事業部長ってどんなことをするの?仕事内容をまとめてみました
事業部長がするべき「仕事」って一体どんなこと?
中規模以上の会社では、様々な事業部に分けられていることが多いでしょう。ということはもちろん、各事業部をまとめるトップとなる存在がいます。それが事業部長です。事業部長は部内の管理はもちろんのこと、他にも様々な仕事があります。
上司の求めるものを理解し、部下にはしっかりと教育する大切さが求められる中間管理職ですが、具体的にはどのような役割があるのでしょうか。今回はそんな事業部長の仕事について紹介します。
意外と知られていない事業部長の仕事の役割を紹介します。
事業部長の仕事その1:部内での未来図を考え、決める
まず、事業部長は部内での「長」であり、責任者である、ということです。部内での指揮をとるのも事業部長なので、この部ではどのようなことをしていくのか、何のためにこの作業をするのかなど、自分の所属する事業部の役割をしっかりと理解した上で、未来設計を立てていく必要があります。
それはもちろん一人で考える場合もありますが、もしいい案が思い浮かばない場合には部内の部下に聞いたりして決めていくこともあるようです。部内会議などでは最終決定権を持っているのも事業部長ななので、しっかりとした決断力や判断力も求められます。
事業部長の仕事その2:部内意思を決め、提案があればまとめる
また、事業部は、何かの目的に向かって進んでいくべき集団です。会社内では事業部ごとにどう言う仕事をしていくのか、ということが決まっていますが、もちろん改善が必要に成る場合もあります。
この会社の売り上げをもっと上げるために、うちの事業部でできることはないか、ということを部内の会議にかけて、方針がまとまったら、部内の意思として、上に伝えるのも事業部長の役目なのです。
事業部長の仕事その3:部内の現状を上司に報告する
会社の最高責任者はもちろん取締役である社長ですが、会社の規模が大きい場合、会社の内情を知るためにいちいち社長が各部署を回って確認をしていたのでは効率が悪すぎます。社長は他にも重要な仕事を抱えているので、そのような時間は取れないのです。
では、どうするかというと、各部の事業部長が上司に部の内情を報告し、それがまとめられて社長の耳に入るのです。このような仕組みにしておけば、社長は端的に会社の各部署の状況を知ることができるのです。
事業部長の仕事その4:部内のチームワークを良くする工夫
事業部長は、その事業部のトップであるわけですから、事業内の成績を上げるためにも努力しなくてはなりません。部内で何か問題はないかを逐一チェックし、社員同士がうまくいっていないようだったら相談に乗ったりしながら、部内のメンバーが円滑に仕事をできるように心がけていく悲痛王があるのです。
さらに、何かトラブルが起こった際にも、率先して解決に向けて動かなければならないのも事業部長の役目といえるでしょう。
事業部長の仕事その5:他の事業部と相談し、事業内容調整
会社内に事業部がいくつか設けられている場合、必ずしも事業部長は一人とは限りません。事業部があれば、その数だけ事業部長はいるのです。事業部同士は売り上げ目標などの面で見るとライバルではありますが、会社のためには協力していく必要もあります。
事業部長は時には他の事業部の部長と相談しながら、部内の方針を決めていく必要もあるのです。会社の業務を円滑に進めるためには、事業部同士の関係が非常に大切なのです
事業部長の仕事その6:上層部からの指示を部内に報告
事業部長は上司もいますし、部下を管理する立場でもあります。ですので事業部長には、仕事内容について上層部から指示を受け際にそれを的確に部員に伝えて、仕事に取り組ませる指示力も必要な資質なのです。
反対に、もし部下から意見などがあった場合、上に相談した方がいいと感じたら、上にきちんと相談することも大切な仕事のひとつです。上司と部下の間で大変な役回りではありますが、事業部長がしっかりしていることで、会社内の業務もスムーズに進めることができるのです。
事業部長の仕事その7:部員の育成とモチベーション管理
事業部長は当然部内のものがみんな部下です。ですので、管理者としてしっかりと部下を育成できるかも事業部長に求められる重要なスキルなのです。やる気のない社員がいたらきちんと叱り、困っている社員がいたら手を差し伸べて解決策を提示してあげることができれば、立派な事業部長といえるでしょう。
ただし、特定の人に贔屓などをすると社員の人間関係がこじれてしまうので、どんな人にも公平に接するように心がけましょう。
事業部長の仕事まとめ
いかがですか?事業部長は上司と部下に挟まれながら、情報の伝達を行ったり部内の方針をまとめたりと、求められる力が非常に幅広い役職でもあります。
部内を率いていく統率力や、他部署と円滑に付き合える協調性など、様々な素質がなければいい事業部長にはなれないということなのです。もし、昇進したいと考えているなら、このような力をつけられるように努力していくことが大切です。
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