英語対応の会計ソフト5選 - 機能・料金比較 | 機能やメリット、デメリット
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会計ソフトの選び方
クラウドかオンプレミスかを選ぶ
会計ソフトを選ぶ際の1つ目のポイントは、クラウドかオンプレミスかを決めることです。クラウドではインターネット経由でデータにアクセスし、ベンダーがデータ管理を行います。一方、オンプレミスでは自社のコンピューターやサーバーにインストールし、自社でデータを管理します。
クラウドは場所を選ばずアクセスでき運用の負担が少ないです。一方、オンプレミスではセキュリティを自社でコントロールでき、通信環境に左右されません。ニーズや環境に合わせて、適切な形態を選びましょう。
カスタマイズ性を確認する
会計ソフトを選ぶ2つ目のポイントは、カスタマイズ性です。業種や従業員規模、運用に合わせて機能をカスタマイズできるかは大きなポイントです。
たとえば、業種に特化した機能が必要な場合、独自の帳票が必要な場合はカスタマイズしやすいソフトウェアが適しています。また将来の体制変更を見据えて比較検討することで、長期的な活用が見込めます。
サポート体制をチェックする
会計ソフトを選ぶ3つ目のポイントは、万が一の際に適切なサポートを受けられるかをチェックすることです。サービス提供企業によるサポートの提供形態、対応時間、オプション料金などを確認しましょう。
加えて、ユーザーコミュニティやフォーラムなど、他ユーザーから情報を得られるとなおよいです。総合的なサポート体制を精査し信頼性の高いソフトを選ぶことで、安心して導入を進められます。
英語対応の会計ソフト5選
freee会計は、経理から人事までバックオフィスの情報を一元管理し最適化するフリーの会計ソフトです。業務と会計を分断させないシングルインプットとAIの活用により、情報共有の効率化と人的ミスの削減を実現します。
英語表示への切り替えも可能。全社の表示言語の切り替えはもちろん、管理者や雇用区分ごとの切り替えにも対応しています。
勘定奉行クラウド - 株式会社オービックビジネスコンサルタント
勘定奉行クラウドは、AIによる自動仕訳で日々の経理業務を効率化するクラウド会計ソフトです。過去の取引情報から学習し、仕訳を自動で作成するため、入力の手間を削減できます。
海外現地法人で使えるグローバル版「勘定奉行クラウド Global Edition」も提供されており、勘定奉行の機能と操作性はそのままに英語対応しています。海外現地法人での導入支援と運用支援もあるため、心強いでしょう。
Plaza-i 一般会計は、ビジネス・アソシエイツが開発した国産ERP「Plaza-i」の会計機能です。業種における商慣習へ適応したり海外の会計に対応したりするほか、導入コンサルティングの実績、内部統制への強さを特徴としています。
英語はもちろん多通貨にも対応。基準通貨(邦貨)と取引通貨(外貨)での入力、基準通貨への換算、外貨での消込などが可能です。
multibook
multibookは海外拠点管理に特化したERPで、12言語と世界通貨、現地法令や税制にも対応しています。IFRS16号への対応や経営レポートの出力により、連結決算の早期化が可能。海外拠点の経営管理を重視する企業におすすめです。
日本語と英語はもちろん、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(簡体字/繁体字)、インドネシア語※にも対応。他の言語への対応が必要な場合、問い合わせにより追加可能か検討してもらえます。
※出典:マルチブック「よくあるご質問」(2024年3月22日閲覧)
iCAS
iCASは子会社をふくめたで連結決算処理が可能なシステムです。600以上のエラーチェック機能を備え、データの正確性を高めつつ確認作業の負荷を軽減します。Excelで入力した子会社の個別会計データや仕訳データを自動で取り込み。多数の子会社を抱えている企業、統一されていない会計ソフトを不便に感じている企業におすすめです。
言語は日本語と英語、中国語を指定でき、海外に子会社をもつグローバル企業にも対応しています。
会計ソフトに搭載される機能
仕訳入力補助
仕訳入力補助は、仕訳の入力をさまざまな方法でサポートしてくれる機能です。たとえばクレジットカードや銀行と連携して利用明細を取り込み金額を入力します。会計ソフトのなかには過去に仕訳にもとづいて勘定科目をレコメンドしてくれるシステムもあります。
帳簿と決算書の作成
仕訳をはじめとしたデータをもとに帳簿や決算書を作成する機能です。経理は年度末に作業量が多くなりがちですが、会計ソフトに登録されたデータをもとに書類を作成してもらえるため、一定の工数削減に役立ちます。
経営分析
会計ソフトに入力されたデータをもとに、売上や利益を分析できます。会計ソフトであれば入力したその場からレポートに反映されていくので、経営者は最新のデータをもとに経営判断が可能です。要因分析をする際にも会計のデータをもとに原因を切り分けられます。
英語対応の会計ソフトのメリット
海外の顧客を相手にできる
英語対応の会計ソフトの1つ目のメリットは、グローバルなビジネスへの対応力です。多言語や多通貨への対応により世界にいる顧客とのやり取りをスムーズにします。さらに会計ソフトによっては、国際規格に準拠した書類を作成したり、各国の法律に準じて計算方法を調整したりも可能。これらの機能で、海外展開を進めてグローバルでの競争力が高めましょう。
海外パートナーと連携しやすい
英語対応の会計ソフトの2つ目のメリットは、海外のパートナーとの連携しやすくなることです。英語に対応したソフトウェアなら、異なる地域に拠点をもつパートナーと滞りなくやり取りできます。多通貨に対応していれば国際的なプロジェクトも検討しやすいです。
英語対応の会計ソフトのデメリット
海外の国や地域と法律が異なる
英語対応の会計ソフトの1つ目のデメリットは、海外の法律へ適応しにくい点です。異なる国や地域では会計基準、税法、法規制が異なります。もし言語対応のみしていて法律に対応していない会計ソフトであれば、特定の国や地域においてソフトウェアがうまく機能しません。グローバル展開を考えている際には、会計ソフトが海外での運用に耐えうる機能を搭載しているかチェックしましょう。
英語以外に対する限定的なサポート
英語対応の会計ソフトの2つ目のデメリットは、英語以外の言語におけるサポートが限定的である点です。多言語対応ではなく英語にのみ対応している場合、他言語でのサポートが十分でないかもしれません。またサポートやドキュメンテトは英語で提供される機会が多いのも懸念点です。導入時には英語以外に対応している言語を確認しておきましょう。
英語に対応した会計ソフトを導入しよう
英語対応の会計ソフトを選ぶ際には、導入や運用のサポートも英語で提供されるのか、英語以外の言語にも対応しているのかなどに注目しましょう。英語対応の会計ソフトは多いため、使い勝手を見比べたり他機能の有無で比較したりするのがおすすめです。会計ソフトは無料プランや無料トライアルを提供している傾向にあるため、導入前に試験運用しましょう。
英語対応の会計ソフトのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。
本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。
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