多言語対応のグループウェア9選 - 機能・料金比較
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- 多言語対応のグループウェアの選び方
- 言語の種類を確認する
- 翻訳機能の品質を評価する
- カスタマーサポートの対応力を調べる
- 必要な機能が搭載されているかを確認する
- 誰でも使いやすいかを確認する
- 多言語対応のグループウェアの機能・料金比較表
- 多言語対応のグループウェア9選
- Google Workspace
- Garoon
- Lark(ラーク)
- NI Collabo 360
- Confluence
- desknet's NEO
- Microsoft 365 (旧称 Office 365)
- Zoho Connect
- monday.com
- 多言語対応のグループウェアに搭載される機能の詳細
- リアルタイムでの翻訳
- 多言語ドキュメント管理
- 多言語対応のグループウェアのメリット
- ビジネスの海外展開
- 国籍を問わず雇用が可能
- 多言語対応のグループウェアのデメリット
- 翻訳精度の限界
- カルチャーショックのリスク
- 多言語対応のグループウェアを導入しよう
- BOXILとは
多言語対応のグループウェアの選び方
言語の種類を確認する
多言語対応のグループウェアを選ぶポイント1つ目は、サポートする言語の範囲です。日本語以外を母国語とする方が在籍するチームでは、対象言語に対応していないグループウェアだとコミュニケーションに苦労します。また、将来の国際展開に備えて、対応言語の範囲が広いグループウェアを選ぶことも重要です。
翻訳機能の品質を評価する
多言語対応のグループウェアを選ぶポイント2つ目は、翻訳機能の品質です。ビジネスチャットやドキュメントをどの精度にて翻訳できるかは、コミュニケーションの円滑さに直結します。実際の使用例やテストを通じて、翻訳の正確性や遅延の有無を確認しましょう。とく専門用語やニュアンスのある表現に対する翻訳能力をチェックするとよいでしょう。
カスタマーサポートの対応力を調べる
多言語対応のグループウェアを選ぶポイント3つ目は、多言語対応に関するサポート体制です。サポート体制が万全であれば、言語に関する技術的な問題や翻訳の不備などへ迅速に対処できます。可能なら、問い合わせ窓口が多言語に対応しているかもチェックしましょう。
必要な機能が搭載されているかを確認する
多言語対応のグループウェアを選ぶポイント4つ目は、必要な機能が搭載されているかどうかです。たとえば、複数の海外拠点がある場合は、英語だけでなく多言語に対応したグループウェアを選べば、拠点間でのコミュニケーションや情報共有をスムーズに行えます。また、海外拠点のメンバーとスケジュール調整を行う場合は、タイムゾーンを確認し現地時間で予定を調整できるよう、タイムゾーン設定に対応したツールが必要になるでしょう。
グループウェアを導入してどのような課題を解決したいのかを明確にし、必要な機能が搭載されたグループウェアの選定が必要です。
誰でも使いやすいかを確認する
多言語対応のグループウェアを選ぶポイント5つ目は、誰でも使いやすいかどうかです。グループウェアは組織の全員が使用するため、グローバル展開する企業では多言語対応で使いやすいツールを選ぶことが必要です。操作がしにくいツールだと、研修や教育が必要となりコストや手間が発生するため、多言語対応で、使いやすく覚えやすい操作性のグループウェアを選定する必要があります。
とくに、使い方を説明しなくても使いこなせる直感的な操作が可能なグループウェアであれば、海外拠点のメンバーにも定着しやすくなるでしょう。
多言語対応のグループウェアの機能・料金比較表
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多言語対応のグループウェア9選
Google Workspace - 株式会社サテライトオフィス
Google Workspaceは、Google提供のGmailやGoogle ドライブ、Google スプレッドシート、Google ドキュメントなどを利用できるグループウェアです。各機能間の連携をしやすいのも特徴で、すでに海外SaaSを導入している企業であればさらなる工数削減に期待できます。
グローバル展開しているGoogle提供のツールなだけあり、数十の言語へ対応しているのが特徴です。たとえば、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語のほか、オランダ語・ポルトガル語・スウェーデン語やロシア語、チェコ語・ベトナム語・タイ語・日本語などに対応しています。
Garoonは、かんばん機能によるタスク管理の可視化、ワークフロー機能による申請と承認の自動化、そしてノーコードでの業務アプリ開発が可能なグループウェアです。これらにより組織のニーズに合わせたシステムを構築できます。使いやすさと豊富な機能から、多くの企業で導入されているグループウェアです。
言語は日本語と英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)の4つ※に対応しています。タイムゾーンの切り替えもでき、従業員それぞれのタイムゾーンを一覧に表示できます。時差がある拠点同士のスケジュール調整もスムーズです。
※出典:サイボウズ「Garoon 公式サイト」(2024年8月1日閲覧)
Lark(ラーク) - Lark Japan株式会社
Larkはチャットを起点に、カレンダーやドキュメント、ワークフローなどを統合するグループウェアです。AIによる議事録作成や翻訳など、面倒なタスクを自動化できるのも特徴で、直感的に理解できるシンプルなUIでの操作に慣れている企業におすすめです。
100以上の言語を次の21言語に翻訳※1できるため、グローバル展開する企業、外国人スタッフを雇用する企業にとっても使いやすいでしょう。対応している言語は、日本語・英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・ベトナム語・イタリア語・インドネシア語があります。他にも、ヒンディー語・スペイン語・タガログ語・タイ語・ポルトガル語・韓国語や、フランス語・ロシア語・ドイツ語・ポーランド語、アラビア語・マレー語・トルコ語・ハンガリー語※2に対応しています。
※1:Lark Japan「メッセージの翻訳機能を使用する」
※2:Lark Japan「Lark の自動翻訳機能がサポートしている言語」(ともに2024年8月1日閲覧)
NI Collabo 360 - 株式会社NIコンサルティング
NI Collabo 360は、30以上のアプリケーションを1つにまとめ月額360円(税込)にて機能を提供するグループウェアです。費用を抑えつつ、多くの機能を利用できます。
ユーザーごとに言語やタイムゾーンを切り替えることも可能です。日本語と英語以外の言語にも言語辞書登録※ができ、国籍問わずNI Collabo 360を利用できます。
※出典:NIコンサルティング「グローバル対応」(2024年8月1日閲覧)
Confluence - アトラシアン株式会社
Confluenceは、Wikiとしての機能を主軸にした海外製のグループウェアです。プロジェクト管理、営業資料、人事情報など多岐にわたる業務の効率化が可能です。SlackやJiraをはじめとする製品と組み合わせて利用できます。
Confluenceのスペースに適用されるデフォルトの言語を設定でき、ユーザーはセッションの言語を選べます。現在対応している国の言語は次のとおりです。
チェコ共和国・デンマーク・ドイツ・アメリカ・イギリス・スペイン・フランス・イタリア・ハンガリー、オランダ・ノルウェー・ポーランド・ブラジル・フィンランド・スウェーデン・ロシア・中国・日本・韓国※
※出典:アトラシアン「既定言語の選択」(2024年8月1日閲覧)
desknet's NEO - 株式会社ネオジャパン
desknet's NEOは、機能が多く拡張性も高い国産のグループウェアです。スケジュール管理のほか、企業ポータル、ワークフロー、Web会議といった豊富な機能を提供します。ニーズや課題に合わせてカスタマイズしやすいのが強みです。
日本語と英語※の2か国語に対応し、タイムゾーンをユーザーごとに切り替えられる、グローバルなツールです。サマータイムにも対応しています。
※出典:ネオジャパン「desknet'sNEOの言語設定を英語にすることはできますか。」(2024年8月1日閲覧)
Microsoft 365 (旧称 Office 365) - 日本マイクロソフト株式会社
Microsoft 365は、WordやExcel、PowerPointといったマイクロソフトのサービスを搭載したグループウェアです。クラウドでの利用により共同編集や情報共有がスムーズになります。世界水準のセキュリティ対策で、情報漏えいをはじめとしたリスクも低減しています。
UIは次の言語に対応し、利用できる国と地域はさらに多く、ほとんど世界中で使える、グローバルなツールです。
アフリカーンス語、アルバニア語、アラビア語。アルメニア語、アッサム語、アゼルバイジャン語 。バングラ語、バスク語、ボスニア語 、ブルガリア語。カタルニア語、カタロニア語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)。クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語。英語、エストニア語、フィンランド語、フランス語。ガリシア語、ジョージア語、ドイツ語、ギリシャ語。グジャラート語、ハウサ語、ヘブライ語、ヒンディー語。ハンガリー語、アイスランド語、イボ語、インドネシア語。アイルランド語、コサ語、ズールー語、イタリア語。日本語、カンナダ語、カザフ語、キニヤルワンダ語。スワヒリ語、コンカニ語、韓国語、キルギス語。ラトビア語、リトアニア語、ルクセンブルク語、マケドニア語。マレー語、マラヤーラム語、マルタ語、マオリ語。マラーティー語、ネパール語、ノルウェー語、オディア語。パシュトゥー語、ペルシャ語、ポーランド語、ポルトガル語。パンジャブ語、ルーマニア語、ロマンシュ語、ロシア語。スコットランド ゲール語、セルビア語、セソト サ レボア語、セツワナ語。シンハラ語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語。スペイン語、スウェーデン語、タミール語、タタール語。テルグ語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語。ウルドゥー語、ウズベク語、ベトナム語、ウェールズ語。ウォロフ語、ヨルバ語※
※出典:マイクロソフト「Microsoft 365 Appsの言語のデプロイの概要」(2024年8月1日閲覧)
Zoho Connect - ゾーホージャパン株式会社
Zoho Connectは、社内SNSやメール・チャット・ビデオ会議など、さまざまなコミュニケーションを統合するグループウェアです。CRMやMAのような機能も提供しているため、あわせて導入することで会社全体の業務効率化を図れるでしょう。
次のように、幅広い言語に対応しており、グローバル展開する企業に適しています。
日本語・英語・中国語・アラビア語・デンマーク語・フィンランド語・フランス語・ドイツ語。また、ハンガリー語・イタリア語・アイルランド語・韓国語・ノルウェー語・ポーランド語、ポルトガル語・ロシア語・スペイン語・スウェーデン語・トルコ語※
※出典:ゾーホージャパン「【Zoho Connect】表示言語を設定するには?」(2024年8月1日閲覧)
monday.com - 株式会社ギャプライズ
monday.comは、タスク管理からプロジェクト管理まで、幅広い目的に役立つグループウェアです。プロジェクト管理に強くカンバン、カレンダー、ガントチャートなど、必要に応じて見た目を選択できます。タスクの自動化や通知設定など、効率化機能も充実したシステムです。
英語表記のシステムですが、項目のカスタマイズが可能なので、一度日本語の項目を追加すれば英語表記をなくせます。また、monday.comで使われている英語は比較的シンプルで、ブラウザの翻訳でも十分に利用できます。たとえばGoogle Chromeでシステムにアクセスし、Google翻訳をオンにすれば、問題なく扱えるでしょう。
多言語対応のグループウェアに搭載される機能の詳細
リアルタイムでの翻訳
リアルタイム翻訳機能は、ユーザーがメッセージや文書を入力すると同時に、自動的に他の言語に翻訳され、相手に送信される機能です。これにより、言語の壁を取り除き、異なる言語を話すメンバー間とのスムーズな対話が期待できます。
多言語ドキュメント管理
多言語ドキュメント管理機能は、異なる言語で作成された文書を統合し、統一されたプラットフォームにて一元管理する機能です。ユーザーは必要な情報を簡単に検索し共有できるようになります。
多言語対応のグループウェアのメリット
ビジネスの海外展開
多言語対応のグループウェアを利用することで、国際的な競争力を向上させられます。異なる言語を話す取引先との円滑なコミュニケーションにより、国境を越えた取引やプロジェクトがスムーズに進行します。これにより、市場の拡大や新たなビジネス機会の発見が容易になるでしょう。
国籍を問わず雇用が可能
多言語対応のグループウェアを利用することで、異なる文化や言語をもつメンバー間でのコラボレーションが促進されます。グループウェアが複数の言語をサポートし言語の壁を取り除けば、国際的なチームでも円滑に作業を進められるでしょう。
多言語対応のグループウェアのデメリット
翻訳精度の限界
多言語対応のグループウェアには自動翻訳を搭載しているサービスもあるものの、この機能の精度には限界があります。とくに専門用語やニュアンスを含む表現については、自動翻訳では正確な翻訳が難しいこともあります。ユーザーは翻訳機能の限界を理解したうえで、平易な文章にてやり取りするといった行動が大切です。
カルチャーショックのリスク
異なる文化や言語をもつメンバーが同じグループウェアを使用する際、カルチャーショックの発生につながるリスクがあります。異なる言語や文化の背景をもつメンバー同士がコミュニケーションを取る場合、誤解や不和が生じるかもしれません。この違和感はグループウェアをもってしても解消が難しいので、海外展開をする際に最初から計画を考えておくべきです。
多言語対応のグループウェアを導入しよう
多言語対応のグループウェアを選ぶ際には、翻訳の精度や対応している言語に注目しましょう。多言語対応のグループウェア自体は多いため、使い勝手を見比べたり他機能の有無で比較したりするのがおすすめです。グループウェアは無料プランや無料トライアルを提供している傾向にあるため、導入前に試験運用しましょう。
多言語対応のグループウェアのうち最適なサービスを選ぶには、要件や予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。
本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。
BOXILとは
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