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2017-10-23

APIとは | 連携の具体例・メリット・実装手順を紹介

APIとは、狭義には「アプリケーション作成に利用するもので、ある外部アプリの機能を共有するシステム」を指します。Twiter APIなどの具体例を始めとして、連携のメリットや簡単な実装手順も紹介します。※初回公開日 2017/8/3
データ連携ツール
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データ連携ツールであるAPIについて紹介していきます。データ連携ツールの比較や導入の検討をしたい方は下の資料をぜひ参考にしてください。ツールの紹介をしています。

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APIの定義

APIとは

「API」とは、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(Application Programming Interface)の略です。狭義にはアプリケーション作成に利用するもので、ある外部アプリの機能を共有するシステムのことです。

もう少し、噛み砕いていうならば、よそで使われているアプリの機能を自身のアプリでも導入できるようにしてくれるシステムです。

たとえば、有名なところではTwiter APIというものがあります。これは、Twiterの投稿機能を使って私的なアプリを製作したり、ツイート履歴をデータ分析用に取得したりするのに利用できます。

Twiter APIで「投稿」機能を利用すれば、自社で投稿機能を開発せずとも、投稿のシステムが利用できます。また、ツイートデータの「保存」機能を利用すれば、こちらはツイートされたデータを取得するのみで分析が可能になります。

インターフェイスとは

APIとは「アプリケーション・プログラミング・インタフェース」の略と説明しましたが、「インターフェイス」とは何でしょうか。

「インターフェイス」はハードウェアで使用される際などを考えるといくつかの意味が考えられるのですが、アプリやソフトにおいて使用される「(ソフトウェア)インターフェイス」とは下のような意味になります。

ソフトウェアでは、プログラム間でデータをやり取りするために定められた仕様やAPIなどがある。(コトバンクより引用)

簡単にいうならば、このプログラミングはこのように使ってくださいねという説明書にあたります。これがあることによって他のアプリで開発された機能も、自社で利用できるようになっています。

関連記事

ちなみにAPIという言葉は「Web API」と同義で使われています。それは多くのAPIが仕様やルールとともにWeb上に公開されているからです。そのため、Web APIを触れる際にはネットのサービスに強い必要があります。

そもそもネットのシステム(クラウド・SaaS)に詳しくないという方は下の記事をご覧になることで、クラウド関連の用語も含めて理解できるようになるでしょう。

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APIの具体例

今までの説明でまだピンとこない方もいると思うので、ここからは具体例を使用しながら説明していきます。

LINE Messaging API

LINEのメッセージ機能を利用できるAPIです。見た目もメッセージ機能もLINEそのものですが、システム作成者オリジナルのメッセージタイプを送信できます。今まではテキストでしか送信できなかったものが、ボタンなどを搭載できるようになっています。

わずか5分。新LINE Messaging APIでbotを作ってみた手順全公開より

Google Calendar API

Googleカレンダーの予定を引っ張ってきたり、逆に公式アプリ以外から予定を入力したりできます。下の記事ではグループウェアシステムのGaroonにある予定データを、Googleカレンダーに同期させる際のやりかたを説明しています。

非エンジニアは理解すら大変ですが、エンジニアにお願いすればできるものかと思います。ここでは、APIを使えばこういうことができるんだと納得できれば問題ありません。

Googleカレンダー連携 - Garoonの予定をGoogleカレンダーに表示より

APIのメリット

APIはソフトウェア同士の機能共有を目的にしています。機能を共有することによってどのようなメリットがあるのでしょうか。開発者側、サービス利用者側双方の視点をあわせて書いていきます。

アプリ開発が簡単

今までは自社でプログラミングをし、アプリを製作しなくてはなりませんでした。しかしAPIを利用することで、API提供側アプリと自社アプリで共通の部分は開発が省略できるので、アプリ製作のハードルが下がります。

たとえば、タクシーを手配するアプリを開発するとします。

このタクシーを手配するアプリに、現在地を自動で認識し、場所の記入をしなくてもタクシーが向かうようなサービスをつけようとしたいとします。このとき、GPSがWeb上に公開されていないと、GPSの開発も同時にしなければなりません。

しかし、GPSのソフトウェアと連携できれば、顧客の現在地を特定することが可能です。APIを利用すればこのようにして、サービスを楽に開発できるというわけなのです。

別のソフトウェアと連携させて多様なサービスの提供を可能にする。これがAPIの最大のメリットです。

開発コストの削減

APIを利用することで、アプリを開発する際にわざわざ一からソフトを作る必要がなくなりました。これにより、開発にかかる時間、コストを大幅に減らすことができます。

また、エンジニアの技量やリソース的にそもそも不可能だとされていたものも、これにより可能になります。そのため、ベンチャー企業であっても、大規模なアプリやWebサイトを製作できるようになってきています。

UXの向上

最近ではSNS同士が連携し、TwiterやFacebookの個人データを使って他のサービスも利用できるように進化しています。このように、サービス利用者も別のサービスを利用する際の面倒な手間を省くことができます。

UX(顧客体験)が向上することにより、売上が向上したり、顧客満足度が高くなったりすると考えられます。つまり、API連携は開発側のみならず、ユーザーにとっても便利なシステムといえます。

APIの実装手順

実際にAPIを利用する際の手順を簡単に紹介します。具体的な登録方法や使い方は各API提供社のサイトを確認してください。

API提供会社に登録

まず、APIを提供している会社に登録します。登録内容は、「アプリケーションの名前」、「概要」、「トップページのURL」、「作業後の戻り先URL」などです。「作業後の戻り先URL」は応答内容を表していて、ユーザーを誘導する際に使われます。

APIキーとシークレットを取得

セキュリティの観点から、APIを利用する際にはAPIキーとシークレットが必要になります。これを取得することで、外部の人間が自社のデータを使うことができなくなります。

アプリにAPIを実装

あとはAPIの仕様を確認して実際に使ってみましょう。簡単なものであれば、非エンジニアでも利用できますが、多くのより発展的なものはエンジニアの担当分野になります。お願いしましょう。


おおまかにわけると以上で完了です。この手順の少なさからもわかるとおり、導入できると圧倒的に便利です。ぜひ導入を検討してみましょう。

API公開をサポートするサービス

Authlete

  • 短期間・低コストでAPI公開をサポート
  • 認可に特化
  • 大手金融機関や国内最大手セキュリティ会社での導入実績

Authleteは、API公開・SSO導入・ID連携をサポートする国産BaaSツールです。短期間かつ、低コストでAPIの公開を行いたい場合におすすめで、大手金融機関や国内最大手セキュリティ会社でも採用された実績があります。
既存の認証システムにAuthleteの認可システムを追加してAPIを公開することも可能となっています。

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「APIエコノミー」の拡大

「APIエコノミー」とは、APIを公開、さまざまなAPI連携が生まれることで経済圏が広がり、企業にビジネス拡大をもたらす様子を指します。

このAPIエコノミーの波はさまざまな業界に広がっており、特に金融機関ではソフトウェアごとの連携や大きく進んでいます。この流れが今後も進めば、あらゆるアプリケーションやクラウドサービスがシームレスに連携することになります。

たとえばフランス、パリに旅行しようと思った時、航空券の手配、宿泊するホテル、ホテルまでのタクシー、オススメのレストランなどが1つのサービスで利用することができるようになるなど、多数のサービスが連携した、オールインワンのサービスが登場することなどが考えられます。


APIは、ソフトウェア開発において今後も重要な地位を維持していくと思われています。ビジネスの幅を広げるために、APIの利用を検討してみてください。WebでAPIを利用するにあたって、最近のWeb現状を知らないと苦労します。そのような方には、SaaS、PaaS、IaaSなどの違い、SaaSレポートなど、クラウドを徹底解説した下の記事が参考になるでしょう。

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