マネーフォワード クラウド給与 導入事例 シリーズ連携で入力レスを実現 自社独自の計算ルールにも対応

最終更新日 :

Success icon
URLをコピーしました

従業員数51〜100人のメーカー/製造系企業に勤めるNさんは、給与計算ソフト「マネーフォワード クラウド給与」を導入しました。どのようにサービスを選んだのか、実際に使ってみてどう感じたのか、お話をうかがいました。

導入事例 Nさん ・男性 30代後半
・メーカー/製造系
・従業員数 51〜100人
・人事総務
・係長・主任クラス

導入前の課題:Excel手入力によるミスで給与が合わない。従業員からの信頼低下が深刻な課題に

―――まずは、マネーフォワード クラウド給与導入前の業務環境と、当時の課題について教えてください。

導入前は、勤怠管理も給与計算もすべてExcelを使って手作業で管理・計算を行っていました。

最大の課題は、手入力による作業時間の長さと入力ミスです。 当時は月に約6時間ほどの工数がかかっていました。さらに問題だったのは、手作業ゆえに入力間違いが発生し、給与額が合わないケースが月に2〜3件ほど起きていたことです。

―――給与額のミスは、従業員の方との関係性にも影響しそうですね。

その通りです。従業員から「残業時間に対して給与が合わない」と指摘を受け、謝罪して翌月の給与で不足分を調整する、という対応をしていました。 その際に、従業員から「信用できない」という言葉を投げかけられたこともあります。会社としての信頼を守るためにも、業務効率化とミスの撲滅が急務でした。

シリーズ連携で入力レスを実現。BCP対策と独自手当への対応も決め手に

―――システム選定にあたり、どのような基準で比較検討されましたか?

検討時は、 freee ジョブカン などを含め、4社ほどのクラウド型給与計算ソフトを比較しました。

選定において特に重視したのは、3点です。1つ目はシリーズ連携で、既に導入していた「マネーフォワード クラウド勤怠」と連携し、自動計算を実現すること。

2つ目はクラウド型で、社内にサーバーを置かず、BCP(事業継続計画)対策を強化すること。

そして3つ目にカスタマイズ性で、弊社独自の計算ルール(食事手当や深夜手当など)に対応できることです。

―――最終的に「マネーフォワード クラウド給与」を選ばれた決め手は何でしたか?

やはり、勤怠システムとの連携による業務効率化が確実に見込めた点です。 勤怠データをそのまま給与計算に流し込めるため、仕訳作業や手入力が不要になります。また、弊社には工程ごとの給与に加え、食べた回数で変動する「食事手当」や、業務実績に応じた「深夜手当」など独自の変動項目がありますが、これらも計算式をカスタマイズして自動化できることが分かり、導入を決めました。

入力作業がゼロになり、確認時間は1/6に。月4万円相当のコスト削減も

―――導入後、業務フローや工数はどのように変化しましたか?

Excelでの手入力業務が完全にゼロになりました。 現在は、勤怠システムから自動連携されたデータを確認するだけです。前月との差分が赤色で表示されるため、そこを重点的にチェックするだけで済みます。

作業時間は、以前の月6時間から月1時間程度へと大幅に短縮されました。担当者と上司の2名体制でチェックを行っていますが、導入後は計算ミスや修正対応も発生していません。

―――コスト面でのメリットはいかがでしょうか?

80名の従業員で利用しており、費用は月額2万4千円程度です。従量課金制なので、必要な人数分だけの支払いで済む点が良いですね。 削減できた作業工数やミスの対応コストを換算すると、月額約4万円程度の削減効果が出ていると感じています。費用対効果としては十分にお得で、導入した価値は非常に高いです。

今後は福利厚生費の一元管理も目指す

―――ベンダーのサポート体制はいかがでしたか?

導入時には説明会や資料作成など、手厚くサポートしていただきました。マニュアル作成の支援もあり、分からない点は電話やチャットで解決できました。強いて言えば、直接来社して一緒に操作するようなサポートがあれば、さらに安心だったかなとは思います。

―――今回の導入を10段階で評価すると何点になりますか?

9点です。 マイナス1点の理由は、稀なケースですが、夜勤で日付をまたぐ勤務があった際に一度だけエラーが出たことがあったためです。それ以外は非常に満足しています。

―――最後に、今後の展望をお聞かせください。

今後は、福利厚生費(冠婚葬祭費用など)の管理もシステム上で一元化したいと考えています。現在はまだ手入力が必要な部分もあるため、これらも自動で給与に反映される仕組みを整え、さらなる業務効率化を目指していきたいです。

給与計算ソフトを探している方はこちらの記事もチェック

給与計算ソフト選び方ガイド

給与計算ソフト選び方ガイド

記事をシェア

Success icon
URLをコピーしました
BOXIL掲載のお知らせ

貴社のサービスをBOXILに掲載しませんか?

見込み客獲得や認知度向上をしたいサービスをお持ちの方は是非ご掲載ください。

スクロールトップボタン

TOPへ