\ 稟議や社内提案にも使える!/
CTIシステム導入にかかる費用の内訳
CTIシステムにかかる費用を抑えるためには、導入にかかる費用の内訳を知り、ニーズに合ったCTIシステムを選ぶことが重要です。CTIシステム導入にかかる主な費用の内訳は次のとおりです。
初期費用
初期費用は、CTIシステムを導入する際に最初に必要となる費用です。
クラウド型のCTIシステムであれば、初期費用が無料または数万円程度と比較的安価に抑えられます。オンプレミス型のCTIシステムでは、サーバーやソフトウェアの購入費用などが必要となるため、数十万円から数百万円程度の費用がかかることも多いです。
月額費用
月額費用は、CTIシステムを継続的に利用するために毎月支払う費用です。
一般的には、利用するユーザー数や機能に応じて費用が変動します。基本的な通話機能のみであれば数千円程度から利用できるサービスもありますが、高度な機能や多くのユーザー数が必要な場合は、数万円から数十万円程度かかることもあります。
オプション費用
オプション費用は、基本的な機能に加えて、さらに高度な機能やサービスを利用するための費用です。たとえば、管理者ライセンスを追加することでシステムの管理機能を強化したり、チャンネルを追加することで同時に対応できる顧客数を増やしたりできます。
電話番号の取得や通話料、フリーダイヤル料などもオプション費用として発生する場合があります。これらの費用は、利用するサービスやプランによって大きく異なるため、事前に確認しておきましょう。
CTIシステムの料金相場
CTIシステムの費用相場は、1ユーザーあたり月額1,080円~5,980円程度と提供するサービスの性能や機能により大きく異なります。サービスによっては初期費用がかかり、10,000円~500,000円程度が相場です。
| 費用項目 | 相場 |
|---|---|
| 初期費用 | 10,000円~500,000円 |
| 月額利用料 | 1ユーザーあたり1,080円~5,980円 |
CTIシステムを格安で利用できるサービスの特徴
格安で利用できるCTIシステムには次のような特徴があります。これらの特徴をふまえて、費用が安いCTIシステムを比較してみましょう。
連携できる関連ツールが少ない
格安なCTIシステムでは、連携できる関連ツールが限定されていることがあります。CRMやSFA、サービスデスクなどの業務効率化に役立つツールと連携できない、あるいは連携できるツールの種類が限られている傾向にあります。
拡張性やカスタマイズ性は高くない
格安なCTIシステムは、基本的な通話機能を中心に提供されており、拡張性やカスタマイズ性が低い傾向にあります。
高度な通話分析機能がなかったり、自社の業務フローに合わせたカスタマイズが難しかったりする場合があるため、自社で必要な機能やカスタマイズを確認して、サービスを選ぶようにしましょう。
CTIシステムの比較表
【特典比較表つき】『CTIの資料10選』 はこちら⇒ 無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『CTIの資料10選』 はこちら⇒ 無料ダウンロード
※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
費用が安いCTIシステムおすすめ7選
CTIシステムの中でも費用が安いおすすめサービスを紹介します。各サービスの特徴や詳しい料金プランを解説しているので、CTIシステム選びの参考にしてください。
MiiTel Phone
MiiTel Phone は、AIを活用して電話応対を解析・可視化することで生産性向上を図るクラウドIP電話サービスです。1クリックですぐに架電できたり、すべての通話を自動録音・文字起こしできたりすることで売上数や商談数向上が期待できます。料金プランは単月契約からでき、初期費用0円のためコストを抑えたい企業におすすめなサービスです。
MiiTel Phoneの料金プラン・価格
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 5,980円/ID |
Zoom Phone
Zoom Phone は、Zoomアプリ上で電話の発着信・チャット・ビデオ会議などができるクラウド電話サービスです。適任の担当者に通話転送できるほか、3人以上が同じ通話に同時に参加できたり、ボイスメッセージを管理したりできます。料金プランは利用規模や利用形態に合わせて選択できます。
Zoom Phoneの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 従量制通話(日本) | 要問い合わせ | $10/ユーザー |
| グローバルセレクト | 要問い合わせ | $20/ユーザー |
| プロ+グローバルセレクト | 要問い合わせ | $22.49/ユーザー |
| ビジネスプラス | 要問い合わせ | $22.49/ユーザー |
pickupon
pickupon は、通話内容を自動でテキスト化するクラウドIP電話サービスです。電話内容からユーザーが発言した重要箇所をAIが抽出したり、CRM・SFA、チャットツールと連携することで通話内容を自動入力したりできます。料金プランは初期費用無料で、実際に通話するユーザーと通話に応じた基本料金が必要となります。
pickuponの料金プラン・価格
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 6,000円/ID+通話料金 |
CallConnect
CallConnect は、最短即日でパソコン、スマホアプリから電話機能が使用できるクラウド電話サービスです。チームやメンバーごとに発着信数を可視化できたり、通話内容の録音やメモをクラウドで共有できたりします。3つの料金プランから選択でき、1ライセンスから利用できます。
CallConnectの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Starter | 0円 | 2,400円/1ライセンス |
| Basic | 0円 | 4,600円/1ライセンス |
| Pro | 0円 | 8,800円/1ライセンス |
Zendesk
Zendesk は、使いやすくビジネスに合わせて拡張できるカスタマーサービスソリューションです。電話、メール、チャット、SNSなど、さまざまなチャネルからの問い合わせを「統合エージェントワークスペース」で一元管理できます。料金は複数プランやアドオンを選択可能なため、自社に合った構築が可能です。
Zendeskの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜)/ユーザー |
|---|---|---|
| Suite Growth | 要見積もり | 89ドル(年払い) |
| Suite Professional | 要見積もり | 115ドル(年払い) |
| Suite Enterprise | 要見積もり | 要見積もり |
アイブリー
アイブリー は、電話業務を効率化し、顧客対応を強化する多機能な電話自動応答サービスです。AIを活用した自動文字起こしや発信元予測表示により、電話応対の質と効率を大きく向上させます。また、顧客管理や電話転送、SMS送信、問い合わせフォーム作成など、豊富な機能で電話業務全体を自動化し、機会損失の削減とコスト削減に貢献します。
アイブリーの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜) |
|---|---|---|
| スターター | 要見積もり | 2,980円 |
| スタンダード | 要見積もり | 4,980円 |
| アドバンス | 要見積もり | 7,980円 |
| エンタープライズ | 要見積もり | 要見積もり |
生成AIコンタクトセンター「HARMONY」
生成AIコンタクトセンター「HARMONY」 は、AWS社のAmazon ConnectをCTI基盤として拡張し、生成AI機能を搭載するCTIシステムです。AIによる文字起こし、要約、自動入力を行い、ACWを大幅に削減します。問合せ転送やクイック接続にも対応可能です。シートマップ機能では、リアルタイムモニタリングで稼働状況と対応品質を管理でき、CRM連携やプレディクティブコールで業務全般を効率化できます。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 100,000円/AWS 1インスタンスあたり | 5,000円/ユーザー |
サービスを比較しよう
CTIシステムの導入で失敗しないためには、自社のニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。コストだけでなく、その機能やサポート体制なども比較することをおすすめします。
コストや機能に納得できるCTIシステムを選び、高い費用対効果を目指しましょう。
CTIシステムは次の記事でも詳しく紹介しています。
\ 稟議や社内提案にも使える!/

