kintone(キントーン)とPower Appsどちらを採用すべき?主要ノーコード開発・ローコード開発を徹底比較!
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- kintone(キントーン)とPower Appsの比較
- kintone(キントーン)とPower Appsの企業概要
- kintone(キントーン)とは
- Power Appsとは
- kintone(キントーン)とPower Appsの基本機能を比較
- 機能一覧
- 機能の比較表
- 価格・料金・仕様の比較表
- kintone(キントーン)とPower Appsの特徴を比較
- kintone
- Microsoft Power Apps
- kintone(キントーン)とPower Appsの評判・口コミを比較
- kintone(キントーン)の評判・口コミ
- Power Appsの評判・口コミ
- その他のノーコード開発・ローコード開発との比較
- kintone(キントーン)とPower Apps、結局どちらを採用するべき?
kintone(キントーン)とPower Appsの比較
kintoneとPower Appsは、共にプログラミング不要で業務アプリケーションを開発できる、ノーコード・ローコード開発プラットフォームです。両者の主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | kintone | Power Apps |
|---|---|---|
| 提供会社 | サイボウズ株式会社 | マイクロソフト コーポレーション |
| 累計導入社数 | 41,000社以上※(2025年2月現在) | 非公開 |
| 主な対象業種 | 全業種 | 全業種(特にMicrosoft 365利用企業に強み) |
| 主な特徴 | ・豊富な標準機能と拡張機能(プラグイン) ・日本語での手厚いサポート ・柔軟なアクセス権管理 |
・Microsoft 365との連携 ・AIによる開発支援機能 ・豊富なコネクタによる外部サービス連携 |
※出典:サイボウズ「あなたの『その仕事』に」(2025年12月1日閲覧)
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kintone(キントーン)とPower Appsの企業概要
kintoneとPower Appsを提供する企業の概要について紹介します。
kintone(キントーン)とは
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供する、業務アプリ開発プラットフォームです。サイボウズは、1997年創業の東証プライム上場企業で、グループウェアの開発・販売・運用を中心に事業を展開しています。
kintoneは、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、自社の業務に合わせたアプリケーションを自由に作成できるのが特徴です。
Power Appsとは
Power Appsは、マイクロソフト コーポレーションが提供する、ローコードアプリケーション開発プラットフォームです。マイクロソフト コーポレーションは、Windows OSやMicrosoft 365などで知られる、世界的なテクノロジー企業です。
Power Appsは、Microsoft 365やDynamics 365との連携を強みとしており、ExcelやSharePointなどのデータと連携するアプリケーションを、簡単かつ迅速に開発できます。
kintone(キントーン)とPower Appsの基本機能を比較
kintoneとPower Appsの基本的な機能について紹介します。
機能一覧
機能数を比較するとPower Appsの方がコネクタによる連携機能が豊富ですが、kintoneもプラグインによる拡張機能が豊富です。kintoneは、プログラミングの知識がなくても、必要な機能を簡単に追加できるのが強みです。
■kintoneの主な機能
- ドラッグ&ドロップによるアプリ作成
- 豊富なテンプレート
- プロセス管理
- データ集計・グラフ化
- 通知機能
- アクセス権管理
- プラグインによる機能拡張
- API連携
- モバイル対応
■Power Appsの主な機能
- キャンバスアプリ、モデル駆動型アプリ、ポータルの作成
- 豊富なテンプレート
- AI BuilderによるAI機能の組み込み
- 400種類以上のコネクタによる外部サービス連携
- Dataverse(データプラットフォーム)
- Power Automateとの連携によるワークフロー自動化
- モバイル対応
- オフライン対応
機能の比較表
双方の機能については次の表で比較してまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
| 機能 | kintone | Power Apps |
|---|---|---|
| アプリ作成 | ○ | ○ |
| テンプレート | ○ | ○ |
| プロセス管理 | ○ | ○(Power Automateと連携) |
| データ集計・グラフ化 | ○ | ○ |
| 通知機能 | ○ | ○ |
| アクセス権管理 | ○ | ○ |
| 外部サービス連携 | プラグイン、API | コネクタ |
| モバイル対応 | ○ | ○ |
| オフライン対応 | 一部機能 | ○ |
| AI機能 | ○(kintone AIラボ+プラグインで拡張) | ○(AI Builder) |
| データプラットフォーム | なし | Dataverse |
価格・料金・仕様の比較表
| 比較項目 | kintone | Power Apps |
|---|---|---|
| 月額料金(1ユーザー) | 1,000円~ | 2,998円 |
| 無料トライアル期間 | 30日間 | 30日間 |
kintone(キントーン)とPower Appsの特徴を比較
kintoneとPower Appsは、共にノーコード・ローコードでアプリケーション開発ができるプラットフォームですが、提供元の会社や対象ユーザー層、機能の方向性が異なります。
kintoneは日本の企業であるサイボウズが提供しており、日本の商習慣に合わせた機能とサポート体制が特徴です。一方、Power Appsはマイクロソフト コーポレーションが提供しており、Microsoft 365との連携により業務を効率化できる点がメリットといえます。
共通する基本機能としては、次のようなものがあります。
- Webブラウザ上でのアプリケーション開発
- ドラッグ&ドロップによる直感的な操作
- テンプレートの利用
- モバイル対応
しかしながら、細かい仕様や付加機能、連携オプションなどには、さまざまな違いがあります。
kintoneの特徴は次のとおりです。
豊富な標準機能と拡張機能(プラグイン)
kintoneは、標準機能だけでも、顧客管理、案件管理、日報、交通費申請など、さまざまな業務アプリケーションを作成できます。さらに、400種類以上※のプラグインや連携サービスを利用することで、機能を柔軟に拡張できます。
※出典:kintone「kintone 公式サイト」2025年12月1日閲覧
日本語での手厚いサポート
kintoneは、日本の企業が提供しているため、日本語でのサポートが充実しています。電話、メール、チャットでの問い合わせに対応しており、導入支援や活用セミナーも開催しています。
柔軟なアクセス権管理
kintoneは、ユーザー、グループ、組織ごとに、きめ細やかなアクセス権を設定できます。データの閲覧、編集、削除などの権限を細かく制御できるため、情報漏えいのリスクを低減できます。
Microsoft Power Apps
Power Appsの特徴は次のとおりです。
Microsoft 365との連携
Power Appsは、Microsoft 365との連携を強みとしています。Excel、SharePoint、Teamsなどのデータと連携したアプリケーションを簡単に作成できます。
AIによる開発支援機能
Power Appsには、AI Builderという機能があり、AIモデルを組み込んだアプリケーションを開発できます。たとえば、名刺を読み取って顧客情報を自動登録するアプリや、画像からテキストを抽出するアプリなどを、コーディングなしで作成できます。
豊富なコネクタによる外部サービス連携
Power Appsは、400種類以上のコネクタを提供しており、Salesforce、X、Slackなど、さまざまな外部サービスと連携できます。これにより、Power Appsをハブとして、複数のサービスを連携させたアプリケーションを開発できます。
kintone(キントーン)とPower Appsの評判・口コミを比較
kintone(キントーン)の評判・口コミ
Power Appsの評判・口コミ
その他のノーコード開発・ローコード開発との比較
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
kintone(キントーン)とPower Apps、結局どちらを採用するべき?
kintoneとPower Appsは共に優れた機能を持つノーコード・ローコード開発ツールですが、次のような観点から製品を選定するのがよいでしょう。
■kintoneが向いている場合
- 日本語での手厚いサポートが必要
- プラグインによる機能拡張を重視したい
- 柔軟なアクセス権管理が必要
- 日本の商習慣に合わせたアプリケーションを開発したい
■Power Appsが向いている場合
- Microsoft 365をすでに利用している
- AI機能を活用したい
- 豊富なコネクタによる外部サービス連携が必要
- グローバル展開を視野に入れている
価格面では、kintoneはユーザー数に応じた課金制を採用しています。自社の利用状況に合わせて、最適なプランを選択しましょう。無料トライアル期間を活用し、実際の業務に即した操作感を確かめることをおすすめします。

