健康管理システムの費用相場と料金比較・おすすめツール
健康管理システムを導入しようと思っても、「健康管理システム・ストレスチェックサービス」「メンタルヘルスケアサービス」「健康増進サービス」のように種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えしてBOXILがおすすめ健康管理システムを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
⇒【料金・機能比較表つき】健康管理システムの資料をダウンロードする(無料)
目次を開く
健康管理システムの費用相場
健康管理システムの費用相場は、初期費用は0円〜2,000,000円程度、月額費用は50円/人〜50,000円程度です。この目安は、主要な健康管理システム24サービスの料金を調査し、公開されている最も安い価格帯をもとに算出しています。
ただし、実際の料金は各ツールのプラン内容や提供される機能によって異なります。また、企業ごとの要望や課題によっては、別途見積もりが必要となる場合もあります。そのため、気になるサービスについては公式サイトから見積もりや相談を依頼することをおすすめします。
【調査】健康管理システム24サービスの費用・料金比較表
主要な健康管理システム24サービスの初期費用と月額費用を調査。公式サイトに記載がないサービスを除くと、次のような傾向が見られました。
- 初期費用は、要問い合わせのサービスがほとんどだが、最安値は500円/人
- 月額費用は、最低価格が数十円〜5万円ほど
- 費用はアカウント数、利用ユーザー数、機能の種類などで変動する
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 補足 |
|---|---|---|---|
| ハピネスパートナーズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| 健康管理システムHealthCore | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| 健診DXサポート | 要問い合わせ | 30,000円~ | |
| ハピルス健診代行 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| すこやかサポート21 | 2,000,000円~ | 57円/人~ | デフォルトプランの場合 |
| 健康経営支援サービス HPM | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| Growbase | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| mediment | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| newbie | 500円/人 | 150円/人 | 健康診断のみの場合 |
| Be Health | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| バリューHR 健診予約システム | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| ヘルス×ライフ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| Carely(ケアリィ) | 1,000円/ID | 350円/ID | |
| けんさぽ | 要問い合わせ | 100円/人~ | |
| freee人事労務 健康管理 | 0円 | 300円/人 | |
| アドバンテッジ スマートケア | 要問い合わせ | 50円/人 | |
| WellaboSWP | 〜1,000,000円 | 要問い合わせ | |
| FiNC for BUSINESS | 要問い合わせ | 50,000円~ | |
| HM-neo | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| Universal 勤次郎(健康管理) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| HealthCare iris | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| HoPEヘルスケア | 〜420,000円 | ~280円/人 | |
| ライフマークヘルスアシスト | 要問い合わせ | 要問い合わせ | |
| OHMEクラウド | 100,000円 | 10,000円 |
健康管理システムの料金モデル
健康管理システムには大きく3つの料金モデルがあり、それぞれおすすめの企業や導入しやすい条件が異なります。
1. 定額制(システム一式の固定料金)
定額制は、従業員数に関係なくシステム全体に対して一定額が設定される料金モデルです。規模に応じて複数のプランが用意されていることもありますが、基本的には「毎月あるいは毎年、決まった額を支払う」仕組みです。
機能の範囲やサポート内容によって価格が変動することが多く、利用人数が多い企業では費用予測が立てやすい点がメリットといえます。
2. 従業員数(利用人数)に応じた課金
健康管理システムで最も一般的なのが、「1人あたり月額〇円」という人数ベースの課金モデルです。多くのサービスでは、従業員数が増えるほど1人あたりの単価が下がる段階制を採用しています。
健診管理やストレスチェックなど利用範囲が広いほど従量部分が増えることがあり、企業規模に合わせて柔軟に導入できるのが特徴です。
3. 都度課金・件数課金(健診代行・保健指導など)
健診代行や保健師サポートなどを含むサービスでは、処理件数に応じた都度課金モデルが採用されることがあります。たとえば「健診結果1件につき〇円」「面談1件ごとに〇円」といった形で、利用した分だけ料金が発生する仕組みです。
利用量が一定でない場合でも無駄が出にくく、必要な範囲だけ外部委託したい企業で選ばれやすい料金体系です。
健康管理システムの費用内訳
健康管理システムの費用は、初期費用と月額費用(または年額費用)の2つが基本で、さらに必要に応じてオプション費用が発生します。
初期費用
初期費用は0円のサービスもある一方で、医療データの取り込み設定や帳票のカスタマイズなど、業務に合わせた導入支援を依頼すると追加料金が発生するケースがあります。
健康診断データの移行やシステム連携の設定が必要な場合は、工数に応じて費用が大きく変動しやすいため、事前にどこまで自社で対応できるかを確認しておくと安心です。
月額費用・年額費用
月額費用(または年額費用)は、多くのサービスで従業員数に応じた段階的な課金モデルが採用されています。健康診断管理・ストレスチェック・面談記録管理など、追加機能を組み合わせるほど料金が増える傾向があります。
また、利用人数が増えると1人あたりの単価が下がるケースも多く、規模に応じた最適なプランを選ぶことが重要です。
【注意】見落としがちな追加オプション
健康管理システム導入時、初期費用と月額利用料だけで予算を組んでしまうと、予想外の追加コストが発生して驚くことがあります。実際に運用を始めてから「こんな費用も必要なのか」と困ることがないよう、見落としやすい追加オプションについても事前に確認しておきましょう。
| チェック項目 | 例 |
|---|---|
| 追加機能 | 健康診断予約機能、保健指導機能、産業医面談管理、勤怠データ連携機能 |
| システム連携 | 勤怠管理システムや人事システムとのデータ連携、健診機関との結果受取連携 |
| サポート | 初期設定サポート、データ移行支援、産業保健コンサルティング |
おすすめ健康管理システム15選の料金表
おすすめの健康管理システムを紹介します。機能性や操作性についてもあわせてチェックしてみましょう。
健診DXサポート - 株式会社エス・エム・エス
健診DXサポートは、紙やExcelでの健康診断結果のデータ化、受診の歓奨や事後フォローのサポートを行う健康診断クラウド管理システムです。
看護職サポート付きのシステム操作、受診勧奨や事後措置のフォローなどを伴走サポートします。シンプルな操作性で、スムーズにデータを可視化できるほか、課題の対策までワンストップで提供しています。
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 30,000円〜 |
ハピルス健診代行は、健康診断の際に求められる業務を代行し、健康診断実施の負担を軽減する健康診断代行サービスです。
全国約3,000※の健診機関と提携することで、戦略的な健康診断の実施と効率的な健康管理が実現します。予約・受診状況は管理画面で容易に把握でき、未予約者や未受診者へのメールによる催促・確認も可能。また、法令対応のストレスチェックは無料で利用できます。
※出典:ベネフィット・ワン「健診代行サービス ハピルス健診|株式会社ベネフィット・ワン」(2025年11月14日閲覧)
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
すこやかサポート21 - 株式会社インテージテクノスフィア
すこやかサポート21は、課題やリスクを早期に特定し、予防や対策につなげてくれるクラウド型健康管理システムです。
一元管理された健康データを進捗管理やダッシュボードで可視化することで、健康経営や働き方改革をサポートします。健康診断や特殊健診、面談指導、ストレスチェックなどのさまざまな健康データをまとめて管理可能です。
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| デフォルトプラン | 2,000,000円~ | 57円/ユーザー |
| オーダープラン | 4,300,000円~ | 100円/ユーザー |
Growbase - ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社
Growbaseは、健康管理業務の効率アップを実現し、従業員の健康課題を特定してくれるクラウド型健康管理システムです。
健診結果の閲覧や健診状況管理・検索機能、健康診断結果のデータ化などの機能が搭載されており、従業員一人ひとりの健康状態を把握し、適切な健康管理が可能となります。
利用状況に合わせて選べる3つのプランがありますが、詳しい料金は問い合わせが必要です。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
健康経営支援サービス HPM - 公益財団法人日本生産性本部
健康経営支援サービス HPMは、働く人の健康増進だけでなく、組織の生産性向上にも貢献する健康管理システムです。
データの一括管理による効率化とウェルビーイングの実現が強みで、健康診断管理やストレスチェック、従業員サーベイなどの機能を搭載しています。また、健康経営のための事前チェックやデータ管理、過重労働対策も可能です。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
WELSAは、健康診断やストレスチェックの実施など、多岐にわたる産業保健業務を支援し、従業員と組織の健康状態を一元管理するシステムです。
健康診断やストレスチェックなどのデータから、学術的エビデンスにもとづいて従業員と組織の課題を分析します。健康リスク評価や重大疾病の発症リスク予測、健康経営レポートなどの機能もあります。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
medimentは、組織の健康データをまとめて管理し、データの活用・分析によって従業員のパフォーマンス向上を叶えるクラウド型健康管理システムです。
健康診断結果のデータ管理や受診勧奨、産業医連携、労働基準監督署への報告書自動作成などの業務がシステム内で完結できます。
また、健診結果のデータ取り込みや健診予約サポート、ストレスチェック設問数の追加などのオプションも充実しています。
| プラン | 初期費用 | 料金 |
|---|---|---|
| スタンダードプラン | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| ライトプラン | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| ストレスチェックプラン | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
newbie - 株式会社マイクロウェーブ
newbieは、従業員の健康診断結果やストレスチェック結果などの健康情報をデータ化することで、健康管理における業務効率を向上する健康管理システムです。
健康診断やストレスチェックなどのデータを一元化し、ペーパーレスで周辺業務を完結できます。また、ダッシュボードや再検査勧奨支援、報告書自動作成、産業医面談記録などの機能を搭載しています。
プランは使いたい機能に応じて選択でき、健康診断のみの場合、初期費用は500円で、1ユーザー月額150円です。
| プラン | 初期費用 | 月額料金 | 最低利用期間 |
|---|---|---|---|
| ストレスチェックのみ | 500円 | 50円/ユーザー | 1年間 |
| 健康診断のみ | 500円 | 150円/ユーザー | 1年間 |
| 健診+ストレスチェック | 1,000円 | 200円/ユーザー | 1年間 |
| 健診業務代行セット | 2,000円 | 375円/ユーザー | 1年間 |
Carely(ケアリィ) - 株式会社iCARE
Carely(ケアリィ)は、人事・産業保健スタッフ向けの健康管理システムです。
健康診断やメンタルヘルス、面談管理などの業務を効率化し、組織の健康課題の改善に貢献します。具体的には、健康診断の結果や産業医との面談記録、ストレスチェックの結果など、企業の健康に関連するすべての情報をデータとして一括管理できます。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Be Health - 株式会社エヌ・エイ・シー
Be Healthは、操作性と柔軟性にこだわった健康管理システムで、従業員の健康管理における手間や労力を大幅に減らせるのが強みです。
健診機関から集まってくる多様なフォーマットの健診データを統一して取り込み、面談の記録を入力したり、ストレスチェックの回答データを紐づけたりできます。
| プラン | 初期費用 | 年間費用 |
|---|---|---|
| サブスク型(1,000名) | 920,000円 | 保守1年分:1,200,000円 |
| 買い切り型(1,000名) | 3,020,000円 | 保守1年分:375,000円 |
FiNC for BUSINESS - 株式会社FiNC Technologies
FiNC for BUSINESSは、従業員の健康情報を一元管理し、業務の効率アップを実現する健康管理システムです。
健康課題の特定から改善施策までを一貫して行えることを強みとしています。主な機能として、健診データの一元化や従業員カルテ、従業員サーベイ、健康アプリ、体組成計、eラーニングなどがあります。
また、健康診断やストレスチェックの結果、面談記録などをまとめて管理するだけでなく、健康課題の特定や改善メニューの提供も可能です。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
freee人事労務 健康管理 - フリー株式会社
freee人事労務 健康管理は、健康診断からストレスチェック、産業医面談まで健康管理業務を一元化するシステムです。
従業員は給与明細や勤怠打刻などで使い慣れたfreee人事労務の画面からストレスチェックを実施できるため、高い回答率が期待できます。
煩雑な書類管理の手間や個人情報漏えいリスクを削減し、効率的な健康管理と働きやすい職場づくりを支援します。
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 300円〜/ユーザー |
けんさぽは、ストレスチェックから健康管理までDX化でワンストップ支援するサービスです。
健康管理システムに業務代行を組み合わせることで、健康診断業務の工数を大幅に削減し、DX化を通じて企業の負担を軽減します。ストレスチェックから健康診断、高ストレス者対応まで、健康管理業務全般をワンストップでサポート可能です。
また、多言語に対応したシステムとアプリを提供しており、多様な国籍の従業員の健康状態もスムーズに一元管理できます。
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 100円〜/ユーザー |
WellWa|ウェルワ - キリンビバレッジ株式会社
WellWa|ウェルワは、キリンビバレッジ株式会社が提供する従業員向け健康コミュニケーションアプリです。
アプリ内の機能を通じて、従業員の健康習慣や会話量、メンタルスコアが労働生産性の向上に貢献するかを分析し、可視化できます。個人の健康行動に応じてポイントが貯まる「デイリーミッション」と、チームで健康目標に挑戦する「チャレ活」があり、部署間のコミュニケーションを促し、組織全体のウェルビーイングの向上が期待できます。
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
アドバンテッジ スマートケア - 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
アドバンテッジ スマートケアは、健康管理業務の工数削減と低コスト運用に強みを持つ健康管理システムです。医療機関ごとに異なる健診データ形式を統一ツールで一元管理でき、データ反映の時間を短縮し事務作業を削減できます。また、健診結果と残業時間を掛け合わせたリスクレポートを集計でき、産業医が対応すべき優先順位を明確に設定できます。面談記録や産業医意見書の定型フォーマット作成・出力機能も搭載し、事後措置も効率化できるシステムです。
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 50円〜/ユーザー |
利用人数や機能に合わせて健康管理システムを選ぼう
健康管理システムにはさまざまな種類があり、利用規模や機能によって費用が異なります。どれくらいの規模で利用できるのか、ニーズに合った機能が搭載されているかを見極めて、効果的に使用できるシステムを導入しましょう。
健康管理システムは、次の記事でも詳しく紹介しています。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
