Macで利用できるBIツールを比較!有料・無料・オープンソースのおすすめ
BIツールの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。新しい企業価値の創造、企業の現状分析、今後の経営施策の構築などさまざまな目的で導入されるBIツールの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
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- BIツールとは
- MacでBIツールを利用できる?
- BIツールの主な機能
- BIツールを導入するメリット
- Macで利用できるBIツールの種類
- 有料のBIツール
- 無料のBIツール
- オープンソースのBIツール
- Macで利用できるBIツールを選ぶポイント
- 目的に合う機能が揃っているか
- 主要なデータソースへ接続できるか
- 現場の担当者が操作しやすいか
- Macで導入できるBIツールの機能・料金比較表
- Macで利用できるツール【有料版】
- Tableau
- Codatum
- Yellowfin
- Macで利用できるBIツール【無料版】
- Zoho Analytics
- Looker Studio
- Macで利用できるBIツール【オープンソース】
- Pentaho
- Metabase
- BIツールを導入する際の注意点
- Macで利用できるBIツールは比較検討して選ぼう
- BOXILとは
BIツールとは
BIツールとは、企業が保有するデータを分析して経営判断に活用するツールのことです。BIツールを導入すれば、これまで手作業で行っていたデータ集計や経営資料の作成を自動化し、わかりやすく図表へまとめられます。財務状況をタイムリーに把握することで、迅速な意思決定に役立てましょう。
MacでBIツールを利用できる?
BIツールは、無料版と有料版ともにMacでも利用できる製品が多く提供されています。ただし、Power BI DesktopのようにWindowsにしか対応していないBIツールもあるため、選ぶ際は動作環境を確認しましょう。
BIツールの主な機能
BIツールの代表的な機能にはレポーティング、OLAP分析、データマイニング、プランニングなどがあります。
レポーティング | OLAP分析 | データマイニング | プランニング | |
---|---|---|---|---|
できること | 定期的なレポート作成 | 多角的なデータ分析 | 未知の傾向分析 | 予測数値の算出 |
目的・役割 | 報告や観測向けの資料 | 事例の要因分析 | 新たな角度からの調査 | 売上や在庫の予測 |
BIツールの機能についてはこちらの記事にて詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
BIツールを導入するメリット
BIツールを導入することで、次のようなメリットがあります。
- データが集約されて管理しやすくなる
- データ収集や分析にかかる工数を削減できる
- データを可視化して現状把握しやすくなる
- データを活用して迅速な経営判断ができる
BIツールで社内に散在していたデータが統合され、管理しやすくなるのが主なメリットです。また、これまで知ることのなかった情報に気づけて、課題の早期発見へつなげられるでしょう。
Macで利用できるBIツールの種類
BIツールは大きく有料と無料、オープンソースの3つにわかれます。それぞれ特色が異なるため、BIツールへ求める要件によって選定するとよいでしょう。
有料のBIツール
有料のBIツールには、データ分析やレポーティングに加え、データマイニングのような深く分析できる機能が多く搭載されています。また、全社で組織的にデータ活用したい場合は、有料のBIツールがおすすめです。大規模なデータを分析しやすく多人数にて活用できます。導入時と運用時の充実したサポートも強みです。
有料のBIツールにかかる料金は提供形態に影響されます。クラウド型とオンプレミス型にはそれぞれ次のような特徴があります。
クラウド型 | オンプレミス型 | |
---|---|---|
使い方 | サービス提供企業のサーバーへアクセス | 自社で用意したサーバーにインストール |
初期費用 | 無料ないし低価格 | 高額 |
月額費用や年額費用 | 高くはないものの継続して発生 | ほぼかからない |
無料のBIツール
無料のBIツールは、費用がかからないものの、使える機能は有料版よりも少なめです。図表にまとめたりレポーティングしたりはできるものの、容量が少なかったりチームでの利用が難しかったりします。
無料版は機能を絞って低価格としているケースが多いため、小規模の企業で利用するのに適しています。BIツールが初めての場合、お試しとして利用するのもよいでしょう。いくつかのツールを試用して比較検討し、より使いやすいツールの有料版を本導入するのも手です。
オープンソースのBIツール
オープンソースのBIツールは、無料で利用できかつカスタマイズをしやすいのが特徴。まずオープンソース型とは、ソースコードがオンライン上に用意されておりそれをダウンロードしサーバーへインストールすることで運用する形態です。
おおよそ無料で利用できるため価格を抑えやすいのが強みなものの、ソースコードのメンテナンスやアップデートを自社にて対応せねばならないのが負担です。カスタマイズしやすいとはいえ、開発をするのもそれ相応の工数がかかります。またサポートが通常はないのも難点です。
Macで利用できるBIツールを選ぶポイント
Macで使えるBIツールを選ぶ際は目的に合うか、主要なデータソースに接続できるかなど選ぶポイントがあります。
目的に合う機能が揃っているか
BIツールは代表的な機能に加え、目的に応じた機能が搭載されているかの確認が必要です。そのため、まずは課題を把握しどのような機能が必要かを明確にすべきです。また、同じ機能を搭載していてもツールによって使い勝手は異なります。大きな差分がない場合は、トライアルや問い合わせにて細かな点も比較しましょう。
主要なデータソースへ接続できるか
BIツールはデータソースに接続して使用するため、自社で利用しているデータソースに対応しているかの確認が必要です。データソースに接続できなければ、BIツールを導入してもデータの可視化や分析はできません。いまあるデータソースはもちろん、これから導入するであろうものにも対応できるか確認しておきましょう。
現場の担当者が操作しやすいか
BIツールはスキルを持たない従業員が使うケースも多く、専門知識がなくても操作できる使いやすさが求められます。たとえば、クリックやドラッグ&ドロップのみの操作で図表を作れるかがポイントです。ただし、操作が簡単なことにとらわれてしまい、深い分析ができない可能性もあります。何が要件なのかの整理は必要です。
Macで導入できるBIツールの機能・料金比較表
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
Macで利用できるツール【有料版】
Tableau - 株式会社セールスフォース・ジャパン(Tableau)
Tableauは、データを視覚的に把握しながら操作していけるBIツールです。データの接続数やオプションも充実しており、多くのタイプに対応できるのが強みです。Tableau ServerとTableau Cloudを併用すればサーバーでの自動更新が設定でき、レポートを手作業で更新する業務を自動化できます。
Codatum - 株式会社CODATUM
Codatumは、Macに加えWindows、LinuxなどのOSに対応したBIツールです。コードファーストなアプローチにより自由度の高い分析に対応でき、データの加工から可視化まで一気通貫で行えます。複数ユーザーで同時に編集したり、チャートをSQLから直接作成したりできるNotebook機能を備えています。
Yellowfin - Yellowfin Japan 株式会社
Yellowfinは、多様な分析や通知によってデータ活用を促進するBIツールです。たとえば、要因分析する機能によって、専門家でなくても課題解決の糸口を見つけられます。自動でデータ分析をし数字の変化を知らせる「シグナル」機能により、集計や分析の時間を削減。チームで分析する際には、ツール上でのコミュニケーション機能も活用しながら議論するとよいでしょう。
Macで利用できるBIツール【無料版】
Zoho Analytics - ゾーホージャパン株式会社
Zoho Analyticsは、データを柔軟に集約できるBIツールです。Excelやクラウドストレージのデータだけでなく、SNSのデータも簡単に取り込めます。またチャット形式でAIアシスタントに相談すると、データを自動で表示してくれるのも便利です。無料版で利用できるのは2ユーザーで、扱えるデータは1万行までです。
Looker Studio
Looker Studioは、グーグルが提供するBIツールで、Googleアカウントがあれば無料で利用できます。Googleのサービスはもちろん、さまざまなデータソースと接続でき多様な形式にビジュアライズ可能。レポーティングに特化しているため、Googleのサービスを中心にデータをとりまとめたい場合に向いています。
Macで利用できるBIツール【オープンソース】
Pentahoは、オープンソースながらデータの収集から抽出、加工、出力のETLを含んだオールインワンで提供するBIツールです。データ統合から分析まで一貫して行えるのが強みです。オープンソースながら、データの統合や加工がノーコードにてできます。利用頻度によっては有料プランがあるほか、オプションのサポートもあります。
Metabase
Metabaseは、シンプルで使いやすいオープンソースのBIツールです。線グラフや円グラフといった基本的なものだけでなく、パイチャートやテーブルなど多彩な表現方法があります。SQLの知識は不要で簡単に利用できます。
BIツールを導入する際の注意点
BIツールを導入する際には、運用体制の整備やルールの策定が必要です。データ分析に携わる人材を配置しなければならず、社内全体でデータを確認する時間の確保も必要になります。
状況によっては、データ分析の部署が必要かもしれません。運用体制をしっかり整えたうえでBIツールを導入しましょう。
また、オープンソースのBIツールは自社で構築から運用まで行うもので、ツールによっては専門知識が必要になります。そのためスキルをもつ人材確保も検討しなければなりません。
Macで利用できるBIツールは比較検討して選ぼう
有料と無料、オープンソースのいずれにもMacで利用できるツールがあります。ツールを選ぶ際は課題を把握し、解決に必要な機能が搭載されたシステムを選びましょう。
Macで操作できるBIツールのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。
本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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