就活でネクタイピンは必要?色・形の選び方と正しい付け方 - NG例は?
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- ネクタイピンの必要性
- 就活生にとってのネクタイピン
- 面接官にとってのネクタイピン
- ネクタイピンは付けるべきなのか
- ネクタイが重要であるといわれる理由
- ネクタイピンの選び方
- 色は「シルバー」一択
- 形・大きさは「派手でなく、小ぶりに」
- 2つのNG
- 意外と知らないネクタイピンの正しい付け方
- 上着を着ている場合
- 上着を脱いでいる場合
- ネクタイピンのブランド紹介
- ダックス
- ミラショーン
- 就活用のネクタイの選び方の基本
- 無難なものを選ぶ
- 2本以上準備する
- スーツやシャツに合っているか
- 黒色や白色のものや、派手すぎなものはNG
- ネクタイの色と与える印象
- 青系
- 赤系
- 黄色系
- グレー系
- ネクタイの柄と選び方
- ストライプ柄
- ドット柄
- チェック柄
- 一歩、大人に
- BOXILとは
ネクタイピンの必要性
就活では、身だしなみを整えることが重要です。人の目に触れる場面では、細かな部分にも気を配る必要があります。
最近の就活では、形にとらわれず応募者の個性を見たい、とにかく応募者を集めたい、などさまざまな理由からカジュアルな服装でもOKといった企業も増えています。それでも、多くの企業では今もなお就活ではリクルートスーツが基本で、男性の場合はネクタイがほぼ必須と言えるでしょう。
そして、就活においてネクタイピンが必要かどうか、さらにはネクタイピンの活用法まで、幅広く紹介します。
就活生にとってのネクタイピン
就活生の中にはネクタイピンをしなければ失礼だと感じている方もいる一方で、「ネクタイピンをした方が良いのかも…」と不安な方やそもそもどうやって付けるのか、どう使うのが適切なのかわからないという方も多いようです。
面接官にとってのネクタイピン
実は社会人の先輩方にもネクタイピンを身に着けていない方は多いですし、クールビズを導入している会社やベンチャー企業では、ノータイで過ごしている方も多いでしょう。
そのため、面接官がネクタイピンを着けている就活生に「若いのに珍しいな」と感じることはあっても、基本的にはあまり気にしていません。
ネクタイピンは付けるべきなのか
結論としては、面接官がほぼ気にしないことからわざわざ付ける必要はないと言えます。
ですが、もし自分が付けたいと思うのであれば、もちろん付けても問題ありませんし、見た目で差別化できるのも事実です。
ネクタイが重要であるといわれる理由
表情や髪形、声量などが印象を決める要素ということは知られていますが、面接などにおいてはネクタイもその人の印象を決める1つの要素になります。
その理由としては、次の3点があげられます。
- 面接官の視野に入りやすい
- ネクタイの色やデザインで人柄や性格が印象づけられる
- 顔全体の印象に強い影響をもたらす
スーツや髪形などについては気にされる方も多いと思いますが、意外と見落とされがちなのがネクタイです。
「面接官の視野に入りやすい」のは、面接を行う場合、面接官は応募者の話を真剣に聞こうとすればするほど視線は口もとや目線といった体の中心線に向けられ、面接官が意識せずとも首元のネクタイもその視野に入ってくるからです。

そして、情熱の赤という言葉や青系はすっきりした印象を与えるといったことを聞いたことがあると思いますが、同じように「ネクタイの色やデザインで人柄や性格が印象づけられる」ことがあります。
実際に、アメリカ大統領選では、どの色やデザインのネクタイが有権者に好印象を与えるかを専属のコーディネーターが真剣に検討し、その結果が投票行動にまで影響を与えるとも言われています。
また、色調の合ったネクタイを選ぶことで、顔全体がよりはっきりとした印象になり、好印象につながります。
ネクタイピンの選び方
もし就活でネクタイピンを選ぶのであれば、どのようなものを選べばよいのか紹介します。
色は「シルバー」一択
ネクタイピンはシンプルなシルバーがおすすめです。
日本の就活生はワイシャツがホワイトのためゴールドでもあまり目立ちませんが、シルバーに比べると派手な印象を与えてしまうので、念のため避けた方がよいでしょう。
形・大きさは「派手でなく、小ぶりに」
ネクタイピンの形や大きさは派手ではない方が良いです。できれば小ぶりなものを選ぶとよいでしょう。街中の社会人が付けているネクタイピンを観察するのも参考になります。
きっちりとスーツを着こなしている方の多くはシルバーで小ぶりなものを着けていることがわかるでしょう。自分が着るスーツ、ネクタイと似ているものを着た社会人を参考にしてみてください。
2つのNG
就活におすすめのネクタイピンがあれば、相応しくないNGなネクタイピンもあります。ネクタイピンを購入する際に避けたいポイントは、次の2つです。
- 大ぶりなものや、石のついたもの
- 何かの形をモチーフにしたもの
上記のポイントを避けたシンプルなネクタイピンを選びましょう。
意外と知らないネクタイピンの正しい付け方
実は、上着を着ている場合と脱いでいる場合でネクタイピンの付け方は異なります。その時に注意すべき点を解説するので、ぜひ覚えましょう。
上着を着ている場合

上着の第1ボタンより少し上に付けるのが良いでしょう。鏡で確認しながら、上着を着たときに少しだけ見える位置に留めましょう。
上着を脱いでいる場合
しゃがんだりかがんだりするとネクタイが揺れてしまうため、それを防ぐためにネクタイの下につけるとよいでしょう。
ネクタイピンのブランド紹介
銀色で小ぶりなネクタイピンを選ぶのがよいですが、実際にどのようなブランドがあるのか知りたい方のために、おすすめのブランドを紹介します。
就活生から就活生へのプレゼントを考えている方まで、ぜひ参考にしてください。
ダックス
ダックスは「紳士の国」イギリスで生まれたブランドです。
とてもシンプルなデザインですが、それでいて個性も感じられる素敵なネクタイピンです。就活で悪印象を与えないことはもちろん、その後の社会人生活でも役に立つようなネクタイピンです。
ミラショーン
ミラショーンのネクタイピンも非常にシンプルです。形には非常にこだわりを持っていて、代表的なデザインは、まるでクリップのようなかわいらしい形です。付けやすい形になっているのと同時に、リクルートスーツにマッチしてくれるデザインになっているのでネクタイピンをしたことのない就活生におすすめです。
就活用のネクタイの選び方の基本
それでは、就活用のネクタイはどのようなものを選べばよいのでしょうか。
無難なものを選ぶ
奇抜なものを選ぶ必要はありません。基本は無難なもので問題ありません。シンプルな色やデザインのものを選ぶのがよいでしょう。
たとえばギターがデザインされたネクタイを着けていき、面接官が音楽好きで話が盛り上がる場合もあるかもしれませんが、そうでないと「面接にはふさわしくないネクタイ」と判断されてしまう可能性もあります。
2本以上準備する
2本以上準備するのがよいです。業界的に、元気の良さを求める、落ち着いた人を求めるといったおおよそのイメージにしたがって選べます。
そして、就活中では食事などでネクタイを汚してしまうこともあるので、万が一ネクタイが汚れてしまっても困らないように、2本以上準備することをおすすめします。
スーツやシャツに合っているか
リクルートスーツは紺系が多く、シャツは白いワイシャツであることが大半ですが、それに合わせてネクタイを選ぶことも重要です。
青系のシャツにさらに青系のネクタイを合わせると、落ち着いた印象が強くなりすぎてしまうこともあります。面接官の立場に立って、全体のバランスを確認するのも大切です。
黒色や白色のものや、派手すぎなものはNG
黒いネクタイには葬儀のイメージが強く、白いネクタイには結婚式などのイメージが強くあります。
面接官が、「この応募者は黒や白色のネクタイは冠婚葬祭で着用するといったマナーを知っていないのかな」と疑問に思われる可能性があるので、黒や白色のネクタイは避けたほうがよいでしょう。
同様に、派手すぎるものも面接という場に合わず、ビジネスマナーや常識を問われる可能性があるため、避けるのが無難です。
ネクタイの色と与える印象
ネクタイの基本の色としては青、赤、黄色、グレーの4系統があります。
それぞれの色が与える印象を説明していきます。色ごとの印象を理解し、自分が強調したいイメージに合わせた色のネクタイを選ぶとよいでしょう。
青系
青系の色は落ち着きや清潔感、誠実、真面目、知的といった印象を与えます。誠実さ、真面目さを強調したい時には青系のネクタイをしましょう。

赤系
赤系の色は情熱、やる気、積極性、行動力をイメージさせます。やる気や行動力があることを示したい時には、赤系のネクタイをしましょう。
黄色系
黄色系は、明るさやコミュニケーション能力、親しみやすさ、社交的な印象を与えます。
コミュニケーション能力が求められる業種などの面接では、黄色系のネクタイを選ぶとよいでしょう。
グレー系
グレー系の色は、冷静さや柔軟さといったイメージとともに、他の色とのバランスがよく、上品さを与えてくれます。万能タイプのカラーといえ、どのような業種にも合わせやすい色といえます。
ネクタイの柄と選び方
ネクタイの色に次いで、次は柄についてもその基本と選び方のポイントを説明します。柄も個性的なデザインのものが多数ありますが、あくまで目的は面接で面接官によい印象を与えるというところにあります。
個性的なデザインのものや自分の好みの柄は、プライベートで用いるとして、就活の間は面接でよい印象を与えるという点を重視しましょう。
ストライプ柄
もっともベーシックな柄といえるのがストライプ柄です。無地はやや寂しい印象になりますが、ストライプ柄が加わることで、ネクタイの地の色がより印象的になります。
ストライプが太くなるとカジュアルになるので、就活用のネクタイでは細めのストライプを選ぶのがよいです。
ドット柄
細かく小さいデザインのドット柄は、遠目からは地の色に交じり、ワンカラーに見えますが、近くで見るとドット柄がわかり、さりげなくおしゃれな印象を演出できます。ドット柄を選ぶ際には、地の色とドット柄の色との調和がとれたものを選ぶのがよいです。
ドット柄が大きすぎると、ストライプ同様にカジュアルになるので気を付けましょう。

チェック柄
チェック柄は地の色に加え、チェック柄の色の印象を加えられ、チェック柄そのものが親しみやすいデザインです。
とはいえ、メインは地の色になるので、チェックの線があまり太すぎると、カジュアルになってしまうので、メインの地の色を邪魔しない程度の細めのチェック柄を選ぶとよいです。
一歩、大人に
この記事を読んだ方はネクタイピンを実際に付ける、付けないにかかわらず、ネクタイピンの知識を得たことと思います。その知識の分だけ社会人に近づいた、と言えるのではないでしょうか。皆さんが就職活動で成功することを応援しています。
BOXILとは
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