RPAの費用相場と料金比較・おすすめソフト
RPAツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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目次を閉じる
- RPAの費用相場は初期2万円、年間25,000円
- 【調査】RPA7サービスの費用一覧
- RPAの導入形態はデスクトップ型、クラウド型、オンプレミス型
- 費用相場の違いを比較
- 向こう3年間のランニングコストを比較
- RPA(デスクトップ型)の料金モデル
- 1.ユーザー数(従業員数)課金型
- 2.定額型
- RPA(デスクトップ型)の費用内訳
- 初期費用
- 年額費用
- 【注意】オプション
- RPAツールは3種類ある
- RPAツールで相場が安いのはクラウド型
- RPAの費用・料金比較表
- 費用対効果の高いRPA【全タイプに対応】3選
- RPA BizRobo!
- WinActor
- AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ
- 費用対効果が高いRPA【デスクトップ&クラウド型】2選
- RPAロボパットDX
- AUTORO
- 費用対効果が高いRPA【クラウド型】4選
- Coopel
- コピロボ
- Yoom
- AutoDate
- 費用対効果の高いRPA【デスクトップ型】5選
- Autoジョブ名人
- ipaSロボ
- 進化型AI-RPA RoboWorker
- RoboTANGO
- Autoメール名人
- RPAツールの支援サポートサービス2選
- ウィルオブ・ワークのRPAシステム導入支援サービス
- FOC RPAサービス (WinActor)
- RPA導入時の注意点
- 業務フローの整理
- 運用体制の構築
- RPAの費用シミュレーション
- RPAの比較ならBOXIL
RPAの費用相場は初期2万円、年間25,000円
BOXILで取得したアンケート※によると、RPAの費用相場※1は、初期費用が2万円、年間費用が25,000円でした。年額費用を12で割って計算すると、月額費用の相場は約2,100円ほどです。
下記は企業規模別の費用相場です。従業員数を軸に、〜中小企業、〜中堅企業、大企業の3つに分けて相場を算出しました。

※調査概要:インターネット調査にてRPAの導入に携わった全国20〜60代の1,000人へ実施。そのうち、不正な値(99円未満の端数が生じているレコード、有料のSaaSで年間費用が0円のレコード)を除外し、得られた783件の回答にもとづいてデータを算出した。従業員数ごとの集計は1-99名は251件、100-999名は263件、1,000名以上は255件の回答を集計している。回答期間は2025年3月25日。※1「費用相場」は対象となる回答の中央値を指す。
公式サイトでは上記より料金を高く提示されているケースが多いです。しかし、アンケートの結果をふまえると、実際の費用はボリュームディスカウントによって割安になると推測されます。
【調査】RPA7サービスの費用一覧
アンケート調査に加え、主要なクラウドRPA7サービスの初期費用と月額費用を調査。公式サイトに記載がないサービスを除くと、各種費用の平均は下記のようになりました。
- 初期費用の平均:6万円
- 月額費用の平均(ユーザー課金型の場合):1ユーザーあたり18,988円
- 月額費用の平均(定額型の場合):93,636円
各製品の実際の金額は次のとおりです。(※2025年10月24日時点)
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| RPAロボパットDX | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| JobAuto | 要問い合わせ | 40,000円~ |
| batton | 要問い合わせ | 134,545円~ |
| AUTORO | 要問い合わせ | 50,000円/1アカウント~ |
| NICE Robotic Process Automation | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| Power Automate | 要問い合わせ | 2,248円~ |
| Pega Robotic Process Automation | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
下記より、おすすめサービスの資料や機能比較表をダウンロードできます。料金を把握したうえで、機能や特徴を詳しく比較したい方はぜひご活用ください。
RPAの導入形態はデスクトップ型、クラウド型、オンプレミス型
RPAの導入形態は、大きく分けてデスクトップ型、クラウド型(SaaS型)、オンプレミス型(買い切り型)の3種類です。
デスクトップ型は、個々のコンピューターに直接ソフトウェアをインストールして利用する形態で、ソフトウェアの更新やデータ管理は主にその利用者が担当します。
一方、オンプレミス型は自社サーバーにソフトウェアをインストールし、自社でシステムを運用する形態です。
クラウド型はインターネット経由でサービスを利用する形態で、運用や保守はサービス提供会社が行います。
費用相場の違いを比較
デスクトップ型、クラウド型、オンプレミス型の大きな違いは費用形態です。
クラウド型は初期費用が安いものの、その後の月額費用がコンスタントに発生します。
一方でオンプレミス型は最初の導入費用がかさむものの、その後かかる費用は維持費や保守運用費用のみとなります。
デスクトップ型は、ソフトウェアのライセンス費用を初期にまとめて支払うのが一般的です。その後は数年ごとの買い替えやアップグレード費用、およびPC本体の費用が発生します。
| クラウド型 | オンプレミス型(買い切り型) | デスクトップ型 | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円〜数十万円 | 数十万円〜数百万円(ユーザー数によって変動) | 数十万円〜数百万円(ユーザー数によって変動) |
| 月額費用 | 数万円〜十数万円 | 0円(維持費はかかる) | 0円(維持費はかかる) |
| 使い方 | サービス提供会社のサーバーへアクセス | 自社サーバーにインストールしてアクセス | 個々のコンピューターに直接ソフトウェアをインストールしてアクセス |
それぞれにメリットとデメリットがあるものの、現在はクラウド型が主流となりつつあります。クラウド型はサービス提供会社にメンテナンスしてもらえるため、専任の担当者が必要ないほか、法改正やセキュリティ対策に伴うアップデートも定期的に実施してくれます。
これに対し、デスクトップ型は、各従業員のPCに直接インストールして利用するため、導入は迅速かつ安価に済ませられます。しかし、PCごとに管理が必要で、全社的な管理や利用の拡大が難しい点がデメリットです。主に個人や小規模な部署での簡単な自動化に使用されます。
一方、オンプレミス型のRPAを使うのは、金融機関をはじめとした、とくに要件が厳しい企業です。ただし、保守の人件費をはじめとした隠れたコストが発生しやすい点には注意です。近年はクラウド型もセキュリティ水準が向上しているため、上場企業でもクラウド型を選択するケースは増えています。
向こう3年間のランニングコストを比較
クラウド型とオンプレミス型、デスクトップ型で向こう3年間のランニングコストを算出してみました。
単純なコストシミュレーションでは、デスクトップ型の方が割安に見えるかもしれません。しかし、重要なのはそれ以外の機能です。クラウド型には、リモート環境からの利用や最新のオンラインソフトとの連携のしやすさなど、デスクトップ型にはない利便性があります。
どちらにも強み・弱みがあるため、総合的な利用シーンを考慮して選ぶことが重要です。
| 導入形態/ 利用アカウント数(ライセンス) |
1年目の総額(例) | 3年間の総額(例) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| クラウド型※1 | デスクトップ型 | オンプレミス型※2 | クラウド型 | デスクトップ型 | オンプレミス型 | |
| 1件 | 240,000円 | 170,000円 | 1,720,000円 | 720,000円 | 210,000円 | 1,960,000円 |
| 5件 | 1,200,000円 | 730,000円 | 4,600,0000円 | 3,600,000円 | 890,000円 | 5,800,000円 |
| 20件 | 4,800,000円 | 2,920,000円 | 13,000,000円 | 14,400,000円 | 3,560,000円 | 17,000,000円 |
※1 クラウド型は初期費用0円、月額費用1ユーザーあたり20,000円、オプション料金は含まない最低料金で算出。実際にはボリュームディスカウントが発生するケースが多いが上記では考慮しないものとする。
※2 オンプレミス製品は初期費用(ライセンス+導入支援)で従業員1件で100,000円、5件で400,000円、20件で1,600,000円と仮定。ほか年間の保守費用がライセンス費用の20%必要として算出。
クラウド型
| 利用アカウント数(ライセンス) | 月額合計 | 年額合計 | 3年間総額(36か月) |
|---|---|---|---|
| 1件 | 20,000円 | 240,000円 | 720,000円 |
| 5件 | 100,0000円 | 1,200,000円 | 3,600,000円 |
| 20件 | 400,000円 | 4,800,000円 | 14,400,000円 |
※初期費用0円、月額費用1ユーザーあたり20,000円、オプション料金は含まない最低料金で算出。実際にはボリュームディスカウントが発生するケースが多いが上記では考慮しないものとする。
デスクトップ型
| 利用アカウント数(ライセンス) | 初期費用 | パソコン費用 | 保守費用(年) | 3年間総額(36か月) |
|---|---|---|---|---|
| 1件 | 100,000円 | 50,000円 | 20,000円 | 210,000円 |
| 5件 | 400,000円 | 250,000円 | 80,000円 | 890,000円 |
| 20件 | 1,600,000円 | 1,000,000円 | 320,000円 | 3,560,000円 |
オンプレミス型
| 利用アカウント数(ライセンス) | 初期費用 | サーバー費用 | 保守費用(年) | 3年間総額(36か月) |
|---|---|---|---|---|
| 1件 | 600,000円 | 1,000,000円 | 120,000円 | 1,960,000円 |
| 5件 | 3,000,000円 | 1,000,000円 | 600,000円 | 5,800,000円 |
| 20件 | 10,000,000円 | 1,000,000円 | 2,000,000円 | 17,000,000円 |
※オンプレミス製品は初期費用(ライセンス+導入支援)で従業員1件で100,000円、5件で400,000円、20件で1,600,000円と仮定。ほか年間の保守費用がライセンス費用の20%必要として算出。
RPA(デスクトップ型)の料金モデル
RPAには大きく2つの料金モデルがあり、それぞれおすすめの企業が異なります。
1.ユーザー数(従業員数)課金型
最も一般的な料金体系で、「1ユーザーあたり月額○○円」という形式です。多くのサービスでは、ユーザー数が増えるほど1人あたりの単価が下がる段階的な価格設定となっています。たとえば、50名未満なら1人あたり月額500円、100名以上なら1人あたり月額400円といった具合です。
2.定額型
従業員数に関わらず、システム全体で定額の料金体系です。なお、上位の機能を利用する場合に料金が変動する可能性があります。
RPA(デスクトップ型)の費用内訳
RPAの費用は、初期費用と年額費用の2つが基本で、さらに必要に応じてオプション費用が発生します。
初期費用
デスクトップ型の初期費用は、利用アカウント数(ライセンス)1件あたり約93,000円です。設定代行や操作方法のレクチャーによって、前後すると考えられます。
コストを抑えたい場合は、自社で設定したりみずから社内教育を推進したりする、一定の内製化が求められます。なお、特殊なカスタマイズはオプション費用が発生しやすいので注意しましょう。
年額費用
デスクトップ型の年額費用は、一般的に「ユーザー数(従業員数)課金型」が主流です。各社公式サイトには年額665,000円前後と記載されています。ただし、実際にはボリュームディスカウントが予想されるので、要件にあった複数社で料金を比較するとよいです。
RPAのみの機能であれば安く導入できますが、関連した周辺機能も追加しようとすると、やや高くなります。それでもシステムを個別に入れるよりは、費用も手間も減らせるはずなので、これを機にぜひ検討してみましょう。
【注意】オプション
高度な機能を利用する場合は、追加のオプション費用が発生します。システムによって、無料の場合とオプションの場合があるので、問い合わせて要件を伝える際にすり合わせしておきましょう。よくあるオプション機能の具体例をいくつか紹介します。
- 他システムとの連携
- サポートの上位プラン
- 初期導入サポート
- シナリオ作成代行
- メール連携
RPA導入を検討する際、初期費用・月額利用料だけで予算を組むと、後から想定外の出費に驚くことがあります。実際の運用を始めてから「こんな費用が必要だったのか」と困惑しないよう、見落としがちな追加コストについて事前に理解しておきましょう。
RPAツールは3種類ある
RPAツールは、デスクトップ型、クラウド型、オンプレミス型の3種類に分類されます。それぞれの特徴やメリット・デメリットは次のとおりです。
| RPAのタイプ | デスクトップ型 | オンプレミス型 | クラウド型 |
|---|---|---|---|
| メリット | 社内システムと連携できるツールが多数存在 | サーバー内にシステムを構築するため、不正アクセスのリスクを低減できる | 導入費用を抑えやすい |
| デメリット | 複数のPCでRPAを稼働させる場合、管理が煩雑になることがある | 適切な管理や監視を行わないとシステムの障害につながる | ネットワーク環境が不安定だと作業を進めにくい |
| インストール先 | PC | サーバー&PC | サービス提供元のサーバー |
デスクトップ型はPCに、オンプレミス型は自社のサーバーとPCにインストールして使うタイプです。
また、クラウド型はサービス提供事業者のサーバー上にシステムが構築されており、インターネット経由でアクセスして利用します。自社のサーバーやPCにRPAをインストールする必要はありません。
なお、初期費用や月額費用は0円から数百万円までと幅があります。初期費用0円で導入できるツールには、ipaSロボやCoopelがあります。また、Yoomは初期費用と月額費用ともに0円から利用できるため、コストを抑えたい場合におすすめです。
RPAツールで相場が安いのはクラウド型
3つのタイプのなかでも、クラウド型は比較的安価に導入できる場合が多いです。クラウド型は、システムをインストールする必要がありません。初期費用を安く設定しているサービスもみられます。
また、クラウド型は買い切り制ではなく、月々の利用料を継続して支払うサブスクリプション制です。長期間使う場合は、デスクトップ型やオンプレミス型と比べ、トータルコストが高くなることもありますが、クラウド型の場合は、サービス提供事業者が運用や保守を担当します。
運用や保守に自社のリソースを割かずに済むため、コストパフォーマンスの面ではクラウド型が優れている場合が多いと言えます。なお、クラウド型に対応しているツールには、次のツールが挙げられます。
- RPA BizRobo!
- RPAロボパットDX
- Coopel
- コピロボ
- Yoom
- AutoDate
- AUTORO
- WinActor
たとえば、YoomやCoopelなどには1か月あたり15,000円以下で使えるプランがあります。導入のハードルを下げたい場合は、月額費用が安価なツールを選ぶのがおすすめです。
RPAの費用・料金比較表
【特典比較表つき】『RPAの資料8選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『RPAの資料8選』 はこちら⇒無料ダウンロード
※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
費用対効果の高いRPA【全タイプに対応】3選
RPAのなかでも費用対効果の高いツールを、すべてのタイプに対応しているもの、デスクトップ型とクラウド型に対応しているもの、クラウド型のみ、デスクトップ型に分けて紹介します。
まずはクラウド型、デスクトップ型、オンプレミス型の全タイプに対応しているRPAツールを紹介します。
| ツール | 座標指定 | 構造解析 | 画像認識 | 無償サポート |
|---|---|---|---|---|
| RPA BizRobo! | 〇 | 〇 | 〇 | ‐ |
| WinActor | 〇 | ‐ | 〇 | 〇(利用開始日から90日間) |
| AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ | ‐ | ‐ | 〇 | 〇 |
- 導入コストが安い
- トライアルライセンスなど導入に踏み切りやすい
- 開発をするにあたりアカウントの制限がないため、自分が開発をしているときも同じライセンスで他のメンバーの開発ができるため効率的にRPAの導入が行える
- ウェブサイトのレイアウト変更や仕様変更などのときにもっと低コストで対応できるようになるとさらに便利になると思う。
- 小さい組織だとコストがペイできない
利用できる機能
RPA BizRobo!は、誰でも簡単にロボットを作成できる操作性と、低コストでフルパッケージの機能を利用できるコストパフォーマンスの高さが魅力のRPAツールです。
また、導入後の成功をサポートする体制も整っており、幅広い業務の自動化に対応できる点も評価されています。
RPA BizRobo!の料金プラン・価格
要問い合わせ
- 価格が安い
- 残業時間に無償で作業
- 設計IDと実行IDに価格体系が分かれているところ
- 価格が少し高く感じた
- 開発ライセンスが高く、人件費と比較してペイさせるのが難しい
利用できる機能
WinActorは、プログラミングの知識がなくても簡単に操作できるRPAツールです。導入・運用支援も充実しているため、初めてRPAを導入する企業にもおすすめです。
Windowsアプリケーションの操作を自動化できたり、プログラミングの知識がなくても画面操作を記録してロボットを作成できたりするなど、RPAを初めて導入する企業にとっても使いやすいでしょう。
無料の導入コンサルや無料トライアル、導入後の運用を支援するサポートメニューが充実しています。業務の効率化や生産性の向上を実現したい方におすすめです。
WinActorの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ノードロックライセンス フル機能版(1年間) | 要問い合わせ | 1,098,680円/PC1台(1年間) |
| ノードロックライセンス 実行版(1年間) | 要問い合わせ | 300,080円/PC1台(1年間) |
| フローティングライセンス フル機能版 | 要問い合わせ | オープン価格 |
| フローティングライセンス 実行版 | 要問い合わせ | オープン価格 |
AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズ - 株式会社キーエンス
- 安価
- サービスが無償で付いている
- 月単位の契約(いつでも利用開始できて、いつでもやめられる)
- 長期利用やボリュームによるディスカウントがあるといいと思います。
- あと20%安いと費用対効果が出しやすい
利用できる機能
AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズは、ナビに沿って操作するだけで、誰でも簡単に業務自動化を実現できるRPAツールです。プログラミング知識不要で簡単にシナリオを作成できるため、すぐに業務自動化を始められます。
また、画面の操作を正確に記録できるため、ユーザーの意図をくみ取ったシナリオを作成可能です。異なる形式のデータも自動で整形できるため、業務効率化に大きく貢献します。
AI/ナビ搭載 業務自動化RPA RKシリーズの料金プラン・価格
要問い合わせ
費用対効果が高いRPA【デスクトップ&クラウド型】2選
RPAのなかでも費用対効果が高く、デスクトップ型とクラウド型の両方に対応しているツールを2つ紹介します。
| ツール | 座標指定 | 構造解析 | 画像認識 | 無償サポート |
|---|---|---|---|---|
| RPAロボパットDX | ‐ | ‐ | 〇 | 〇 |
| AUTORO | 〇 | 〇 | 〇 | ‐ |
導入から運用までサポートを受けたい企業はRPAロボパットDX、多数のAPI連携機能を求める企業はAUTOROがおすすめです。
- 手厚いサポート体制(充実した導入・運用支援、無料のトレーニングなど)
- 柔軟な料金体系とコストパフォーマンス(初期費用・保守費用が無料、費用対効果の高さなど)
- 比較的ローコスト
- OCR機能をロボパット単体で使えるようにしてほしい
- 同じ会社の同じ部署であれば複数導入しても同じ価格にしてほしいです。
利用できる機能
RPAロボパットDXは、プログラミング知識がない現場のスタッフでも簡単にロボットの作成や運用ができるRPAツールです。導入から運用までサポートも受けられるため、初めてRPAを導入する企業や、導入が不安な企業におすすめです。
RPAロボパットDXの料金プラン・価格
要問い合わせ
- コストが低い
- 価格が安い
- 金額面が安い
- RPAの稼働時間制限がある
- 非エンジニアでも構築はできるが、保守フェーズになるとエンジニアでないと厳しい部分がある
利用できる機能
AUTOROは、ブラウザ操作の自動化に特化したRPAツールです。初心者でも簡単にシナリオを作成できます。また、多数のAPI連携機能で、他のツールとも連携可能です。さらに、端末やOSを問わず利用できる点も魅力です。
AUTOROの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Lite | 要問い合わせ | 50,000円/1アカウント |
| Standard | 要問い合わせ | 100,000円/5アカウント |
| Pro | 要問い合わせ | 200,000円/50アカウント |
費用対効果が高いRPA【クラウド型】4選
RPAのなかでも費用対効果が高いクラウド型のツールを4つ紹介します。
| ツール | 座標指定 | 構造解析 | 画像認識 | 無償サポート |
|---|---|---|---|---|
| Coopel | ‐ | 〇 | 〇 | ‐ |
| コピロボ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
| Yoom | ‐ | ‐ | ‐ | 〇 |
| AutoDate | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
プログラミング知識不要で使いたい企業はCoopel、締切管理機能を充実させたい企業にはAutoDateがおすすめです。
- 機能豊富なのに低価格
- 料金もリーズナブル
- サポートの品質が非常に高い
- 機能のリファレンスがもう少し充実していると嬉しい
- 部分参照の呼び出し方ががわかりにくい
利用できる機能
Coopelは、プログラミング知識不要で利用できるRPAです。クラウドはもちろん、パソコン上でロボットを動かせるため、社内ネットワーク内での動作に対応できます。
クラウド環境とローカル環境のどちらも、クラウド上で統合管理できます。変数定義が不要で設定をマウスで行えるため、初心者にもおすすめです。
Coopelの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| エントリープラン | 0円 | 11,520円〜 |
| スタンダードプラン | 100,000円 | 45,000円〜 |
| アドバンスドプラン | 200,000円 | 90,000円〜 |
- 使いやすい価格帯
- 費用対効果が高い
- ITリテラシーが無くても容易に操作可能な点。
- 少し値段が高い
- 月額利用料がアカウント数で違うこと
利用できる機能
コピロボは、Excelの集計業務を効率化したい企業におすすめのRPAツールです。
プログラミングの知識がなくても簡単に自動化できるため、導入ハードルが低く、幅広い企業で利用できます。また、Boxやメールとの連携も可能で、さらなる効率化を図れます。
コピロボの料金プラン・価格
要問い合わせ
- データ入力の効率化
- 自動登録
- HRMOS採用との連携
- 初期設定
利用できる機能
Yoomは、RPAやOCR、APIなどを組み合わせ、業務フローを自動化できるハイパーオートメーションです。ノーコードで作成できるフリーロボットにより、人、システム、AIを連携した業務フローの自動化が可能です。
契約書や請求書などの書類を自動作成し、メールやシステム経由で送付するといった一連のフローを丸ごと自動化できます。多くのユーザーが非エンジニアであり、業種や規模を問わず幅広く導入されています。
Yoomの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 |
| ミニ | 0円 | 9,600円~ |
| チーム | 0円 | 24,000円~ |
| サクセス | 0円 | 48,000円~ |
AutoDate - 株式会社Marsdy
利用できる機能
AutoDateは、RPAやSaaSツールだけでは完結できない業務も、一部人の手を介することで自動化できるRPAツールです。具体的には、提供会社側がマニュアル処理を担当するため、求める形でアウトプットを行えます。
また、制限のあるフォーマットに合わせる必要なく、使用していた出力イメージに対してそのままデータを流し込めます。さらに、営業メンバーの定期的な進捗更新をはじめ、締切管理に役立つ機能が充実しています。
AutoDateは更新期限を過ぎたメンバーに対してプッシュ通知ができるため、業務の遅延を防げます。業務効率化を実現するために検討したいRPAツールです。
AutoDateの料金プラン・価格
要問い合わせ
費用対効果の高いRPA【デスクトップ型】5選
RPAのなかでも費用対効果の高いデスクトップ型のツールを5つ紹介します。
| ツール | 座標指定 | 構造解析 | 画像認識 | 無償サポート |
|---|---|---|---|---|
| Autoジョブ名人 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ipaSロボ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 進化型AI-RPA RoboWorker | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| RoboTANGO | 〇 | ‐ | 〇 | 〇 |
| Autoメール名人 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
無料のオンライントレーニングとオンラインサポートを活用したい企業はipaSロボが、メール業務に特化したRPAツールを探している企業にはAutoメール名人がおすすめです。
- 価格が安い
- コストパフォーマンスが高い
- 価格以上の効果がでる。
- 金額が若干高い
- もう少し価格が抑えられると他の業務にも利用できる
利用できる機能
Autoジョブ名人は、プログラミング未経験者でもわかりやすい操作性で、幅広い業務の自動化に対応できるRPAツールです。たとえば、画面操作をタグ認識すればWebアプリやWindowsアプリの自動化を簡単に実現します。
また、スケジュール実行やエラー時のメール通知など、業務効率化を支援する機能が充実していることも特徴です。さらに、実行指示クライアントとの連携によって、全社展開も円滑に行えます。
豊富な導入実績と充実したサポート体制も備えているため、初めてRPAを導入する企業にもおすすめです。
Autoジョブ名人の料金プラン・価格
要問い合わせ
- 価格がお手頃
- 無料で試せるところ
- 手厚いサポート
- コスト回収まで時間がかかる
- 実行専用版の変更できるスクリプトをもう少し増やしてほしい
利用できる機能
ipaSロボは、ノンコーディングで入力できるため、プログラミングの知識がなくても誰でも簡単に業務を自動化できるRPAツールです。
また、無料のオンライントレーニングとオンラインサポートが充実しているため、導入や運用を円滑に進められます。初めてRPAを導入する企業に向いています。
ipaSロボの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| サブスクリプションライセンス(フル機能版) | 0円 | 120,000円 |
| サブスクリプションライセンス(実行専用版) | 0円 | 30,000円 |
| プロダクトライセンス(フル機能版) | 0円 | 2,160,000円(ライセンス費) |
| プロダクトライセンス(実行専用版) | 0円 | 540,000円(ライセンス費) |
進化型AI-RPA RoboWorker - Intelligence Indeed Recomm株式会社
- 比較的安価
- 自動で面倒な書類作成を行ってくれる
- 基本的なシナリオ作成はマウスだけで完成
- 各コンポーネントの使用方法のヘルプがわかりにくいことがある
- 強いて言えば自動化がスタートしてから完了まで数分ですが時間がかかる点
利用できる機能
進化型AI-RPA RoboWorkerは、プログラミングの知識がなくても、業務プロセスをすべて自動化できるRPAツールです。業務内容が変わっても、シナリオ作成の手間が大幅に削減されるため、幅広い企業におすすめです。
進化型AI-RPA RoboWorkerの料金プラン・価格
要問い合わせ
- 初期費用やランニングコストが安価
- 繁忙期には必要なアカウントを増やすだけで対応できる
- 比較的価格がリーズナブル
- 初めて使用する場合は若干の学習コストがかかるため、操作マニュアルの充実
- コストが高額
利用できる機能
RoboTANGOは、プログラミングの知識や技術がなくても、誰でも簡単にRPAを作成したり運用したりできるRPAツールです。
低価格で、ひとつのライセンスを複数のPCで利用できるほか、導入前から導入後まで充実したサポートが受けられるため、初めてRPAを導入する企業に向いています。
RoboTANGOの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 無料トライアル | 0円 | 0円 |
| 基本プラン | 100,000円 | 65,000円/1ライセンス |
| リモレクライトプラン | 150,000円 | 95,000円/1ライセンス |
Autoメール名人 - ユーザックシステム株式会社
利用できる機能
Autoメール名人は、RPA業界で唯一メール業務に特化しており、受発注や請求といった多岐にわたるメール送受信業務を自動化できるRPAツールです。
基幹システムと連携し、PDFファイルの作成・送付やパスワード自動発行など、メールに関わる一連の作業を効率化できます。
Autoメール名人の料金プラン・価格
| 料金プラン | 年間ライセンス |
|---|---|
| Autoメール名人 開発版 | 1年:360,000円 5年:1,620,000円 |
| Autoメール名人 実行版 | 1年:120,000円 5年:540,000円 |
RPAツールの支援サポートサービス2選
RPAツールの支援サポートを活用すれば、ツールを効率的に導入できます。
RPAの導入から運用、開発まで幅広く支援してほしい企業には、ウィルオブ・ワークのRPAシステム導入支援サービスがおすすめです。
一方、長年サービスを提供している企業に依頼したい場合は、30年以上にわたり事務業務アウトソーシングを行っているFOC RPAサービス(WinActor)が適しています。
ウィルオブ・ワークのRPAシステム導入支援サービス - 株式会社ウィルオブ・ワーク
- 人件費や作業時間を削減できる
- 大手会社が利用しているから安心
- 社員の改善意識向上
- 料金をもう少しリーズナブルであれば嬉しい
- 利用範囲を増やしてほしい
利用できる機能
ウィルオブ・ワークのRPAシステム導入支援サービスは、RPAの導入から運用、開発までをトータルでサポートするサービスです。ウィルオブ・ワークは、RPAの導入実績が豊富で、ノウハウを蓄積しています。
業務自動化の体制構築に特化した人材を紹介してくれるため、運用に工数をかけられない企業や、開発できる担当者がいない企業におすすめです。
ウィルオブ・ワークのRPAシステム導入支援サービスの料金プラン・価格
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FOC RPAサービス (WinActor) - 芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社
- 単純作業であれば確実に自動化できミスがないので、初期費用を面を考えても人を1人採用するより効果的です。
- 無料体験と丁寧なヒアリング
- アフターフォローがしっかりしてる。
- 導入稼働までに時間がかかります。
- トラブルが起きた際、RPAを復旧させられるスキルを持った人材の育成が必要
利用できる機能
FOC RPAサービス (WinActor)は、RPAの導入を無料で支援してくれるサービスです。30年以上※の事務業務アウトソーシングの経験を活かし、RPAの導入に必要な知識やノウハウを提供します。RPAの導入実績が豊富で、蓄積されたノウハウがあるため、安心してRPA導入を任せられます。
※出典:芙蓉アウトソーシング&コンサルティング「失敗しないRPAの導入方法 | FOCのRPA導入サポート」(2025年10月27日閲覧)
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RPA導入時の注意点
費用や料金だけでなく、次のポイントにも注意して導入するサービスを選びましょう。
業務フローの整理
RPAを導入する前に、対象となる業務フローを整理する必要があります。業務フローが整理されていない場合、RPAによる自動化の対象業務を正確に把握できず、効果的に導入できません。
業務フローの整理には、業務の洗い出しや業務プロセスの可視化などが不可欠です。業務の洗い出しでは、業務の目的や内容、関係者などを明確にします。業務の流れの可視化では、業務の開始から終了までの流れを図や表でまとめます。
業務フローが複雑な企業には、業務フローの自動化を実現するハイパーオートメーションを提供しているYoomがおすすめです。
運用体制の構築
RPAを導入したら、運用体制を構築する必要があります。運用体制が構築されていないと、ロボットの運用や保守がうまくいかず、導入の効果が十分に発揮されません。
運用体制の構築には、ロボットの開発や運用担当者を任命し、教育や研修を行う必要があります。
また、ロボットの運用ルールを定め、定期的なモニタリングや改善を行う体制を整えなければなりません。なお、RPA BizRobo!やWinActorは3種類すべてのタイプに対応してるため、それぞれの使い心地を確かめてから、どのパターンのコスパがよいか確認できます。
RPAの費用シミュレーション
導入したいRPAの候補が絞れてきたら、実際の費用をシミュレーションしてみましょう。社内申請の際には「どのくらいの費用がかかるのか」「それに見合った効果があるのか」を数値で示せれば、稟議を通しやすくなります。
・利用アカウント数(ライセンス)5件
・初期費用93,333円
・年額665,148円
- 年額費用:5件 ×665,148円 =3,325,740円
算出できた3,325,740円の年間費用に初期費用をプラスすると、この場合にかかる初年度の費用は3,419,073円となりました。
この試算をもとに導入後の効果も金額として計算し、費用に見合っているかを判断しましょう。
RPAの比較ならBOXIL
RPAは大きくクラウド型、オンプレミス型、デスクトップ型に分かれますが、近年はメンテナンスの手軽さやセキュリティ対策の定期的な実施などから、クラウド型が主流となっています。クラウド型を中心とした費用相場は、初期費用が2万円、月額費用が約2,100円程度です。
RPAを選ぶ際は、価格だけでなく「機能の選定や既存システムとの連携」「サポート体制の充実度」をチェックすることが大切です。業界特有のニーズにも注目し、最適なシステムを選びましょう。
BOXILでは、RPAのサービス資料をマイページにて閲覧したりダウンロードしたりできます。請求した資料を使って、チームメンバーや上長へ共有するのもおすすめです。また、マイページでカスタマイズできる比較表を使えば、料金や機能を軸にサービスを見比べられて、稟議の準備に役立つでしょう。


