グループ企業の経費精算に革命を！BIZUTTO経費の「2年目以降半額」だけじゃない”真の価値”とは？

赤澤 義仁氏
アルプス システム インテグレーション株式会社
クラウドソリューション事業 ビジネス戦略部 副部長
兼 新ビジネス推進課 課長

複数法人もスマートに管理「マルチカンパニー機能」

―――BIZUTTO経費の利用者にはどのような企業様が多いですか。

多くの企業様に導入いただいていますが、なかでも100〜500名規模のグループ企業が多い傾向にあります。グループ企業に導入されるサービスは高価格帯のサービスが多いイメージを持たれるなか、BIZUTTO経費は中堅企業のグループ経営でも使ってもらいやすいサービスだといえます。

―――グループ企業の経費精算において、引き合いが多いのはなぜでしょうか。

理由の1つとしては、「マルチカンパニー機能」が挙げられます。

BIZUTTO経費では、グループ会社全体の利用ユーザー数に応じた料金体系を採用しています。全体のユーザー数でボリュームディスカウントされるので、各社が個別に契約する場合と比較すると、大幅なコスト削減につながります。実際に、多くのグループ企業様でこの点をご評価いただいています。

さらに、経理担当者は同一のIDとパスワードで各社のアカウントへスムーズに切り替えられます。グループ企業ごとに複数のIDやパスワードを使い分ける必要がなく、ログインし直す手間もありません。

また、BIZUTTO経費は会社ごとに異なる会計システムを利用されていても、柔軟に対応可能です。各社の会計システムに合わせて仕訳データを出力したり、連携したりする設定によって、既存の会計システムをそのまま活用できます。シェアードサービスを導入されている企業様や、経理業務のBPOを生業にされている企業様にも、有効な機能です。

―――それは経理担当者にとって非常に助かりますね。会社ごとにIDやパスワードを管理するのは手間ですし、切り替えも大変ですから。

特に多くのグループ会社を統括されている経理部門の方からは、「管理が非常に楽になった」「業務の可視性が向上した」といったお声を多数いただいています。我々も、お客様のそういった声が開発の励みになっています。

組織変更も怖くない「マスタ世代管理機能」

―――経費精算システムを長期的に安定運用するうえで、どのような点に課題を感じるお客様が多いでしょうか。

経費精算システムの運用では、法改正や社内制度の変更に伴い、マスタ情報の更新が頻繁に発生します。従来の仕組みでは、マスタ変更のたびにシステムを一時停止して対応する必要があり、業務への影響や運用負荷が大きな課題となっていました。

BIZUTTO経費では、マスタの世代管理機能により、過去の情報を保持したまま新しい設定を事前に登録し、指定したタイミングで自動的に切り替えることが可能です。例えば、4月1日付の組織変更を3月中にシステムへ設定できます。

これにより、組織変更時のシステム停止や夜間の一斉マスタ更新といった、負荷が集中する作業がなくなります。指定日になると自動的に新しい組織情報が適用されるため、業務への影響を最小限に抑えたスムーズな移行を実現します。

また、「申請基準日」という概念により、申請した日ではなく申請した内容に紐づいた日を基準として運用できます。例えば4月に3月分の経費を申請する場合、3月時点の組織情報に基づく承認フローが適用されます。

これにより、内部統制の観点からも安心してご利用いただけます。組織変更が多い企業様ほど、このマスタ世代管理機能のメリットを実感していただけるのではないでしょうか。

―――システム停止が不要というのは大きいですね。月末月初の繁忙期に組織変更が重なると、マスタ更新作業は経理担当者の大きな負担になりますから。

従来のシステムでは、組織変更のたびに大きな作業負荷が発生していたというお話もよく伺います。BIZUTTO経費では、そうしたお客様の課題を解決できるよう、機能設計に工夫を凝らしています。

「シンプルなUI」と「充実したサポート」で導入後も安心

―――システムの使いやすさやサポート体制についてはいかがでしょうか。

BIZUTTO経費を開発する上で、当社が特にこだわっている点の一つが、マニュアルがなくても直感的に操作できるシンプルなUIです。経費精算システムは全従業員が利用するものですから、誰にとっても分かりやすく使えることが重要だと考えています。導入企業様からは「ITに不慣れな従業員でもすぐに使いこなせた」といった好評のお声をよくいただきます。

また、導入後のサポート体制にも力を入れています。システム導入はゴールではなく、スタートです。お客様がBIZUTTO経費を最大限に活用できるよう、Web会議を活用した継続的なサポートを提供しています。操作方法のご案内はもちろん、業務フローに合わせた最適設定のご提案や法改正対応など、カスタマーサクセスチームがしっかりと伴走させていただきます。

―――導入後のサポートが手厚いのは心強いですね。特に担当者がシステムに不慣れな場合には、安心して導入できそうです。

ありがとうございます。弊社は、お客様との長期的なパートナーシップを築いていきたいと考えておりますので、サポートには特に力を入れています。さらに、お客様からのフィードバックを真摯に受け止め、システムの改善や機能追加にも積極的に取り組んでいます。

継続利用でさらにメリット “2年目以降は半額”

―――価格面での特長についてもお聞かせいただけますか。

価格プランに関しましては、お客様に長期的に安心してご利用いただきたいという思いから、2年目以降は利用料半額という非常にリーズナブルな料金体系を採用しています。これは文字通り、導入から2年目以降のシステム利用料が初年度の半額になるというものです。

―――2年目以降の利用料が半額なのは、かなりインパクトがありますね。導入のハードルも下がりそうです。

はい、おかげさまで多くのお客様からご好評をいただいております。特にグループ企業様の場合、導入社数が多いほど、この2年目以降のコスト削減効果は大きくなります。初期投資を抑えたいというニーズはもちろん、長期的なランニングコストを抑えたい企業様にも魅力的なプランだと考えております。

弊社はSaaS型の経費精算システムでは後発ではありますが、その立場を活かしてお客様に真の価値を提供できる価格設定を追求した結果、このプランに行き着きました。また、IT導入補助金を活用いただければ、さらに導入コストを抑えられます。

さらなる進化：「請求書AI-OCR」や「勘定奉行クラウドとの連携」

―――BIZUTTO経費は、今後どのような進化を予定されていますか。

最近の大きな機能強化としては、「請求書AI-OCR」のリリースが挙げられます。お客様から「請求書の処理も効率化したい」という強いご要望にお応えする形で開発したものです。多様なフォーマットの請求書から情報を自動で読み取り、データ化することで入力時間を大幅に削減します。

また、勘定奉行クラウドとの連携強化にも注力しています。対応する勘定奉行のエディションを拡充し、より多くの企業様でシームレスなデータ連携を実現できるよう取り組んでいます。これにより、仕訳データの二重入力の手間を省き、会計処理のスピードアップと精度向上に貢献できると考えています。

―――AI-OCRによる入力業務の削減や、会計システムとのスムーズな連携は、経理業務の効率化に直結しますね。

我々は、単に経費精算ができるシステムを提供するだけでなく、お客様の経理業務全体の生産性向上に貢献できるようなソリューションを目指しています。

グループ全体の経費精算をBIZUTTO経費で最適化

―――最後に、この記事を読んでいる方々へメッセージをお願いします。

グループ企業の経費精算業務は、各社の状況やルールが異なるため管理が煩雑になりがちで、システム導入や運用コストがかさみやすいです。BIZUTTO経費は、こうしたグループ企業様特有の課題解決において、特に価値を発揮します。

まずは、BIZUTTO経費がどのように皆様の経費精算業務を変革できるのか、デモやトライアルを通じて体験していただければ幸いです。グループ全体の経費精算業務の最適化と経理部門の生産性向上に向けて、必ずお役に立てると信じております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

BIZUTTO経費

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