 | 0円 | 有料チケット販売時に手数料5% |
| ChoiceRESERVE | 30,000円 | 20,000円 | |
| Tsudle(ツドル) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| シクミネット | 180,000円~ | 33,600円~ | |
| CLOUD PASS(クラウドパス) | 50,000円~ | 50,000円~ | |
| PassMarket(パスマーケット) | 0円 | 0円 | チケット販売手数料3.24% |
| イベントクリエイト(EventCreate.jp) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 同時公開5件まで無料、超過は従量課金の記載あり |
| ekaiin.com(イーカイインドットコム) | 0円 | 0円 | 決済手数料4.3%+110円/件 |
参加者とのコミュニケーションに強い3サービスの料金表
参加者とのコミュニケーションに強いタイプは、チャットやアプリ連携、オンライン交流などを通じて参加者体験を高める機能を備えています。料金はサポート人数や同時接続数、オンラインイベント対応機能の有無などによって変わります。
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 補足 |
|---|---|---|---|
| EventHub | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| Cvent | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| eventos(イベントス) | 300,000円 | 100,000円~ |
リード獲得に強い3サービスの料金表
リード獲得に強いイベント管理システムは、イベント参加者の情報収集やアンケート、フォーム作成機能などを重視したタイプです。利用するイベント数やリード管理機能の範囲によって、料金が上下します。
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Q-PASS | 80,000円~ | 0円 | 1イベントあたりの基本料金。最小設定(1イベント・最大登録人数100名)。都度支払いのため月額0円 |
| Eventory(イベントリー) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| formrun(フォームラン) | 0円 | 3,880円 |
イベント管理システムの料金モデル
イベント管理システムには大きく4つの料金モデルがあり、それぞれおすすめの企業や運用形態が異なります。
1. 月額定額型
月額定額型は、契約期間中に一定の金額を支払うことで、イベントの開催数や参加人数に関係なく利用できるモデルです。 イベントを定期的に開催する企業や団体に適しており、費用計画を立てやすいのが特徴です。
ただし、上位プランほど利用可能な機能が増えるため、管理対象人数やサポート内容によって月額費用が変動します。
2. 都度課金型(イベントごと)
都度課金型は、イベント1回あたりに料金が発生するモデルです。 1イベントごとに基本料金を支払う仕組みで、スポット的に開催する企業や、年間の開催回数が少ない団体に向いています。参加者数やイベント規模によって、都度料金が変わる場合もあります。
3. 成果報酬・手数料型
成果報酬・手数料型は、有料チケットの販売や参加登録が発生した際に、手数料を差し引く形式です。 初期費用や固定費がかからず、小規模イベントでも導入しやすい点が特徴です。販売手数料率や決済手数料の有無によって、実質的なコストが変動します。
4. 見積もり型(カスタムプラン)
見積もり型は、利用規模や機能構成に応じて個別に料金が設定されるモデルです。 大規模イベントやオンライン・ハイブリッド開催など、特別な要件を持つ企業向けに多く採用されています。料金は、イベント規模・同時接続数・システム連携の有無などによって大きく変わります。
イベント管理システムの費用内訳
イベント管理システムの費用は、初期費用と月額費用(または年額費用)の2つが基本で、さらに必要に応じてオプション費用や販売手数料が発生します。
初期費用
初期費用は無料のサービスも多いものの、導入時の環境設定やデザインカスタマイズ、スタッフ向けの操作研修などを依頼すると追加費用が発生する場合があります。
また、企業独自の要件に合わせてシステムを拡張する場合は、カスタマイズ費用として数十万円単位のコストがかかることもあります。コストを抑えるには、標準機能で十分かどうかを導入前に確認し、可能であれば社内で初期設定を行う体制を整えておくと良いでしょう。
月額費用・年額費用
月額費用(または年額費用)は、イベントの規模や開催頻度、利用機能の範囲によって変動します。
たとえば、受付・チケット販売・顧客管理などの基本機能だけを使う場合は比較的安価ですが、オンライン配信機能や顧客データ分析、CRM連携などを含めると費用が高くなる傾向にあります。
また、イベント単位で課金されるサービスも少なくありません。開催回数が多い企業では月額固定型の方が結果としてコストを抑えられるケースもあります。
販売手数料
販売手数料は、有料チケットや商品を販売する際に取引金額に応じて差し引かれる費用です。
PeatixやPassMarketなどのサービスでは、1件あたりの販売金額に対して3〜5%前後の手数料が設定されています。無料イベントではこの費用は発生しませんが、有料イベントを多く開催する場合は、チケット販売システムの手数料率を事前に確認することが重要です。
また、決済方法(クレジットカード、銀行振込など)によっても手数料が異なるため、収益計算時には注意が必要です。
【注意】見落としがちな追加オプション
イベント管理システム導入時、初期費用と月額利用料だけで予算を組んでしまうと、予想外の追加コストが発生して驚くことがあります。実際に運用を始めてから「こんな費用も必要なのか」と困ることがないよう、見落としやすい追加オプションについても事前に確認しておきましょう。
| チェック項目 | 例 |
|---|---|
| 追加機能 | メール配信、アンケート機能、ライブ配信、分析レポート作成 |
| システム連携 | CRM・MA・SFAなど外部ツールとの連携設定 |
| サポート | 初期設定代行、運営マニュアル作成、コンサルティング支援 |
おすすめイベント管理システム9選の料金比較
おすすめのイベント管理システムを紹介します。対応できるイベントの規模はもちろん、どの範囲までの業務をカバーしてくれるのかもチェックしておきましょう。
イーべ!は、オンラインで簡単にイベントを作成・運営できるイベント管理システムです。
高機能でありながら、低価格な点が強みです。参加者管理やチケット発行、決済代行、アンケート作成などの機能を搭載しており、イベントの企画から開催当日までをスムーズに進められます。
開催規模や予算に合わせて3つのプランから選択できます。
| プラン | 初期費用 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| プレミアム | 50,000円 | 月額30,000円 | 申し込み数1,000人/件 |
| エンタープライズ | 100,000円 | 月額60,000円 | 申し込み数10,000人/件 |
| カスタマイズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 申し込み数10,000人/件 以上 |
SHANON MARKETING PLATFORM(イベントマーケティングシステム) - 株式会社シャノン
SHANON MARKETING PLATFORMは、オンライン・オフライン問わず、顧客情報をまとめて管理できるシステムです。
動画管理やSFAなどの国産MAと一体化した独自の機能が魅力です。スコアリングやメール配信、Webパーソナライズ、Webトラッキングの機能を使うことで、顧客の獲得から購買意欲の引き上げまでを一気通貫して実施できます。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
ネクプロ - 株式会社ネクプロ
ネクプロは、マーケティング効果を高める動画配信&ウェビナーイベント管理システムです。
ライブ配信はもちろん、疑似ライブ配信やオンデマンド配信などのさまざまな配信形式に対応し、アンケートやライブ投票のようなコミュニケーション機能も備えています。
申し込みページの自動生成やデータの一元管理など、イベントに関わる業務を完結できる点も魅力です。
オウンドメディアの構築や動画ライブラリの活用も可能。料金やプランは問い合わせが必要です。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Cventは、豊富な導入実績を誇るイベント管理システムで、グローバル対応とデータ分析が特徴です。
イベントの準備から開催後までの業務を自動化し、リアル、オンライン、ハイブリッドのイベントに対応できます。
また、Webサイト制作やメール配信、受付管理、ライブ配信、オンライン商談、レポーティングなど、イベント開催に欠かせない機能がひとつのプラットフォーム上で実現しています。
費用やプランについては、公式サイトからお問い合わせください。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
EventHubは、オンライン、オフライン、ハイブリッドのイベントを効率的に管理でき、イベントの集客から配信・分析までに必要な機能が充実しています。
登録フォームや動画配信、チャット機能、アンケート、ビジネスマッチングなどの機能があり、参加者とのコミュニケーションや商談のサポート、効果測定も実施できます。
費用やプランについては、公式サイトから個別に見積もりをとりましょう。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Eventory(イベントリー) - 株式会社Collective Path
Eventory(イベントリー)は、オンラインやオフラインなどの形態を問わず、円滑なイベント運営に貢献するシステムです。イベントの企画・集客・実施・分析までが一元化されています。
ランディングページビルダーや動画配信ツール、参加者管理、リード獲得、ナーチャリング、データ分析などの機能を搭載。イベントの魅力を効果的に伝えることで、参加者のエンゲージメントを高め、イベントの成果を可視化できます。
費用やプランについては、公式サイトから問い合わせてみましょう。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Event Cloud Mix - 株式会社メジャース
Event Cloud Mixは、イベントの準備から当日の実施、事後フォローまでの一連の作業をトータル管理できるシステムです。
参加者管理やチケット発行、メール配信、アンケート作成、来場者認証などの機能をオールインワンで利用できます。
5つの料金プランが準備されており、月額9,800円から導入可能です。プランを問わず初期費用は無料で、イベントの規模や目的に応じてカスタマイズできるプランもあります。
| プラン | 初期費用 | 料金(税抜) | 備考 |
|---|---|---|---|
| プラン SS | 0円 | 月額9,800円 | イベント開催枠:1件 ユーザーアカウント数:1アカウント |
| プラン S | 0円 | 月額19,800円 | イベント開催枠:2件 ユーザーアカウント数:2アカウント |
| プラン M | 0円 | 月額29,800円 | イベント開催枠:3件 ユーザーアカウント数:3アカウント |
| プラン L | 0円 | 月額80,000円 | イベント開催枠:10件 ユーザーアカウント数:10アカウント |
| カスタム | 0円 | 要問い合わせ | イベント開催枠:無制限 ユーザーアカウント数:無制限 |
Tsudle(ツドル) - 株式会社リザーブリンク
Tsudle(ツドル)は、企業主催のイベントやセミナー、研修予約を効率化し、企業のブランド体験価値を高めるクラウド型予約管理システムです。
ノーコードで自社ブランドに合わせた予約フォームを柔軟に構築でき、既存顧客IDとの連携により予約データをCRMで一元管理できます。
長年の実績に裏打ちされた高水準のセキュリティ体制と、導入から運用まで専任担当者による手厚いサポートが特徴です。複雑なイベント管理も、安心して任せられます。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
シクミネットは、会員管理から決済管理、イベント管理、メール配信を統合した総合型会員管理プラットフォームです。
会員データと入金データが一元管理され、手動の入金消込作業が一切不要です。クレジットカードや口座振替による自動継続決済に対応しており、徴収業務の手間を軽減し、会費の徴収率向上に貢献します。
また、有料イベントの参加費決済や、オンラインイベントのURL自動通知も可能です。
会員からの操作に関する問い合わせはすべて専門のサポートセンターが対応するため、事務局は本来の業務に集中できます。
| プラン | 初期費用 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|---|
| OB会・同窓会限定プラン | 55,000円〜 | 月額0円〜 | 学校関係のOB会・同窓会、PTA会、町内会での利用のみ適用可能 |
| ベーシックプラン | 198,000円〜 | 月額36,960円〜 | 一般企業、協会、学会向け |
イベントの規模や内容に合わせてイベント管理システムを選ぼう
イベント管理システムにはさまざまな種類があり、利用規模や機能によって費用が異なります。
どのようなイベントを開催したいのか、運営上どの部分に課題があるのかをしっかり見極め、効果的に活用できるシステムを導入しましょう。
イベント管理システムは次の記事でも詳しく紹介しています。

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