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急成長SaaSのプライシング戦略を「請求管理」で支えた立役者 - 「Scalebase」導入事例

最終更新日:(記事の情報は現在から656日前のものです)
急成長SaaSスタートアップが抱える請求管理に関する課題を、サブスク販売・請求管理システム「Scalebase」で解決しました。柔軟なプライシング戦略の立役者となり、顧客増加にも寄与しています。「BOXIL SaaS AWARD 2023」導入事例セクションスタートアップ部門1位に選出されたSaaS活用事例を紹介します。

事例概要

アルプ株式会社が提供する、「Scalebase」の活用事例です。

Scalebase(スケールベース) - アルプ株式会社

Scalebase(スケールベース)
Scalebase(スケールベース)
導入事例セクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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サービス導入企業

  • 企業名:株式会社YOUTRUST
  • 業種:IT/通信/インターネット
  • 従業員規模:51~100人
  • 所在地:東京都
  • 設立年:2017年

受賞部門

「BOXIL SaaS AWARD 2023」導入事例セクションスタートアップ部門1位

※対象
創業10年以内、かつ従業員数100名以下の企業の生産性向上に貢献した事例を対象とする。

導入前の課題

Scalebaseを導入した株式会社YOUTRUSTは、転職・副業のスカウトが届くキャリアSNS「YOUTRUST」を運営しているスタートアップです。2018年4月のリリースから約4年半で、約15万人のユーザー、約800社の企業が利用するサービス(2022年10月時点)へと急成長しています。

その一方、利用企業が増加した結果、2つの課題を抱えることになりました。

請求書発行で負荷が高まり、ミスも発生

サブスクリプション型サービスであるため、顧客数の増加に応じて月額利用料の請求件数も増加しました。月額プランは4種類だけですが、顧客ごとのカスタマイズがあったり、プランの見直しが年に何度もあったりして、実際には単純ではありません。

少人数の担当者がスプレッドシートで管理する体制は限界に達し、請求ミスも多く発生していました。

プライシング調整が困難

サービス開始当初の顧客は、シード期からアーリー期のスタートアップ企業が多くを占めていました。それが、成長にともなってメガベンチャーや大企業の利用も増え、顧客属性が変わったため、大手顧客向けプランの新設など、顧客ニーズに合わせたプライシング調整が必要になりました。

しかし、請求業務への影響が懸念され、十分な対応ができていませんでした。

導入による効果

2つの課題はScalebaseの導入で解消されました。

顧客倍増でも、毎月の請求書発行をミスなく迅速に対応

Scalebase導入で、顧客ごとに異なる契約情報の正確な管理が可能となり、カスタマイズされた契約内容にも問題なく対応できるようになりました。毎月の請求金額の計算、請求データの作成も自動化され、多数の請求書発行をミスなく処理できます。

導入後の1年で累計顧客数が2倍の約800社まで増えたにもかかわらず、月初2営業日以内の請求書発行、という状態を維持しています。

プライシング戦略の柔軟性向上で顧客獲得

プラン新設やプライシング変更が必要な場合、Scalebaseでは商品マスタを新しく作成し、顧客の契約情報に紐付くマスタを付け替えれば対応できます。そのため、請求業務にはほとんど影響が及びません。

これにより、顧客ニーズに合わせたプライシングの試行錯誤が容易になりました。実際に、顧客属性の変化に応じた上位プラン新設や料金見直しを実施したところ、さらなる顧客獲得にもつながりました。

効果をもたらした機能

  • 従量課金や日割りなど、継続課金ならではのプライシングに対応した「商品マスタ機能」
  • 商品マスタを活用し、顧客ごとに異なる販売条件の管理と、契約変更などの履歴管理もできる「契約管理機能」
  • 契約管理の情報をもとに、毎月の請求データの自動作成と、請求書発行サービスへの連携に対応する「請求管理機能」

参照)アルプ株式会社「急成長SaaS企業が直面する顧客属性の変化。プライシング戦略に向き合えたのはScalebaseのおかげ!」
https://scalebase.com/cases/youtrust, 2023/2/10確認

BOXIL SaaS AWARDとは

「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS(ボクシル サース)」を運営するスマートキャンプ株式会社が、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。年1回、SaaSの日(※)を記念し発表しているほか、Spring、Summer、Autumn、Winterの四半期ごとにも、優れたSaaSを表彰しています。

「BOXIL SaaS AWARD 2023」では、エントリー式で審査する「導入事例セクション」と、データを元に定量評価する「BOXIL SaaSセクション」「BOXIL EXPOセクション」「BOXIL SaaS質問箱セクション」の計4つのセクションを設けています。各セクションの選考基準に従い、部門ごとにもっとも評価の高いサービスを部門1位として選出します。さらに部門1位の中から総合1位を選出し、その証として「Best SaaS in Japan」の称号を付与します。

「BOXIL SaaS AWARD 2023」公式サイトはこちら
「BOXIL SaaS AWARD 2023」導入事例セクション受賞サービス一覧はこちら

※スマートキャンプが独自に定めた記念日で、毎年3月4日です

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