翻訳サービス比較!おすすめクラウドサービス・AI自動翻訳【個人・企業】
グローバル化が加速する現代では事業規模を問わず翻訳ニーズが高まっています。従来の英語翻訳のニーズに加え、中小企業ではアジア各国語に対する要望も高くなっているのが現状でしょう。
しかし現在では、Google翻訳のような翻訳サイトが手軽に利用できるものの、まだまだ精度は実用的とはいえず、とくにビジネス文書の翻訳は困難です。
こうした課題を解決し、リーズナブルに精度の高い翻訳を可能とする、各種翻訳サービスを紹介し、特徴や選択のポイントも簡単に解説していきます。本記事で紹介しているおすすめサービスの資料は、次のボタンから無料でダウンロード可能です。
目次を閉じる
- 翻訳サービスとは
- 翻訳サービスの種類と特徴
- オンライン翻訳サービス
- 翻訳サービス企業
- クラウド翻訳サービス
- AIを活用したクラウド翻訳サービス
- クラウド翻訳サービスの選び方
- クラウド翻訳サービスの導入目的を確認する
- クラウド翻訳サービスの機能を確認する
- クラウド翻訳サービスを導入する際の注意点を確認する
- クラウド翻訳サービスの料金・価格相場を確認する
- プロや専門家に翻訳を依頼できる翻訳サービス
- オンラインアシスタント フジ子さん®
- カチアルサポート
- OCiETe
- Lancers
- Gengo
- GLOVA
- 自動翻訳に対応した翻訳サービス
- ヤラクゼン
- Autolingual
- WOVN.io
- 自動翻訳「熟考」
- 個人でも使いやすいおすすめ翻訳サービス5選
- 訳す YAQS
- トランスマート
- スピード翻訳
- trans-Pro.
- coconala
- 翻訳サービス選択の3つのポイント
- コストパフォーマンス
- 納期
- 翻訳クオリティ
- 翻訳サービス比較表
- 比較表
- ニーズにあわせた翻訳サービス活用
- BOXILとは
翻訳サービスとは
翻訳サービスとは、テキストや音声、画像などのコンテンツを異なる言語に変換するサービスです。翻訳サービスには、人間が行う人力翻訳と、コンピュータが行う機械翻訳の2種類があります。
人力翻訳は、高品質で自然な翻訳が得られるメリットがありますが、時間や費用がかかるというデメリットもあります。機械翻訳は、素早く安価に翻訳できるメリットがありますが、誤訳や不自然な表現が発生する恐れもあります。
近年では、人力翻訳と機械翻訳を組み合わせたハイブリッド翻訳という方法も登場しています。また、翻訳サービスは、企業や個人向けにカスタマイズされた翻訳システムやソフトウェアも開発されています。本記事では企業向けと個人向けに分けて、おすすめの翻訳サービスを紹介します。
翻訳サービスの種類と特徴
翻訳サービスの種類は、大きく「機械翻訳」と「人間の翻訳者による翻訳」に大別できます。
しかし、提供方法はさまざまであり、特徴もまたさまざまだといえるでしょう。なかでも、代表的といえる翻訳サービスの4つの種類と特徴を簡単に解説します。
オンライン翻訳サービス
GoogleやOCN、インフォシークなどが提供しており、URLやテキストの入力で自動的に機械翻訳を行うサービスです。ほとんどのサービスが無料で利用でき、翻訳スピードの早さが特徴です。
しかし、文法的に問題ない文章や、大意を把握するには役立つものの、長い文章や専門的な内容の翻訳は困難となります。オンライン翻訳サービスを「翻訳サイト」と定義し、後述するクラウド翻訳サービスをオンライン翻訳サービスに分類する場合もあります。
翻訳サービス企業
翻訳を専門とする企業に個別依頼を行う方法です。専属の翻訳者を抱えているケース、登録制のケースなど、運営はさまざまな形態が存在します。
専門的な内容をもつ翻訳に強い傾向があるものの、納期はそれほど早くなく、料金も高めになるのが特徴です。
クラウド翻訳サービス
Web環境のみで翻訳依頼から納品までを完結することで、リーズナブルな料金を実現するサービスです。依頼者からの翻訳依頼内容に応じ、適切な翻訳者をマッチングさせ、割り当てていく方式が多いといえるでしょう。
また、クラウドソーシングサービスを利用し、登録する翻訳者に依頼する方法もこれに含まれます。多くのサービスが24時間365日対応となり、比較的納期が早く、柔軟に対応できるのが特徴です。
AIを活用したクラウド翻訳サービス
近年では、クラウド翻訳サービスの方法として、AIを活用した高品質の翻訳を行うサービスが登場しています。
Googleのようなオンライン翻訳でもAIが活用されつつあるものの、サービスの性格からどうしても専門性は低くなりがちです。
これに対し、業種や翻訳する内容に応じた専用データベースを用意し、それに特化した学習を行わせることで、プロの翻訳者に劣らない精度を発揮するシステムがこれにあたります。
クラウド翻訳サービスの選び方
クラウド翻訳サービスを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- クラウド翻訳サービスの導入目的を確認する
- クラウド翻訳サービスの機能を確認する
- クラウド翻訳サービスを導入する際の注意点を確認する
- クラウド翻訳サービスの料金・価格相場を確認する
クラウド翻訳サービスの導入目的を確認する
クラウド翻訳サービスの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
大規模な翻訳や専門知識が必要な翻訳を依頼したい | プロや専門家に依頼できる翻訳サービスがおすすめ |
必要なときに必要な量の翻訳を手軽に依頼したい | AIにとよる自動翻訳が可能な翻訳サービスがおすすめ |
クラウド翻訳サービスの機能を確認する
クラウド翻訳サービスでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
テキスト翻訳 | テキストをさまざまな言語に翻訳するための基本的な機能 |
多言語対応 | さまざまな言語間で翻訳する機能 |
ドキュメント翻訳 | テキストだけでなく、文書やファイル(PDF、Word、Excelなど)の翻訳する機能 |
翻訳メモリ | 過去に行った翻訳の記録を保持する翻訳メモリ機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
カスタマイズ可能な辞書 | 特定の業界や専門用語に対応するために、カスタム辞書を作成する機能 |
API統合 | アプリケーションやウェブサイトにAPI統合を提供し、自動翻訳の実装を簡素化する機能 |
セキュリティとプライバシー | データ暗号化やアクセス制御などのセキュリティ機能 |
コラボレーション | 複数のユーザーが同時に協力し、翻訳プロジェクトにアクセスし編集できる機能 |
複数の言語を翻訳したい場合は多言語対応したもの、専門用語を使う業界であればカスタマイズ可能な辞書機能のあるサービスがおすすめです。
クラウド翻訳サービスを導入する際の注意点を確認する
クラウド翻訳サービスを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
翻訳品質 | 機械翻訳の精度や専門用語への対応がどの程度であるかを評価し、ビジネスに適していることを確認しましょう。必要に応じてカスタム辞書を導入できるかも確認してください。 |
対応言語 | サービスで対応している言語がビジネスの要求に合致していることを確認しましょう。 |
データセキュリティとプライバシー | 翻訳サービスは、機密性の高い情報を扱うことがあります。サービスを選ぶ際に、データのセキュリティとプライバシー保護がどのように確保されているかを確認しましょう。 |
カスタマイズ可能性 | サービスがカスタマイズ可能かどうかを確認しましょう。特定の業界やビジネスニーズに合わせて設定を調整できるかが重要です。 |
API統合 | サービスがAPIを提供しているかどうかを確認しましょう。APIを利用することで、既存のアプリケーションやワークフローと統合できます。 |
クラウド翻訳サービスの料金・価格相場を確認する
一般的な目安として、クラウド翻訳サービスの料金は1,000文字あたり約10円から50円程度の低価格プラン、中価格帯では、1,000文字あたり約50円から100円程度が一般的です。高品質や特定の専門用語への対応が必要な場合、1,000文字あたり100円以上のプランも存在します。
最適なプランを選ぶには、ビジネスの規模・予算・言語要件・翻訳品質などを考慮してください。複数のサービスを比較し、無料トライアルを利用して、サービスのテストから実施をおすすめします。導入前には必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。
プロや専門家に翻訳を依頼できる翻訳サービス
プロや専門家による翻訳を行ってくれるタイプです。分野やプロジェクトを問わずさまざまなコンテンツの翻訳を依頼できます。
大規模な翻訳業務や専門知識が必要な翻訳を依頼したい場合におすすめです。
オンラインアシスタント フジ子さん® - BPOテクノロジー株式会社
- パソコンでできるバックオフィス業務をオンラインサポート
- 翻訳や英語でのメール対応などを依頼可能
- 無料で利用できるトライアルあり
オンラインアシスタント フジ子さん®は、エキスパートレベルの翻訳やチェック作業、専門分野の翻訳などを依頼できるオンラインアシスタントです。
英語記事の翻訳や日本語の記事の英語翻訳業務なども依頼できるほか、英語でのやり取りにも対応してくれます。実務経験豊富な人材がチームで対応しており、経理業務や秘書業務、人事労務業務など、多様な業務を依頼できます。
- 利用者ごとに担当のフロントスタッフを必ず配置
- 文書翻訳に加え、外国語でのメール対応も可能
- NTTグループのNTT印刷株式会社が運営するサービス
カチアルサポートは、スキルチェックと面談により厳選されたスタッフが、業務サポートを提供するオンラインアシスタントサービスです。
文書翻訳では英語と中国語の2言語※、外国語メール対応の場合は6言語※まで対応可能です。また、経理や採用などの業務もサポート範囲で、内容に応じて選定されたスタッフが業務のサポートや代行に対応してくれます。
※ボクシル掲載資料参照(2023年1月閲覧)
OCiETe - 株式会社オシエテ
- 専門性の高い翻訳者から最適な翻訳者を選出
- 対応原稿本数を柔軟にプランニング
- 最短翌日に納品可能
OCiETeは、定額制の法人向け翻訳サービスです。文字数にかかわらず、メール文面や広告・動画字幕・Webサイト・契約書などに幅広く対応しています。登録している翻訳者は、厳しいチェックを通過した高スキルなパートナーのみなので安心です。専門分野に対応した2,000人※の翻訳者が登録しており、ダブルチェックにより品質を維持しています。
※出典:オシエテ「専門分野に強いOCiETe翻訳【オシエテ】」(2024年5月20日閲覧)
Lancers - ランサーズ株式会社
- 諸経費の削減で発注コストを抑制
- 直接プロに仕事を依頼
- 請求書支払いやクレジットカードなど外注サポート機能も充実
Lancersは、データ入力や翻訳、フィールドワーク・AI関連データ作成などのBPO業務を委託できるクラウドソーシングサービスです。コアビジネス以外の業務を一括支援し、個別に外注するよりも発注コストを削減できます。委託する業務に合わせて、専門スキルのあるフリーランサーを中心にマッチング、複数人での対応も可能です。さまざまなジャンルの専門家を組み合わせてチームを作れるため、さまざまなコンテンツ制作体制を実現できます。
Gengo
- プロ翻訳者が世界のほぼすべての時間帯をカバー
- 明快な利用料金体系
- ニーズに応じたプランを用意
Gengoは、ビジネス・法律・テクノロジー・Eコマースなど、各種専門分野に精通した世界中のプロ翻訳者が在籍し、ほぼすべての時間帯で高品質な翻訳をスピーディーに提供する翻訳サービスです。
オンラインマッチングによるオーダーはもちろん、個別要件に対応するカスタムサービス、APIを組み込んだ大量発注までさまざまなプランを用意しています。語数ベースの明確な料金体系とともに、納品スピードが高い評価を得ています。
GLOVA
- 官公庁・大手企業との実績が豊富
- 各種専門翻訳会社の集合体でメリットを最大化
- マニュアル・Webサイト作成などにも対応
GLOVAは、官公庁や大手企業など豊富な翻訳実績をもつ、通訳・翻訳サービス提供企業です。
ビジネス・IT・医薬・契約書などからゲーム・マンガまでの専門分野に精通した、30言語※に対応するプロの翻訳者が多数在籍、柔軟で最適な翻訳を低価格で実現します。また、マニュアル・Webサイト作成など、レイアウトや印刷に関する業務も請け負っています。日本語から複数言語への同時翻訳も可能です。
※出典:グローヴァ「高品質な翻訳 | プロ翻訳者と専任コーディネータの協業で信頼の実績 | GLOVA」(2024年5月20日閲覧)
自動翻訳に対応した翻訳サービス
AIにより自動翻訳が可能なタイプです。スピーディーかつ精度の高い翻訳が特徴です。マニュアルや契約書、商品データなどある程度決まった形のコンテンツの翻訳におすすめです。
- 自動翻訳と後編集で翻訳スピードのスピードと品質を上げる
- 企業ごとに適した翻訳エンジンへ成長
- 35言語※に対応可能
ヤラクゼンは、AI自動翻訳から編集、共有、翻訳会社への発注までを一つにした翻訳プラットフォームです。AIにより自動翻訳された文章は編集ができ、編集後の文は自動でアカウントごとの翻訳データベースへと蓄積されます。それらのデータは、翻訳精度を上げるための学習に活用されるので、使えば使うほど企業に適した翻訳エンジンへと成長するのが特徴です。
また自動翻訳をベースに、翻訳会社に意味が適切になるよう編集してもらえる「ポストエディットに特化した翻訳サービス」も用意しています。一度発注先が決まると、固定プランとして登録されるため、次回からは数クリックで発注が可能です。翻訳の発注工数を削減できるでしょう。
※出典:八楽「対応言語一覧|ヤラクゼン」(2024年5月20日閲覧)
Autolingual - 株式会社Enju
- 辞書登録機能で業界用語の適切な翻訳が可能
- 操作性に優れ、言語がわからなくても設定がスムーズ
- 文字だけでなく画像・動画の翻訳オプションあり
Autolingualは、ECサイトや社内サイト、SaaSなどあらゆるサイトの多言語化ができる翻訳サービスです。Webサイト特有の表現を学習したAIを導入し、自然な翻訳が可能です。
翻訳が必要なページにスクリプトを挿入するだけで簡単に導入できます。操作性にも優れているため、はじめての方にも安心です。オプションでは部分的なネイティブ翻訳の依頼も可能です。
WOVN.io - Wovn Technologies株式会社
- 言語ごとの開発なく最大45か国語※に対応
- 対象サイトに合わせた翻訳
- 機械翻訳を自動反映し期間も短縮
WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)は、Webサイトやアプリなどに後付けして最大45か国語に翻訳する多言語化ソリューションです。既存サイトをもとに多言語化が可能です。元サイトの更新を自動的に取得し各言語サイトへ機械翻訳を反映、更新頻度が高くても最新の状態を保てます。またサイトに沿った複数の翻訳方法を組み合わせて提供します。翻訳文、用語は翻訳資産としてデータベース化が可能です。運用を自動化できることで、翻訳コストや人的リソース、メンテナンス工数の削減が期待できます。
※出典:Wovn Technologies「WOVN.io(ウォーブン) | Web サイトの多言語化・翻訳対応は WOVN.io」(2024年5月21日閲覧)
自動翻訳「熟考」
- 専門分野の文書を高精度で自動翻訳
- PDF・Wordなどのファイル翻訳機能
- 大手企業も利用
自動翻訳「熟考」は、T-4OOと同等の機能を持ちながらも言語を日本語英語間に限定し、専門分野データベースのみの利用とすることで、よりリーズナブルな利用を実現したクラウドAI自動翻訳サービスです。
前後の文脈を把握して人間のように考えるため高精度を実現、もちろんPDF・Wordなどからのファイル翻訳機能も備えます。専門的なビジネス文書の翻訳を必要としながらも、頻繁に利用するほどでもない企業に最適なサービスです。
個人でも使いやすいおすすめ翻訳サービス5選
中小企業や個人事業主などでは、翻訳が必要になるシチュエーションはそれほど多くないかもしれません。しかし、いざ必要になった場合には、大抵が緊急を要する事態となるはずです。このようなときにも気軽にオーダーでき、なおかつクオリティも担保できる、おすすめの翻訳サービスを厳選して紹介します。
訳す YAQS
- オーダーから納品までをWeb環境で完結
- 各レベルの翻訳試験に合格の翻訳者
- 用途に応じて翻訳レベルを選択可能
訳す YAQSは、専門分野に精通し厳しい審査基準をクリアした翻訳者が多数在籍し、クライアントのマッチングを自動化することで、オーダーから納品までをWeb環境で完結するクラウド翻訳サービスです。
使用目的と品質ニーズに応じた3段階のプランを提供しています。予算を重視した1文字5円のCASUALプランから、クオリティ重視の1文字15円のPROプランまで、用途に応じた翻訳レベルを3つのプランから選択できます。ビジネスシーンはもちろん、ECサイトや宿泊・観光施設などの翻訳依頼に最適です。
トランスマート
- 最短90分での納品を実現
- 幅広いニーズに応じた豊富なプラン
- 世界各国言語に対応
トランスマートは、専門分野にも対応可能なプロの翻訳が多数登録し、最短90分での納品を実現するクラウド翻訳サービスです。
オーダーから納品までをWebサイトで完結する「パーソナル」「ビジネス」プランの他にも、マッチングサポートが付帯されるコンシェルジュまで、豊富なプランとオプションを用意しています。簡単なブログの翻訳から学術論文・契約書・医療・プレスリリースなど、対応範囲と対応言語も多岐にわたり、明快な料金設定とともにスピーディーなサービスを提供しています。
スピード翻訳
- 発注から納品まで24時間365日対応
- 専門分野に精通したプロの翻訳者が担当
- 最短30分からのスピード納品
スピード翻訳は、専門分野に精通したプロの翻訳者が多数在籍し、スピード翻訳の名のとおり、最短30分からの納品を可能とするクラウド翻訳サービスです。
発注から納品までのプロセスをWeb環境で完結させることで、リーズナブルな料金も実現します。世界中に在籍する翻訳者が、24時間365日あらゆる時間帯での対応を実現しています。もちろん、ニーズに応じたネイティブチェックといったオプションも充実、アカウント作成から発注までの流れもスムーズです。
trans-Pro.
- テキスト、Word、Excelファイルで自動見積が可能
- 最終言語のネイティブが翻訳
- 請求書による後払いが可能
trans-Pro.は、24時間365日対応で、発注から納品までをWebで完結させる、オンライン翻訳サービスです。
依頼内容に応じた翻訳レベルを選択でき、世界中のネイティブ翻訳者との直接コミュニケーションにより、高品質な翻訳を低価格で実現します。指名翻訳やネイティブチェックから、コーディネーターによる複雑な案件まで、さまざまな要望に対応可能です。法人の場合は請求書による後払いにも対応可能です。
coconala
- 世界中の翻訳者とつながるクラウドソーシングサービス
- レビューや実績で翻訳者を選べる
- 低料金でさまざまな依頼が可能
coconala(ココナラ)は、世界各国のネイティブユーザー、プロの翻訳者や海外勤務経験のある日本人など、さまざまなユーザーとクライアントを結ぶクラウドソーシングサービスです。
翻訳者個々のレビューや実績を考慮した指名が可能であり、直接交渉による低料金を実現します。もちろん、ユーザーのスキルによって翻訳だけでなく、文字起こしやテープ起こしや文章の構成から留学・語学などの相談など、さまざまな依頼にも対応します。
翻訳サービス選択の3つのポイント
翻訳サービスにはさまざまな形態が存在し、特徴も形態に応じてさまざまです。
用途に応じた最適なサービスを選択するためには、どのような目的で翻訳を依頼したいかはもちろん、状況に応じて変化する重視ポイントを考慮し、ポイントを押さえて検討する必要があるでしょう。
コストパフォーマンス
翻訳サービスは基本的な料金設定のほかに、翻訳クオリティやスピードに応じて複数のプランを用意しているケースが多いです。また、和英・英和や言語によって文字単価が異なり、サービスによっては最低注文料金が定められている場合もあります。
たとえば、文書の種類や分野にもよりますが、日本語から英語への翻訳には、日本語1文字あたり10円前後といった単価が決められています。英語から日本語への翻訳は、1ワードあたり20円前後といった単価を設定していることが多いです。
コストパフォーマンス重視の場合は、こうした内容を吟味して総合的な観点で検討する必要があるでしょう。
納期
企業の場合はとくに、なによりも納期を重視することがあります。
一部のサービスで納期の早さをアピールするものが存在するものの、翻訳のクオリティや文字単価などとあわせ、総合的に検討する必要があるでしょう。対応言語が多く、在籍するスタッフの多いサービスが安心だといえます。
翻訳クオリティ
契約書や論文など、間違いが許されないビジネス文書では、なによりも翻訳クオリティが求められます。Webサイトで翻訳例が掲載されている場合は、それを参考にする方法があるものの、初回依頼では取引実績で判断するしかありません。
それぞれのネイティブ翻訳者が二重チェックを行うサービスも存在するため、ニーズや予算に応じて使い分けていくのが重要です。
翻訳サービス比較表
次は、この記事で紹介した翻訳サービスを、一覧表で比較したものを紹介します。上述したポイントにあわせ、最適なサービスを選択する目安としてください。
比較表
文字単価 | 対応言語 | |
---|---|---|
オンラインアシスタント フジ子さん® | 要問い合わせ | 日本語・英語 |
カチアルサポート | 要問い合わせ | 日本語・英語・中国語 |
T-4OO | 0.6円/1ワード | 100言語 |
自動翻訳「熟考」 | 要問い合わせ | 日本語・英語 |
gengo | 5円〜 | 70言語ペア |
グローヴァ | 8円〜 | 30言語以上 |
訳す YAQS | 5円〜 | 13言語 |
トランスマート | 6円〜 | 日本語・英語・アジア各国語 |
スピード翻訳 | 6.6円(税込)〜 | 7言語 |
Trans-Pro | 4.5円〜 | 38言語 |
coconala(ココナラ) | 1円〜 | 多数 |
ニーズにあわせた翻訳サービス活用
定期的に専門的なビジネス文書の翻訳が必要となるケースや、単発の翻訳案件が不定期に発生するケースまで、事業形態や規模に応じて、翻訳に求められるニーズはさまざまな要素が考えられるといえるでしょう。こうした状況を考慮し、翻訳サービスを提供するベンダーも、さまざまなニーズに対応する多彩なサービスを用意しています。
翻訳サービスは、クオリティの高さや納品スピードが早いといったメリットがあり、専門文書の翻訳ニーズの高い方におすすめのサービスです。選定の際は次のポイントに注意して選ぶのをおすすめします。
- クラウド翻訳サービスの導入目的を確認する
- クラウド翻訳サービスの機能を確認する
- クラウド翻訳サービスを導入する際の注意点を確認する
- クラウド翻訳サービスの料金・価格相場を確認する
翻訳サービスをより深く検討したい方は、サービス資料を請求し比較するとよいでしょう。
重要なことは、翻訳を依頼する目的や必要となるクオリティに、納期を含めた総合的な観点で依頼先を選択することであり、的確にサービスの特徴を見極めて判断することです。無償トライアルや翻訳例なども活用し、慎重かつスピーディーな判断が必要だといえるでしょう。
BOXILとは
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