無料で使えるおすすめのECサイト構築サービス12選!サービスの特徴と選ぶ際のポイントを解説!

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この記事では、無料で使えるおすすめのECサイト構築サービスを紹介しています。有料・無料サービスの違いや選ぶ際のポイントなどをわかりやすく解説しています。導入するECサイト構築を探している方はぜひ参考にしてみてください。

ECサイト構築サービスの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

ECサイト構築サービスとは

ECサイト構築とは、インターネット上で商品やサービスを販売するためのサイトを簡単に立ち上げられるシステムのことです。

商品登録や注文受付といった基本的な販売業務に加え、カート機能、在庫管理、決済、配送手配など、ネットショップ運営に必要な機能が揃っています。

たとえば、これまで実店舗でしか販売していなかった商品を全国に届けたいときや、個人でハンドメイド作品を販売したいとき、さらには企業がブランドの公式オンラインショップを展開したいときなどに役立ちます。

一からシステムを開発する必要がないため、コストや時間を抑えながらスムーズに販売を始められる点が大きな魅力です。

無料のECサイト構築サービスを選ぶときのポイント

無料のECサイト構築を選ぶ際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。

SEO施策やマーケティング機能が備わっているか確認する

ECサイト構築サービスを選ぶ際は、SEO施策やマーケティング機能が備わっているか確認してください。
ECサイトはただ作るだけでは意味がありません。顧客に見つけてもらうためには、SEO施策やマーケティング機能が必要です。

URLやメタタグ、サイトマップなどのSEO施策ができるかどうかチェックしましょう。また、SNSやメールマガジン、クーポンなどのマーケティング機能があると、集客や売上アップに役立ちます。

サポートやセキュリティが充実しているか確認する

ECサイト構築サービスを選ぶ際は、サポートやセキュリティが充実しているか確認することも重要です。ECサイトは常に最新の状態に保たなければなりません。

トラブルや不具合が発生したときに、迅速に対応してくれるサポートがあると安心です。

また、お客さまの個人情報やクレジットカード情報などのセキュリティも重要です。SSLやPCIDSSなどのセキュリティ基準に準拠しているか確認しましょう。

取り扱い商品を増やしたり販売手法を変えたりできるか確認する

ECサイト構築サービスを選ぶ際は将来的に取り扱い商品が増えるほか、定期販売や共同購入など、販売手法を変える可能性がないか考慮してください。

無料版では、ECサイトのデザインや機能のカスタマイズが難しい場合があります。

また、別のサービスに移行するときに、データの引き継ぎや設定の変更が大変になる可能性があります。

ビジネスが成長するときに、無料版で対応できるかどうか検討しましょう。

ECサイトを無料で構築する方法

ECサイトを無料で構築する方法には、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴と、メリット・デメリットを紹介します。

構築サービスの無料プランを使う

クラウド型のEC構築サービスには、無料でサイトを立ち上げられるプランが用意されているものがあります。

アカウント登録だけでショップを公開できるため、初心者でも短時間で販売を始められるのが特徴です。

利用料は無料ですが、売上が発生すると販売手数料や決済手数料がかかる仕組みで、売上が伸びるほどコスト負担も増えていきます。

ただし、有料プランに切り替えれば機能制限が解除されることが多く、デザインやカスタマイズの幅も広がるでしょう。

手軽さを優先してまずは試したい方や、少量の商品販売から始めたい方におすすめです。
無料プランがあるEC構築サービスを見る

オープンソースのツールを使う

オープンソースのECシステムは、ソースコードが公開されており、自由に改変して使えるのが特徴です。レンタルサーバーや独自ドメインを用意すれば、オリジナルのショップを構築できます。

デザインや機能を好きに作り込めるため、ブランドイメージを強く打ち出したい企業には大きなメリットがあります。

一方で、操作や管理には一定の技術知識が必要となり、バグ修正やセキュリティ対策も自分で対応しなければなりません。

時間と労力をかけてもブランドを強化したい方や、将来的に独自機能を持たせたECサイトを展開したい方に向いているといえるでしょう。
オープンソースのツールを見る

登録料や月額料金が無料のECモールに出店する

既存のECモールにショップを開設する方法は、登録すればすぐに商品販売を始められるスピード感が強みです。モール自体に集客力があるため、オープン直後から多くのユーザーに商品を見てもらえる可能性があります。

しかし、デザインや機能はモールに依存するため、独自性を出すのが難しく、同じモール内の競合と価格競争になるリスクもあります。
さらに販売手数料や決済手数料が発生するため、利益率は低くなりがちです。

ブランドの立ち上げ初期で集客に自信がない方や、オリジナル性よりもとにかく早く販売を始めたい方に向いている方法です。
無料のECモールを見る

ここからは、これらのタイプごとにおすすめのECサイトサービスを紹介します。

無料で使えるECサイト構築サービス

無料で使えるおすすめのECサイト構築サービスを紹介します。

Wix – Wix.com Japan株式会社

Wixは、ドラッグアンドドロップで簡単にデザインできるホームページ作成サービスです。AI技術でホームページの自動作成もできます。

商品登録や決済方法の設定、アクセス解析ツールなどECサイト運営に必要な機能がすべて揃っています。

無料で利用できる機能

最大500MBのデータ容量と最大1GBの帯域幅を無料で利用できます。また、800以上のホームページテンプレートも揃っており、気軽にECサイトを構築できる点が魅力です。

初期費用をかけずに好みのデザインでオンラインショップを作りたい方や、小規模事業者におすすめです。

BASE ‐ BASE株式会社

BASEは、ショップを作成して商品登録や注文管理、発送通知が無料で利用できるECサイト構築サービスです。

商品が売れた際に発生する「販売手数料」と「決済手数料」、売上金を入金する際の「振込手数料」のみ発生します。BASEが費用を負担するクーポンキャンペーンがあるところも魅力です。

無料で利用できる機能

無料プランでは、商品登録数に制限はなく、HTML/CSSでのデザイン編集、アクセス解析、BASE Appsの利用も可能です。

無料で多機能なネットショップをすぐに立ち上げたい方や、固定費を抑えて販売を始めたい方に向いています。

STORES.jp ‐ STORES 株式会社

STORES.jpは、販売する商品の登録や在庫管理、注文管理など、ECサイト運営に必要な機能がすべて揃ったサービスです。充実したデザインを月額料金0円で利用できます。

他社の会計システムや、LINEミニアプリ、Shopify、スマレジなどと連携可能です。

無料で利用できる機能

無料プランでは、SNS連携やInstagram販売連携、クーポン、レビュー、ニュース機能など、集客や販売促進に役立つ機能も利用できます。
アイテム画像数は1アイテム15件までで、アイテム動画埋め込み、品番管理、アクセス解析、決済カスタマイズなどは利用できません。

SNSと連携して商品を発信したい方や、デザイン性のあるECサイトを低コストで運営したい方におすすめです。

機能制限
アイテム画像数1アイテム15件
アイテム動画埋め込み利用できません
品番管理利用できません
アイテム一括管理利用できません
独自ドメイン利用できません
アクセス解析利用できません
決済カスタマイズ利用できません

イージーマイショップ ‐ 株式会社システムリサーチ

イージーマイショップは、ショップ作成や商品登録といった基本的な機能から、注文管理や発送通知ができるECサイト構築サービスです。

無料テンプレートからサイトデザインを選び、レイアウト設定画面でパーツを自由に配置できる柔軟さが魅力のひとつです。

無料で利用できる機能

無料プランでは、データ容量が200MBまでの制限があり、オーダーメイド商品、セット販売、セール、定期購入などが利用できません。

レイアウトを自分で調整しながら、コストを抑えてショップを作りたい方にぴったりです。

機能制限
会員機能利用できません
データ容量200MB
オーダーメイド商品利用できません
セット販売利用できません
セール利用できません
定期購入利用できません
在庫取り置き利用できません

EC-CUBE ‐ 株式会社イーシーキューブ

EC-CUBEは、商品や注文管理などの管理機能や、決済機能や配送機能など、ECサイト運営に必要な機能がすべて揃ったオープンソースのサービスです。

基本機能のほか、ソースコードの編集や1,100以上のプラグインによる機能拡張があります。

無料で利用できる機能

無料で使えるダウンロード版では、有料版と同様の機能を利用できます。また、オーナーズストアからプラグインを購入することで、機能の拡張も可能です。

自由にカスタマイズして、独自性のあるショップを作りたい方におすすめです。

Magento ‐ Adobe Inc.

Magentoは、ショップ作成や商品登録、注文管理や発送通知などが利用できるECサイト構築サービスです。多言語・多通貨に対応しています。

オープンソースをベースとしているため、カスタマイズも自由自在です。

無料で利用できる機能

無料プランでは、B2B向け機能、顧客ロイヤルティツール、商品レコメンデーションなどが利用できません。
多言語対応や高度なカスタマイズを重視する企業に最適です。

機能制限
B2B向け機能利用できません
顧客ロイヤルティツール利用できません
商品レコメンデーション利用できません

Jimdo ‐ 株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ

Jimdoは、プログラミングやデザインの知識不要でサービスを利用できるところが魅力です。

基本的な商品登録や在庫管理、注文管理や配送管理などの機能が充実しています。ほかにも、SNS連携やクーポンなどの集客・販売促進機能が利用できるECサイト構築サービスです。

無料で利用できる機能

無料でできることは、最大配送料の設定や商品バリエーションの作成などがあります。無料でSSLが提供されるため、セキュリティ面でも安心です。

無料プランでは、サーバー容量が5GBまで、商品数は5点までです。

セキュリティを重視しつつ、少数の商品を無料で販売したい方や小規模事業者におすすめです。

機能制限
サーバー容量5GB
商品数5点
注文完了画面のカスタマイズ利用できません
クーポンコード利用できません
決済カスタマイズ利用できません

カラーミーショップ by GMOペパボは、売上規模に応じて最適なプランを選択できる国内最大級のECサイト構築サービスです。

テンプレートを選ぶだけで簡単にショップが開設できる一方で、HTML/CSSを用いた高度なカスタマイズにも対応しており、ブランドの世界観を忠実に再現できます。

無料で利用できる機能

無料プランでは、ディスク容量が200MBまで、フリーページ作成数が10ページまでの制限が設けられています。

将来的に売上規模の拡大を見据えつつ、無料で本格的なネットショップを始めたい方に向いています。

機能制限
ディスク容量200MB
フリーページ作成数10ページ
電話サポート利用できません
画面共有サポート利用できません

オープンソースのEC構築ツール

オープンソースのおすすめEC構築ツールを紹介します。

EC-CUBE

EC-CUBEは、2006年に登場したオープンソースECパッケージです。

標準で商品ページの作成、顧客管理、受注処理、店舗管理といった基本機能を備えており、追加機能はプラグインを導入することで拡張できます。
カスタマイズ性も高く、デザインや機能を自由に変更できるため、オリジナリティのあるサイトを作れます。

無料で利用できる機能

ダウンロード版であれば無料で利用でき、ソースコードが外部に公開されています。
初期投資を抑えながらも、独自のブランドを前面に出したい企業やショップに向いています。

Zen Cart

Zen Cartは、海外発のオープンソースEC構築ツールで、大規模なオンラインショップや細かい機能調整に強みがあります。

多言語・多通貨対応といった柔軟性があり、海外展開を視野に入れたビジネスにも適しています。標準で豊富な機能を備えているため、多様な販売方法を実現できるのも魅力です。

無料で利用できる機能

セルフインストール型で、無料ダウンロード・インストールが可能です。基本的な機能は無料で利用できます。
多言語に対応しているため、国際的に展開したい事業者に向いているツールといえます。

無料で登録できるECモール

無料で登録できるおすすめのECモールを紹介します。

minne

minneは、ハンドメイド作品やアート作品を販売できるECモールです。登録や出品の手続きが簡単で、審査も不要なため、初心者でもすぐに作品を出品できます。

特にハンドメイド作家やクリエイターが多く利用しているため、同じようなジャンルの商品を探すファン層が存在しており、作品を見てもらいやすい環境が整っています。

無料で利用できる機能

minneは、基本無料で利用できます。注文に対して10.89%の販売手数料のみで利用できますが、有料会員はこれが10.56%に下がるので、販売数が増えてきたら有料会員に移行するのも良いでしょう。

趣味の延長で作品を販売したい方や、手作りのアイテムをオンラインで広く発信したい方に向いています。

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングは、初期費用や月額固定費、売上ロイヤリティなどの支払いなしで利用できるのが魅力です。

コストを気にせずにネットショップを始められるため、個人事業主から法人まで幅広いユーザーに支持されています。さらに、無料でメルマガ配信ができたり、SNSに誘導できたりと、顧客との関係性を強化できる仕組みも整っています。

無料で利用できる機能

Yahoo!ショッピングは、基本無料で利用できます。アフィリエイトを利用した際、商品が売れた際などに手数料がかかります。

詳細な分析ツールや統計データを活用すれば、戦略的な運営も可能です。大手モールの集客力を活かして早く売上を伸ばしたい方におすすめです。


目的に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロード・検討してみましょう。

\料金や機能を資料で比較する!/

無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点

無料のECサイト構築サービスでよくある機能の制限をまとめました。

商品登録数の制限

無料のECサイト構築サービスでは、商品の登録数に制限が設けられているケースがあります。
また、画像や動画などのファイルサイズが大きい場合、サーバーに保存できる量が限られている場合があり、ファイルサイズにも注意が必要です。

商品の種類や在庫が少ない場合は無料プランでも問題ありませんが、多くの商品を扱いたい場合は有料プランに変更する必要があります。

ドメイン名の制限

無料のECサイト構築サービスでは、ドメイン名がサービス提供者のものになることが多くあります。たとえば、https://「yourshop.ecsite.com」のように、ショップ名の前にサービス名が付く場合です。
これは、ブランディングやSEOに影響を与える可能性があるでしょう。

有料版では、独自ドメインを取得してhttps://「yourshop.com」のように好きなショップ名にできる場合があります。

セキュリティの制限

無料のECサイト構築サービスでは、セキュリティが十分でないことがあります。たとえば、SSL証明書がない場合、サイトのURLがhttpではなくhttpsになりません。

これは、ユーザーの個人情報やクレジットカード情報が暗号化されずに送信されることを意味します。有料版ではSSL証明書が付属している場合が多く、サイトの信頼性や安全性が高まるでしょう。

有料サービスを検討するべきケース

企業の状況やサービスに求めていることによっては、無料サービスでは適えられないケースが存在します。有料サービスを検討したほうが良いケースをまとめているので参考にしてみてください。

商品数が多くなる場合

無料でECサイトを構築できるサービスは、商品数に制限がある場合も珍しくありません。

商品の種類やバリエーションが増えると、無料プランでは登録できなくなる可能性があります。商品数が多くなる場合は、有料サービスに切り替えて、商品登録数の制限を解除しましょう。

オリジナルのデザインを作りたい場合

無料でECサイトを構築できるサービスは、デザインのカスタマイズに制限が設けられている場合もあります。

デザインテンプレートから選ぶだけでなく、細かくデザインを変更したい場合は、有料サービスに切り替えて、カスタマイズ性を高めましょう。

集客や分析の機能を強化したい場合

無料でECサイトを構築できるサービスは、集客や分析の機能に制限がある場合も少なくありません。

メルマガやクーポン、SEO施策やアクセス解析など、ECサイトの売上を上げるために必要な機能を使いたい場合は、有料サービスに切り替えて、機能を充実させましょう。

無料のECサイト構築サービスを比較しましょう

無料のECサイト構築サービスには、本記事で紹介したようにいくつかのタイプがあります。有料プランに移行することで利用できる機能や販売できる商品数が増えたり、販売手数料が安くなったりすることもあります。

目的に合うサービスやプランを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロード・検討してみましょう。

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ECサイト構築サービス選び方ガイド

ECサイト構築サービス選び方ガイド

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