内定式挨拶 - 社長向け文例 | 入社式にも役立つポイント7選
新入社員の心をつかむ入社式での社長挨拶とは?
入社式で社長が何を話すかによって、新入社員のモチベーションも変わってきます。社長挨拶をするにあたって、新入社員の心に色濃く残る挨拶の文例とポイントを7つまとめました。
スタンダードな文例の他、企業としての成長や失敗例、また、これから入社するに当たっての心構えについてを話せば新入社員もやる気をもって仕事に入ることができるでしょう。
ポイントを押さえたうえで、使えそうな文例をアレンジして活用してみて下さい。
入社式の社長あいさつで話したい7つの文例&ポイントは?
1:あいさつの最初は意欲的な言葉で
「新入社員のみなさん、入社おめでとうございます。皆さんの元気な顔をこうして見られることを心待ちにしていました。これから当社には、新入社員の皆さんの若さあふれる力が求められています。当社は自由闊達に仕事をできるような会社造りを目指していますので、これまでに学んできたことを遺憾なく発揮していただきたい。
最初は先輩、上司から指導を受ける毎日かと思いますが、どうかお客様のため、当社のため、ひいては自分自身のために職務に邁進して欲しいと考えています。」
このような文言で始まり、自社の経営理念や社風、事業内容や注力していきたい分野などについて、話を進めていきましょう。
2:会社の起こりについて話すと印象に残る
スタンダードな挨拶の他にも、代表取締役として話したいのが会社としての起こりについてです。「どのような思いで、会社組織を立ち上げたのか」を伝えると、新入社員の心にも響くものがあるでしょう。
特に会社にはロゴマークなどがある場合もありますが、そのロゴマークにはどんな意味が込められているのか?ということを説明してあげる必要があります。なぜなら、新入社員が外部の人と接した時に聞かれる場合がよくあるからです。入社式という場で話をすれば、きっと覚えていてくれるはずですよ。
3:人材を重視していることをアピールしたい場合
旧松下電工(現パナソニック)の創業者であった故・松下幸之助氏の、「企業は人なり」という言葉があるように、会社にとって最も大切なものは人材です。そのことを入社式の挨拶で織り交ぜることで、新入社員の気持ちも引き締まるとともに、人としての温かさのようなものを感じてもらえるのではないでしょうか。
「当社では現在、人材育成プランとして○○のような制度を運営しています。積極的に活用してスキルアップを果たし、人としての成長も同時に遂げて欲しい。」
というように現在実施している育成プランなどを紹介するのが良いでしょう。
4:緊張感を持って仕事に取り組んで欲しい思いを伝える
新入社員にとって、これまでとは大きく異なるのは「働くことでお金を得る」ということです。自分自身の1分1秒にお金がかかっていることは、これまでの人生で初めてと言えるでしょう。
アルバイトの場合は時給制のところがほとんどですから、これも意味が異なってきます。入社式から緊張感を持って仕事に取り組んで欲しいという思いを込めたい場合、そのことを伝えるのもひとつの手です。
「これまでとは異なり、新入社員みなさんの一人ひとりにお金がかかっています。仕事に対する責任感を感じることと同時に、ありがたみを感じてほしい。」
という文を加えると良いでしょう。学生気分で入社してきた新入社員の心もきっと引き締まるはずです。
5:ことわざを織り交ぜて伝える場合
ことわざを織り交ぜながら、これから会社内で働く際の心構えを伝えるのもおすすめです。例えば「石の上にも三年」ということわざがありますが、これを例に文例を見ていきましょう。
「石の上にも三年ということわざがありますが、もしかすると入社後数年はツライ思いをするかもしれない。けれども、その我慢や忍耐が後の大きな成功につながることもあるので、親友社員のみなさんにはどうかこの思いを胸に抱きながら頑張ってほしい。」
というように、これからの生活の変化と社会の厳しさを暗に伝えるという方法が良いでしょう。その他のよく聞くことわざを用いながら言葉を伝えることで、心に響く挨拶となるはずです。
6:社内の成功事例を挙げて期待感を持たせる
会社内でのとある成功事例を紹介するのも、印象に残る挨拶として効果的です。
「営業第二課の成績は、ここ数年で約1割のダウンをしておりましたが、○○課長とその課員の連日の取り組みにより昨年は前年比2割を超える成長となりました。連日叱咤することも多く苦労もかけましたが、やればできるということを証明してくれた事例でもあります。
新入社員のみなさんも、もしかしたら苦しい時期というものを迎えるかもしれません。しかし、この事例のように諦めることなくポジティブに仕事に取り組んで欲しい。」
というように、数字を含めながら実例を挙げてみましょう。緊張感と同時に希望を持って仕事に励むことができるはずです。
7:自分自身の失敗例を挙げて親近感を持たせる
過去の自分自身の失敗例を挙げて、親しみを持ってもらうというのも一つの手です。人は少し隙があるとなんとなく親近感を感じてしまうもの。
「かつては自分の失敗により、食事も満足にできないという期間がありました。営業先を土下座しながら回ることで、なんとか存続を果たし今日の発展につながっています。」
という少し恥ずかしいとも思えるエピソードを加えることで、人としての奥深さを伝えることができます。社長自身のエピソードを直接耳にできる機会はありませんから、きっと貴重な話として心に刺さるはずです。
入社式で使える社長挨拶の文例 まとめ
入社式で新入社員に思いを伝える方法として、文例を7つ紹介しました。スタンダードな挨拶のみならず、生々しいエピソードや格言、ことわざなどを織り交ぜることでより具体的に社長としての気持ちが伝わるはずです。
何より新入社員は、緊張感を持って会社に入ってきているはずです。濃い話をすることできっと会社に対する愛着を持って仕事に取り組んでくれることでしょう。
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