収支報告書の書き方重要ポイントから実例まで - 収支報告書の3か条
収支報告書とは?なぜ収支報告書が重要なの?
収支報告書とは、自分が代行して他人のお金を預かってしかるべき精算を行ったという証明になる報告書です。収支報告書をしっかり書かないと着服したと考えられるリスクが高まります。そのため、お金を預かる者は収支報告書を書かなければならない義務があるのです。
とはいえ、どのように書いたらいいかわからないですよね?収支報告書における注意点3つと実例2つを交えながら解説していきます。
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収支報告書の3か条と、実例から見るポイント解説!
収支報告書1か条 結果がどうなったのかを明確に記す
収支報告書を書く上で心がけること1つ目は、結果がどうなったのか明確に記すことです。全て報告書においてそうですが、詳細よりも大事なのは要旨です。何にお金を使ったのかということよりも、上司が気にしているのは例えば結果的に残金が出たのか次に繰り越すことにしたのかなどの要点の部分です。
通常、報告書は表題・要旨・詳細の3つから構成されています。一番大切なのは要旨ですが、書き出すときには詳細から書くとうまくまとめられます。詳細・要旨・表題の順に書いていくと一本筋の通ったクオリティの高い収支報告書になります。
収支報告書2か条 書き出しと、締めをしっかりと
収支報告書を書く上で心がけること2つ目は、書き出しと締めをしっかりとすることです。見出しは「収支報告書」となります。その下に収入の部・支出の部を設けます。**収入の部は、収入の種類を記載し最終的な合計を書いていきます。
支出の部では、収支報告書の該当期間内において、何に対していくら支出はあったのかを明らかにしていきます。**収入と支出の部が完成したら、差額分がいくらだったのかを記載します。
収支報告書3か条 お金を扱うので正確に
収支報告書を書く上で心がけること3つ目は、お金を扱うので正確に収支報告書を書くようにしましょう。1円のミスでも大きな影響があることは間違いないです。自分が他人のお金を預かっているということを強く認識した上で収支報告書に取り組んでいくようにしましょう。
自分がミスをすればたくさんの方に迷惑がかかることを意識して作成していくと、ハイレベルな収支報告書が仕上がるに違いありません。
収支報告書の書き方実例収支報告書3ヶ条を元に書いて①
懇親会会計報告
(収入の部)
会費〇〇〇〇円×〇〇名=〇〇〇〇〇円
合計〇〇〇〇〇円
(支出の部)
居酒屋〇〇
飲食費〇〇〇〇円×〇〇名=〇〇〇〇〇円
景品代〇〇〇〇円
合計〇〇〇〇〇円
残金〇〇〇円
次回の忘年会に繰り越し致します。
このように収支報告書を箇条書きながらもわかりやすく書くことにより、誰でも理解することができる収支報告書に仕上がっています。
収支報告書の書き方実例収支報告書3ヶ条を元に書いて②
懇親会 会計報告及び集金のお知らせ
(支出)
居酒屋〇〇
飲食費〇〇〇〇円×〇〇名=〇〇〇〇〇円
景品代〇〇〇〇円
合計〇〇〇〇〇円
【集金金額】
正社員以上 〇〇〇〇円
フレックス社員・派遣社員 〇〇〇〇円
合計〇〇〇〇〇円
残金〇〇〇円
次回の忘年会に繰り越し
会費は後日集金に伺いますのでよろしくお願い致します。
このように書くと非常に理解しやすい収支報告書に仕上がります。
収支報告書実例①のポイントをまとめ!!
収支報告書実例①は事前徴収した場合を想定して構成されています。上記で3ヶ条を述べましたが、それを基に作成しています。大切な要点しか書かれていないので、読み手が理解しやすくなっています。収支報告書では迅速さと行き届いた配慮が非常に重要になってきます。
素早く完成させて提出するためにも、あまり難しいものじゃないほうがおすすめです。お金に関わることはデリケートなので、すぐに対応するように気をつけましょう。
収支報告書実例②のポイントをまとめ!!
収支報告書実例②は事後徴収を想定して構成されています。支出が最終的にいくら出た上で、集金金額の内訳について説明しています。事後徴収は事前徴収と違って収支報告の内容を変えることができるので、臨機応変に対応していくことが求められます。
また、上司から費用を多めに徴収することがあります。その際には「ご厚志」あるいは「酒肴料」として収入の部に記載するようにしましょう。
すんなり書ける!報告書の書き方収支報告書まとめ
収支報告書は、お金が関わっているので迅速さを求められます。迅速な対応の中にも行き届いた配慮ができれば、上司から厚い信頼を寄せてもらえることは間違いないでしょう。ただ、収支報告書の書き方を知らないとどうしてもモタモタしてしまいがちです。
今回の収支報告書の書き方における注意点3つと実例2つを参考にしながら書くことで上司から褒められる収支報告書が書けるだけでなく、よりスピーディーに対応できるようになるでしょう。
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