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受発注管理システムのシェア・市場規模を解説!一番選ばれている人気サービスは?

最終更新日:(記事の情報は現在から136日前のものです)
受発注管理システムの市場規模とシェア率を紹介します。受発注管理システムの今後の導入意向や、シェア率の高いサービスはなぜ選ばれているのかをBOXIL編集部の視点で解説しています。

受発注管理システムの市場規模

BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、受発注管理システムの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型受発注管理システムの市場規模は、およそ1,286.7億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は1,388.3億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は1,446.6億円規模に成長すると予測できます。

受発注管理システムの市場規模

※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定

受発注管理システム市場の成長率は?

同調査では、まだ受発注管理システムを導入・利用していない生産・販売管理業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、「利用検討中」の企業が5.7%と、受発注管理システムの重要性が浸透してきている結果になりました。

導入予定時期 回答数 割合
時期は未定だが利用検討中 25 5.7%
半年以内には利用開始予定 14 3.2%
1年以内には利用開始予定 7 1.6%
2年以内には利用開始予定 5 1.1%
現時点では未定・利用予定はない 387 88.4%

受発注管理システム市場の成長の要因としては、EC市場が拡大していることが挙げられます。BtoB EC市場とBtoC EC市場ともに成長を続けていることもあり、受注数増加にともなう受発注管理の効率化が必要になってきています。

とくに、クラウドベースの受発注管理システムであれば、Web上で受発注管理ができるだけではなく、見積書や請求書のやり取りなども可能です。業務効率化や人手不足解消のためにも、導入する企業が増加しています。

受発注管理システムのシェア率

BOXILが実施した受発注管理システムの利用ユーザー98人を対象にしたSaaSの利用実態調査によると、受発注管理システムのシェア率は、OBIC7クラウドソリューションがトップで5.1%でした。次点でSAPシリーズが3.1%、SMILE V 2nd EditionとEXPLANNER/Zが2.0%と続いています。Futurestageを利用している企業もいるようです。

受発注管理システムのシェア率

※調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに集計

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック

シェア率だけでなく、各受発注管理システムの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。受発注管理システムの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

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ここからは、シェア率の高い受発注管理システムはなぜ選ばれているのか、BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。

OBIC7クラウドソリューション - 株式会社オービック

OBIC7クラウドソリューションは、OBIC7のラインナップをすべて利用できるサービスです。販売管理や生産管理、プロジェクト収支管理など以外にも、人事・給与・勤怠などのラインナップがあることから、OBIC7一つで業務の効率化が可能な点から多くの企業に選ばれています。

コンサルティングとシステム導入も行ってくれるので、初めてシステムを導入する企業でも安心して利用できます。

SAPシリーズ - SAPジャパン株式会社

SAPシリーズの中のSAP Order Management foundationでは、受発注管理が可能です。オムニチャネルでの受注管理が可能で、受発注に関する実績はさまざまなグラフでわかりやすく確認できます。

不審なアクティビティの監視やISO取得など、グローバル企業でも利用されているレベルの高いセキュリティが特徴的です。

SMILE V 2nd Edition - 株式会社大塚商会

SMILE V 2nd Editionは、販売・会計・人事給与・CTI・CRMといった業務システムと、業種別のモジュールから必要なものを組み合わせて利用できます。中でも販売システムでは受発注だけでなく、原価管理やロット管理、汎用在庫管理などが可能です。

システムへの入力作業を最小限にするための入力支援機能が豊富で、あいまい検索や必要な伝票への同時登録などに対応しています。また、RPAによる繰り返し作業の効率化やAIによる過去データを元にした予測などの機能も搭載しています。

EXPLANNER/Zは、生産・販売・原価・債務・会計・債権を組み合わせて使用できる基幹業務システムです。オンプレミスとクラウドの両方の導入形態に対応しており、企業の実態に合わせた導入が可能です。言語や通貨も選択できるため、グローバル企業でも利用できます。

受発注管理に対応するEXPLANNER/Z 販売は、親子管理・帳合・二次店などの取引先特性、ロット・有効期限などの商品在庫特性を含め、受発注管理における業務を広くカバーしています。

シェア率だけでなく機能で比較しよう

受発注管理システムを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。

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