UnitBaseとkintone(キントーン)どちらを採用すべき?主要ノーコード開発・ローコード開発を徹底比較!

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ノーコード開発・ローコード開発といえば「UnitBase」「kintone(キントーン)」が有名ですが、どちらを採用すべきか? 機能、価格、特徴を徹底比較しました。導入を検討している方は参考にしてください。

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UnitBaseとkintone(キントーン)の比較

UnitBaseとkintoneは、共に企業内のさまざまなデータを一元管理し、業務アプリケーションを構築できるノーコード・ローコード開発ツールです。両者の主な違いは次のとおりです。

比較項目 UnitBase kintone
提供会社 株式会社ジャストシステム サイボウズ株式会社
主な対象業種 業種問わず 業種問わず
主な特徴 ・データベースとWebアプリ開発が一体型
・高いカスタマイズ性
・オンプレミスで提供 
・豊富なAPIと連携サービス
・コミュニケーション機能
・モバイルアプリ対応

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UnitBaseとkintone(キントーン)の企業概要

UnitBaseとkintoneを提供する会社の企業概要について紹介します。

UnitBaseとは

UnitBaseは、株式会社ジャストシステムが提供するノーコード・ローコード開発ツールです。ジャストシステムは、日本語ワープロソフトの一太郎や、日本語入力システムのATOKで知られる企業です。

UnitBaseは、データベースとWebアプリケーション開発機能を一体化し、プログラミング不要で業務システムを構築できることが特徴です。  

kintone(キントーン)とは

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のノーコード・ローコード開発ツールです。サイボウズはグループウェア「サイボウズOffice」で知られる企業です。

kintoneは、豊富なAPIと外部サービス連携、コミュニケーション機能を備え、業務アプリ開発プラットフォームとして幅広い業種で利用されています。

UnitBaseとkintone(キントーン)の基本機能を比較

UnitBaseとkintoneの基本的な機能について紹介します。

機能一覧

機能数を比較するとkintoneの方が豊富に見えますが、UnitBaseはデータベース機能に強みがあり、より複雑なシステムの開発に向いています。 

■UnitBaseの主な機能

  • Webデータベース作成
  • Webアプリケーション作成
  • Excelファイル取り込み
  • 帳票出力
  • アクセス権限設定
  • データ検索・集計
  • 外部システム連携(オプション)
  • API連携(オプション)

■kintoneの主な機能

  • Webアプリケーション作成
  • プロセス管理
  • コミュニケーション機能(コメント、メンション)
  • データ集計・グラフ化
  • アクセス権限設定
  • モバイルアプリ対応
  • 外部サービス連携(プラグイン、API)
  • JavaScript/CSSによるカスタマイズ

機能の比較表

双方の機能については、次の表で比較してまとめているので、ぜひ参考にしてください。  

機能UnitBasekintone
Webデータベース作成△(アプリは作成できるが、データベースとしての機能は限定的)
Webアプリケーション作成
Excelファイル取り込み
帳票出力○(プラグインや連携サービスが必要な場合あり)
プロセス管理△(オプションで可能)
コミュニケーション機能×
モバイルアプリ対応△(ブラウザでの利用は可能)
外部サービス連携オプション、APIプラグイン、API
JavaScript/CSSカスタマイズ×

価格・料金・仕様の比較表

比較項目UnitBasekintone
月額料金(1ユーザー)要問い合わせ1,000円~
無料トライアル期間30日間30日間

UnitBaseとkintone(キントーン)の特徴を比較

UnitBaseとkintoneは、ともにノーコード・ローコードで業務アプリを開発できるツールですが、提供元の会社や得意とする分野が異なります。

UnitBaseは、ジャストシステムの高度な日本語処理技術とデータベース技術を活かし、高いカスタマイズ性とオンプレミス版の提供が特徴です。一方、kintoneは、サイボウズのグループウェア開発のノウハウを活かした、コミュニケーション機能と豊富な連携サービスが強みです。 

UnitBase

株式会社ジャストシステム

UnitBaseの特徴は次のとおりです。

高度なデータベース機能

UnitBaseは、本格的なリレーショナルデータベースを備えており、複雑なデータ構造も柔軟に設計できます。データの検索・集計・分析機能も充実しており、基幹システムとの連携も可能です。

高いカスタマイズ性

UnitBaseは、項目の属性設定や画面レイアウト、アクセス権限などを細かく設定できます。また、オプションで外部システム連携やAPI連携も可能で、より高度なカスタマイズにも対応できます。

オンプレミス版の提供

UnitBaseは、オンプレミス型で提供されるノンプログラミングWebデータベースです。自社サーバーで運用したい企業や、セキュリティ要件が厳しい企業にも適しています。

kintone

kintoneの特徴は次のとおりです。

豊富なAPIと連携サービス

kintoneは、豊富なAPIと、200種類以上のプラグイン・連携サービスを提供しています。これにより、他のクラウドサービスや基幹システムとの連携を容易に行えます。

コミュニケーション機能

kintoneは、アプリ内にコメントやメンション機能を備えており、チームでの情報共有やコミュニケーションを促進します。これにより、業務の効率化や迅速な意思決定を支援します。

モバイルアプリ対応

kintoneは、専用のモバイルアプリを提供しており、スマートフォンやタブレットからでも業務アプリを利用できます。外出先や現場でのデータ入力・確認もスムーズに行えます。  

※出典:kintone「kintone公式サイト 」2025年12月18日閲覧

UnitBaseとkintone(キントーン)の評判・口コミを比較

UnitBaseの評判・口コミ

総合評価
4.67
誰でも使いやすいシンプルなシステム
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
ドラッグ&ドロップで申請フォームを簡単に作成できるので、システム担当に作成を依頼することなく現場レベルで申請書が作成できる。Excel差し込みでデータ出力が可能な点もよい。
公開日: 2024/01/11
続きを読む
社内の各種ワークフローに活用できるツール
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
社内の各種申請時にUnitBaseを活用しています。申請時のワークフローの中身はカスタマイズ性が高く、必要な項目を自由に付け足すことができます。利用者が申請をしたら随時アラートメールが届くようになっているので、申請内容を見逃すこともありません。また、誰がいつ操作したかログ管理もできるので便利です。
公開日: 2023/04/11
続きを読む
欲しい機能を自分でカスタマイズ
4/5
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営業・販売部門
以前使用していたサービスのサポート終了に伴い、本サービスを導入することとなったが、正直、初期は使い方がわからなかった。自社の担当者より操作や機能の説明を聞く中で、従来のサービスよりもカスタム性が充実していることを知り、今後の発展性に期待してこの評価とした。
公開日: 2023/03/14
続きを読む
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kintone(キントーン)の評判・口コミ

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UnitBaseとkintone(キントーン)、結局どちらを採用するべき?

UnitBaseとkintoneは、共に優れたノーコード・ローコード開発ツールですが、次のような観点から製品を選定するとよいでしょう。

■UnitBaseが向いている場合

  • 高度なデータベース機能が必要
  • 高いカスタマイズ性を求める
  • オンプレミス環境で運用したい
  • 基幹システムとの連携を重視する

■kintoneが向いている場合

  • 他のクラウドサービスとの連携を重視する
  • チームでのコミュニケーションを活性化したい
  • モバイルアプリを活用したい
  • スピーディーに業務アプリを開発・改善したい

価格面では、kintoneの方が比較的安価ですが、UnitBaseの方がより高度な機能を備えています。自社の要件や予算に合わせて、最適なツールを選択することが重要です。無料トライアルを活用し、実際の業務に即した操作感を確かめることをおすすめします。

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