無料の給与計算ソフト11選 少人数向けおすすめクラウドシステムと選び方

最終更新日 :

Success icon
URLをコピーしました

毎月の給与計算、修正や入力抜けの対応に2〜3日を費やしていませんか?少人数の組織であれば、無料から使えるクラウドソフトへの移行がおすすめです。

本記事では、従業員5〜10名まで完全無料で使えるソフトを中心に、機能制限の詳細や有料プランの金額を解説。11選のソフトから自社に最適なソフトを見つけるための選び方を解説します。

【30秒でわかる】無料の給与計算ソフトを導入するポイント

・無料のクラウドソフトは、「人数」「機能」「利用期間」いずれかに制限が発生
従業員数10名までであれば、一部ソフトの無料プラン(期間無制限、人数・機能制限あり)が利用可能
従業員数11名以上の企業は有料ソフトの利用を前提に、無料トライアルから始めるのがおすすめ

▼無料ソフトの比較表を見る

従業員数が11名以上の企業や、年末調整・勤怠連携まで自動化したい場合は、有料ソフトの利用がおすすめです。1人あたり300円〜と低価格で利用できる製品もあるため、まずはどのような製品があるか、各サービス資料をまとめてダウンロードしてみましょう。
【料金・機能比較表つき】給与計算ソフトの資料をダウンロードする(無料)

給与計算ソフトの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

有料プランも含めた機能や料金の詳しい解説は、次の記事で紹介しています。
給与計算ソフトのおすすめ比較をチェックする

目次

無料で使える給与計算ソフトとは

給与計算ソフトとは、従業員の給与や賞与、社会保険料、税金などの計算を自動化し、明細の作成・管理をクラウド上で行えるシステムです。

無料で使える給与計算ソフトは、「人数や機能制限のある無料プランが用意されたソフト」と、「期間限定の無料トライアルがあるソフト」の2つに分かれます。

無料で使える給与計算ソフト
種類概要向いている企業
無料プランのある給与計算ソフト一定条件の範囲内で、費用をかけずに継続利用できる給与計算ソフト従業員数が少なく、まずは低コストで運用を始めたい企業
無料トライアルのある給与計算ソフト有料版に近い機能を、一定期間のみ無料で試せる給与計算ソフト導入前に操作性や機能の適合性をしっかり検証したい企業

無料プランのある給与計算ソフト

無料プランのある給与計算ソフトは、一定条件の範囲内で継続利用できるのが特徴です。たとえば「従業員5名まで無料」「基本機能のみ無料」といった形が多く、小規模事業者やまずはソフトを試したい企業に向いています。

一方で、年末調整やサポート、明細配布などに一部制限がある点には注意が必要です。

※「ー」は要問い合わせ、「△」は有料プランで利用可能

▼無料プランのある給与計算ソフトを詳しく見る

無料トライアルのある給与計算ソフト

無料トライアルのある給与計算ソフトは、有料版と同等、またはそれに近い機能を一定期間試せるのが特徴です。無料プランよりも機能制限が少なく、自社の運用に合うかを具体的に見極めやすい反面、期間終了後は有料契約が前提になります。

※「ー」は要問い合わせ

▼無料トライアルのある給与計算ソフトを詳しく見る

\後ほどじっくり確認/

フリーソフトやOSS(オープンソース)の給与計算ソフトをおすすめしない理由

無料で使える給与計算ソフトには、クラウドシステムだけではなく、フリーソフトやOSSのソフトもあります。しかしエンジニアのいない企業や、セキュリティ・法改正対応に不安がある場合には、フリーソフトやOSSはおすすめしません

無料の方法クラウドシステム
(今回のおすすめ)
インストール型フリーソフト・OSS
コスト0円(※制限あり)0円(※サーバー代やPC管理コストは別途)
IT専門知識不要必須(インストール・構築・保守)
導入の手間簡単(アカウント登録のみ)工数がかかる(環境構築、設定、アップデート対応が必要)
チーム共有◎(クラウド上でリアルタイム共有)◎(きちんと構築できれば可能だが運用難度は高い)
サポート◯(ベンダーによるサポートあり)△(英語ドキュメントやコミュニティ頼み)

インストール型フリーソフトやOSSは、無料かつ設計の自由度が高い手段です。しかしサーバーやPC環境の構築、バックアップ、セキュリティ対策を自社で行う必要があり、エンジニアがいない企業にはハードルが高いでしょう。

クラウド型の給与計算ソフトは、セキュリティや法改正対応、システム保守をベンダーに任せつつ、無料で使い始められます。

総務・経理部門に専任のIT担当者がおらず、マイナンバーや口座情報を含む給与データを安全に、チームでリアルタイムに共有したい会社にとっては、クラウド型がおすすめです。

なぜExcelや手書き台帳は限界なのか?無料の給与計算ソフトでこう変わる

今起きている「転記ミスや計算ミスが怖い」「毎月の給与計算に2〜3日かかる」といった問題は、あなたの管理能力の問題ではなく、Excelや手書きの給与台帳といった従来のやり方の限界です。

なぜなら、給与計算におけるミスと工数増大の根本原因は、情報の「手作業による転記と集計」にあるからです。

バラバラの勤怠データや申請書から人間が数字を拾い、自前の計算式をメンテナンスし続けるやり方では、従業員数や拠点数が増えるほど確認の負荷が指数関数的に高まります。結果として、個人の注意力が及ぶ範囲を超えてしまいます。

給与計算ソフトを使用すれば、ミスが発生する構造自体から改善できます。たとえば、次のような変化が生まれます。

給与計算担当者の課題Excel・手書き無料システム
転記ミスや計算ミス手作業であるため少なからず発生自動計算とチェック機能により、発生リスクを極力抑えられる
毎月の給与計算に2〜3日かかる勤怠や手当を一件ずつ転記し、数式の確認に追われる勤怠データの取り込みと自動計算で作業時間を大幅短縮
法改正への対応漏れが不安保険料率や税額表を自力で更新し、合っているか常に不安法令改正や料率変更が自動反映され、最新ルールで計算できる
運用が属人化して引き継げない作り込んだExcelのロジックを作成者しか理解していない画面や操作が標準化され、マニュアルで複数人に共有しやすい
コスト0円0円

手作業によるズレや漏れの修正のために工数をかけている現状を踏まえると、まずは機能制限のある無料プランからでも、システム化への第一歩を踏み出す価値は十分にあります。無料ソフトでの業務改善実績を作ることができれば、有料プランや有料ソフト導入のハードルも下がるでしょう。

▼無料で使える給与計算ソフトの選び方を見る

給与計算ソフトの機能とメリット

給与計算ソフトには、給与計算業務を効率化し、精度を上げるための下記のような機能が備わっています。

機能内容
給与自動計算勤怠データをもとに、基本給をはじめ残業代や各種手当などを計算する。控除される所得税や社会保険料の計算も可能
給与明細書の発行ソフトに入力した給与情報から給与明細書を出力する。明細書はオンラインで閲覧できるため配布する手間が省ける
年末調整給与データや控除申告書などをもとに所得税額の過不足を自動計算できる。源泉徴収票は従業員用と税務署用の両方を出力できる
法改正への対応クラウドシステムは自動でアップデートされ、所得税率や社会保険料率などの改正があっても最新の法律にしたがって計算できる。
その他マイナンバー機能、台帳や帳票の作成・閲覧機能など

給与計算ソフトを使うメリットは、業務効率化にとどまりません。

給与計算の煩雑な業務を効率化できる

一口に「給与計算」といっても、給与以外に行わなければならない処理は多く、業務も煩雑です。給与計算ソフトでは、こうした複数の項目の処理・管理が可能です。

  • 賞与(ボーナス)の処理
  • 社会保険料の処理や更新
  • 年末調整や明細書の発行など

計算業務の多くを自動化できるため、担当者の負担も大幅に軽減されます。

雇用の多様化・流動化にもスムーズに対応できる

正社員だけでなく、パート、アルバイト、契約社員など雇用形態が増えると、勤務条件や手当、控除の扱いも複雑になりがちです。給与計算ソフトを使えば、雇用区分ごとの計算条件を整理しやすくなり、入退社や契約変更があった際も対応しやすくなります。

雇用形態管理で複雑になりやすい点
正社員固定給、各種手当、住民税、賞与
パート・アルバイト時給計算、シフト変動、社会保険加入条件
契約社員契約更新、手当条件、勤務期間管理

人の入れ替わりがあるたびにExcelの式や台帳を都度見直す運用に比べると、処理の抜け漏れを防ぎやすいのが利点です。

給与に関する書類をすぐに印刷できる

給与計算業務では、給与明細だけでなく、賃金台帳や支給控除一覧など、確認や保管に必要な書類を作成する場面が多くあります。給与計算ソフトを使えば、下記のような必要な帳票を画面上で確認してそのまま出力できるケースが多いため、月次処理や問い合わせ対応がスムーズになります。

  • 給与明細
  • 賃金台帳
  • 支給控除一覧
  • 賞与明細
  • 集計用の一覧表

従業員から給与額の確認を求められた際も、根拠となる情報をすぐに見返しやすい点は実務上の安心感につながります。

外部システム連携でさらなる業務効率化を促進できる

給与計算ソフトは単体で使うだけでなく、下記のような外部システムと連携することで、さらに業務を効率化しやすくなります。

  • 勤怠管理システム
  • 会計ソフト
  • 人事労務システム
  • Web明細配布システム
  • 振込データ作成に関わる仕組み

たとえば、勤怠データを自動で取り込めれば転記ミスを減らしやすく、会計ソフトとつながれば仕訳作業も進めやすいです。給与計算だけを切り出して考えるのではなく、前後の業務まで含めて負担を減らせる点が大きなメリットです。

法改正への対応漏れによる罰則リスクを防げる

給与計算では、税制改正や社会保険料率の変更、住民税更新など、制度変更への対応が欠かせません。クラウド型の給与計算ソフトはベンダー側が最新の設定にアップデートを行うため、制度変更への対応漏れを防ぎやすいです。

手作業では、制度変更のたびに最新情報を調べて計算式や控除設定を見直す必要があり、担当者の負担が大きくなります。法改正のたびに毎回不安を抱えやすい企業ほど、導入効果を感じやすいポイントです。

給与計算ソフトの詳しい機能や連携可能なサービスは、下記で詳しく紹介しています。

無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点

無料の給与計算ソフトでは、人数や機能、サポート体制に制限があるケースが多いです。

登録できる従業員数に制限がある

無料プランでは「5名まで」「10名まで」など、登録できる従業員数に上限が設けられていることが一般的です。正社員だけでなくパートやアルバイトも含めて管理する場合、組織拡大によって想定より早く上限に達することもあります。

現在の人数が上限に近い場合採用予定がある場合は、途中でシステムを切り替える手間を避けるためにも、最初から有料プランや有料システムの導入を検討しましょう。

年末調整やAPI連携、データ保持といった一部機能が使用できない

無料プランでは給与計算自体はできても、年末調整や勤怠システムとの連携などが使えないことがあります。またデータ保存期間に制限のあるソフトもあり、遡及計算や法令遵守に制限が生じることも注意すべきポイントです。

とくに年末調整が非対応の場合、その時期だけExcelや別ツールに戻る運用になり、かえって工数が増えることもあります。

加えて、賃金台帳・労働者名簿・出勤簿など給与に関するデータは、労働基準法により原則5年間(当面は3年)の保存が義務付けられています。データ保持期間に制限がある場合は給与計算ソフト上での保存が難しく、データ出力や紙での保存が必要になる点に注意が必要です。

※出典:厚生労働省「改正労働基準法等に関するQ&A」(2026年4月2日閲覧)

電話やメールでのサポートに制限がある

無料プランの多くはサポートが「チャットのみ」や「FAQ参照」に限定されます。「給与確定の直前でエラーが出ても、電話ですぐに回答してもらえない」といったリスクは覚悟しておく必要があります。

とくに専任の人事担当がいない企業では、サポートの有無がそのまま運用の安定性に影響する点を意識しておくことが重要です。

「有料プランを含めて各ソフトを比較したい」といった場合は、下記から料金・機能比較表と、各社のサービス資料をダウンロードしてご覧ください。

給与計算ソフトの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

【状況別】無料の給与計算ソフトの選び方

無料で使える給与計算ソフトはそれぞれ機能や特性が異なり、適した状況も異なります。選定に迷った際は、下記を基準に比較検討してみましょう。

従業員数5名以下の少人数で利用する場合

従業員5名以下の事業所で、給与計算から年末調整まで追加費用なしで完結させたいなら「フリーウェイ給与計算」か「円簿給与」が適しています。年末調整や法定調書の作成、明細送信まで、5名までなら期間無制限で利用できます。

一方、年末調整機能は不要で「月次の計算だけミスなく楽に終わらせたい」といった場合は、操作画面が洗練された「ジョブカン給与計算」が良いでしょう。

従業員数6名〜10名の小規模企業の場合

従業員数が6〜10名の場合は「PayBook」がおすすめです。多くの無料ソフトが「5名まで」を上限とする中、PayBookは10名まで無料で給与計算が可能です。

年末調整機能は搭載されていないものの、月々の計算と明細配布を10名規模で無料化できる限られた手段です。年末調整のみ外部委託もしくは社内対応ができれば、機能不足を感じることなく運用できるでしょう。

打刻(勤怠管理)から給与計算まで、1つのソフトで管理したい場合

打刻データと給与計算をシームレスに連携し、かつ完全無料で運用したいなら「円簿給与」がおすすめです。「フリーウェイ給与計算」でも勤怠管理システムとの連携は可能ですが、円簿給与は同一ソフト内にスマホ打刻可能なタイムカード機能を標準搭載しています。

日々の勤怠管理から給与計算、Web明細の発行まで一貫して無料で管理できますが、登録可能な従業員数が5名までであることには注意が必要です。

外部ソフトと無料で連携させたい場合

無料プランでも外部連携を重視するなら「フリーウェイ給与計算」がおすすめです。同シリーズの会計や勤怠との連携に加え、NTTデータの「年調・法定調書の達人」とも連携可能です。

また「円簿給与」も会計仕訳CSVデータ生成機能を標準搭載しています。作成した仕訳データを既存の会計ソフトに取り込むことで、給与支払に伴う経理業務まで無料で効率化でき、バックオフィスの生産性を向上させられます。

従業員数11名〜は有償利用前提で無料トライアルを活用

従業員数が11名を超える場合、期間無制限で利用できる無料のクラウドソフトはほぼありません。11名以上の規模では最初から有償利用を前提とし、自社のルールに合うかを判断するために「無料トライアル」を活用しましょう。

多くのシステムでは全機能を1か月程度試せるため、本導入前に自社の手当計算や運用フローに耐えうるかを慎重に検証できます。

▼無料トライアルを提供している給与計算ソフトを詳しく見る

無料プランのある給与計算ソフト4選

無料プランのある給与計算ソフトを紹介します。登録できる従業員数や機能に制限はあるものの、期間無制限で無料で使用できます。

フリーウェイ給与計算は、クラウド上で給与・賞与計算から明細作成、年末調整までひととおりこなせる点が魅力の給与計算ソフトです。会計ソフトと同じ感覚で使えるシンプルな画面設計で、これまでExcelで給与計算してきた担当者でも違和感なく移行しやすい構成です。

無料プランでは、従業員5名までの給与・賞与計算と年末調整機能を含めて、ほぼフル機能を0円で利用できます。登録できる事業所は1社のみですが、小規模な法人や法人化したばかりの会社であれば十分な範囲です。AIチャットによるオンラインサポートも利用できるため、マニュアルを詳細に確認しなくても、疑問点をその場で解消しながら運用を始められます。

もし従業員が6名以上になったり、複数の会社・事業所をまとめて管理したりしたくなった場合は、月額1,980円の有料プランへ移行できます。有料版では利用できる従業員数や事業所数が増えるほか、電話やメールによるサポートも受けられるようになり、将来の人員増や組織変更にも対応可能な給与計算基盤として運用できます。

フリーウェイ給与計算を無料で使える範囲

項目制限
ユーザー数従業員5名まで
機能制限主な給与・賞与計算や年末調整などは無料でもほぼ利用可能
サポートAIチャットサポートのみ(電話・メールサポートは有料版の対象)
その他の制限登録できる事業所は1社のみ。従業員6名以上の運用には有料プランへの移行が必要

有料版の料金プラン(税抜)

  • 初期費用:無料
  • 月額費用:1,980円〜/月

ジョブカン給与計算は、使いやすい画面デザインとクラウドならではの扱いやすさが特徴の給与計算ソフトです。給与・賞与計算や明細発行といった基本機能を押さえつつ、将来的には勤怠管理や労務管理など他のジョブカン製品と連携して運用を拡張できる点も魅力です。

無料プランでは従業員5名までの給与計算が可能で、毎月の給与・賞与明細をオンラインで作成・管理できます。年末調整やAPI連携、明細の一斉メール送信などは利用できないものの、小さな事業所であれば「まずは給与計算をクラウドに移行したい」といったニーズには十分応えられます。メールと電話によるサポートも利用できるため、初めて給与計算ソフトを使う担当者でも安心です。

従業員数が増えたり、ジョブカン勤怠管理をはじめ他サービスとの連携を本格的に使いたくなったりした場合は、有料プランへの移行を検討するとよいでしょう。有料版ではAPI連携や長期のデータ保持、年末調整機能などが使用可能です。ジョブカンシリーズ全体を通じて勤怠から給与、労務まで一気通貫で管理できる環境を構築できます。

ジョブカン給与計算を無料で使える範囲

項目制限
ユーザー数従業員5名まで
機能制限年末調整機能やAPI・外部サービス連携、明細一斉メール送信などは利用不可
サポートメール・電話サポートのみ(チャットサポートは対象外)
その他の制限無料プランはジョブカンシリーズとのAPI連携や長期データ保持に制限あり

有料版の料金プラン(税抜)

  • 初期費用:無料
  • 月額費用:1ユーザー400円〜/月

円簿給与は、クラウド上で給与・賞与計算から年末調整まで行える給与計算ソフトです。同シリーズの会計ソフトに近い画面構成で、これまでExcelで計算していた中小企業でも乗り換えやすいシステムです。

無料プランでは、従業員5名までを対象に、給与、賞与、年末調整、各種帳票といった機能をほぼ制限なく利用できます。管理できる組織は1社、管理者は1名までの制限はあるものの、小規模事業者であれば「お試し」というよりも、そのまま本番運用に適用できる機能水準です。まずは1社、少人数で運用をスタートし、使い勝手を見極めたい企業に向いています。

複数の会社や店舗をまとめて管理したい場合や、管理者を複数名に増やしたい場合は、有料プランに切り替えることで制限を解消できます。有料版では管理対象の組織数や管理者数の上限が広がり、事業拡大や組織変更にも対応しやすくなるため、グループ会社や複数店舗を持つ企業でも一つの仕組みで給与計算を統合できるでしょう。

円簿給与を無料で使える範囲

項目制限
ユーザー数従業員5名まで
機能制限給与・賞与・年末調整・各種帳票など機能面の制限はほぼなし
サポートメールによるサポート対応
その他の制限管理できる組織は1社・管理者1名まで。従業員・組織を増やす場合は有料プランで拡張

有料版の料金プラン(税抜)

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額費用:1,650円〜/月(※年契約の月換算)

PayBookは、クラウド上で給与明細を発行し、従業員がWebから閲覧できる仕組みの給与計算ソフトです。給与・賞与計算はもちろん、従業員ごとの明細配信や閲覧履歴の確認といった「明細配布まわり」の運用を効率化したい企業に最適です。

無料プランでは、従業員10名までの明細配布に対応しており、小規模なチームであればコストをかけずに紙の明細からWeb明細へ移行できます。ただし、賃金台帳の出力には対応しておらず、給与データを参照できるのも過去3か月分までの制限があります。そのため、まずは「紙明細の配布をやめてみたい」「少人数でWeb明細の運用を試したい」といったケースにおすすめです。

長期的な履歴管理や賃金台帳などの帳票出力が必要になった場合は、有料プランへのステップアップが前提になります。有料版では閲覧期間の制限がなくなり、賃金台帳をはじめ各種帳票出力にも対応するため、監査対応や人事・経理部門での分析など、より本格的な給与業務にも耐えられる環境を整えられます。

PayBookを無料で使える範囲

項目制限
ユーザー数従業員10名まで
機能制限賃金台帳出力が不可。給与データの閲覧は過去3か月分まで
サポートメールによる問い合わせ対応のみ
その他の制限過去3か月より前の明細はシステム上から参照不可。本格運用は有料版が前提

有料版の料金プラン(税抜)

  • 初期費用:要問い合わせ
  • 月額費用:1,000円〜/月

自社の運用に合うサービスを選ぶには、各サービスの機能やプランをもれなく比較検討してみることが重要です。

無料ソフトはコストを抑えられますが、1人あたり月額300円で多くの機能を制限なく使用できるソフトもあります。機能制限によって対応工数がかさんでしまう場合、総合的に有料ソフトを導入した方がコストを抑えられる可能性もあるでしょう。

下記からは人気ソフトのサービス資料をまとめてダウンロードできるので、ぜひご活用ください。

無料トライアルを提供している有料の給与計算ソフト7選

有料の給与計算ソフトの中でも、無料トライアルを提供しているサービスを紹介します。 無料で使用できる期間には制限がありますが、有料利用と同等の機能を試すことが可能です。

freee人事労務は、フリー株式会社が提供する給与計算ソフトです。入力した給与情報をもとに、税金や社会保険料を自動計算してくれます。従業員アカウントの作成によって、従業員自身が個人情報や勤務時間を入力できます。

給与明細もオンライン上で確認でき、従業員もアカウントから閲覧できます。給与の複雑な計算を自動で行ってくれるうえ、閲覧・確認作業を従業員自身ができる機能が備わっているため、業務工数の削減につながるでしょう。有料プランのみの提供ですが、freeeアカウントを作ることで無料トライアルも利用できます。

無料トライアルの概要

  • 30日間無料
  • 有料プラン移行は5名から利用可能

ジンジャー給与は、jinjer株式会社が提供する給与計算ソフトです。給与の管理画面がわかりやすく、給与体系ごとに項目名や計算式を設定できます。事前設定によって従業員一人ひとりの給与を計算する手間が省けるため大幅な業務効率化が可能です。

また、シリーズ製品である「ジンジャー人事労務」と連携することで、残業代や役職に応じた手当の計算もスムーズになります。提供は有料プランのみですが、お試しで1か月の無料トライアルを利用可能です。

無料トライアルの概要

  • 1か月間無料
  • 有料プランのすべての製品・機能を無制限で体験可能

KING OF TIME 給与

KING OF TIME 給与は、株式会社ヒューマンテクノロジーズが運営する給与計算ソフトです。従業員の勤怠情報を自動集計することで、手動入力の手間を削減し、計算ミスを防ぎます。

年末調整や社会保険料の変更などの複雑な業務も、バックエンドでのアップデートにより常に最新の情報で管理が可能です。勤怠管理と人事労務データをシームレスに連携できる点が強みです。有料版のみのプランですが、無料トライアルを申し込むことで30日間無料で利用できます。

無料トライアルの概要

  • 30日間無料
  • すべての機能を利用可能。無料体験で設定した環境は、終了後もそのまま本番環境として引き継ぎ可能。

マネーフォワード クラウド給与は、株式会社マネーフォワードが提供する給与計算ソフトです。Web上で給与明細を作成できたり、所得税や保険料を自動計算できたりと、給与業務を効率化してくれる機能がそろっています。

計算式のカスタマイズ性にも優れており、四則演算をはじめ端数処理やIF関数による条件判定なども可能です。前月との比較機能を見れば、給与の差分をすぐにチェックできます。

無料プランはありませんが、マネーフォワードIDを登録することで無料利用が可能です。1名分の確定処理までは無料で利用できます(2名以上でも過去の月は無料で処理可能)。個人向けでは1か月の無料トライアルを提供しています。

無料トライアルの概要

  • 1か月間無料
  • 「ビジネスプラン」相当の機能を利用可能

給与奉行クラウド

株式会社オービックビジネスコンサルタント

給与奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが運営する給与計算ソフトです。企業によって異なるさまざまな給与体系に対応しており、複雑な手当があっても、あらかじめ設定することで自動計算してくれます。

給与明細書や源泉徴収票をはじめ社会保険、労働保険に関する書類もデジタルで出力可能です。年末調整や従業員のマイナンバー管理にも対応しています。プランは有料版のみですが、無料トライアルに申し込むことで30日間は無料で利用可能です。

無料トライアルの概要

  • 30日間無料
  • サンプルデータが用意され、一通りのお試しが可能

弥生給与 Nextは、給与・勤怠・労務業務を一つで完結できるクラウド給与計算ソフトです。給与の自動計算やWeb明細配信に加え、多様な打刻手段に対応した勤怠管理、オンラインでの入社手続きや社会保険の電子申請、Web上で完結する年末調整機能を備えています。

複雑な手計算や紙でのやり取りをペーパーレス化・自動化し、ミスを防ぐとともに、業務工数の効率化が可能です。無料トライアルは最大2か月間利用でき、自社に合うシステムかどうかを慎重に判断できるでしょう。

無料トライアルの概要

  • 最大2か月間無料
  • 「ベーシックプラスプラン」相当の機能(電話サポートを除く)をお試し可能

スマレジ・タイムカードは、勤怠・給与計算に加え、シフト管理や休暇管理も網羅する高機能クラウド勤怠管理サービスです。単なる勤怠・給与計算にとどまらず、スマレジ・POS連携による人件費を含めた売上分析・シフト最適化が可能です。

また、労務アラートやマイナンバー管理、法定三帳簿といった幅広い人事・労務関連機能を一元管理でき、複数のツール利用の手間を省けます。複雑な給与体系や法改正に自動で対応し、給与計算から給与の一括振込までを自動化でき、業務負担を大幅に軽減可能です。60日間の無料期間では、すべての機能が制限なく利用可能で、多岐にわたる機能を十分に試せます。

無料トライアルの概要

  • 30日間無料
  • コールセンターや設定サポート、有料オプション含めたすべての機能を利用可能

「他にどのようなソフトがあるか確認したい」「漏れなく比較したい」といった場合は、BOXILが用意した機能・料金の比較表をご活用ください。各社のサービス資料と合わせて、下記からダウンロード可能です。

【1,097人調査】給与計算ソフトの費用相場は月額300〜800円/人

主要な給与計算ソフト21サービスの初期費用と月額費用を公式サイトから調査※1したところ、公式サイトに記載がないサービスを除くと、次のような傾向が見られました。

  • 初期費用は、0円ないし0円〜のサービスが多い
  • 月額費用の最低価格はおよそ2,000円〜15,000円
  • 1IDあたりの月額費用は、300円〜500円ほどが各社の最安プラン

また、BOXILでは給与計算ソフトの導入に携わった1,097人を対象に「給与計算ソフトの費用調査」※2を実施。

その結果、1人あたり月額費用の相場としてもっとも多い回答が「300円~500円未満」で22.8%、次いで「500円~800円未満」が21.3%でした。本アンケート回答者のおおよそ4割が、月額300〜800円/人で給与計算ソフトを使用していることになります。

有料プランへの移行を検討する際は、上記の金額を一つの目安としてみましょう。

※1 調査対象のソフトや料金は「給与計算ソフトの費用相場 月額料金は300〜800円/人【料金比較表】」に記載
※2 調査概要:インターネット調査にて給与計算ソフトの導入に携わった全国1,097人へ実施。本調査の期間は2025年12月26日〜12月27日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

有料ソフトを検討するべきケース

給与計算ソフトに求めている機能や利便性は、無料ツールでは叶えられないケースがあります。有料ツールを検討したほうが良いケースをまとめているので参考にしてみてください。

従業員の人数や給与形態が多様な場合

無料版の給与計算ソフトは、従業員の人数や給与形態に応じて制限がかかることが多いです。

たとえば、従業員の登録数や給与項目の数が上限に達すると、サービスが停止したり、追加料金が発生したりする可能性があります。従業員の人数や給与形態が多様な場合は、有料版の給与計算ソフトを検討しましょう。

法や税制の変更対応に手間をかけたくない場合

無料の給与計算ソフトは、法令改正や税制変更に対応しているかどうかは製品によって異なります。たとえば、最低賃金の引き上げや社会保険料の変更などの法令改正や税制変更に対応できない場合があります。また、法改正や税制変更に関する情報やアドバイスが提供されない場合があります。

法令改正や税制変更への対応を重視する場合は、有料の給与計算ソフトがおすすめです。有料の給与計算ソフトでは、法令改正や税制変更に常に対応しており、最新の情報やアドバイスも提供されます。

他のシステムとの連携が必要な場合

無料版の給与計算ソフトは、他のシステムとの連携ができないことが多いです。たとえば、勤怠管理や人事管理などのシステムとのデータ連携や自動化ができない場合があります。

他システムと連携できないと、業務効率や人事評価に影響を与える可能性があります。他のシステムとの連携が必要な場合は、有料版の給与計算ソフトを検討しましょう。


\サービス選定で失敗しないために/

無料の給与計算ソフト導入にあたってよくある質問

最後に、無料ソフトの導入にあたってよくある懸念や質問を取り上げます。

無料プランと無料トライアルの違いは何ですか?

無料プランは、人数や機能に制限がある代わりに期間無制限で継続利用できるものです。一方、無料トライアルは一定期間だけ有料版に近い機能を試せる仕組みです。

少人数でまず運用を始めたいなら無料プラン、年末調整や連携機能まで含めて自社に合うか確認したいなら無料トライアルが向いています。

無料ソフトを使い続けるリスクはありますか?

リスクとして代表的なのは、従業員が増えた時点で使えなくなる点年末調整・連携機能の非対応、サポート不足です。

月次の給与計算だけなら使えても、賞与支給や年末調整、従業員増加のタイミングで運用が止まり、結局Excel併用に戻ることが考えられます。周辺業務までまとめて効率化したい場合は、有料プランも視野に入れましょう。

少人数の企業であれば無料の給与計算ソフトで十分ですか?

正社員数名程度で、給与体系が単純、賞与や年末調整も限定的であれば、無料プランで足りる場合があります。ただし下記のような場合は、少人数でも無料利用ではすぐ限界が来ます。

  • パートやアルバイトを含めて管理する
  • 勤怠連携が必要
  • 今後採用予定がある

手作業を残したくないなら、有料プランを検討した方が現実的です。

無料プランや無料トライアルでシステムを比較しましょう

自社に合うシステムを選ぶには、実際にツールを触ってみて、「従業員数・会社数の上限」「無料で使える機能の範囲」「サポートや運用のしやすさ」の3つの軸を確認することが重要です。まずは期間無制限の無料プランや、無料トライアルを活用して、使用感や機能性を確認してみましょう。

また、本格的な導入や有料プランへの移行を検討する場合は、各社のサービス資料を見比べるのが効率的です。次のボタンから、人気サービスの資料をまとめてダウンロードできるので、ぜひ社内検討にご活用ください。

給与計算ソフトの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

給与計算ソフト選び方ガイド

給与計算ソフト選び方ガイド

記事をシェア

Success icon
URLをコピーしました
BOXIL掲載のお知らせ

貴社のサービスをBOXILに掲載しませんか?

見込み客獲得や認知度向上をしたいサービスをお持ちの方は是非ご掲載ください。

スクロールトップボタン

TOPへ