クラウド型RPAツール比較10選!導入効果を高める選定ポイントと注意点
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- クラウド型RPAツールとは
- RPAとは
- クラウド型とオンプレミス型、インストール型の違い
- クラウド型RPAツールのメリット
- 導入コストを安く抑えられる
- 自社メンテナンスの手間がかからない
- セキュリティ対策もベンダーが行う
- 場所や時間に関係なく使える
- パソコンがツールに占有されない
- OSや端末が限定されない
- 専門知識なしで使えるツールが多い
- クラウド型RPAツールのデメリット
- オンプレミス型と比べると安全性に劣る
- ブラウザ以外の業務は自動化が難しい
- クラウド型RPAツールの選び方
- 本当に費用対効果があるのか
- 導入実績は豊富か
- サポート体制が整っているか
- セキュリティ対策は十分か
- 連携性や拡張性は高いか
- クラウド型RPAツールの比較表
- おすすめのクラウド型RPAツール10選
- pengu
- Coopel
- AUTORO
- オークファンロボ
- batton
- BizteX cobit
- クラウドBOT
- Microsoft Power Automate
- UiPath Automation Cloud
- Robotic Crowd
- 費用対効果を考えたうえで自社に合ったクラウド型RPAを導入しよう
- BOXILとは
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クラウド型RPAツールとは
クラウド型RPAツールとは、インターネット経由で利用できるRPAです。従来のRPAのように各パソコンにインストールしたり、サーバーにインストールしたりせず、手軽に導入できるのが特徴です。
RPAとは
RPAは、Robotic Process Automationの略称で、人間が行う定型的なパソコン操作をソフトウェアロボットが代行する技術です。たとえばデータ入力、ファイルの移動、メール送信、情報収集などルールにもとづいて実行する作業を自動化します。これにより業務効率の向上、ミスの抑制、コスト削減などが期待できます。
クラウド型とオンプレミス型、インストール型の違い
RPAにはクラウド型とオンプレミス型、インストール型があります。それぞれにメリットがあるので、用途に応じて使い分けましょう。
形態 | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
クラウド型 | インターネット上でログインして利用するタイプ | ・初期費用が低い傾向にある ・定期的な自動アップデートが行われる ・場所を問わずにアクセスできる ・データのバックアップがしやすい ・セキュリティ対策はベンダー側が行ってくれる |
オンプレミス型 | 自社のサーバーにシステムを構築して利用するタイプ | ・高度なカスタマイズができる ・データのセキュリティを自社で管理する必要がある ・大規模な処理に適している ・初期費用が高い傾向にある ・導入や保守には専門的なIT知識が求められる |
インストール型 | パソコンにソフトをインストールして利用するタイプ | ・インターネット環境が不要 ・カスタマイズがしやすい ・データを自社で管理できる ・一度の支払いで長期的に利用できる ・アップデートは手動で行う必要がある |
クラウド型RPAツールのメリット
クラウド型RPAツールのメリットとして次のものがあげられます。
- 導入費用を安く抑えられる
- 自社メンテナンスの手間がかからない
- セキュリティ対策もベンダーが行う
- 時間や場所に関係なく使える
- パソコンがツールに占有されない
- OSや端末が限定されない
- 専門知識なしで使えるツールが多い
導入コストを安く抑えられる
クラウド型RPAは、月額のサブスクリプション制を採用しているケースがほとんどです。オンプレミス型のように、ネットワークやサーバーを自前で準備しなくてよいため、初期費用が発生しません。基本的には月額費用のみの支払いでよいため、導入コストを安く抑えられます。
自社メンテナンスの手間がかからない
クラウド型RPAでは、ネットワークやサーバーといった利用環境はすべてベンダーが構築・運用します。したがって自社でメンテナンスする必要がありません。機能のアップデートや法改正への対応、システム側のトラブル対応などもベンダーが担います。メンテナンス工数の削減によってコア業務に集中できるでしょう。
セキュリティ対策もベンダーが行う
クラウド型RPAでは、セキュリティ機能もベンダーが構築します。通信・データの暗号化やアクセス権限設定など、基本的なセキュリティ機能は標準搭載されています。また、RPAはロボットを動作させるツールなので、誤作動の可能性もゼロではありません。誤作動によるセキュリティリスクを防ぐために、ミスを検知する機能が備わっているツールもあります。
場所や時間に関係なく使える
場所や時間に左右されないのもクラウド型RPAの大きなメリットです。インターネットにさえつながっていれば、ノートパソコンを使って自宅やカフェなどから利用できます。テレワークが普及する現代において、場所や時間に関係なく使えることは、組織の生産性にとって大きなプラスです。
パソコンがツールに占有されない
オンプレミス型の一部のRPAでは、パソコンが占有される可能性があり、RPAが動いているときにほかの作業ができません。その点クラウド型は、インターネット経由で利用するため、RPAを利用しながら別のブラウザを開けます。パソコンがツールに占有されないことで業務効率アップが期待できます。
OSや端末が限定されない
クラウド型RPAは、GoogleやYahoo!といったブラウザからログインして利用するため、OSや端末は関係ありません。オンプレミス型の場合、「Windowsのみ対応」や「スマートフォン不可」とするツールも多いです。その点クラウド型では、WindowsかMacか、パソコンかスマートフォンか、などは関係なく利用できます。
専門知識なしで使えるツールが多い
クラウド型RPAは、システム利用環境の構築からメンテナンスまでをベンダーが担います。自社での構築や運用保守が必要ないため、「専門知識なし」「プログラミング不要」で使えるツールが多いです。ITツールに慣れていない方やプログラミング知識のない方でも簡単に利用できます。
クラウド型RPAツールのデメリット
クラウド型RPAにはメリットがある反面デメリットも存在します。とくに次の2つには留意しましょう。
- オンプレミス型と比べると安全性に劣る
- ブラウザ以外の業務は自動化が難しい
オンプレミス型と比べると安全性に劣る
クラウド型RPAは、オンプレミス型と比べて外部アクセスリスクが発生する可能性があります。もちろんベンダー側も最大限のセキュリティ対策を施していますが、システムの設計上、外部のサーバーにデータを保管しなければならない場合も。オンプレミス型と比べて不正アクセスや情報漏えいのリスクがあるため、クラウド型を利用する際は必ずベンダーによるセキュリティ内容を確認しましょう。
また、インターネット環境が不安定な場合、システム自体を利用できない、あるいは動作が遅くなる、といった可能性もあります。
ブラウザ以外の業務は自動化が難しい
クラウド型RPAはブラウザからログインして利用するため、自動化できるのはブラウザ上の作業のみです。基本的にデスクトップアプリケーションやオフラインでの作業は自動化できません。
そのため、「Webを介さない社内システムを利用している」「オフライン業務をメインで自動化させたい」といった企業は、オンプレミス型のRPAがおすすめです。クラウド型を導入したい場合は、自動化できる業務の範囲を確認しましょう。
クラウド型RPAツールの選び方
クラウド型RPAツールを選ぶ際は次のポイントを意識しましょう。
- 本当に費用対効果があるのか
- 導入実績は豊富か
- サポート体制が整っているか
- セキュリティ対策は十分か
- 連携性や拡張性は高いか
本当に費用対効果があるのか
ツールが予算に収まっているかだけでなく、かけた金額以上のリターンを得られるのか慎重に考えましょう。クラウド型RPAの多くは月額制なので、毎月決まった料金を払い続けなければなりません。ツールの機能を使うことで生産性が上がるのか、費用に見合ったセキュリティ対策やトラブル対応をしてくれるかなど、本当に費用対効果があるのかチェックしましょう。
導入実績は豊富か
クラウド型RPAを選ぶうえでは、ベンダーの導入実績も重要なポイントです。見るべきポイントは、ツールの導入企業数をはじめ導入経験のある業界や業種、導入後にどのような成果を得られているのか、などです。ツールの公式ページを見たり、問い合わせや見積もりなどで担当者に直接聞いたりして、導入実績を確認しましょう。
サポート体制が整っているか
ツール自体の良し悪しだけでなく、ベンダー側のサポート体制も重要です。たとえば次のようなサポート内容があげられます。
- ツールの操作方法や不明点に関するチャット・電話サポート
- 専任の担当者によるコンサルティングや導入・運用支援
- 導入企業の従業員に対するツールの教育支援
RPAツールの導入が初めての場合、サポート体制は重要です。専任の担当者が導入や運用を伴走してくれたり、使い方がわからないときにすぐ問い合わせられたりするツールを選びましょう。
セキュリティ対策は十分か
クラウド型はオープンな環境で利用するため、オンプレミス型と比べてセキュリティに懸念が残ります。そのため、ベンダー側がどの程度のセキュリティ対策を施しているかが重要です。
- データや通信の暗号化
- パスワードの暗号化
- 詳細なアクセス権限の設定
- ログ(通信の履歴)記録
上記のセキュリティ対策はベンダーの多くが実施していますが、仕組みやレベルが異なるケースがあります。たとえば、どこまで詳細なアクセス権限設定ができるかや、ログをどのくらいの期間保存できるかなど、ベンダーによって異なります。
連携性や拡張性は高いか
RPAを選ぶ際は、ツールの連携性や拡張性も重要なポイントです。クラウド型の場合、ソフトウェアを円滑に連携される「API連携」が採用されることが多く、ストレージやチャットツール、SFAなど外部クラウドサービスと連携できます。Google Chromeの拡張機能を活用すれば機能の幅も広がります。RPAの拡張性を図るためにも、どういったツールと連携できるのか事前に調べておきましょう。
クラウド型RPAツールの比較表
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
おすすめのクラウド型RPAツール10選
続いて、おすすめのクラウド型RPAツールを紹介します。
pengu - オムロン株式会社
- RPAとETL、OCRの3つの機能を利用できる
- ツール提供だけでなく従業員の育成サービスも付帯している
- メールやリモート会議、チャットボットでのサポートも提供
penguは、オムロン株式会社が提供するクラウド型のRPAツールです。RPAによる定型業務の自動化だけでなく、データの抽出や加工のできる「ETL」や、紙帳票をテキストデータに変換できる「OCR」の機能も利用できます。3つの機能はいずれもプログラミング不要で利用可能。アイコンの操作や設定で簡単に業務を効率化できます。
また同社では、ツールだけでなく、「育成」のサービスも提供しています。ツールを使う従業員に対して、同社所属のシステムエンジニアがコーチングを実施。従業員一人ひとりの目標に沿ったカリキュラムを作成し、マンツーマンで教育します。それ以外にもメールやリモート会議、24時間対応のチャットボットなどで困りごとを解決してくれます。
- 変数定義や複雑なシナリオ開発などが不要
- うまく動作しない場合もワンクリックでサポートを依頼可能
- 1アカウントから利用でき規模に応じた追加に対応
Coopleは、マウスで設定できる初心者にも使いやすいクラウド型RPAツールです。アクションを組み合わせてシナリオを開発できるほか、コピーするだけで使えるシナリオテンプレートを提供しており、専門知識がなくても使いやすい工夫がされています。
アニメーションでアクションの動作を理解でき、どのような挙動をするのかわかりやすいのもポイントです。うまく動作しなくてもシナリオを共有すれば、一緒に問題を解決してくれるサポートを受けられます。無料トライアルで事前に使用感を確かめられます。
- 広告レポートの作成や採用スカウト送信、反社チェックなどを自動化
- プログラミング不要で使えるうえチーム内で自動化業務を共有できる機能も
- 社内システムとの連携やAPIによるシームレスな連携も可能
AUTOROは、ノーコードで簡単に業務自動化ロボットを作れるRPAツールです。たとえば、広告媒体との連携による広告レポート作成、採用スカウトの自動送信、反社チェックにおける取引先のリスク調査など。企業が抱えるさまざまな「わずらわしい業務」をロボットが解消してくれます。プログラミング不要で使えるうえ、Google Chromeの拡張機能によってレコーディングも可能です。
システム内の「エディタモード」で、登録したコードをそのままコピーすればチーム内で自動化業務を共有可能。ロボットに任せっぱなしでなく自社にもノウハウが蓄積する仕組みです。すでに利用している社内システムはもちろん、APIによって外部システムとのシームレスな連携が可能です。一度打ち合わせをした企業に対して、2週間の無料トライアルも提供しています。
オークファンロボ
- 初期費用無料で簡単に使えるクラウド型のRPAツール
- システム監視や画像のリンク切れ確認など「監視」業務にも対応
- 専任の担当者が個別質問を無制限に受け付けてくれる
オークファンロボは、初期費用無料の簡単設定で利用できるクラウド型のRPAツールです。データの入力や集計をはじめレポート作成、Webからの情報収集、顧客リスト作成といったさまざまな業務を自動化できます。システムの監視や画像のリンク切れ確認などの「監視」や、通知メールや請求書メール、日報などの「連絡」といった業務も可能です。
基本的に月額費用のみが発生し、1ライセンス3か月から利用できます。初期費用や追加費用、違約金は一切かかりません。導入後のサポートでは企業に対して専任の担当者が1名付き、無制限で個別質問を受け付けてくれます。無料トライアルも提供しているので、興味のある方はぜひ問い合わせてみてください。
- スマートフォンのようなインターフェースが特徴のRPAツール
- ベンダーが「自動化すべき業務」を提案してくれる
- 1つのライセンス購入で無制限のインストールが可能
battonは、「スマートフォンのようなインターフェース」が特徴のRPAツールです。画面の見やすさ、操作のしやすさにこだわっており、簡単なキーボード操作だけで定型業務を自動化できます。営業から人事、経理、飲食、EC関連など対応できる業種業態もさまざま。同社が「自動化すべき業務」を提案してくれるため、自社に合ったRPAメニューを導入できます。
SlackやChatWorkにてカスタマーサクセスとつながれるので、不明点はいつでも問い合わせ可能です。また同ツールはクラウドタイプであるものの、1つのライセンス購入で無制限にインストールできるのも強み。月額148,000円(税込)から導入できます。
BizteX cobit - BizteX株式会社
- WebサイトやWebシステム、Excel、CSVなどでの自動化に対応
- 姉妹サービスを使うことで外部アプリケーションとの連携性が高まる
- 導入後は無料のチャットサポートでRPAの作成を支援してくれる
Biztex cobitは、直感的な操作でルーティン業務を自動化できるクラウド型のRPAツールです。システムへの入力をはじめデータチェック、データ収集・加工、メールの送受信、ダウンロード、アップロードなど多種多様な業務を自動化できます。WebサイトやWebシステム、Excel、CSVなどに対応。姉妹サービスである「BizteX Connect」を使えば、外部アプリケーションともAPI連携が可能です。
料金プランは個別に用意しており、依頼企業のニーズや予算に応じて最適なプランを提示してくれます。導入後は無料のチャットサポートでRPAの作成を支援してくれるため安心です。無料トライアルも提供しているため、まずはお試し利用がおすすめです。
クラウドBOT
- ブラウザ上で行うさまざまな業務を「BOT」として自動化できる
- 「手動」「スケジュール」「API」の3つの実行方法を提供している
- 実行時間が30分、データストレージ1GBまでの無料プランも用意
クラウドBOTは、株式会社C-RISEが提供する完全クラウド型のRPAツールです。データ入力やテキスト送信、情報収集、クラウドサービス間のデータ連携など、ブラウザ上で行うさまざまな業務を「BOT」として自動化できます。BOTの作り方はドキュメント(専用サイト)に公開されているため、RPAが初めての方でも安心です。
ロボットの実行方法は、ボタンを押すことでの「手動実行」、あらかじめ実行日時を決められる「スケジュール実行」、自社システムからAPIとしてロボットを呼び出す「API実行」の3つから選択できます。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットなど端末を問わずに利用可能です。実行時間が30分、データストレージ1GBまでの無料プランも提供。本格利用の前に、まずは無料プランでお試し利用してみるのがおすすめです。
Microsoft Power Automate
- Microsoft 365からSlack、Dropboxなど多種多様なクラウドサービスと連携
- データ入力からファイル保存、ワークフローなどルーティン業務を自動化
- Premiumプランの機能を30日間利用できる「無料プラン」も提供している
Microsoft Power Automateは、Microsoft社が提供するクラウド型のRPAツールです。WordやExcel、OneDriveといったサービスが含まれるMicrosoft 365をはじめ、Slack、Gmail、Dropboxなどクラウドサービスと連携し、業務の自動化を実行。データ入力やファイル保存、ワークフロー申請、承認プロセスなどルーティン業務を自動化できます。
同ツールでは、1ユーザーあたり月額2,248円(税抜)の「Premium(プレミアム)」と、22,488円(税抜)の「Rrocess(プロセス)」のプランを提供。ほか、Premiumプランの機能を30日間利用できる「無料プラン」も提供しているので、興味のある方はお試し利用してみてください。
UiPath Automation Cloud
- インフラ基盤の構築なしでスピーディーに業務を自動化できる
- 実行力が高く、最大50個※の業務を並行して実行可能
- ログ記録やアクセス制御、ガバナンス管理などセキュリティも強固
UiPath Automation Cloudは、ルーマニア発のソフトウェアベンダーである「UiPath社」が提供するクラウドベースのRPAです。同ツールではWindows VM(仮想マシン)ベースのロボットを利用。サーバーレスなのでインフラ基盤の構築なしで、スピーディーに業務を自動化できます。
ロボットの実行力は非常に高く、最大50個※の業務を並行して実行可能です。安全性も高く、ログ記録やデータ暗号化、アクセス制御、監視体制、ガナバンス管理などセキュリティ対策が行われています。
※出典:UiPath「完全なクラウドベースのエンタープライズ自動化ソリューション」(2024年9月22日閲覧)
Robotic Crowd
- 文字列の抽出、画像からのテキスト検出などルールベースの業務を自動化
- ブラウザだけでなくAPI接続やVPN経由での社内システム操作もできる
- 専任担当者によるコンサルティングサポートも提供している
Robotic Crowdは、高千穂交易株式会社が運営するクラウド型のRPAツールです。繰り返し業務や契約処理、情報収集、文字列の抽出、画像からのテキスト検出などルールベースの業務を自動化できます。ブラウザから直接ロボットを操作するだけでなく、API接続やVPN経由での社内システム操作も可能です。
利用中にツールに関する疑問や困りごとがあった場合は、画面のチャットから質問でき、質問から5分以内に回答を得られます。運用ガイドラインの整備や保守サービス、教育計画の策定など専任担当者によるコンサルティングサポートも提供しているため、RPAが初めての企業におすすめです。また、14日間の無料トライアルを提供しています。
費用対効果を考えたうえで自社に合ったクラウド型RPAを導入しよう
クラウド型のRPAツールは、ベンダー側がシステム利用環境の構築やメンテナンスを行うため、企業側の負担が少なく済みます。導入コストを抑えられたり、別のブラウザを開きながら自動化業務を進められたりとメリットが多いです。
RPAツールの導入が初めての企業や、専門知識をもつ従業員がいない企業におすすめといえます。クラウド型RPAツールを選定する際は次のポイントに注意して選ぶのがおすすめです。
- 本当に費用対効果があるのか
- 導入実績は豊富か
- サポート体制が整っているか
- セキュリティ対策は十分か
- 連携性や拡張性は高いか
業務効率化や生産性向上を目指したい企業にとって、クラウド型RPAツールは強力な味方となるでしょう。ツールを選ぶ際は、上記のポイントを踏まえながら、自社に合ったものを選択してください。あわせて各サービスの口コミをチェックしておきましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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