会社の「創立」と「設立」の違いとは | 意味・正しく説明できる?
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- 「創立」・「設立」に違いはある?それぞれの定義や使い方
- 創立とは
- 設立とは
- 創立年と設立年に違いが生じる理由
- 具体例でイメージしてみる
- 創立と設立と混同される「創業・開業・独立」とは
- 創業とは
- 開業とは
- 独立とは
- それぞれの違い
- 創業と創立の違い
- 創業と設立の違い
- 開業と独立の違い
- 創立と設立の違いを正しく理解しよう
- 会社設立時に使えるクラウドサービスに関する記事まとめ
- 会社設立関連の用語解説まとめ
- 【厳選】創業!起業!会社設立!に、必要なサービスはたった"1つ"だけ!
- お金をかけてでもベンチャーが導入するべきクラウドサービス11選
- 会社設立を考え始めたら必見!起業・独立をサポートしてくれるクラウドサービス10分野
- BOXILとは
「創立」・「設立」に違いはある?それぞれの定義や使い方
「創立」と「設立」は混同されやすい言葉です。それぞれの定義や違い、使い方について解説します。
創立とは
創立は、初めて組織を立ち上げることを意味します。会社や学校、団体などに使われることが一般的です。
よく似た言葉に「創業」がありますが、こちらは事業を開始することだけを意味します。組織か個人かの区別はありません。
ここでのポイントは初めてのときだけ創立という言葉を使うということです。
つまり、後から子会社を新しく作るときや事業を新しく始めるときなどには、創立という言葉は使われません。
設立とは
設立は、会社法に基づき、株式を発行し、定款を作成して公証人の認証を受け、商業登記を行ったうえで会社組織を立ち上げることを意味します。
ここでのポイントは組織を立ち上げることです。つまり初めてかどうかは関係なく、新たに子会社を設立したり、新事業を立ち上げたりする場合には、「設立」が用いられます。
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創立年と設立年に違いが生じる理由
定義の違いを見ていただくわかるように、必ずしも「創立年=設立年」とは限りません。
特に、株式会社について定める「商法」は19世紀末に初めて施行したので、それより前に創立した会社は設立年までの期間が必然的に長くなっています。
また、商法施行以降に創立した会社であっても、商業登記までの期間が空いた場合など、創立年と設立年に違いが出ることがあります。
具体例でイメージしてみる
違いを学校法人の例で説明します。
Aさんが学校をつくろうと思い、まず最初に学校法人を創立しました。その後、法律に則り申請を出すことで学校法人が設立されます。
その学校法人の中に小学校・中学校・高校・大学を新しく作るときには、それらを設立するということになります。
創立と設立が同じ年になるのは登記が同じ年に終わったときとなるため、そういう会社も多くあります。一方、創立から登記までに期間が空いた場合には、それぞれの年に差が生じることもあります。
ひと言で違いを認識しておくなら、初めて組織として事業を開始したときが創立で、会社として法人登記をした日が設立と覚えておくとよいでしょう。
創立と設立と混同される「創業・開業・独立」とは
創立・設立と同じときに使われがちな言葉を解説します。
創業とは
創業は事業を開始したときになります。
ただし、会社を設立していなくても事業はできるため、設立前から事業を開始している会社も存在します。
逆に創立と創業が同じ時期になる会社も存在します。よく過去のことを話すとき、指すときに使われます。
開業とは
開業は事業を新しく始めるときに使われます。起業と近い意味の言葉です。
ここでのポイントは、会社ではなくて事業やお店を新しく始めるときのため、創業と開業の時期が違うこともあります。
独立とは
独立は起業と似ている部分もありますが、両者には違いがあります。
独立は今まで自分が働いていた職種・業界での会社を抜け、同じ環境のなかで独り立ちするときに使います。
ですので、会社をやめて全く新しい分野に挑戦するときや、働いていなかった方が会社を興すときには「独立」は使われずに「起業」が使われます。
それぞれの違い
創業と創立の違い
創業と創立は非常に似た言葉で、事業を開始したという意味では両者とも同じです。両者の大きな違いは、その事業がどういった状況で行われるのかということです。
- 創立:組織(会社など)の事業が開始したとき
- 創業:事業が開始したとき(組織ではない)
つまり、違いとしてはその事業が組織として開始したのか、組織ではないのかということになります。
創業と設立の違い
創業と設立も同じようなタイミングで使われることが多いので違いを確認しておきましょう。
- 創業:事業が開始したとき(組織ではない)
- 設立:法人登記をしたとき、事業会社を立ち上げるとき
つまり、違いとしては事業を開始したときなのか、組織を新たに立ち上げたときなのかということになります。
開業と独立の違い
開業と独立も一見似たような言葉に思えますが、違いがあるため確認しておきましょう。
- 開業:新しく事業を始めること
- 独立:今の会社を辞め、同じ分野で独り立ちすること
つまり、違いとしてはそのタイミングになりますが、独立して開業するということになります。独立開業と言われることもあります。
創立と設立の違いを正しく理解しよう
創立と設立の違いについてまとめました。普段、仕事でよく口にしていても細かい意味の違いを正しく説明できない言葉は意外とたくさんあります。
意味を取り違えて恥ずかしい思いをしないためにも、今一度、意味や使い方を確認しておきましょう。
会社設立時に使えるクラウドサービスに関する記事まとめ
会社設立関連の用語解説まとめ
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