業務可視化ツールの市場規模を解説!最新の市場や成長率
最終更新日:(記事の情報は現在から236日前のものです)
業務可視化ツールの市場規模と成長率を紹介します。業務可視化ツールの今後の導入意向や、なぜ市場は成長しているのかをBOXIL編集部の視点で解説しています。
業務可視化ツールの市場規模
BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、業務可視化ツールの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型業務可視化ツールの市場規模は、およそ1,676.9億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は2,024.1億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は2,356億円規模に成長すると予測※できます。
※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定。業務可視化に使えるタスク管理ツールやグループウェアを含む。
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定
業務可視化ツール市場の成長率は?
同調査では、まだ業務可視化ツールを導入・利用していない情報システム業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、全体の約13%程度が導入を前向きに検討している結果となりました。
導入予定時期 | 回答数 | 割合 |
---|---|---|
時期は未定だが利用検討中 | 23 | 5.0% |
半年以内には利用開始予定 | 15 | 3.2% |
1年以内には利用開始予定 | 13 | 2.8% |
2年以内には利用開始予定 | 8 | 1.7% |
現時点では未定・利用予定はない | 405 | 87.3% |
業務可視化ツール市場の成長の要因としては、テレワークの普及により在宅勤務が増えたため、従業員の状態や業務内容を把握できる業務可視化ツールへの注目が高まりました。さらに、業務効率化やDX推進の動きが強まっており、作業フローの可視化や業務マニュアル作成といった、業務プロセス全体の見直しも進んでいることが、導入の後押しとなっています。
業務可視化ツールの機能で比較しよう
業務可視化ツールを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。
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