英語対応の給与計算アウトソーシング5選!メリットや選定ポイント、必要な理由
給与計算アウトソーシングには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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給与計算アウトソーシングとは
給与計算アウトソーシングとは、給与計算業務を外部の専門業者に委託することを指します。
給与計算以外にも賞与計算、年末調整、社会保険料の計算、住民税の処理など給与に関わる幅広い業務を代行。これにより、企業は煩雑な業務から解放されるうえ、専門知識をもつ業者による正確な計算と法改正への対応に期待できます。
下記からは人気サービス各社の資料や比較表を無料でダウンロードできます。社内申請時に比較や相見積もりが必要な場合はぜひご活用ください。
英語対応の給与計算アウトソーシングが必要な理由
近年、グローバル化を目指す企業や外国人従業員を雇用する企業が多くなり、英語の扱いに悩まされています。英語対応の給与計算アウトソーシングを導入すればこの課題を解決できる可能性が高いです。
ダイバーシティやグローバル化の進展
企業のグローバル化によって多様な人材登用が進むなか、国籍や雇用形態の異なる従業員への配慮が必要不可欠です。英語対応の給与計算アウトソーシングは、言語の壁を解消し、海外拠点や外国人従業員へのスムーズな給与支払いを可能にします。
国ごとの文化や税制の違い
各国の文化や税制は多種多様であり、給与計算においてもそれぞれ異なるルールが存在します。たとえば、給与の支払い方法や支給日、税金や社会保険料の控除額、年末調整の手続きなどが日本と大きく異なります。英語対応の給与計算アウトソーシングは、これらの違いをふまえて専門家が対応するため、ミスやトラブルを防ぎやすいでしょう。
少子高齢化による人手不足
日本は少子高齢化が進み、労働力不足が深刻化しています。とくに、英語が扱えるうえに給与計算もできる人材は多くありません。そのため英語対応の給与計算アウトソーシングを活用することで、雇用の難しい人材の不足に悩まされずに済みます。
英語対応の給与計算アウトソーシングで得られるメリット
英語対応の給与計算アウトソーシングを導入して得られるメリットは次のとおりです。
正確性の担保
給与計算は、複雑な法制度や税制への理解が必要なため、担当者にかかる負担が大きいです。英語対応の給与計算アウトソーシングは、専門知識をもつプロフェッショナルが代行するため、正確かつスピーディーに処理されます。とくに、英語対応を含む給与計算は日本語のみと比べてさらに担当者に負担がかかるため、アウトソーシングする価値が大きいです。
コストの削減
英語対応の給与計算アウトソーシングは、担当者の採用や育成にかかる費用、給与計算システムの導入や維持費用、法改正への対応費用などを抑えられます。また、アウトソーシングすることで、オフィススペースや備品などの間接費も削減可能です。
なお、企業によっては内製したほうがよいかもしれないため、事前に見積もりして検討しましょう。もし内製するのであれば、英語に対応した給与計算ソフトを使うのがおすすめです。次の記事では英語対応の給与計算ソフトを紹介しています。
英語対応の給与計算アウトソーシングの選定ポイント
英語対応の給与計算アウトソーシングを選定する際は、いくつかのポイントがあります。代表的なポイントについて解説します。
対応する業務範囲
給与計算アウトソーシングによって、対応している業務範囲が異なります。給与計算だけでなく年末調整、社会保険の手続き、住民税の処理など、どこまでの業務を委託できるのか確認しましょう。
もし、給与計算以外の経理業務もアウトソーシングしたいのであれば、経理代行サービスがおすすめです。次の記事では英語に対応した経理代行サービスを紹介しています。
英語対応レベル
サービスによって、日常会話レベルから専門的な税務や法律に関するレベルまで、対応してくれる範囲に差があります。自社の英語レベルや業務内容に合わせて、適切なレベルのサービスを選びましょう。
料金形態
給与計算アウトソーシングの料金形態は、月額固定制、従量課金制、初期費用+月額固定制などさまざまな種類があります。従業員数や業務量に合った料金形態のサービスを選びましょう。また、オプション料金や追加料金が発生する場合もあるため、事前に見積もりをしておきましょう。
セキュリティやプライバシーの方針
給与計算は機密情報を扱うため、情報がどのように取り扱われるのかの調査は重要です。給与計算アウトソーシングを選ぶ際には、個人情報保護に関する法令を遵守しているか、情報セキュリティ関連の認証を取得しているかなどを確認しましょう。
英語対応給与計算アウトソーシング5選
英語対応の給与計算アウトソーシングサービスを紹介します。
Workcloud - Dayforce Japan株式会社
Workcloudは、アウトソーシングサービスとクラウドシステムが一体化したサービスです。
- 給与計算のほか、住民税業務や社会保険業務も対応可能
- 年末調整は最短5分※で完了
- 問い合わせ対応やシステムなど日本語と英語のバイリンガル対応が可能
※出典:Workcloud公式サイト「オンライン年末調整」(2025年12月1日閲覧)
ペイロールの給与計算業務アウトソーシング - 株式会社ペイロール
ペイロールの給与計算業務アウトソーシングは、給与計算をはじめ労務・社会保険関連業務など人事業務もサポートする給与計算アウトソーシングサービスです。
- 従業員をサポートするコールセンター完備
- 業種業態、規模、問わず受託可能
- Webシステムと人によるサポートで幅広い業務に対応
EPコンサルティングサービス - 株式会社EPコンサルティングサービス
EPコンサルティングサービスは、バックオフィス業務の課題解決をサポートするアウトソーシングサービスです。EPコンサルティングサービスには、次のような特徴があります。
- 給与計算のほか人事労務や会計など幅広くサービスを提供
- 外資系企業に向けたサービスあり
- 専門家によるサポートで安心して業務を委託
APアウトソーシング - APアウトソーシング株式会社
APアウトソーシングは、給与計算をはじめとしたバックオフィス業務をアウトソーシングできるサービスです。APアウトソーシングには、次のような特徴があります。
- 税理士や会計士、社労士と連携して総合的にサポート
- 弁護士や司法書士、行政書士の紹介が可能
- 海外進出や海外事業運営も支援
給与計算・人事労務アウトソーシング - ベンチャーインク国際会計事務所
給与計算・人事労務アウトソーシングは、外資系企業の給与計算や人事労務を代行するアウトソーシングです。給与計算・人事労務アウトソーシングには、次のような特徴があります。
- 月次給与計算や年末調整、法定調書作成などを代行
- グロスアップ計算をはじめ、外国人の特殊な計算にも対応
- バイリンガル対応のため海外親会社とのやり取りもサポート
英語対応の給与計算アウトソーシングで多様化を進めよう
グローバル化が進む現代社会において、英語対応の給与計算アウトソーシングは成長を支える強力なツールです。本記事で紹介した選定ポイントを参考に最適なサービスを選び、効率化と正確性を両立させましょう。
英語対応の給与計算アウトソーシングを選ぶ際には、業務範囲は必要十分か、運用コストは適切かなどをふまえて検討しましょう。合わせて各サービスの口コミも見ておくとよいです。
