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2018-10-04

ダッシュボードツールとは | 分析データから問題をあぶり出すグラフィカルIF・おすすめBIツール比較

ダッシュボードとはBIにおけるレポート機能の一つであり、加工されたさまざまなデータをグラフィカルに表示することによって、経営状態を可視化し、スピーディーな意思決定支援します。その詳細・作成ポイントの解説とともに、おすすめBIツールを紹介します。※初回公開日:18/01/10
データ分析BIツール
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ダッシュボードとは、もともとは自動車や飛行機の運転席にある、ガソリンの残量やスピード、エンジン回転数、エンジン温度などの計器が表示される部分である「計器盤」のことを指します。

複数のデータを集結させ見やすく表示することという意味合いで、BI(ビジネスインテリジェンス)でもこのダッシュボードという言葉は使われています。

そんなビジネスツールにおいて使われるダッシュボードの詳細を、作成ポイントとともに解説していきます。

BIとは

BIとは「Business Inteligence」の略で、顧客に関する情報や、売上げ、利益、資源の使用状況など、さまざまなデータを分析して経営判断に役立てることです。

最近では、実にさまざまかつ膨大な量の情報がビックデータとして蓄積されており、それらを効率よく迅速に分析して業績向上につなげることが可能です。

こうしたデータの分析を都度、専門家に頼むのではなく、独自に行ってレポート作成まで行うためのITツールが、BIツールと呼ばれています。

以下の記事では、BIツールの市場規模について詳しく解説しています。

国内BIツールの市場規模は?ビッグデータ・アナリティクス予測 | 注目ツールも紹介 | ボクシルマガジン
セルフサービスBIの普及が進む中、ビッグデータ活用のビジネスアナリティクス市場はどの程度の規模になっているのか。ビ...

BIツールの4つの役割

1.レポーティング

販売管理システムから顧客別売上、商品別売上、前期比・前年度比、予実管理などのデータを抽出・分析してレポート化します。

こうしてKPI(目標の達成度合い)を監視することにより、問題があるかどうかの早期発見が可能になります。

2.ダッシュボード

画面上に複数の分析結果を、グラフやチャートなどでグラフィカルに表示し、詳細データへとドリルダウンすることで原因の追及を行う機能です。

さまざまなデータを直感的に捉えられるため、それがどのような問題なのか把握しやすくなります。

3.多次元分析(OLAP)

OnLine Analytical Processing(オンライン分析処理)の略称がOLAPであり、蓄積したデータベースを多角的に分析し、問題の要因はなにかを見つけ、スライシング、ドリルダウン&ドリルアップ、ドリルスローなどで検証します。

4.シミュレーション

過去実績データの分析結果から得られた論理や比較から、将来的な予測をシミュレーションし、予算などの計画立案を支援します。

これによって、立案された仮説は問題解決に有効なのか、を判断することが可能です。

BIについてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

BIツールとは | 比較おすすめ20選 - 機能・導入ポイント【図解】 | ボクシルマガジン
企業活動を可視化するBIツールとは何か、おすすめツール比較によって経営判断を迅速にするその機能を解説し、BIツール...

ダッシュボードとは

企業の経営や運営では、日々移り変わる膨大な情報を蓄積/分析し、迅速な意思決定を続けていく必要があります。

近年では、この作業を正確かつ効率的に行うツールとしてBI(ビジネスインテリジェンス)の利用が広まっているのです。

ダッシュボードとはこのBI機能のひとつで、さまざまな情報を運転席のダッシュボードのように配置し、グラフィカルに画面表示することによって、会社の状況をタイムリーに把握して全体像をつかみ、分析と判断に役立てるためのツールといえます。

以下の記事では、経営分析に役立つツールを紹介しています。

経営分析とは?おすすめツール・ソフト9選 | 機能を徹底比較 | ボクシルマガジン
経営分析とは?データから企業の問題点を改善する分析手法とは。経営分析とは主に収益性・生産性・成長性・安全性・活動性...

データをダッシュボード化させるメリット

ダッシュボードを作成するためには、レポート機能で集計、および加工したさまざまなデータを活用します。

これをひとつの画面にまとめ、グラフィカルに表示することで、会社の現状をリアルタイムに把握できるのが、ダッシュボードの大きなメリットといえるでしょう。

企業活動を経て生成されるさまざまなデータは、そのままではただの数字の羅列となりますが、ダッシュボードを使うことによって、これまでに気が付かなかった問題を可視化することができ、対策を立てやすくすると同時に、それが有効なのかも検証可能なのです。

ダッシュボードとレポートの違い

簡単にいうと、集積された情報やデータを加工して主に表形式で生成するのがレポートで、加工されたレポートをさらにグラフィックにまとめて表示したものがダッシュボードです。

その他、ソリューションによって異なりますが、もとになっているデータセットはレポート上では表示できますがダッシュボード上では表示できない、ダッシュボードでは特定の条件が満たされた場合にユーザーにアラートをメール通知できますがレポートではできない、などといった細かな違いがあることも多いです。

ダッシュボード機能を備えたおすすめの分析ツール

使いやすいダッシュボードが備わっている代表的な分析ツールを紹介していきます。

注目のBIツール、サービス資料まとめ

【厳選】おすすめBIツールをまとめてチェック!
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BIツールの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。新しい企業価値の創造、企業の現状分析、今後の経営施策の構築などさまざまな目的で導入されるBIツールの比較にお役立てください。サービス比較はこちら

MotionBoard Cloud

  • 導入ハードルの低いクラウド型のBI
  • さまざまなデータが外出先からもリアルタイムで閲覧可能
  • スマホやタブレットにもスマートに表示

MotionBoard Cloud(モーションボードクラウド)は、データの入力・加工したデータを集計・分析・可視化するクラウド型のBIツールです。Salesforceとも連携しており、CRMSFAの情報をカスタマイズして可視化できます。社内のシステム上のデータベースやエクセル・CSVファイルを簡単かつ安全にクラウドにあげるブリッジサービスも付属され、情報を見やすくまとめたテンプレートも各種用意されています。

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以下の記事では、MotionBoard Cloudの導入事例を紹介しています。

BIツール事例を解説 | データ分析の導入・活用のポイント、注目サービス紹介 | ボクシルマガジン
企業内に存在する情報を分析し、意思決定を容易にするレポート作成で注目を集めているBI(ビジネスインテリジェンス)ツ...

Salesforce(セールスフォース)Sales Cloud

  • クラウドでどこからでもアクセス可能
  • SFA・営業支援ツールの分析機能
  • ドラッグ&ドロップで簡単操作

米国のセールスフォース・ドットコム社のSFA・営業支援ツールであるSales Cloudの分析機能として、レポートおよびダッシュボード機能が提供されています。データベースの情報をグループ分けしたりフィルターにかけ、図表も入れたレポートが簡単に作成できるほか、データをカスタマイズして表示できるダッシュボードも備えています。どちらもドラッグ&ドロップによる簡単操作です。モバイルアプリを使うと、社外にいても簡単に情報がチェックでき、迅速に決定を下すことができます。

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MicroStrategy 10

  • だれでも簡単にわかりやすいデータ分析が可能
  • あらゆる情報に素早くアクセス
  • アプリ・文書などをサムネイル化して可視化

MicroStrategy 10は、単一製品でBIの機能をすべて網羅しており、パフォーマンス・ガバナンス・セキュリティなどといった導入障壁もなく利用することができます。また、だれでも簡単にわかりやすいデータ分析が可能なように、一貫性のあるインターフェースで提供されています。
書類や分析結果・アプリなどは、高度な検索機能やサムネイルを設定することで素早く発見することができるため、生産性の向上につながります。

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Data Knowledge

  • 多彩な分析レポート
  • 分析ノウハウを共有する機能を搭載
  • 30年間もの持続的機能開発

Data Knowledgeは、多彩な分析レポートで経営を見える化してくれるBIツールです。各個人が必要なタイミングで必要な視点のデータ分析を行え、だれでも簡単にレポートの作成が可能です。純国産のデータ活用ツールとして1987年に開発され30年もの間、現場の声を反映した本当に必要な機能を実装しています。良く使うデータをポータル画面に表示するなど表示のカスタマイズもできます。

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LaKeel BI

  • データ統合・分析・可視化をオールインワン
  • 大人数でも安心なサーバーライセンス
  • 充実したサポートメニュー

LaKeel BIは、データ分析の専門家や情報システム部門などに頼ることなく、自分たちの手で必要なデータを抽出・分析・加工し、その結果を可視化可能なセルフサービスBIツールです。
各部署の現状や経営状況を一目で把握、事業の進捗状況を共有したり、システムを横断したりしたデータ分析が行えるなど、さまざまな点でメリットがるほか、大人数でも一定コストで利用可能なサーバーライセンス型の料金体系を採用、複数の部門で使いたいという場合でも、低コストでの導入が可能です。

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BOARD Software

  • オールインワンパッケージ
  • 圧倒的な処理速度
  • プログラミング不要のアプローチ

BOARD Softwareは、シンプルで非常に効果的な方法で、組織が業績の単一の見方に達するように支援し、ビジネスインテリジェンス、業績管理、アナリティクス、データディスカバリーをシームレスに単一製品に統合するBIツールです。
さまざまな発生源から生じた情報は、組織全体で共有される仮想データリポジトリに統合されるため、カスタマイズされながらも単一の見方をユーザに提供し、セルフサービスのデータディスカバリー環境で容易に情報を検索し、直感的なデータのやり取りで詳細な分析を行うことができます。

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GoodData (グッドデータ)

  • 迅速なデジタルマーケティング分析
  • 既存のSaaSソリューションへの埋め込みが簡単
  • あらゆる業界、職種に活用できるソリューション

GoodDataは、クラウド上のデジタルデータやソーシャルデータ、またマーケティングや販売データの豊富な解析体験を提供するクラウドベースのBIツールです。
デジタルマーケティングを加速したい場合有効な機能が多数実装されており、SalesforceSugarCRMNetsuiteZendeskMarketo、Google Analytics、Webtrends、Compuware-Gomez、Facebook、TwitterなどとのPreBuildコネクタが用意されています。
既存のSaaSソリューションに専門的な分析ツールや分析ノウハウおよび分析サービスを追加し、必要なビジネス解析の追加カスタマイズが簡単に実現可能です。

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BizSpread(ビズスプレッド)

  • 別々の場所にあるデータの関係性を見れるダッシュボード
  • ドラッグ&ドロップだけで集計作業ができる
  • わかりやすいマニュアルとサンプルですぐに使いこなせる

BizSpreadは集計・分析をWebで利用できるBIツールです。レポート作成ではドラッグ&ドロップでデータを選ぶだけで、自動で最適なグラフを提案してくれます。ダッシュボード機能では関係するレポートをまとめて表示でき、別々の場所にあるデータの関係性を見ることができるので、さまざまな視点で分析することに役立ちます。

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Visionalist(ビジョナリスト)

  • NTTコミュニケーションズグループのWebアクセス解析ツール
  • サイト閲覧状況を日々把握
  • ダッシュボードをカスタマイズしてレポートにも利用

Visionalist(ビジョナリスト)は、NTTコミュニケーションズグループのPCやスマホサイトのWebアクセス解析ソリューションで、サイト全体の概況を把握するためのダッシュボード機能が備えられています。ダッシュボード上のレポートはワンクリックでエクセルファイルにダウンロードでき、月次報告書作成にも利用できます。

ダッシュボード機能を備えた無料のBIツール

Qlick Sense

Qlick Senseは、Qlick Tech社が開発した無料BIツールであり、簡単かつ直感的な操作が可能なことです。

Qlick Senseは直感的な操作を意識したことからより短時間で目的の情報へアクセスすることができ、スマートフォンやタブレット版ならクリック&タップするだけでデータが瞬時に絞り込まれ、グラフの表示範囲を選択したりスクロールしたりして見れるので、外出先でも欲しいデータを必要なだけ閲覧することができます。

Microsoft Power BI

Microsoft Power BIは、「Excel」で利用できる点が強みのBIツールであり、60日間であれば無料で使うことが可能です。
現場の社員が生データを常に蓄積し、活用するのがBIツールであるため、当然使いやすいUIが望まれます。
現在、国内では、ほとんどの企業がMicrosoft Officeを使用していることから、ExcelでBIツールを利用できるMicrosoft Power BIはその課題をクリアしているいえます。

以下の記事では、BIツールとExcelの比較を行っています。

BIツールとExcelを徹底比較!データの分析活用方法・導入検討のポイント・選び方を解説 | ボクシルマガジン
データの集計、分析に最適なのは、Excelなのか、BIツール導入なのか。こんな悩みを抱えている方のためにBIツール...

Pentaho

Pentahoビジネスアナリティクスは、世界でもっとも人気のあるオープンソース BI スイートで、30日間の無料トライアルが利用できます。
Pentahoビジネスアナリティクスは、データ統合とBIのあらゆる機能を提供してくれ、大容量データ分析のHadoopとの統合や企業のアジャイルBIの取り組みのサポートを含む企業のデータサービスを幅広く提供します。

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ダッシュボード作成のポイント

目的を明確にする

ダッシュボードはあらゆるデータ収集と分析を経て、数字をグラフィカルに表現することによって会社の現状を可視化するものです。

つまり、ダッシュボードを見ることによって「だれに」「何を伝えて」「何がわかればいいのか」という、目的を明確に設定しておく必要があります。

「経営陣に拠点毎の目標と達成率、その購買層を伝えたい」などのように、対象や最終目標などを具体的に交え、伝わりやすいダッシュボード作成を心がけることが重要です。

必要な指標を検討する

対象者や伝えたい目的が明確になったら、それがわかりやすく伝わるような、具体的な指標を検討する必要があります。

たとえば、東京にある拠点と地方の拠点では、もともとの市場の大きさが決定的に異なるため、このままの状況で各拠点の売上高を単純比較しても意味がありません。

このようなケースでは、評価基準となる指標を設定し、パーセンテージなどで表現していく必要があるでしょう。

適切なグラフ形式

グラフィカルな表示を行うダッシュボードですが、グラフでの表現にはデータ表示するのに適した形式があり、これを考慮することによって、よりわかりやすく見やすい表現をすることが可能になります。

  • 棒グラフ:2つ以上の値を比較
  • 折れ線グラフ:時系列データの表示
  • 円グラフ:全体に置ける割合を表現
  • 散布図:データの偏りや相関関係の確認
  • レーダーチャート:特定の対象における優位性やバランスを表現

以上はグラフ形式の表現例ですが、組み合わせなども含めて検討しましょう。

ダッシュボードを活用して迅速な意思決定を実現!

今後、ダッシュボード機能を使った分析は、企業の経営や運営にとってより重要になっていくでしょう。

また、会社を取り巻く状況の分析・可視化は経営者だけではなく、各部門の管理職や一般社員にとっても、業績や業務効率向上のために必要です。

ダッシュボード機能を有効活用して、迅速な判断や意思決定を実現しましょう。

なお2017年5月には総務省も「統計ダッシュボード」の提供を開始し、各政府機関が作成する主な統計データを人口や労働、賃金などの分野別に加工して視覚的にわかりやすく表示していますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考:総務省「統計ダッシュボード」
http://data.e-stat.go.jp/dashboard/

BIはサービスによって、機能や価格もさまざまです。目的に沿ったサービスの比較で効率的なサービス活用が可能になります。以下チャートでは、厳選したサービスの特徴や価格を比較できます。

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