「実店舗とECで在庫が合わない」「店舗が増えるほど本部の集計が終わらない」とお悩みではありませんか。小売業の販売管理は、扱う商品の多さよりも、販売チャネルと店舗が増えることで難しくなります。
小売業の販売管理でつまずきやすい5つの場面と、特化型・汎用型の選び方を整理しました。結論として、POS・EC連携を重視するならAP-Visionなどの特化型がおすすめです。一方、自社業務に合わせるなら楽楽販売などの汎用型が適しています。料金比較表を交え、最適なサービスの選び方を解説します。
【30秒でわかるこの記事のポイント】
・POSレジ連携とEC連携の両方に対応するのはAP-Visionなど3製品
・汎用型3製品はPOSレジ連携が標準機能になく、既存のレジとつなぐには個別の確認が必要
・料金はユーザー数、ライセンス数、拠点数と出荷件数のどれかで決まる
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小売業におすすめの販売管理システムの機能・料金比較表
POSレジ連携とEC連携の両方に対応しているのは、小売業に特化したAP-VisionとOracle NetSuite、アラジンオフィスの3製品です。汎用型の3製品は、自社が使っている機種とモールにつながるかを個別に確認することになります。
| タイプ | 初期費用 | 月額(最安プラン) | 強み | POSレジ連携 | EC連携 | 色・サイズ(SKU)管理 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
AP-Vision
|
【小売業特化型】 | ー | 基本料金 200,000円〜(10ライセンス付) | 3種類のパッケージ展開 | ● | ● | ● |
Oracle NetSuite
|
【小売業特化型】 | ー | ー | 店舗POSからECまでの1システムでの管理 | ● | ● | ● |
アラジンオフィス
|
【小売業特化型】 | ー | ー | 色・サイズ別の在庫管理の標準搭載 | ● | ● | ● |
DX統合パッケージ
|
【汎用型】 | 158,000円〜(税抜) | 販売ベーシック 19,360円〜(税抜) | 販売・会計・人事のモジュール単位での組み合わせ | ー | ー | ● |
楽楽販売
|
【汎用型】 | 200,000円(税抜) | 70,000円〜(税抜) | プログラミングが不要な自社業務に合わせた設定 | ー | ー | ● |
freee在庫管理
|
【汎用型】 | ー | Lite 12,800円(年間契約時) | 専用ハンディ端末が不要なスマートフォンでの検品 | ー | ● | ● |
※●=対応/×=非対応/ー=要問い合わせ
※DX統合パッケージの色・サイズ(SKU)管理は商品内訳管理オプションです
※Oracle NetSuiteのPOSレジ連携は、外部のレジとの接続ではなく店舗POS機能を自社で備えていることを指します
小売業における販売管理の課題
自社が扱う在庫や売上の数字は、販売チャネルか店舗が1つ増えるたびに管理が分かれます。増えた分を手作業で集計していると、経路が増えるほど作業工数も増え、集計ミスのリスクが高まります。
実店舗とECで在庫が分かれ、片方で欠品・片方で在庫が残る
チャネルごとに在庫を分けて管理していると、売り逃しと滞留が同時に起きます。自社EC、複数のECモール、実店舗と、在庫を割り当てる先が増えるほど起きやすくなります。
たとえば次のような状態です。
- Aモールでは売り切れているのに、Bモールには在庫が残っている
- 店頭で「在庫なし」と伝えた商品が、その直後に別の拠点から入荷する
どちらも「自社のどこに在庫があるかがその場で見えていない」ために売り逃しています。
色・サイズ単位で在庫と売上を追えず、発注の判断が経験頼みになる
品番単位でしか在庫を持てないと、同じ品番の中で何が売れ残っているのかがつかめません。1つの品番が色やサイズに分かれるアパレルや靴、雑貨ほど、在庫管理と売上把握の難しさが顕著になります。
色・サイズ別の実績を見るたびにExcelで加工し直すことになり、発注や値下げの判断は担当者の経験頼みになります。複数の店舗を展開している場合は、店舗ごとの在庫状況と売上データを集める手間がさらに加わります。
店舗からの売上報告や発注が手書き・FAXのまま残る
店舗から本部への売上報告や仕入先への発注を紙とFAXでやり取りしている場合、店舗が増えるごとに本部で処理する伝票が増えます。集計が終わるまで全体の数字が見えないため、翌日の判断が1日遅れます。
転記の途中では、どの集計表の数字が最新なのかも分かりません。「手元の集計表が最新か」を毎回確認する手間が加わり、店舗数が増えるほどその回数も増えていきます。
CSV出力とExcel加工の往復でヒューマンエラーが起きる
システム同士をCSVで連携していると、出力と加工と取り込みを人が繰り返すため、そのたびに数値の整合性を確認する作業が発生します。
起きやすいのは次の2つです。
- 取り込み前の加工でミスが起き、後工程で数値が合わなくなる
- 同じ内容をマスタと伝票の両方に入力している
1回あたりは数分の作業でも、CSVで受け渡ししている連携の数だけ毎月繰り返されます。
店舗販売と卸売で伝票の流れが違い、1つのシステムで扱えない
直営店とECだけでなく、FC店への出荷や取引先への卸売を並行している場合、販売形態ごとに単価や手数料の扱いが変わります。
販売形態が増えるほど例外処理が増え、既存のシステムでは対応できずにExcelや手作業で補うことになりがちです。
店舗数が少なくても、直営店と卸売の両方を持っていれば同様の課題(例外処理の手作業など)が発生します。例外処理が増えるかどうかは、店舗の数ではなく販売形態の数で決まります。
小売業向け販売管理システムの機能・メリット
販売管理システムは、販売と在庫と仕入の情報を1つのシステムで管理する仕組みです。ここまでに挙げた5つの課題が、導入するとどう変わるのかを1つずつ見ていきます。
チャネルをまたいだ在庫を1つにまとめられる
実店舗、自社EC、ECモールの在庫を同じ数量として管理できるため、売り逃しと滞留を同時に減らせます。
AP-Visionとアラジンオフィスは店舗のPOSレジとECの両方と連携でき、Oracle NetSuiteは店舗POSの機能そのものを備えています。
freee在庫管理も実店舗とEC、卸売の在庫を自動で連携します。ただし方式はAPIとCSVに分かれ、在庫数がECに反映されるまでの時間も同じではありません。
色・サイズ単位(SKU)で実績を見られる
品番ではなく色とサイズの単位で在庫と売上を管理できると、どの色のどのサイズが売れているかを数値で確認できます。
商品ごとの売れ行きや店舗ごとの売れ方まで分析できるため、サイズ欠けで売れなくなっている商品と、特定の色だけが残っている商品を分けて対応を決められます。たとえばアラジンオフィスは色・サイズ別の在庫管理を標準で搭載しています。
店舗からの報告と本部の集計がつながる
店舗で入力した売上や在庫がそのまま本部の集計に反映されるため、締めを待たずに全体の状況を見られます。
各店舗の販売データと在庫データを一元管理できるため、複数店舗の売上状況をその日のうちに把握でき、対応も早くできます。売れ行きの落ちた商品を別の店舗へ移すといった判断も、締めを待つ必要がありません。本部から店舗へ数字を問い合わせる連絡そのものも減っていきます。
二重入力とCSV加工がなくなる
発注、売上入力、在庫管理を同じシステムで処理できるため、手入力で起きていた入力ミスと二重入力が減ります。
会計ソフトや倉庫管理システムと直接つながる製品なら、CSVを出力して加工して取り込む作業そのものが必要ありません。
月次の締めにかかる時間は、CSVの受け渡しが残っているかどうかで大きく変わります。システムによって数値管理が一元化されるため、どの数字が正しいのかを照らし合わせる手間もなくなります。
小売と卸で違う単価や手数料を人手で調整せずに済む
販売形態ごとに単価や手数料の扱いが違っても、同じシステムで処理できれば例外処理を手作業で補わずに済みます。
ただしすべての製品が対応しているわけではありません。小売と卸売を並行しているなら、AP-Visionのように小売業向けと卸売業向けの両方をカバーするパッケージが候補になります。卸売の単価表と小売の売価を別々に登録できるかを、導入前に確認しておきましょう。
小売業向け販売管理システムにかかる費用・価格相場
月額を公開している4製品の中では、在庫と出荷機能に特化したfreee在庫管理が1万2,800円と最安です。一方、AP-Visionは20万円〜と高額ですが、10ライセンス分が含まれており、複数店舗での本格運用を考えるならコストパフォーマンスに優れています。
初期費用を公開しているのは2製品です。DX統合パッケージのクラウド版が15万8,000円(税抜)からで、これとは別に導入時のリモート指導が23万円(税抜)からかかります。楽楽販売は20万円(税抜)です。専用アカウントの発行と3か月の導入支援が含まれます。
月額の決まり方は製品ごとに違い、ユーザー数、データベースの作成数、拠点数、出荷件数などで変わります。拠点数や出荷件数で決まる製品は、店舗や倉庫を1つ増やすたびに月額も加算されます。
オンプレミス版があるのはAP-VisionとDX統合パッケージの2製品です。どちらも初期費用に加えて構築費用がかかります。
なお、オプション料金として基本料金とは別途費用になりやすいのは下記の機能です。
- POSレジとの連携(連携するPOSの種類によって対応範囲が変わる)
- ECモールやネットショップとの連携
- 色・サイズ別の在庫管理(DX統合パッケージは商品内訳管理オプション)
- 拠点や店舗を追加したときの加算(拠点数で料金が変わる製品がある)
- 出荷件数が一定を超えたときの従量課金
販売管理システム全体の相場と、主要サービスの料金の内訳は次の記事にまとめています。
小売業向け販売管理システムの選び方
小売業で販売管理システムを選ぶときは、小売業向けに作られた製品を選ぶか、汎用の製品を自社に合わせるかを最初に決めると、候補を絞りやすくなります。そのうえでレシートと取引データの保存、外部システムとの連携、販売形態の3点を確認します。
小売業特化型と汎用型のどちらを選ぶか
小売業におすすめの販売管理システムには、小売業特化型と汎用型の2種類があります。
小売業特化型は、色・サイズ別の在庫管理やPOSレジ連携、直営店とFC店の管理といった小売業の業務に標準で対応しています。業務に合わせる作業をベンダー側が済ませているので、自社で設計する範囲は多くありません。
汎用型は特定の業種向けに作られていない代わりに、楽楽販売のようにプログラミングなしで画面や処理を自社の業務に合わせて設定できます。
店舗のPOSレジとECモールを販売管理システムにつなぐなら特化型、つながなくてよいなら汎用型で対応できます。色・サイズ単位の在庫管理は6製品とも対応しているので、ここでは差が出ません。
レシートと電子取引データの保存に対応できるか
小売業では不特定多数の顧客に販売するため、記載事項を一部省略した適格簡易請求書(簡易インボイス)を交付できます※1。宛名の記載は不要で、消費税額と適用税率はどちらか一方の記載で足ります。
製品を選ぶときは、レシートに登録番号と、税率ごとに区分した合計額が印字されるかを確認する必要があります。レジで発行するか販売管理システムで発行するかにかかわらず、この2項目が記載されていなければ簡易インボイスになりません。
あわせて、ECや電子受発注、メールでやり取りした注文書や請求書のデータは、電子データのまま保存することが義務づけられています※2。紙に印刷して保存する運用だけでは要件を満たせません。
受発注データをそのままシステムに保存できるか、あとから日付や取引先で検索できるかを確認しておきましょう。DX統合パッケージと楽楽販売は、電子帳簿保存法への対応を機能として掲げています。
※1出典:国税庁「No.6497 仕入税額控除のために保存する帳簿および請求書等の記載事項」(2026年8月28日閲覧)
※2出典:国税庁「電子帳簿保存法の概要」(2026年8月28日閲覧)
POSレジ・ECモール・倉庫システムと連携できるか
二重入力を残さないために、いま使っているPOSレジとECモール、倉庫システムと連携できるかを先に確かめましょう。
AP-Visionが連携できるPOSレジはANY-CUBE Neo、ECはTEMPOSTARに限られます。アラジンオフィスは機種を限定せず、各種のPOSレジに対応します。
一方で、汎用型3製品にはPOSレジ連携を標準機能として持つものがありません。
ECモールが複数あるなら、モールをまたいだ在庫の一元管理まで見る必要があります。倉庫を外部に委託しているなら、拠点間の在庫移動まで扱えるfreee在庫管理が候補です。
店舗販売と卸売など複数の販売形態を1つで扱えるか
直営店とEC、FC店への出荷、取引先への卸売を並行しているなら、販売形態ごとに違う単価や手数料を同じシステムで処理できるかで選びます。
製品の対応範囲だけでなく、自社の販売形態をすべてカバーできるかを確認しましょう。小売と卸売の両方をカバーするパッケージがあるAP-Visionのような製品なら、販売形態ごとの例外処理をExcelで補う必要が減ります。
販売形態が増えるほど、単価や手数料の設定は製品ごとの個別対応になります。設定を変えたいときに誰がどう対応するのか、店舗の締め作業中にトラブルが起きたときの連絡手段と対応時間もあわせて確認しておきましょう。
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小売業向け販売管理システムおすすめ比較3選【小売業特化型】
色・サイズ別の在庫管理とPOSレジ連携、EC連携に標準で対応している3製品です。小売業向けのパッケージや専用機能をベンダー側が用意しているため、自社で設計する範囲が狭くなります。
| 初期費用 | 月額(最安プラン) | 強み | |
|---|---|---|---|
AP-Vision | ー | 基本料金 200,000円〜(10ライセンス付) | 3種類のパッケージ展開 |
Oracle NetSuite | ー | ー | 店舗POSからECまでの1システムでの管理 |
アラジンオフィス | ー | ー | 色・サイズ別の在庫管理の標準搭載 |
※ー=要問い合わせ
AP-Vision
- 小売業向け・卸売業向け・小売と卸売の両方向けの3種類のパッケージから選べる
- POSソフトのANY-CUBE Neoと、複数ネットショップを一元管理するTEMPOSTARに対応
- 商品コードにサブコードを3種類まで組み合わせ、色やサイズ、生産国別に在庫を持てる
AP-Visionは、アパレルや靴、かばん、スポーツ用品といった小売と卸売の業務に合わせて作られた基幹システムです。最高9階層の組織管理に対応し、直営店だけでなくFC店舗の在庫も管理できます。
店舗の在庫情報をAPI連携でECサイトに表示できるため、実店舗とECで在庫を分けて管理する必要がありません。卸売と小売を並行している企業でも、同じシステムで処理できます。
AP-Visionのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| SaaS型 | 個別見積もり | 200,000円〜(10ライセンス付) |
| オンプレミス型 | 個別見積もり | 個別見積もり |
SaaS型のパッケージは、小売業向け、卸売業向け、小売業と卸売業の両方向けの3種類です。月額にはシステムの利用料と運用・保守費用が含まれ、初期費用は個別見積もりです。
Oracle NetSuite
- 小売業向けのパッケージがあり、店舗POSの機能そのものを備えている
- モバイルPOSと決済処理、チャネルをまたいだ在庫の可視化に対応
- オンラインで購入して店頭で受け取る購買行動にも対応できる
Oracle NetSuiteは、財務会計と顧客管理、在庫管理、注文管理、Eコマースを1つにまとめたクラウド型のシステムです。小売業向けには店舗POSの機能が用意されており、店舗とECの在庫を同じ画面で見られます。
複数の子会社や事業部門を1つのシステムで管理できるため、店舗数が多い企業やブランドを複数展開する企業に向きます。
Oracle NetSuiteのプラン・料金
料金は利用するモジュールとユーザー数に応じた個別見積もりです。
アラジンオフィス
- アパレル小売向けのパッケージがあり、色・サイズ別の在庫管理を標準搭載
- 各種POSレジと連携し、販売管理システムの商品情報や価格情報をPOSへ自動で反映できる
- ハンディ端末を導入するだけで、多店舗の在庫状況を把握できる
アラジンオフィスは、標準のパッケージに業界特化のパッケージを組み合わせて使う販売管理システムです。アパレル小売向けのパッケージには、商品カタログや商品台帳との連動、バーコード発行も標準で入っています。
ECサイトと実店舗のポイントや顧客情報を一元管理する仕組みも用意されており、実店舗とECを並行して運営する企業に向きます。なお、食品や医療、鉄鋼など他業界向けのパッケージも用意されています。
アラジンオフィスのプラン・料金
料金は利用する機能と規模に応じた個別見積もりです。
小売業向け販売管理システムおすすめ比較3選【汎用型】
小売業向けの専用機能がない代わりに、自社の業務に合わせて画面や処理を設定できる3製品です。販売以外の業務まで同じシステムで扱いたい場合と、在庫と出荷だけに絞りたい場合の両方から選べます。
| 初期費用 | 月額(最安プラン) | 強み | |
|---|---|---|---|
DX統合パッケージ | 158,000円〜(税抜) | 販売ベーシック 19,360円〜(税抜) | 販売・会計・人事のモジュール単位での組み合わせ |
楽楽販売 | 200,000円(税抜) | 70,000円〜(税抜) | プログラミングが不要な自社業務に合わせた設定 |
freee在庫管理 | ー | Lite 12,800円(年間契約時) | 専用ハンディ端末が不要なスマートフォンでの検品 |
※ー=要問い合わせ
DX統合パッケージ
- 販売、会計、人事給与のモジュールを必要な分だけ組み合わせられる
- 商品内訳管理のオプションを追加すると、色やサイズなどの内訳ごとに在庫を管理できる
- 営業所管理業務のオプションを追加すると、拠点別の実績管理と締め処理ができる
DX統合パッケージは、売上と売掛から仕入と買掛、在庫管理までを一元管理する基幹業務システムです。クラウド版とオンプレミス版があり、クラウド版は30日間の無料体験を利用できます。
見積書や請求書など150種類以上の帳票に対応し、デジタルインボイスと電子帳簿保存法にも対応しています。
色・サイズ別の在庫管理は商品内訳管理オプション、拠点別の締め処理は営業所管理業務オプションで、いずれも標準の販売モジュールに追加して使います。追加分の費用も別に見込んでおきましょう。
DX統合パッケージのプラン・料金
| プラン(クラウド版) | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| 販売ベーシック | 158,000円〜(税抜) | 19,360円〜(税抜) |
| 会計ベーシック | 158,000円〜(税抜) | 19,360円〜(税抜) |
| 給与ベーシック | 158,000円〜(税抜) | 18,150円〜(税抜) |
| 人事ベーシック | 158,000円〜(税抜) | 18,150円〜(税抜) |
販売管理だけで使う場合は販売ベーシックを選びます。月額はベーシック料金にデータベース費20,620円〜(税抜)が加わり、ユーザー数でも変わります(モジュール別1ユーザーライセンスは1,810円・税抜)。
初期費用158,000円〜(税抜)とリモート指導230,000円〜(税抜)は、導入する業務単位で必要になります。販売と会計の2業務を同時に始めるなら、それぞれに発生します。
楽楽販売
- プログラミングなしで画面や処理を自社の業務に合わせて組み替えられる
- 見積もりから受注、発注、請求、売上、入金、原価管理までを1つで管理できる
- 店舗別の管理とFC加盟店の管理に対応している
楽楽販売の中心にあるのは、自社の業務フローに合わせて画面や処理を組み替えられる仕組みです。導入時は専任の担当者が3か月間、Web会議や電話、メールで設定を支援します。
小売業で使うときに確かめておきたいのが、POSレジとネットショップとの連携です。POSレジのスマレジ・Airレジ、ネットショップのカラーミーショップ・Shopifyとは連携実績があるものの、標準機能として組み込まれているわけではありません。
既存のレジやECをそのまま使い続けるなら、連携できる機種・モールの組み合わせを先に確認しておきましょう。
楽楽販売のプラン・料金
初期費用は200,000円(税抜)、月額費用は70,000円(税抜)からで、月額はユーザー数とデータベースの作成数によって変わります。
初期費用には専用アカウントの発行と3か月の導入支援が、月額にはシステムとデータベースの利用料、バージョンアップ費用、サポート費用、サーバーの運用・保守費用が含まれます。
設定を任せたい場合は、別料金の設定代行サービスがあります。
freee在庫管理
- 実店舗とEC、卸売の在庫をリアルタイムに自動連携できる
- 複数の拠点や店舗、委託倉庫の在庫と、拠点間の在庫移動を管理できる
- スマートフォンのアプリで検品でき、専用のハンディ端末が不要
freee在庫管理は、実店舗とECと卸売の在庫情報を1つにまとめることに重点を置いた在庫管理システムです。販売管理の全機能を備えた製品ではなく、扱えるのは在庫と出荷の管理に限られます。
店舗の現場と本部、倉庫のいずれからもスマートフォンで在庫を確認できます。アパレルや雑貨、化粧品などの商材に対応し、数万点のSKUを扱う企業や、30店舗以上を展開する企業にも使われています。
freee在庫管理のプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| Lite | ー | 12,800円(年間契約時) |
| Premium | ー | 40,000円(年間契約時) |
| Enterprise | ー | 個別見積もり |
Liteで使えるのは1拠点までで、複数の拠点や委託倉庫を管理するならPremium以上になります。Liteは1拠点で月300件まで、Premiumは2拠点で月2,000件までの出荷が月額に含まれます。
超えた分は出荷1件あたりの従量課金で、Liteは301件目から25円、Premiumは2,001件目から10円、5,001件目から5円、50,001件目から2円です。
年間契約ではなく月契約にする場合は、Liteが14,800円、Premiumが49,000円になります。
小売業向け販売管理システムを活用するポイント
店舗の入力項目を減らせないと、導入しても現場で使われなくなります。切り替える範囲、画面の分け方、在庫を更新するタイミングの3つは、運用の設計で先に決めておく必要があります。
最初はすべてを切り替えず、在庫と受発注から始める
販売と在庫、購買、会計を同時に切り替えると、移行期間の負荷が店舗と本部に同時にかかります。効果が出やすい在庫と受発注から始め、会計や人事との連携は運用が固まってから追加するほうが定着します。
段階を分ければ、店舗が覚える操作も一度に増えません。旧来の運用と並行する期間も短くできます。先に始めた在庫と受発注で運用が固まっていれば、あとから追加する会計や人事の設定は、店舗に負担をかけずに進められます。
店舗が入力する画面と本部が見る画面を分ける
小売業では、発注や締めの作業を短時間勤務のスタッフが担う場面も少なくありません。店舗に求める入力項目を絞り、集計や分析は本部で行う設計にすると、店舗の負担を増やさずに数字を集められます。
誰が使う画面かを決めてから項目を設計すると、入力漏れも減ります。店舗の画面は在庫の登録と受発注に絞り、分析用の項目は本部だけに置くと運用しやすくなります。
在庫を更新するタイミングを先に決めてから連携する
実店舗とECの在庫を連携するときは、販売のたびに反映するのか、閉店後にまとめて反映するのかを先に決めます。販売のたびに反映するならAPI連携が前提になり、閉店後にまとめるならCSVの受け渡しでも対応できます。
反映の間隔を短くするほど売り逃しは減る一方、店頭とECのどちらかで在庫が足りなくなる場面も出てきます。取り置きや予約の扱いも含めて、どの在庫をどのチャネルの販売可能数として出すかを決めておきましょう。
小売業向け販売管理システムに関するよくある質問(FAQ)
小売業で販売管理システムを検討する際によくある質問を取り上げます。
小売業で求められる販売管理システムの主な機能は何ですか?
色とサイズ単位(SKU)の在庫管理、実店舗とECをまたいだ在庫の一元化、POSレジとの連携の3つです。AP-VisionとOracle NetSuite、アラジンオフィスはこの3つすべてに対応しています。
実店舗とECの在庫を1つにまとめられますか?
対応している製品を選べばまとめられますが、連携の方式と更新のタイミングは製品ごとに異なります。freee在庫管理は実店舗とEC、卸売の在庫を自動で連携し、AP-Visionは店舗の在庫情報をAPI連携でECサイトに表示できます。
POSレジと連携できますか?
アラジンオフィスは各種POSレジに対応しています。Oracle NetSuiteは店舗POSの機能そのものを備えているため、外部のレジとつながなくても店舗の販売データを取り込めます。
楽楽販売はマジレジとAirレジとの連携実績があります。DX統合パッケージは個別の確認が必要です。
小売業でもインボイス制度への対応は必要ですか?
必要です。ただし小売業では記載事項を一部省略した簡易インボイスを交付できるため、取引先ごとに請求書を用意しなくてもレシートで対応できます。
販売管理システムとERPの違いは何ですか?
対象とする業務の範囲が異なり、販売管理システムが扱うのは販売と在庫、購買、ERPは会計や人事まで含めた基幹業務全体です。販売管理から始めて、あとから会計や人事を同じシステムに加えていく進め方もできます。
DX統合パッケージやOracle NetSuiteは、モジュールを追加して対象業務を広げられます。
小売業向け販売管理システムを比較するならBOXIL
小売業の販売管理システムには、小売業向けに作られた特化型と、自社に合わせて設定する汎用型の2種類があります。導入前に確認しておきたい点は次の3つです。
- 小売業向けの機能を標準で備える特化型か、自社に合わせて設定する汎用型かを先に決める
- POSレジとECモール、倉庫システムとどこまで直接つながるかで手作業の量が変わる
- レシートは簡易インボイスの記載事項を、電子受発注のデータは電子保存の要件を満たす必要がある
小売業向けの販売管理システムは、料金も対応範囲も製品ごとに大きく異なります。BOXILでは各サービスの資料をまとめて請求できるので、ぜひ比較検討にご活用ください。
候補が多く、一社ずつ調べる時間がない方へ
「どのサービスを選ぶか」だけでなく、上長や現場への説明資料を整えるのも導入担当者の重要なタスクです。各社の料金・機能・サポート体制を一枚一枚調べる手間を省くために、資料をまとめてダウンロードしましょう。
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