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オープンソースのeラーニングシステム3選 - 機能・料金比較

最終更新日:(記事の情報は現在から270日前のものです)
この記事では、オープンソースのeラーニングシステムを紹介しています。eラーニングシステムのメリットやデメリット、機能詳細、サービス比較を解説。導入するeラーニングシステムを探している方はぜひ参考にしてみてください。

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eラーニングシステムとは

eラーニングシステムは、eラーニングを提供するためのシステムのことで、オンラインでのコンテンツ配信や学習の進捗管理などが可能なシステムです。

eラーニングとは、インターネットを活用して行う学習のことです。システムを用いることで、パソコンやタブレット・スマートフォンなどの端末から、場所や時間に縛られず効率的に学習が可能な環境を構築できます。

eラーニングシステムには、動画コンテンツを配信し視聴するオンデマンド研修のほか、リアルタイムで講義を配信できるライブ配信機能に対応したものもあり、目的や用途に合わせて活用が可能です。

オープンソースとは

オープンソース(OSS:Open Source Software)とは、ソースコードが無償で公開されていて、自由に利用や再配布などが可能なソフトウェアのことを言います。

ライセンス料を支払って利用する一般的なシステムとは異なり、オープンソースはソースコードが公開されているため、開発コストを抑えられるのが特徴です。また、自由に改変できるため、ユーザーニーズに合わせて機能の追加や修正などを行い、オリジナルのシステムを構築できるメリットもあります。

その他のeラーニングプラットフォーム

eラーニングのプラットフォームには、オープンソース以外にも、「APS版」「オンプレミス版」「クラウド版」の3種類があります。

APS版は、インターネットを通じてアプリケーションにアクセスして利用するタイプです。オンプレミス版は、自社サーバーにシステムを構築して利用するタイプで、カスタマイズがしやすい一方でコストが高額になりがちなデメリットがあります。クラウド版は、クラウドサーバーに構築されたシステムを利用するタイプで、ASP型よりも運用コストを抑え気軽に導入できるのが特徴です。

オープンソース型は、これらのタイプとは異なり、無料で利用できるのが大きな強みとなります。

オープンソースのeラーニングシステムの選び方

コミュニティの活発さを確認する

オープンソースのeラーニングシステムを選ぶポイントは、コミュニティの活発さです。コミュニティは、開発者とユーザーが情報交換を行い、問題解決や新機能の提案を行う場です。コミュニティが活発であれば、問題が発生した際に迅速に対処を検討できます。また、活発なコミュニティはプラグインや拡張機能の開発にもつながり、システムのカスタマイズ性向上に期待できます。

カスタマイズのしやすさをみる

オープンソースのeラーニングシステムを選ぶ際には、カスタマイズ性の高さが重要です。カスタマイズしやすければ、ニーズに合わせて機能やインターフェースを変更でき、独自の学習環境を構築できます。また、新しい機能の追加も容易なため、教育プログラムの変化へ柔軟に対応でき、ユーザー体験の向上も図れます。そのためニーズに合った柔軟性の高いシステムを選ぶことが肝心です。

サポートの有無を確かめる

オープンソースのeラーニングシステムを選ぶ際、サポート充実度が重要です。オープンソースのなかには、有料にてサポートしてくれるサービスもあります。この場合はシステム導入の支援やトラブル対応などに対して、支援を受けられます。社内のリソースが心もとないときには確認しておくとよいでしょう。

オープンソースのeラーニングシステム3選

Moodle LMS - Moodle LMSチーム

Moodle LMSはコミュニティが盛んなオープンソースのeラーニングシステムです。多言語対応で世界中の国と地域で利用され、日本の大学でも多く使われています。認定のコミュニティやネットワークがあり、彼らのサポートを受けることでより効果的に活用できるでしょう。

iroha Board - 株式会社いろはソフト

iroha Boardは日本製のオープンソースのeラーニングシステムです。オープンソースは海外製のものが多く、使いこなすには言語の壁を超えなければなりませんが、日本製のiroha Boardならこのような心配がありません。スマートフォンやタブレットでの利用を想定して設計されているのも魅力で、スキマ時間を使って教材を作成したり学習を進めたりするのに適しています。

CanvasLMS - レゾナント・ソリューションズ株式会社

CanvasLMSは商用ソフトウェアでありながら、オープンソース製品として無償配布されているeラーニングシステムです。米国のInstructure社が開発・提供したクラウドサービスで、日本のパートナー企業により導入と運用のサポートが行われています。無制限のデータストレージやクラウドで利用できる点など、オープンソース製品では珍しい利便性の高さが特徴です。

オープンソースのeラーニングシステムに搭載される機能

コンテンツ管理機能

コンテンツ管理機能は、動画やスライド、テキスト、クイズなどの教材コンテンツを管理する機能です。バージョン管理、アップロード、コース作成などが容易になり、教材作成を担当する方の工数削減に貢献します。また学習をする人にとっても最新の教材で学習できる点がメリットです。

ユーザー管理機能

ユーザー管理機能は、管理者がユーザーアカウントの権限を設定する機能です。ユーザーの登録情報や学習履歴を管理するほか、変更と削除も可能です。グループやクラスの管理機能を提供されることもあり、教育機関や企業での大規模なユーザー管理を効率化します。

学習進捗の追跡機能

学習進捗の追跡機能では、学習者の進捗状況を分析できます。学習者がコースを進行する際に、どのレッスンやアクティビティが完了したか、どれだけの時間を費やしたかなどの情報を収集しレポートとして可視化します。管理者は学習状況をふまえて、サポートやフィードバックが可能です。

オープンソースのeラーニングシステムのメリット

カスタマイズのしやすさ

オープンソースのeラーニングシステムのメリット1つ目は、拡張性と柔軟性の高さです。オープンソースのプラットフォームはカスタマイズや拡張が容易で、独自のニーズに合わせて柔軟に調整できます。オープンソースのコミュニティは新しい機能や改善点を積極的に開発し、プラットフォームを進化させています。これにより、組織や教育機関は常に最新の機能を利用し、変化する学習環境に適応可能です。

アカウント費用の削減

オープンソースのeラーニングシステムのメリット2つ目は、コストの削減です。オープンソースのソフトウェアは、アカウント費用が発生せず、無料で利用できます。またオープンソースのコミュニティからの情報により、専任の技術サポートを必要とせずに問題を解決できる場合もあります。

コミュニティとの連携

オープンソースのeラーニングシステムのメリット3つ目は、コミュニティとの連携です。オープンソースのプロジェクトは、世界中の開発者や専門家からなるコミュニティによって支えられています。このコミュニティは、プロジェクトの改善や新機能の開発に積極的に貢献し、アドバイスを提供してくれるでしょう。オープンソースのeラーニングシステムは単なるソフトウェアとしてだけでなく、大規模でグローバルなコミュニティとの連携を提供します。

オープンソースのeラーニングシステムのデメリット

専任者が必要

オープンソースのeラーニングシステムのデメリット1つ目は、専任者が必要な点です。オープンソースのソフトウェアは自由に利用できる一方で、保守運用の責任がついて回ります。専門的な知識や技能を要する場合も多く、不適切な開発をしてしまうとセキュリティのぜい弱性につながります。オープンソースを採用する際には、管理する方法を検討しつつ導入を進めましょう。

サポートの限界

オープンソースのeラーニングシステムのデメリット2つ目は、サポートの限界です。オープンソースのプロジェクトは、非営利が基本のためサポートには期待できません。コミュニティやオンラインのフォーラムで助けを求めても、解決しないことは多々あります。また、新たな機能やセキュリティのアップデートがないケースもあるでしょう。基本は社内で完結できることを念頭に導入をすべきです。

オープンソースのeラーニングシステムを導入しよう

オープンソースのeラーニングシステムを選ぶ際には、コミュニティの活発さや導入支援などに注目しましょう。オープンソースのeラーニングシステムはあまり多くありませんが、だからこそ使い勝手を見比べたり機能の有無で比較したりすることが重要です。オープンソースのeラーニングシステムは基本的に無料で使えるため、導入前に試験運用しましょう。

オープンソースのeラーニングシステムのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。

本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。

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