カオナビの特徴とは?機能・料金プラン・口コミ評判・事例を紹介
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カオナビとは
カオナビはクラウド型のタレントマネジメントシステムです。タレントマネジメントシステムとは従業員の名前や所属などの基本情報やスキル、キャリアなどさまざまな人材情報を可視化して、マネジメントに役立てられるシステムのことを指します。
カオナビは従業員の顔写真をベースにシンプルなインターフェースで人材情報を管理可能です。ITシンクタンクのITRの調査によると人材管理ツールとして8年連続シェア1位※1を獲得しており、3,600社以上※2の企業がカオナビを導入しています。
導入企業の中には公官庁や大手金融機関のように、高いセキュリティを求められる企業もあります。カオナビはIPアドレス制限やデータベース二重化をはじめとする、さまざまなセキュリティ対策を行っているので、導入する企業は安心して利用可能です。
※1,2 出典:カオナビ「カオナビ|【シェアNo.1】社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム」(2024年6月18日閲覧)
ボクシルに寄せられたカオナビの評判・口コミ
ボクシルに寄せられたカオナビの評判や、口コミをピックアップして紹介します。戦略人事を推進加速させるシステムとしてカオナビは評価の高いですが、実際のユーザーの口コミを通してリアルな意見を参考にしてみてください。
優れたタレントマネジメントサービス
カオナビはタレントマネジメントサービスとしての満足度の高さが口コミからもうかがえます。従来の管理方法から大きな改善をもたらしたといった喜びの声も寄せられています。
とくに、情報のアクセスの容易さ、操作性の良さ、価格の手頃さは、サービスの強みとして満足度が高いようです。また、将来的にはサービスをさらに活用し、組織の人事評価やマネジメントの効率化・最適化を期待しています。
アンケート機能の利便性
口コミでは、カオナビのアンケート機能の自動化と効率化がとくに評価されています。自動グラフ化によるデータ分析の手間の削減、未回答者への自動リマインダーによるフォローアップの効率化といった、具体的な機能が業務プロセスの改善に大きく貢献しているのがうかがえます。また、これらの機能によって全体的な人事評価システムの運用がスムーズになり、効率的な業務遂行が可能な点も、口コミの特徴です。
人事評価・目標管理のWeb化による業務効率化
以前はExcelで管理していた人事評価や目標管理がWeb化され、ワークフローとして管理できるようになったと高く評価している口コミが多数寄せられています。定期的なバージョンアップによる機能追加も高評価です。
カオナビの機能
カオナビはさまざまな人材情報を一元化し、可視化して分析できます。そのため、組織の人材配置、人材育成、評価をより効果的に行えます。また、人的資本経営や人事・労務DXなど、これからの組織のあり方や働き方を進化させるための基盤としても活用可能です。
カオナビの主な機能は次のとおりです。
種類 | 詳細 | 機能例 |
---|---|---|
人材情報の一元化 | ⼈材情報を⼈材データベースで可視化 | ・プロファイルブック ・アクセス管理機能 ・組織図 など |
人事系 | 情報集約を効率化して作業時間を短縮 | ・組織図 ・申請ワークフロー機能 ・帳票出力機能 など |
意思決定 | 人材データを活用して経営陣の意思決定に活用 | ・ダッシュボード機能 ・マトリクス分析 など |
評価 | クラウドで評価業務を運用 | ・評価シート作成 ・カスタムガジェット ・スマートレビュー など |
採用 | ハイパフォーマー分析で採用ミスが減少 | ・採用管理ツール連携 ・レーダーチャート ・SPI3タイプマップ など |
人材配置 | 各人材の情報を直感的に把握 | ・ポジションマッチング ・ダッシュボード機能 ・ボイスノート など |
人材育成 | 人材のスキル発掘・人材育成プランの策定 | ・シャッフルフェイス ・エニアグラム など |
モチベーション分析 | スタッフのモチベーション調査と共有 | ・パルスサーベイ ・マトリクス分析 ・ボイスノート など |
コンディション調査 | スタッフの不満や満足度を調査 | ・エニアグラム ・360度評価 ・パルスサーベイ など |
カオナビの特徴
カオナビの強みは人材情報を顔写真で一元管理できる点、自由にカスタマイズが可能な点、手厚いサポートで導入後も安心な点の3つがあります。それぞれの特徴について解説します。
人材情報を顔写真付きで一元管理
カオナビでは顔写真を軸にして基本情報やキャリア、スキルなどの情報を管理できます。
顔写真がベースなので、名前をベースにしたタレントマネジメントシステムと比較すると直感的に組織の全体像が把握でき、人事評価も行えるので、人事情報を積極的に活用してエンゲージメントの向上、離職防止なども期待できます。
自由にカスタマイズが可能
クラウド型で簡単に使用できるだけでなく、導入企業の組織や体制に合わせて自由にカスタマイズ可能なのもカオナビの魅力です。
従業員ごとに閲覧権限を設定、部署やメンバーごとにラベリングやグルーピングも設定可能です。システムに詳しくない人事担当者の方でも簡単にカスタマイズして使用できます。
導入から運用まで充実のサポート体制
カオナビではそれぞれの運用フェーズに合った5つのサポート体制が用意されています。
- トレーニングセミナー
- セットアップサービス
- サポートサイト&デスク
トレーニングセミナー
カオナビでは初期設定や評価フロー構築など、トレーニングセミナーが用意されています。とくにスタートアップセミナーは、無料で初期設定や操作方法を教えてもらえるため、初めてカオナビを利用する人事担当者の方も安心です。また、より詳しい設定、利用方法などが学べる有料のトレーニングセミナーも用意されています。
セットアップサービス
カオナビを導入しても忙しくてセットアップができない方にはセットアップサービスがおすすめです。
セットアップサービスは、カオナビを熟知したスタッフが各導入企業の要望をもとに、データベース構築や評価制度の反映などセットアップを有料で代行でしてくれるサービスです。
サポートサイト&デスク
サポートサイトには設定や操作方法の詳しいマニュアルやよくある質問が掲載されています。なにか困ったことがあれば、一度サポートサイトを確認してみてください。
サポートサイトを見ても問題が解決されない場合は、メールや電話、サポートサイトから問い合わせができます。
カオナビはこのような企業におすすめ!
大手、中小、ベンチャーなど事業規模や業界、業種、業態問わずにさまざまな企業がカオナビを導入しています。人材情報の一元化、人事評価、配置や抜擢、従業員エンゲージメント向上などに課題を抱えている企業は導入を検討してみても良いでしょう。
人事評価を効率化したい
人事評価において、紙やExcelで人事評価を行っている場合や、書き漏れや進捗管理が見えない、集計に時間がかかるケースも多いです。カオナビで評価を実施することによって、これらの問題が解決でき、スムーズに効率よく行えるようになります。
カオナビのシステム上で360度評価、OKR、1on1などさまざまな評価制度がテンプレート化されているので、新たな評価制度を取り入れてみたい場合、試験的に実施も可能です。
配置バランス図「SHUFFLE FACE」機能を使えば、評価バランスチェックや甘辛調整も全社員や部署ごとに一覧で表示できるので、データに基づいた正当な評価ができます。
人材配置を最適化したい
従業員のスキルやキャリア、人事評価の最終結果などを活用して人材育成、配置の最適化を行う際にもカオナビは有効です。
スキルや特性で社員を検索し、プロジェクトメンバーの選出や、次世代候補などメンバーをリスト化できるので、育成計画も立てやすくなります。また、配置バランス図、組織ツリー図などの機能によって、組織ごとの人材バランスをチェックし、組織全体を俯瞰的に見えます。
直感的でわかりやすいシステムだからこそ、組織をチェック、変更する際の意思決定に効率的に使用可能です。
エンゲージメントを高めたい
従業員のエンゲージメントを高めるためにコミュニケーションを活性化、離職を防止するためにもカオナビは有効です。
社員アンケート機能や人材データベース機能を使用して、職場環境や働き方に関する社員の満足度を素早く確認してみましょう。社員の希望や不満をいち早く確認して対策を行うことで、モチベーションの維持が可能となります。
また、個人のプロフィールシートで趣味やスキルなどを社内で共有して話の合う仲間を集めたり、適性検査で社員ごとの性格の特徴を把握したりして、部下への接し方やチーム間連携にも活用できます。
料金プラン
カオナビ利用人数で初期費用と月額費用が決まります。利用する機能やオプションによっても費用が変動するため、具体的な料金を知りたい場合は、見積もり依頼が必要です。
機能デモ説明や、実際の画面を操作できるトライアルを無料で実施しているので、興味がある場合は気軽に問い合わせしてみましょう。
「カオナビと他サービスの違いを具体的に比較したい!」あなたには、タレントマネジメントシステムの資料で比較・検討するのをおすすめします。
導入企業・事例
サイバーエージェントや日清食品などさまざまな大手企業がカオナビを導入していますが、中でもホンダロジスティクスの導入事例について紹介します。
ホンダロジスティクス
自動車メーカーHondaのグループ企業であり、自動車関連の物流を行っているホンダロジスティクスは、人材管理において次の2つの課題がありました。
若手社員とマネジメント層の世代間ギャップ
ホンダロジスティクスでは、若手社員とベテラン層、マネジメント層との間で、仕事の進め方や考え方にギャップが生じていました。そのため、この世代間のギャップを埋めるために人材育成の施策を円滑に運用できる人材管理ツールが必要でした。社員の資格やスキルを「見える化」して行う計画的ジョブローテーション
中間層がいないため、若手の成長、活躍が重要でした。そのため適切なジョブローテーションによる若手の育成と、各事業部門が納得がいく異動、配置が必要になります。
そこで導入したのがカオナビで、社員データベース機能「PROFILE BOOK」を使って社員情報の見える化を行いました。顔や名前、勤続年数など基本情報の他に、異動・研修の履歴、所有資格、若手社員の面談記録なども登録し、最終的にはスキルマップを整備して、カオナビで育成管理を行いました。
新入社員の面談では仕事や職場の相談、悩みごとなどをカオナビに記録しているため、上司が変わってもバックアップできる体制になりました。またアンケート機能の「VOICE NOTE」を利用して、新入社員向けの研修に対する感想や要望を確認し、次年度の改善に利用しています。
カオナビで人材情報を可視化
カオナビで人材情報を可視化することによって、従業員の人材育成や組織の最適化、人事評価業務の効率化などさまざまことが行えます。
人事情報は多分に個人情報を含みますが、カオナビはセキュリティも堅牢で、金融機関や公官庁などセキュリティ対策を重視している企業も導入しています。
カオナビのおもな特徴は次のとおりです。
- 人材情報を顔写真付きで一元管理
- 自由にカスタマイズが可能
- 導入から運用まで充実のサポート体制
カオナビ以外のタレントマネジメントシステムについてはこちらの記事を参照ください。