HRBrainの評判や口コミは?使い方・ログイン方法・料金・導入事例
目次を開く
HRBrainとは
HRBrainは人事評価管理から人事制度構築、タレントマネジメントまで網羅するツールとして、株式会社HRBrain(2016年創業)から提供されている人事管理システムです。社員のスキル管理や目標管理、人事制度の構築、企業理念の浸透など、人事部門の抱える課題の解消や目標の達成に最適なシステムで、有名企業にも導入されています。
2020年12月には、Eight Roads Ventures Japanを主な投資家として10億円の第三者割当増資と、3億円のデットファイナンスを合わせ、13億円もの資金調達を実施し、さらなる事業拡大が期待されています。
ボクシルに寄せられたHRBrainの評判・口コミ
ボクシルに寄せられたHRBrainの評判や、口コミをピックアップして紹介します。豊富な機能と使いやすさを評価している企業が多いようで、人事評価制度を刷新したい企業やこれから人事システムを導入する企業におすすめです。
一方、機能を十分に使いこなすには相応のリテラシーが必要なため、自社にITシステムに詳しい人材がいない場合、導入を避けた方がよい場合もあるでしょう。ただし、充実したサポートを受けられるため、運用体制を構築できれば十分に活用できるはずです。
それでは、具体的な口コミをみていきましょう。
評価の記録が残り定着しやすい
HRBrainの導入によって、共通のフォーマットで管理職と人事が評価内容を確認できるようになり、過去の面談内容も評価に入れられるようになったため、より公平な人事評価を実施できるようになったという口コミがあります。社員一人ひとりの評価の記録がスムーズに確認できる点が評価されているようです。
これまで人事評価の項目をExcelで記載・確認していた場合、年間評価が評価時期付近の社員の印象や仕事ぶりだけで決められていた企業もあるのではないでしょうか。HRBrainで評価を蓄積できるようになったことが、評価されているポイントの一つです
充実したサポート内容
HRBrainの評判の中には、提供会社からの充実したサポートを評価する声もあります。導入して間もない企業の場合、ベンダーの担当者が導入から運用、現場への定着まで常時サポートしてくれる点で特に満足度が大きいようです。
わかりやすいUIではありますが、HRBrainは機能が豊富なため、わからない部分をすぐに解消してくれるサポートをありがたいと考える企業は多いようです。
柔軟に対応できるわかりやすい設定
充実したサポートに加えて、テンプレートが豊富なので導入しやすいという声もあります。OKRを導入していた企業では、これまでスプレッドシートで管理をしていましたが、なかなか活用できていませんでした。
しかし、HRBrainのテンプレートを利用することで、徐々にOKR運用も定着し始めたようです。特に、わかりやすい設定と、現場の状況に合わせて柔軟に設定を変更できる点を評価しています。
ただし、閲覧権限などが柔軟に設定できる一方で、基本的にはテンプレートに沿って設定するため「本格的なカスタマイズがしにくい」と評価する企業もあるようです。
HRBrainの使い方
次に、HRBrainの具体的な使い方・機能を説明します。全機能が使える無料トライアルも利用できるので、実際の使い勝手を確認してきましょう。
ログイン方法
アカウント作成時に発行されたメールアドレスに、ログイン案内メールが届くので、そこに記載されたURLからログインページにアクセスします。メールアドレスの登録がない場合や、ログイン案内メールを見つけられない場合はHRBrain運用管理者に問い合わせる形になります。問い合わせ後に、ログインURLを再発行してもらえます。
機能1 人材データベース
人材情報管理機能を使えば、あらゆる人材データを組織図ツリーを用いて一元管理できます。一人ひとりの社員の情報をHRBrainに登録しておけば、必要に応じて情報をすぐに把握・共有可能です。
柔軟な権限設定が可能なので、人事評価や適材適所の人材配置に活用できるでしょう。社員情報を自在にソートも可能で、閲覧したい情報のみ絞り込む機能も特徴です。
機能2 人事評価で役立つ柔軟な権限・項目設定
HRBrainでは柔軟な権限設定で、データベースを閲覧できる範囲と、具体的な項目を自由に設定できます。
何を評価項目として重視するかは企業によって異なりますが、あらかじめ人事評価のための項目を設定しておき、必要に応じて閲覧権限を持った管理者が確認できるようにしておけば、効率的な人事評価が可能になるでしょう。目標・面談シートなどもストックできるため、人事評価の際にチェック可能です。
機能3 人事評価機能
人事評価機能により、目標の設定から評価面談、評価会議までのプロセスを自動化・効率化できるのもHRBrainの特徴です。
これまで人事評価のために行っていた、時間のかかる各種集計作業を完全に自動化し、人事部門がより創造的な仕事に多くの時間を割けるようになるでしょう。ツリー構造で組織を俯瞰して把握できるので、社員の特性に合った人材配置に寄与します。
機能4 組織分析
データベースに登録された社員の自己評価と他者評価を組み合わせて分析し、人事評価に対する認識のズレを可視化したり、勤務時間と評価スコアを分析したりすることで、社員の生産性の可視化ができます。
あるいは、入社経路と評価スコアの分析で採用チャネルの最適化や、メンバー育成のプランニングの評価・運用といった使い方も可能です。
HRBrainの価格
HRBrainは月額69,800円から利用できますが、具体的な利用人数に応じて月額費用が変わる料金体系をとっています。利用人数に応じた詳しい料金や見積もりに関しては、提供会社にお問い合わせください。
初期設定の代行も実施しており、導入から現場での運用定着まで、専任担当が丁寧にサポートしてくれます。運用中の操作や疑問点などは気軽に質問でき、人事のスペシャリストが素早く回答してくれるため安心して利用できるでしょう。
HRBrainの導入事例
HRBrainはサイバーエージェントやクリーク・アンド・リバー社などの広告・クリエイティブ関連企業、さらに駒澤大学といった学校法人などにも導入されています。
導入されている業種
HRBrainは主に次の業種を中心に導入されています。
- IT・インターネット
- メディア・エンターテイメント
- 人材
- サービス業
- 卸売・小売業
- 製造・メーカー
- 旅行・宿泊
- 理容・美容・サロン
- コンサルティング
- 金融
- 不動産・建設
- 教育・スポーツ
- 医療
このように、さまざまな業種に導入されており、現在も着実に導入企業を増やしている状況です。IT・インターネット関連業種への導入実績が特に多いようです。
導入されている会社規模
導入されている企業規模は社員数50人以下の企業から3,000人を超える企業まで、さまざまなビジネス規模の企業に導入されています。特に社員数50人~300人の中小企業への導入実績が多いようです。
HRBrainを導入したい方へ
HRBrainは自社の人事評価管理から人事制度の構築、タレントマネジメントまで幅広く活用できるシステムです。人事部門の業務効率を大幅に向上させられるため、これから本格的に人事評価制度を導入する企業はもちろん、既存の評価システムを刷新したい企業にもおすすめでしょう。
導入にあたっては、まず無料トライアルを申し込んでみてください。ベンダーから説明を受けつつ、7日間のトライアル期間で実際の使い勝手を確認できます。その後、本格導入を申し込めば、導入から運用定着まで、専任のサポーターが支援してくれます。
ぜひHRBrainで組織の人材に関わる課題を解決してみてください。
なお、他のタレントマネジメントシステム・人事評価システムとHRBrainの特徴の違いを知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。