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議事録作成ツールのシェア・市場規模を解説!一番選ばれている人気サービスは?

最終更新日:(記事の情報は現在から28日前のものです)
議事録作成ツールの市場規模とシェア率を紹介します。議事録作成ツールの今後の導入意向や、シェア率の高いサービスはなぜ選ばれているのかをBOXIL編集部の視点で解説しています。

議事録作成ツールの市場規模

BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、議事録作成ツールの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型議事録作成ツールの市場規模は、およそ3,820.7億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は4,470.2億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は5,104.9億円規模に成長すると予測できます。

議事録作成ツールの市場規模

※1 調査期間 2023年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定。議事録作成機能を持ったドキュメントツール・Web会議ツールなどを含む。
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定

議事録作成ツール市場の成長率は?

同調査では、まだ議事録作成ツールを導入・利用していないビジネスパーソンに対して、導入予定も調査しました。その結果、次のような結果になりました。

導入予定時期 回答数 割合
時期は未定だが利用検討中 263 5.6%
半年以内には利用開始予定 104 2.2%
1年以内には利用開始予定 110 2.3%
2年以内には利用開始予定 80 1.7%
現時点では未定・利用予定はない 4145 88.2%

議事録作成ツール市場の成長の要因としては、音声認識精度の向上により高精度な自動文字起こしが可能になったこと、AI文章作成の精度も向上したことが主に挙げられます。近年では、リアルタイムでの文字起こしが可能なツールが登場したり、ワンクリックで議事録生成ができたりするようになりました。そこで、それらを組み合わせた議事録作成ツールへの注目が高まっています。

ChatGPTやCopilot(旧Bing AI)が登場したことでAIの有効性が広く認知されたこともあり、2024年以降は議事録作成に特化したSaaSの導入も本格的に進むでしょう。

議事録作成ツールのシェア率

BOXILが実施した議事録作成ツールの利用ユーザー223人を対象にしたSaaSの利用実態調査によると、議事録作成ツールのシェア率は、Googleドキュメントがトップで6.3%でした。次点でTeamsが5.4%、スマート書記が4.5%と続いています。サイボウズ Officeや自社開発システムを利用している企業も多いようです。

議事録作成ツールのシェア率

※調査期間 2023年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに集計

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック

シェア率だけでなく、各議事録作成ツールの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。議事録作成ツールの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

【2024年05月】議事録作成ツール・ソフト人気ランキング|満足度や口コミ・評判を調査 | ボクシルSaaS
議事録作成ツール・ソフトのおすすめ人気製品をランキング形式で比較。料金や口コミ、機能、提供形態を元に比較可能です。
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ここからは、シェア率の高い議事録作成ツールはなぜ選ばれているのか、議事録作成に特化したSaaSや議事録作成に役立つ機能があるサービスに絞って、BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。

Microsoft Teams - 日本マイクロソフト株式会社

Microsoft Teams
Microsoft Teams
BOXIL SaaS AWARD Spring 2024 Good Service
ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • チャットからWeb会議までこれ一つで
  • リアルタイム文字起こし機能あり
  • 会議の内容メモを共同で編集できる

Teamsが選ばれている理由としては、会議中の会話をリアルタイムで文字起こししてくれるトランスクリプション機能が搭載されていることが挙げられます。もちろん、会議後にテキストデータをダウンロード可能なので議事録作成に役立ちます。

その他にも、会議中に共同編集でメモを取れる機能があり、メモ内ではタスクの割り当ても可能なため決定事項の確認の抜け漏れが起こりづらくなるでしょう。

  • 話者の分離や用語登録でさらに高精度な文字起こしへ
  • 最大20人までの発話を認識
  • 英語の文字起こしにも対応

スマート書記が選ばれている理由としては、とくにAIを活用した要約・文章変換機能が挙げられます。文字起こしした文章をワンクリックで書き言葉に変換したり、要約や重要項目の抽出を行ったりできるため、文字起こしからの議事録作成の手間が大きく削減可能です。

公式サイトでは議事録作成のデモ体験がユーザー登録なしでできるので、気になる方は利用してみるといいでしょう。

サイボウズ Office - サイボウズ株式会社

サイボウズ Office
サイボウズ Office
BOXIL SaaS AWARD Spring 2024 Good Service
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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  • 中小企業に利用される多機能グループウェア
  • 報告書や議事録のフォーマットを登録して作成
  • 議事録管理や共有も簡単

サイボウズ Officeが選ばれている理由としては、議事録に限らず文書の共有が簡単な点が挙げられます。テンプレート登録やカスタマイズアプリで自社に合った機能を利用できる点も評価につながっています。

その他にも、他社員のスケジュールがわかりやすい点やトップページでわかりやすく大事なお知らせをを評価する口コミが数多く見られました。

シェア率だけでなく機能で比較しよう

議事録作成ツールを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。

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