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317兆円超え!BtoB-ECの市場規模とは?ECサイト構築サービス6選

最終更新日時:
記事の情報は2021-09-09時点のものです。
BtoB-ECの市場規模に関する情報をはじめ、代表的なECサービスの紹介や企業への導入事例について解説していきます。また、そんなECサイト構築を助けるサービスについても厳選して6つ紹介していきます。

近年、ECサイトへの需要が右肩上がりで増えており、世界的規模でECサイトの市場が拡大していることをご存じでしょうか?

特にBtoB向けのものが大きく、BtoB向けビジネスを展開している企業にとっては、もはやECサイトの構築は必須ともいえる状況になっています。アメリカや中国はもちろん、日本でも約291兆円と非常に大きなマーケットになっているのです。

そこで本記事では、法人向けECサイト構築のコツや具体的なサービスの紹介、企業の導入事例などを解説していきます。

ECの市場規模と現在のトレンド

まずは、EC全体の市場規模を確認しておきましょう。

経済産業省によると、日本・アメリカ・中国の3か国間におけるECの市場規模は中国が2兆7,556億円、アメリカが1兆2,070億円、そして日本が2,570億円となっています。これより、主に中国の消費者によるEC購入額の拡大が目立っている状況だとわかります。

BtoB領域のEC市場規模

特にBtoB領域におけるEC市場規模の拡大は顕著であり、日本国内でも平成29年のBtoB-EC市場規模は約317兆円となっており、前年比9.0%増と大幅に広がっています。

また、すべての商取引のうちで、電子商取引が占める割合であるEC化率はBtoB-ECで5.79%となっており、法人間での商取引の電子化の進展が目覚しい状況といえます。

BtoC領域のEC市場規模

一方、経済産業省によると、同年のBtoC領域のEC市場規模は16.5兆円となっており、BtoBの領域に比べれば圧倒的に規模は小さいものの、前年比は約9.1%増と取引規模の拡大は同じ程度です。

BtoB、BtoCともに急速に規模を拡大しており、その伸び率は加速しています。
しかし、アメリカや中国のEC化率はそれぞれ7%、15%となっているため、日本での普及は少々遅れ気味であるともいえます。

CtoC領域のEC市場規模

また、近年はECチャネルの一つとして個人間でのEC(CtoC-EC)も急速に拡大しています。

平成28年から、個人間ECの規模を測定するためにCtoC-EC市場規模推計が実施されています。それによると、平成29年における日本のネットオークションの市場規模は前年比3.2%増となる1兆1,200億円で、そのうちCtoCにあたる部分は3,569億円となっています。

特にメルカリなどのフリマアプリの市場規模が前年比58.4%増となる4,835億円と急速に拡大しており、わずか5年程度で5,000億円規模の市場が誕生したことは特筆に値するでしょう。今後数年は、こういったアプリを使ったCtoC-EC市場が拡大を続けることが予想されます。

EC市場規模の大きな業界は?

EC市場規模の大きな業界として、物販系、サービス系、デジタル系の3つの分野が有名です。それぞれ約10%前後の高い伸び率を誇っており、今後も同様のペースで規模が拡大していくと予想されます。

それぞれの企業が独自のECサイトを構築し、そのクオリティやサービスのレベルが高まっているのが拡大の主な要因ではないかといわれています。

BtoB企業には必須?EC事業を始めるには

このように、現在BtoB企業によるEC事業の拡大が顕著であり、さまざまな分野の企業がEC市場に参入しています。BtoBビジネスを展開している企業のなかには、ECサイトの構築が今まさに課題となっているところも多いはずです。

そこでここからは、BtoB企業がEC事業を始めるにあたって必要な事柄について解説をしていきます。

なお、EC事業の始め方に関しては、以下の記事も参考にしてみてください。

ネットショップ運営とは?ノウハウから代行サービスまで徹底解説
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綿密な事業計画の構築

EC事業自体は参入障壁が低く、他の事業に比べて始めやすいというメリットがあります。

しかし、それだけライバル企業も多いということですから、事前にしっかりとした事業計画を立案することが重要となります。特に以下の項目は必須ですから、しっかりと網羅しておきましょう。

事業の目的

まず、何のためのEC事業を行うのかを明確にしておく必要があります。事業のミッションともいえる重要事項ですから、頭の中でなんとなくイメージしているだけではなく、しっかりと言語化することが重要です。

自社の強み・アピールポイント

数多くのECサイトのなかから、顧客が自社サイトを選択するに足る理由が必要となります。
他のサイトが簡単に真似できるものや、そこで扱う商品・サービスが陳腐で魅力的でないものならば、わざわざ顧客がアクセスする必要はないでしょう。

事業計画の時点で、顧客にアピールできるポイントを明らかにしておきましょう。

ターゲット

ターゲットとすべき顧客を明確にしておくのは、事業計画では基本です。大まかな属性分類ではなく、職業、所得水準、趣味など細かく分類しておきましょう。

必要経費や売り上げ

EC事業を開始するにあたって必要となるコストや売り上げの予測も立てておきましょう。特に初期費用とランニングコストについては、できる限り詳細に押さえておく必要があります。

ECサイト構築サービスの選定

EC事業に参入するにあたって、自社で一からサイトを構築する場合もありますが、多くの企業はECサイト構築サービスを利用しています。こちらの方がコストが掛からないうえに、運用についてさまざまなサービスが受けられるからです。

事業としてWebサイトの構築を手がけている企業でもない限りは、こういったサービスを利用することをおすすめします。

以下でECサイト構築サービスを選定する際のポイントをいくつか挙げておきます。

コンセプトとのマッチ

自社のECサイト構築の目的やコンセプトにマッチしたサービスであるかは、必ず確認しておきましょう。サイト制作会社に直接依頼をする場合は、しっかりとこちらの目的やコンセプト、期待する効果などをヒアリングしてくれる業者を選択するようにします。

費用比較

はじめから制作費用や細かいサービス内容が提示されているサービスに関しては、それらの比較を行うことが重要です。また、そうでないものに関しては、見積もりをとってこちらの予算に合うかどうかを確認します。

ライセンス形態の確認

ECサイト構築サービスには、すでにフォーマットの決まったサイトの利用ライセンスを購入する形態のものが多くあります。

特に、ライセンスの形態が利用するサーバーの台数やユーザー数に依存する場合、ECサイトの規模が大きくなるについてライセンス費が大きくのしかかってきてしまうケースがあります。

そのため、自社のECサイトの成長に見合った形態なのかどうか、必ず確認しておく必要があります。

セキュリティ確保

近年は、サイバー攻撃などによる顧客情報の流出事件が後を絶たないため、ECサイトを運営していくうえでは、セキュリティに関する事前調査は欠かせません

選択しようとしているサイト構築サービスがどの程度のセキュリティ機能を有しているのか、ユーザーの評判はどうか、第三者機関のセキュリティ認証を取得しているのかといった点を確認しておきましょう。

ECサイト構築サービス6選

続いて、BtoBビジネスを手がける企業におすすめのECサイト構築サービスを紹介します。

また、本記事で紹介しきれなかったECサイト構築サービスの詳細について知りたい方は以下からご覧になれます。

リピートPLUS - w2ソリューション株式会社

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  • カート一体型のECサイトを構築
  • ECに必要な機能をオールインワンで
  • マイクロソフトのゴールドパートナーを取得

リピートPLUS(リピートプラス)は、ECサイトの構築や運営に必要な機能をまとめたオールインワンのサービスで、定期購入されるサイトへおすすめです。

ECサイトに必要な「カート機能」がデフォルトで含まれているため、サイト構築の手間も費用も最小限に抑えて運用を開始できます。受注・出荷管理のほかにも、顧客や売上の管理に役立つCRMや、顧客満足度を高めるために必要なコールセンター機能など、ほしい機能がひとつにまとまっているのが特徴です。

EC Intelligence - 株式会社シナブル

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  • 管理画面が使いやすいEC専門マーケティングツール
  • 売上アップに必要な作業が1つのツールで完結
  • 豊富な機能でチャンネル横断型の施策も簡単に設定

EC Intelligenceは、検索ツール・レコメンドツール・Web接客・CRMツール・BIツールの5つの機能を1つにまとめたECサイト専用CRMツールです。効率よく商品ページに誘導する機能やかご落ち、レコメンドの配信機能など売上アップに必要な作業を自動化。顧客に関する情報も自動収集し、顧客を分類して、誰に・いつ・何を・どんな施策を行うか設定できます。

ツールが自動的に施策を実行し、結果レポートから良い施策は継続、悪いシナリオは改善します。豊富な機能があり、メールやLINE、SNSなどのチャンネル横断型の施策も1つの管理画面で設定可能です。また、レポート作成機能で、さまざまな施策レポートも1つの管理画面で作成できます。

anybot - エボラニ株式会社

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  • 商品の画像や情報の表示から、注文、支払いまでLINE上で完結
  • ショッピングカート機能でスムーズに買い物できる
  • 購入した商品の情報を顧客情報として蓄積

anybotは、LINE上にミニアプリを作成し注文から決済まで完結できるECショップをオープンできるツールです。商品や在庫の管理、クーポンの配布といったECショップに必要な機能を搭載しています。LINE上で顧客とのやり取りから商品の購入へつなげられ、商品の閲覧や購入の記録は顧客情報として蓄積されます。蓄積した顧客情報の管理や顧客の属性、特徴によるグループ分けをし、顧客ごとに最適なコンテンツの配信も行えます。顧客と適切なコミュニケーションを図りながら、売上向上を目指せるでしょう。

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  • サイトの構築から運用戦略まで一貫してサポート
  • 最新のトレンドに合わせた拡張性
  • 売り上げアップのためのマーケティング支援

ecbeingは、ECサイト構築数が1,000を超える、大型のECパッケージサービスです。業界の最新のトレンドやニーズに合わせた高い拡張性を誇り、売り上げをアップさせるためのマーケティング支援や運用支援サービスも受けられます。使い勝手のよいインタフェースでセキュリティ・権限設定も充実しています。

Orange EC - 株式会社エスキュービズム

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  • 時流に合わせて何度でも拡張可能
  • オープンソースで開発ベンダーの制約なし
  • 手厚いサポート体制

Orange ECは、その時の時流やトレンドに合わせて何度でも拡張できる、汎用性の高いECサイト構築パッケージです。オープンソースのため、自社開発や外部開発を含め、自由にカスタマイズできる拡張性が特徴です。外部サービスや既存の基幹システムとも連携が可能で、必要な機能は適宜追加で開発可能なのも魅力です。

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  • オープンソースのネットショップ構築システム
  • 無料でスタートが可能
  • カスタマイズも自由

EC-CUBEは、オープンソースのコードを用いて無料でECサイトを構築できるネットショップ構築システムです。ロックオン社のEC構築パッケージをだれでも無料で利用、改変できるように公開したもので、ダウンロードは無料となっています。

必要な機能が揃っているので、すぐにEC店舗を開店することも不可能ではありません。カスタマイズも自由で、800種以上あるプログラムをストアから追加できます。

ECサイト構築パッケージ導入事例

最後に、実際の企業のECサイト構築パッケージの導入事例をいくつか紹介しておきます。

「JTBショッピング」構築

  • 企業名:JTB商事
  • 事業内容:「『旅』から新しい価値を創造する」をキーワードに旅館・ホテル事業や旅行用品事業など5つの事業を展開。

目的・課題

旅に関する複数の事業を手がけるJTB商事では、旅をテーマにしたお土産・お取寄せ商品の紹介をするショッピングサイトを構築することにより、既存の会員サービスと連携させながら、会員のランクに応じた柔軟なサービスの展開を目指していた。

結果

JTBトラベルメンバーおよびJTBトラベルポイントと連携したECサイトJTBショッピングを構築することにより、会員ランクに応じたポイント付与機能を短期間で実現し、会員向けのさまざまなキャンペーンを行えるECサイトの構築に成功した。

「便利な冷蔵庫の構築」目指して

  • 企業名:フーヅフリッジ
  • 事業内容: 喫茶店など飲食店向けの業務用食材通販サイトを運営

目的・課題

コーヒーや各種飲料、軽食、デザートなど、主に喫茶店への仕入れに便利な業務用食材の通販サイトを立ち上げたかった。

結果

EC-Rider B2BによるECサイト構築によって、これまで電話やメールで行っていた受発注機能をWeb上に集約でき、クライアントである喫茶店をはじめとした飲食店が同サイトを便利な冷蔵庫として活用可能にした。

「通信販売」で建築業界に革命を

  • 企業名:サンワカンパニー
  • 事業内容: 住宅設備・建築資材のインターネット販売

目的・課題

海外展開を視野に入れた新たなEC基盤の構築や、これまで課題とされていた納期調整などの業務の属人化の解決。

結果

BtoCとBtoB双方の導線連携や、見積依頼機能との連携ができ、訪問者を自然に見積依頼画面へ誘導可能となった。また、見積依頼をFAXではなくすべてECで受け付けるようになるなど、業務の属人化を脱することができ、生産性が向上した。

法人向けサービスにECサイトは必須!

本記事ではBtoB-ECの市場規模について概説し、実際にBtoBのサービスを展開している企業がEC市場に参入するにあたって注意すべきポイント、そしておすすめのECサイト構築システムについて紹介してきました。

ECサイトの構築はBtoBビジネスを展開している企業にとって、いまや欠かすことのできない要素となりつつあります。ゼロからサイトを構築するとなると、どうしても安いプロジェクトではなくなってしまいますが、自社のコンセプトに合致したサイト構築サービスを活用すれば、比較的低コストで手間をかけずにECサイトを構築可能です。

BtoBビジネスに関わっている方は、ぜひ自社のECサイトの運用も視野に入れてみてください。

ボクシルとは

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