【2023年】健康管理システム比較!メリット・市場規模・おすすめサービス

BOXILは、数ある健康管理システムの料金や機能を比較し、各サービスの料金・機能を一覧にした『比較表』を独自調査して作成しました。
健康管理システムの導入を検討している方は、ぜひ無料でダウンロードできるサービス資料とダウンロード特典の料金・機能の比較表をご利用ください。
目次を開く
健康管理システムとは
健康管理システムとは、定期健康診断のデータ管理・社員の健康データ分析などを目的としたツールです。
労働安全衛生法の改正によって、従業員の健康を管理することは、会社の重要な責務のひとつになりました。長時間労働や過度なストレスによる労災認定や損害賠償証責任を回避するためにも、会社は健康診断だけでなく、フィジカル・メンタル両方のヘルスマネジメントが必要です。
そこで役立つのが健康管理システムやソフトなどのツールです。本記事では、健康管理システムのメリットやおすすめサービスを紹介します。
健康管理システムの選び方
健康管理システムを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- 健康管理システムの導入目的を確認する
- 健康管理システムの機能を確認する
- 健康管理システムを導入する際の注意点を確認する
- 健康管理システムの料金・価格相場を確認する
健康管理システムの導入目的を確認する
健康管理システムの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
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従業員の心身フォローや健康プログラムの提案まで対応したい | 健康データの収集管理だけでなく、そのデータを活用できるシステムがおすすめ |
健康診断の日程調整やリマインドなどを効率よく行えるようにしたい | 健康データの収集やデータ分析など基本的な機能を揃えたシステムがおすすめ |
リモートワークや客先常駐をしている従業員の日々の体調を管理したい | 日々の健康管理が行えるシステムがおすすめ |
健康管理システムの機能を確認する
健康管理システムでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
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健康診断結果の管理 | 健康診断結果のデータを管理する機能 |
保健指導 | 健康診断結果に基づき保健指導を行う機能 |
残業時間の管理 | 残業時間の管理をして、規定の時間を超えないかを確認できる機能 |
従業員情報管理 | 従業員個人の人事情報や残業時間などを管理できる機能 |
ストレスチェック | 従業員のストレスチェックを行える機能 |
再検査の推奨通知 | 健康診断で、再検査が必要と判断された従業員に対して、再検査の勧奨通知を送る機能 |
報告書作成機能 | 労働基準監督署へ提出する書類を作成する機能 |
アンケート機能 | 従業員へのアンケートを実施できる機能 |
データ一元管理機能 | 健康診断結果や就業判定、保健師履歴などデータを一元管理できる機能 |
分析機能 | 従業員の健康状態やストレスチェックを元に分析を行える機能 |
ダッシュボード | あらゆるデータを可視化できる機能 |
診断結果のデータ出力 | 健診結果データや面談結果データを自由なレイアウトで出力できる機能 |
重大疾病の発症リスク予測 | 健康診断結果や生活習慣などから重大疾病のリスクを計算できる機能 |
組織分析レポート | 組織の健康リスク分析結果をレポート化する機能 |
ワークフロー機能 | 申請・承認をスムーズに行える機能 |
就業判定の管理 | 就業判定の結果を管理する機能 |
産業医面談の管理 | 産業医との面談内容、結果を管理する機能 |
労務管理システム・勤怠管理システム連携 | 労務管理システムや勤怠管理システムとデータ連携できる機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
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健康情報コンテンツ機能 | 従業員へ提供できる記事コンテンツ機能 |
生活習慣記録機能 | 毎日の記録を簡単に残せる機能 |
社内コミュニティ機能 | チャット形式でコミュニケーションを取れる機能 |
すでに使用している勤怠管理システムと連携を考えている場合には連携機能があるものを、組織の健康リスクや状況を把握し改善に取り組みたい場合には分析機能やアンケート機能があるものがおすすめです。
健康管理システムを導入する際の注意点を確認する
健康管理システムを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
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セキュリティ | 従業員の個人情報を扱うためどのようなセキュリティが用意されているのかを確認しておきましょう。 |
サポート体制 | 導入サポートや運用後の対応などどのようなサポートが受けられるのかを確認しておきましょう。 |
操作性 | 多くの従業員が使うため使いやすい仕様であるかも大切です。 |
多言語対応 | 海外在住や外国籍の従業員が使える言語対応であるか確認しておく必要があります。 |
健康管理システムの料金・価格相場を確認する
健康管理システムの料金は、導入の初期費用と月額費用がかかります。
企業規模や従業員の人数、使用するサービスによっていくつかの料金形態を用意しているサービスが多く、なかには従量課金タイプの場合もあります。気になるシステムがある場合には公式サイトから見積もりや相談の問い合わせをしましょう。
健康管理システムの比較表【料金・機能・口コミ評価】
サービス名 | ラフールサーベイ | Carely | HELPO | バリューHR 健診予約システム | ストレスチェッカー | ハピルス健診代行 | Smart相談室 | ベネワン・プラットフォーム | STRESCOPE | ORIZIN | ねむりのジム | すこやかサポート21 | M-Check+ | newbie | Wearable Connect |
ユーザーレビュー | 4.42 | 4.63 | 4.33 | 4.4 | 4.0 | 4.25 | 4.75 | 4.5 | 5.0 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
初期費用 | 0円(税抜)〜 | 20,000円(税抜)〜 | 150,000円(税抜)〜 | 500円(税抜)〜 | |||||||||||
月額固定費用 | 16,000円(税抜)〜 | 10,000円(税抜)〜 | 90,000円(税抜)〜 | ||||||||||||
月額従量課金 | 132円(税込)〜 | 50円(税抜)〜 | |||||||||||||
無料プラン | |||||||||||||||
無料トライアル | |||||||||||||||
対応言語 |
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導入形態 |
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連携サービス |
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SOC | |||||||||||||||
ISO |
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健康診断結果の管理 | |||||||||||||||
残業時間の管理 | |||||||||||||||
ダッシュボード・分析機能 | |||||||||||||||
ストレスチェック | |||||||||||||||
高リスク者の抽出 | |||||||||||||||
再検査の推奨通知 | |||||||||||||||
労働基準監督署へ提出する報告書の作成 | |||||||||||||||
アンケートの配信 | |||||||||||||||
産業医との面談 | |||||||||||||||
面談管理 | |||||||||||||||
診断結果のデータ出力 | |||||||||||||||
労務管理システム・勤怠管理システム連携 | |||||||||||||||
二段階認証 | |||||||||||||||
アクセス権限の設定 | |||||||||||||||
シングルサインオン |
おすすめ健康管理システム
近年さまざまな健康管理システムがリリースされ、定期健診やメンタルチェックはもちろん、栄養バランスが取れた社食を提供してくれるサービスも出てきました。
そのような健康管理システム・サービスのなかから、健康管理システムを検討中の方々へ、おすすめのサービスを紹介します。本記事で紹介している健康管理システムのさらなる詳細や、紹介しきれなかったサービスについてはこちらからご覧になれます。
- 提携検診機関数およそ3,000※、巡回検診は年7,500回※の実績
- 診断結果の"見える化"で健康リテラシー向上
- 健診以外にも充実したサポート
ハピルス健診代行は、健康診断の予約から精算までワンストップで代行、事務負担軽減や健康リテラシー向上を支援する健診代行サービスです。
就業時間や休日でも、多様な予約受付方法で受診者の利便性を確保。健診結果はスマートフォンやパソコンからいつでも確認でき、自身の健康状態を把握することで疾患予防につながります。ストレスチェックに対応しており、心身ともにサポートするメニューを用意しています。
※出典:ハピルス「健診代行サービス」(2023年4月12日閲覧)
- 導入実績5,400社以上※
- 実施事務を委託し、受験者の正直な回答を後押し
- オプションでカウンセリングや相談窓口の設置ができる
ストレスチェッカーは、厚生労働省のストレスチェック制度に準拠したストレスチェックサービスです。Web代行プランで実施事務を委託でき、社内スタッフが回答内容を閲覧しない環境でチェックを実施することで、受験者の率直な回答を後押ししてくれます。
オプションで、24時間365日対応の電話カウンセリングや、従業員へオンラインのメンタルヘルス研修などを実施してくれます。ストレスチェックは、日本語と英語に対応可能です。
※ストレスチェッカー公式サイトより(2023年4月時点)
すこやかサポート21 - 株式会社インテージテクノスフィア
- 健診、残業、ストレスチェックなど健康管理データを一元化
- 一般健診や疾病管理など必要な機能を組み合わせて利用可能
- 健診業務や就業判定などの進捗管理に対応
すこやかサポート21は、複数拠点の健康管理データと人事、労務データを集約し、傾向把握や組織別比較ができる健康管理システムです。
健診の二次検査未受診や長時間残業などの条件で対象者を抽出でき、面談指導から労働時間の短縮といった事後措置の実施まで管理できます。よく利用する作業を、利用グループや担当ごとにブックマークし管理可能です。
- 健康データの管理から受診推奨、産業医連携まで一元化
- 産業医とのオンライン面談、診療で感染症対策に対応
- 多言語表示に対応し診察の医療通訳まで対応できるプランあり
medimentは、健康データを一括管理しつつ、健康診断の業務効率化をサポートするシステムです。ストレスチェックや健診業務を管理でき、部署や年度別に分析したり個別に分析したりできます。
一括メール配信が可能で、健診の受診お知らせの他にも、未受験者や要精密検査などの対象者を抽出し、メールを送信できます。プランを個別に設定できるため、外国人スタッフのみ多言語支援に対応するプランでの契約が可能です。
WELSA - インフォコム株式会社
- 健康診断の再受診対象者や高ストレス者を自動抽出
- 蓄積データから、がんや糖尿病、脳卒中などの重大疾病発症リスクを予測
- 自身の健康データをパソコンやスマートフォンから確認可能
WELSAは、健康診断管理やストレスチェック管理、健康データ分析などに対応できる健康管理システムです。健診機関によって異なるフォーマットや判定基準をそろえて健診データを管理でき、生成される健康情報確認ページによって従業員へ情報提供できます。
蓄積データをもとに、各種がん、脳梗塞や心筋梗塞などの発症危険度をグラフ化したり、健康リスクを組織と個人で判定したりできます。課題に応じたセミナーやアプリによる健康改善プログラムをオプション利用でき、健康増進施策にもおすすめです。
ミキワメ - 株式会社リーディングマーク
- 所要時間2分※のアンケートで社員のコンディションを可視化
- 性格検査とウェルビーイングサーベイを組み合わせて個別サポート
- 組織の状況把握から改善にむけたアドバイスまで対応
ミキワメは、性格検査とウェルビーイングサーベイの結果をもとに、性格タイプに合わせ個別サポートできる健康管理システムです。
スマートフォンから受けられるアンケートで、人間関係や業務負担、仕事への活力など5つ※の指標を可視化できます。スコアの推移をもとに状態悪化を検知し、性格タイプ別の基準で自動アラートできるので、適切にフォローが必要なメンバーを把握可能です。
※ボクシル掲載資料参照(2023年3月閲覧)
- 身体に影響が出る前段階で不満やモヤモヤをキャッチ
- 1人あたり月額400円
- 1対1のコーチングや研修で生産性向上
Smart相談室は、職業経験が豊富なカウンセラーとのオンラインカウンセリングを通じて、従業員の健康状態をサポートするサービスです。
従業員は悩みに合わせて、資格を持つ専門のカウンセラーに相談ができるため、一人で不満を抱え込まずに済むでしょう。匿名での報告レポートを毎月届けてもらえるので、従業員目線での会社全体の課題を把握できます。また、コーチングや研修によって課題を解決できる点も特徴です。
LLax forest - SOMPOヘルスサポート株式会社
- 計108の質問※によりストレスチェック、従業員満足度調査などをまとめて実施可能
- 100種類以上※の動画からヘルスケアに役立つ動画を個別におすすめ
- 健康課題による生産性・勤務時間の損失といった経済効果分析が可能
LLax forestは、組織の健康課題をメンタル、フィジカル、エンゲージメントの3要素で可視化できるエンゲージメントサーベイです。質問項目ごとに、該当割合を表示したり、個人結果を偏差値による相対評価で表現したりし、組織と個人の健康状態を把握できます。
健康課題により生産性が低下している状態といった切り口で、損失金額を算出したり、リスクに該当する人としない人の損失額の差を算出したりできます。シミュレーション結果をもとに、対処する課題の優先順位づけが可能です。
※LLax forest公式サイトより(2023年4月閲覧)
- 1ユーザー1,595円(税込)でストレスチェックを利用可能
- カウンセリングや面談の予約もシステム上で完結
- アクセス制限したアカウント作成で情報漏えいを防止
ORIZINは、保健師や臨床心理士などの資格を持つ実施者から、手厚いサポートが受けられるストレスチェックツールです。経験豊富な実施者が事前準備から実施完了までの業務を代行します。
ストレスチェックに関する相談もでき、実施後の評価や高ストレス者への通知、面談勧奨、職場全体の分析など、きめ細かなサポートをしてくれます。紙とWebの両方で受検できるほか、メールアドレスがない従業員もWebで受験できたり、アジア圏を中心に14か国の言語に対応していたり、幅広い従業員へ簡単にストレスチェックを依頼できます。
また、ハラスメント検査やハラスメントe-learning、メールでの相談できるプランなども用意されています。
ベネワン・プラットフォーム - 株式会社ベネフィット・ワン
- 「日本の人事部HRアワード2020」最優秀賞受賞※1、導入企業法人16,103社※2
- 新型コロナウイルスワクチン接種管理機能も搭載
- アンケート機能を活用し検温や健康状態を管理
ベネワン・プラットフォームは、人事領域のデジタル化を推進し、組織を活性化させるデータ管理ツールです。社員一人ひとりの健康データと業務の目標、評価、スキルを社員情報としてまとめ、健康管理や人材配置に活用できます。
健康診断やストレスチェック管理のほかに、健診受診状況の管理、産業医との面談予約管理、残業時間などを自動で集計。健康データは、健康ダッシュボードで可視化できるため、人事担当者の負荷を軽減します。
※1 出典:ベネフィット・ワン「ベネフィット・ワン 受賞歴」(2020年11月23日発表)
※2 出典:ベネフィット・ワン「ベネワン・プラットフォーム」(2023年4月12日閲覧)
- 多角的に現状把握できる2種類の調査
- 直感的なグラフで離職リスクを早期発見
- 詳細な分析結果から組織課題を細かに把握
ラフールサーベイは、ストレスチェックを含む組織課題の調査・分析・対策提示を提供するメンタルヘルスシステムです。
141項目のスタンダードサーベイでは包括的な状況把握ができ、ショートサーベイでは組織の状態を定点チェックして課題への対策効果を可視化。部署・男女別のデータ分析や、他部門との比較や経年変化の追跡が可能であることに加え、直感的なグラフで問題箇所を報告されるため、社内の高ストレス部門の早期発見が可能です。
メンタル反応・フィジカル反応・エンゲージメント・職場環境といった細かな観点からも数値を算出することで、個人と組織両方の課題を細かに把握できます。
- ストレス分析から改善案の提案、専門医との面談調整までサポート
- 数値化された従業員の不満をもとに職場の課題を把握可能
- 精神科医が運営するみんなの健康管理室監修
AIさくらさんは、AIからの質問に答えるだけでストレス状態をチェックできるサービスです。メンタルヘルス機能を搭載し、実際に精神科が行う問診をオンラインで受けられ、メンタル不調を早期に発見可能です。
可視化したストレス状態をもとに、AIが改善案を提案したり、データ共有したうえで専門医との面談を支援したりしてくれます。同社提供サービス日程調整さくらさんとの連携で、産業医との面談スケジュールの調整を自動化できます。
Carely(ケアリィ) - 株式会社iCARE
- 難しい法定義務にも対応
- 従業員の健康保持・増進アドバイス
- 生産性向上・組織活性化までフォロー
Carelyは、病院の予約手配から研修プログラムまで、ストレスチェックに関わる広範囲がカバーできるサービスです。
義務付けられている法定健診や産業医の選任など、初めてではわからないことも丁寧にサポートしてくれます。もちろん、高ストレス者のケアや情報の一元管理などもできるので、安心して利用できます。
newbie - 株式会社マイクロウェーブ
- 健診やメンタルチェックで健康状態を可視化
- ストレスチェックは何度やっても追加料金なし
- 健康情報のペーパーレス化により働き方改革を支援
newbie(ニュービー)は、社員の健康管理×ITにより、企業の健康状態を見える化する健康管理・ストレスチェックシステムです。
健診やストレスチェックなど、すべての健康情報をダッシュボードで管理や確認できるので、人事労務の業務を効率化できます。健康課題を適切に見える化することで、健康サイクルの促進や生産性の最大化につながります。
Be Health - 株式会社エヌ・エイ・シー
- 操作画面は必要な機能を厳選したシンプルな構成
- 管理項目をカスタマイズ可能
- 経年データを一覧にて確認
Be Healthは、健診データの収集から管理、活用までを一元管理できる健康管理システムです。フォーマットや判定基準が異なる健診データを統一したフォーマットにまとめられるため、入力や集計にかかる時間を削減できます。
健診データのほか、ストレスチェックや残業時間など、健康に関するデータをまとめ、サポートが必要な社員を効率よく割り出せます。また、簡単に操作できる構成やデザインのため、初めて導入する方でもすぐに使い始められるでしょう。
Wearable Connect - 東日本電信電話株式会社
- 作業者の体調不良をいち早くお知らせ
- 転倒や転落などの事故も検知できる
- 万が一のときには作業者が助けを呼べる
Wearable Connectは、建築業や土木業、製造業などの作業者の安全を管理するサービスです。時計型の端末で装着した人の脈拍や体温、位置情報がリアルタイムで送られるので、複数の作業者を一括で管理できます。
作業者からもSOSを送ったり、メッセージを送ったりできるため、トラブルに巻き込まれた際にも素早く対応可能です。単独の作業者や危険な場所で作業する職業の方におすすめです。
バリューHR 健診予約システム - 株式会社バリューHR
- 健康診断の準備からアフターフォローまで
- 従業員の診断結果を一元管理
- 必要サービスを選べるカフェテリアプランも
バリューHR 健診予約システムは、健康診断、健康管理業務のアウトソーシングサービスです。健康診断の予約から、実施後の事務代行、受診者のアフターフォローまでワンストップでサポート。従業員の診断結果を電子データ化し、クラウド上で一元管理できます。
ストレスチェックシステムによって、身体だけでなく心のケアにも対応可能。ポイント制で好きなメニューを選択できるカフェテリアプランもあります。
ヘルス×ライフ - 日通システム株式会社
- 継続的なストレスチェックで課題を解消
- 労働環境改善による従業員満足度向上
- 生活習慣の目標管理・改善も可能
ヘルス×ライフは、心身・働き方・生活データの一元化・分析によって、健康経営を実現する健康管理システムです。健康診断結やストレスチェックの結果、残業時間のデータに限らず、日々の生活習慣や産業医・保健師との面談結果などのデータを一元管理することで、面談や保健指導を効果的に実施できます。
従業員一人ひとりのストレス・健康リスクの要因に応じた労務環境の改善・ワークバランスを推進し、良好な職場環境を構築してくれるため、従業員満足度が向上し、離職率の低減につなげられます。日々の生活ログと目標値を健康情報データバンクに登録、スマートフォンを活用することで、いつでも生活習慣の目標管理・改善が行えます。
「いつでも・どこでも・簡単に」を実現!ストレスチェックサービス Wellness Eye - SBアットワーク株式会社
- メンタルヘルスケアに特化
- 従業員の負担を軽減したストレスチェック
- 従業員の情報を守る高セキュリティ
ソフトバンクグループのSBアットワークが提供するWellness Eyeは、ソフトバンクグループで蓄積したノウハウをもとに開発されたシステムです。 Webはもちろん、タブレットやスマートフォンからもアクセスでき、従業員が手軽に使えます。
また健康に関する情報は、当事者以外には知られたくない個人情報でもあります。プライバシーマークとISO27001を取得した高いセキュリティで、大切な情報を保護します。
健康管理に役立つサービス
従業員の健康管理を食の面からサポートするサービスも人気を集めています。職場にいながら栄養バランスのよい食事をとれるよう支援するサービスを紹介します。
- 日々の睡眠と活動量に着目した特定保健指導サービス
- モデル実施の目標値を達成した人数分のみの費用負担
- 目標達成度合に応じたギフト
ねむりのジムは、特定保健指導をサポートする成果報酬型ダイエットプログラムです。専用のアプリケーションと睡眠センサーで睡眠時間と日中の活動量を記録し、モデル実施の目標値、腹囲2センチ以上、体重2キロ以上の改善をサポートします。
設定目標の睡眠8時間/日、徒歩1万歩/日の達成度合に応じたギフトがもらえ、対象者のモチベーション維持をサポートしてくれます。
ねむりのあれこれ - NTT PARAVITA株式会社
- 睡眠のパーソナルトレーニングで睡眠改善をサポート
- ねむりのセミナーで睡眠に関する知識を醸成
- 睡眠状況を専用器具で計測しAI解析
ねむりのあれこれは、睡眠改善を軸に健康増進をサポートするサービスです。計測した睡眠データをもとに、睡眠改善インストラクターや保健師、看護師などの専門家から睡眠に関するアドバイスを受けられます。
取得データからAIが睡眠状況を解析し、睡眠時無呼吸症候群や抑うつ傾向などを推定可能です。睡眠状態を把握することで、異動や転勤で環境が変化した従業員のケアや生活習慣病の予防などに役立ちます。
OFFICE DE YASAI - 株式会社KOMPEITO
特徴 | 働くオフィスワーカーに力と健康を
- コンビニのような200〜300円のサラダやフルーツが100円で提供
- 一切保存料を使用していない産地直送の野菜やフルーツをハンディサイズで
- こだわり素材の惣菜を選べる「オフィスでごはん」とも組み合わせ可能
<料金プラン>
初期費用 | 月額利用料 |
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50,000円 | 40,000円〜 |
>>OFFICE DE YASAIの詳細・口コミ・評判はこちら
特徴 | オフィスの食事を美味しく・健康的に・100円で
- 管理栄養士が監修した惣菜をすべて一律100円で提供
- 冷蔵庫や使い捨ての耐熱皿も含まれており、必要なのは電子レンジのみ
- 従業員3人から1,000人超まで規模を問わずさまざまな業界での導入実績を持つ
<料金プラン>
初期費用 | 月額利用料(1人あたり) |
---|---|
お問い合わせ | 54,600円〜 |
>>オフィスおかんの詳細・評判・口コミはこちら
次の記事では、福利厚生の観点から食事で社員の健康をサポートするサービスを紹介しています。
>オフィスコンビニおすすめサービス | 仕組み・評判・導入メリット
>オフィスにお弁当やお菓子を配達!社食デリバリーサービス
健康管理システムを導入するメリット
ストレスチェックも含めた健康管理は企業にとって不可欠な仕事となりつつありますが、膨大なデータを管理・分析しなくてはなりません。そこで健康管理システムに注目が集まっています。健康管理システムを導入するメリットは次のとおりです。
- 従業員・職場の課題が把握しやすくなる
- 離職率低下につながる
- 報告書作成の工数を減らせる
従業員・職場の課題が把握しやすくなる
健康管理システム最大の利点は、従業員の健康管理における課題が把握しやすくなることです。
健康管理システムでは、担当業務や職位・勤務時間などの労働環境と、健康診断の検査結果や生活習慣、ストレスチェックの記録が一元管理できるので、健康リスクがある従業員を把握しやすくなります。
また従業員の健康状況と働き方の両方を管理できるため、どの部署のどのような労働環境が悪いのか、職場環境の改善策を考えやすくなります。
離職率低下につながる
健康管理システムは、離職率低下にも効果的です。健康管理システムは、従業員の労働時間管理にも使えます。長時間労働がないか、休日出勤がないかを確認して、体調に影響が出ないようにチェックします。
そして必要であれば、会社として働き方を見直して職場環境を改善できるので、従業員の健康につながるでしょう。従業員が健康を保てない労働環境は、離職率が高い傾向があります。この健康管理システムは健康リスクを予防できるため、離職率の低下にも貢献します。
報告書作成の工数を減らせる
会社は1年に一度、定期健康診断を実施しなければなりません。その実施状況は労働基準監督署に報告書として提出しますが、この報告書の作成にはかなりの労力が必要です。
健康管理システムには、監督官庁に提出する資料の作成機能があることが多く、作成にかかる工数を減らせます。そのほか、健診データの一元管理や報告書の提出状況も確認できるので、実施漏れや提出漏れを防げます。
このように健康管理システムは、健康管理にかかるコストを削減できるツールといえます。
健康管理システムの市場規模
グローバルインフォメーションの「人口健康管理の世界市場と市場予測」によると、従業員が健康に支障をきたすことによるリスクを回避するための健康経営市場は、年々増加し2028年までに690億6,000万米ドルの市場になると予測しています。
これは企業が健康管理を注視していることの表れであり、今後も市場は大きくなると考えられます。

市場規模拡大の背景
健康管理システムの市場規模拡大には、メンタルヘルスの不調による休業や退職、また自殺を防ぐために、2015年12月から、従業員50人以上の会社に年1回のストレスチェックの実施が義務化されたことが大きく影響しています。
厚生労働省の精神疾患データによると、ストレス社会を反映するように国内の「精神疾患による患者数」は増加傾向にあり、2017年には約419.3万人※を超える患者が医療機関で受診する状況です。
この要因には、長時間労働やハラスメントにより、メンタルヘルスの問題を抱える従業員が増加していることが挙げられ、企業活動におよぼす影響と損失が懸念されています。
従業員一人ひとりにストレスチェックを行い、メンタルヘルス不調者を把握することが義務化され、不調者には産業医との面談や、職場環境の改善が努力義務となりました。
※出典:厚生労働省「精神疾患を有する総患者数の推移」(2023年4月12日閲覧)

ストレスチェック制度が義務付けられるまでの経緯
近年の年間自殺者数の増加、うつ病などによる休業や退職、過労自殺に対する労災補償の増加、労働時間で働き方の”量”だけでなく、ストレスがかかる環境かをチェックする働き方の”質”を重視するために、ストレスチェックの必要性がでてきました。
そこでメンタルヘルス不調者を早期に発見して、未然に防ぐ取り組みとして、ストレスチェックが義務付けられたのです。


4つのヘルスケア対策が実施されていた
政府は2000年に発表した「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」の中で、4つのヘルスケア対策を推進していました。
- 労働者自身による「セルフケア」
- 管理監督者による「ラインによるケア」
- 社内の健康管理担当者による「事業場内産業保健スタッフなどによるケア」
- 社外の専門家による「事業場外資源によるケア」
しかし自殺者は3万人を超える状況に
4つのヘルスケア対策を実施後も、年間自殺者数は3万人を超え続けました。
そこで2010年に厚生労働省内に「自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム」を発足して、「職場におけるメンタルヘルス対策・職場復帰支援の充実」を掲げて、メンタルヘルスケアのよりいっそうの充実を目指しました。
その中には「管理職に対する教育」や「メンタルヘルス不調者の把握」、「メンタルヘルス不調者への対応」などが盛り込まれていました。しかし、2011年の年間自殺者数も3万人を超える結果となりました。
「第12次労働災害防止計画」始動
「労働災害防止計画」は労働災害を減少させることに取り組むことを定めた計画で、5年ごとに策定されます。
第12次では、2017年までに2012年比で労働災害による「死亡者数を15%以上減少」、「死傷者数(休業4日以上)を15%以上減少」させることを目標にしています。
その対策のひとつ「メンタルヘルス対策」では、メンタルヘルス対策に取り組んでいる企業の割合を80%以上にすることを目標としました。
健康管理システム導入で従業員のストレスチェックを
近年従業員の健康管理がいっそう求められているようになってきました。健康管理にはストレスチェックのほかにも、労働時間のチェック、定期健診の実施と再検査対象者のフォロー、定期健診の報告書作成など、特に人事・労務担当者の負担が増えるばかりです。
しかし健康管理システムを導入することで、従業員がWeb上でストレスチェックができるので集計も簡単です。
また定期健診実施の管理や報告書の作成、労働時間の管理は、健康管理システムの基本メニューに入っている場合が多いので、人事・労務担当者の負荷軽減となり人件費削減につながります。
結果的に職場環境の改善をして労災リスクを回避し、人事・労務担当者の負荷軽減や離職者の防止が可能です。このような理由から、従業員のメンタルヘルスケアには健康管理システムの導入をおすすめします。

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