Tableau・Domo・Metabase・Redash徹底比較– 機能・料金・特徴・連携サービス

最終更新日 :

Success icon
URLをコピーしました

「Tableauは高機能だと聞くが費用が読めない」「MetabaseやRedashは無料らしいが自社で運用できるだろうか」とお悩みではありませんか。4サービスとも、複数のデータソースからデータを取り込み、ダッシュボードで共有できます。

分かれるのは、誰が分析を作るかと、データの取り込み・加工・共有をどこまで1つの基盤で担うかです。専任者による高度な分析、部門横断の一元管理、非SQL利用者の集計、SQLチームのクエリ共有で候補が変わります。

機能・料金・特徴・連携サービスの順に比較し、どれが自社に合うかまで整理します。

【30秒でわかるこの記事のポイント】

・TableauとDomoはベンダーサポートのある商用BIツール、MetabaseとRedashは自社で運用しやすいオープンソースのBIツール
・専任者が高度な分析と可視化を作るならTableau、複数部門のデータ統合から共有まで一元化するならDomo
・SQLを書かない社員も集計するならMetabase、SQLチーム内でクエリを共有するならRedash

▶︎BIツールの主要サービスの資料をまとめてダウンロード

この4サービスを含むBIツール全体のおすすめや選び方は下記で紹介しています。
>BIツール比較24選 わかりやすい種類・選び方・おすすめサービス

BIツール_比較表_表面バナー

\ 【限定特典】Excelで編集できる比較表つき/

※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。

目次

BIツール4サービスの違いを比較【一覧表】

機能の有無だけでなく、分析を作る担当者と実際の使い方を明らかにすると選びやすくなります。表では、導入形態や料金、SQLなしで集計できるかを確認してください。

サービス名 プランの種類 主な対象 初期費用 月額費用(最安プラン) SQLを書かずに集計できる 自社サーバーへの設置 特徴・強み 口コミ評価
Tableauのロゴ
Tableau
Standard/Enterprise/Cloud+の3エディションに、Creator/Explorer/Viewerの3ライセンス 数字を掘り下げて原因を探したい 要問い合わせ 75ドル/ユーザー・月
StandardのCreator
(年間契約)
〇 〇
(Tableau Server)
切り口を変えて深く分析できる 4.20
(216件)
Domoのロゴ
Domo
無料トライアル/有償プランの2つ 散らばったデータを集めて全社で見たい 要問い合わせ ー
(クレジット消費型)
〇 要問い合わせ 集めて全社に配るまでを1つで揃えられる 4.54
(67件)
Metabaseのロゴ
Metabase
Open Source/Starter/Pro/Enterpriseの4段階 予算をかけずにSQLなしで見せたい 要問い合わせ 無料
Open Source(自社で運用)
クラウド版はStarter 100ドル/月+1ユーザー6ドル/月(税抜)
〇 〇 無料版でもSQLなしの集計まで使える ー
Redashのロゴ
Redash
Open Sourceの1つ SQLの集計をチームで使い回したい ー 無料
Open Source(自社で運用)
× 〇 SQLで書いたクエリを共有・管理できる ー

〇=対応/×=対応なし。口コミ評価はBOXILのサービスページに表示されている値(2026年9月時点)で、BOXILに掲載のない2サービスは「ー」としています。

\手元でじっくり比較/

【結論】BIツール4サービスはどれがおすすめ?

4サービスの違いは、「誰が分析画面を作り、データの取り込みから共有までをどの範囲で担うか」に表れます。実際の担当者と使い方から選び分けましょう。

データアナリストやBI専任者が分析を設計する企業はTableauがおすすめ

Tableauは、専任者が複雑な分析と高度な可視化を作り、営業や企画にも利用を広げたい企業におすすめです。

  • データアナリストやBI専任者が分析の設計を担う
  • 計算や表示を作り込み、分析の深さと表現力を重視する
  • 完成したダッシュボードを営業・企画などにも使ってもらう

基本的なグラフはドラッグ&ドロップで作れます。一方、計算フィールドやLoDを使う分析には習得のためにある程度の時間が必要です。

複数部門のデータ統合から共有まで一元化する企業はDomoがおすすめ

Domoは、複数部門のデータの取り込み・加工・一元管理・共有を1つの基盤で担う企業に向きます。

  • 売上データが部門やカテゴリーごとに分かれている
  • データの取り込み・加工・共有を別々のツールで運用している
  • 経営企画や営業が同じデータを横断的に利用する

部門横断の売上一元管理や、分析結果をPowerPointへ出して資料作成を効率化する使い方が想定されます。

SQLを書けない社員も使う社内BIを素早く始める企業はMetabaseがおすすめ

Metabaseは、SQLを書けない社員にも使える社内BIを、Dockerで素早く立ち上げたい企業に適しています。

  • SQLを書けない社員も自分で数字を確認する
  • シンプルな日本語の画面を重視する
  • Dockerを使った構築と運用を社内で担える

ただしオープンソースのツールであるため、TableauやDomoと比較してベンダーによるサポート体制が薄いことに注意が必要です。

SQLチームが多様な接続先のクエリを共有するならRedashがおすすめ

Redashは、SQLを使う開発・データチームが、多様な接続先のクエリを共有・再利用する企業におすすめです。

  • 集計を作る中心メンバーがSQLを使える
  • 複数のデータベースや外部サービスを扱う
  • 個人が書いたクエリをチームの資産として残す

Metabase同様オープンソースのツールであるため、何か問題が起こった際や操作に不明点があった際も、基本的には自己解決となります。

BIツール4サービスの機能を比較

4製品で差が出るのは、SQLを書けない人が自分で集計できるか、見せる範囲をどこまで細かく分けられるか、そしてそれが無料の範囲に入るかです。

BIツール4サービスの機能比較表

機能TableauDomoMetabaseRedash
プランの種類Standard/Enterprise/Cloud+の3エディションに、Creator/Explorer/Viewerの3ライセンス無料トライアル/有償プランの2つOpen Source/Starter/Pro/Enterpriseの4段階Open Sourceの1つ
SQLを書かずに集計できる〇〇〇×
ノーコードのデータ加工〇
(Creatorライセンス)
〇〇×
AI・自然言語での質問〇〇〇
(自前のAPIキーが必要)
要問い合わせ
シングルサインオン(SAML)〇〇〇
(Pro以上。Googleアカウントでのログインは全プラン)
〇
行・列レベルのアクセス権〇
(一元管理はデータ管理ライセンス)
〇〇
(Pro以上)
×
外部サイト・アプリへの埋め込み〇〇〇
(Powered by Metabaseのバッジ付き。バッジを外すにはPro以上)
〇
(iframe・URLでの共有。公式は不特定多数への埋め込み分析には不向きと案内)
モバイルアプリ〇
(全ライセンス)
〇
(iOS・Android)
要問い合わせ要問い合わせ
データの変化を知らせる通知〇〇〇
(自社で運用する場合はメール送信の設定が必要)
〇
手元のExcel・CSVの取り込み〇〇〇
(CSV)
要問い合わせ
自社サーバーへの設置〇
(Tableau Server)
要問い合わせ〇〇
日本語のUI〇〇
(一部は英語表記)
〇
(コミュニティによる翻訳)
×
ベンダーのサポート窓口〇〇〇
(Starter以上)
×

〇=対応/×=対応なし。

4サービスに共通するのはダッシュボードの作成とSQLでのデータ抽出

ダッシュボードを作って社内で共有するだけであれば、どの製品を選んでも対応可能です。通知の宛先も、メールのほかSlackやチャットツールを選べるものが多く、ここでは優劣がつきにくいといえます。

そのため見比べるときは、ほしい機能があるかどうかではなく、その機能を誰が使えるか、どの契約から使えるかが判断の材料になります。

違いが出るのはSQLの要否と、管理機能を利用できる契約の条件

違いが出るのは、集計にSQLが要るか、データを加工する手段があるか、権限をどこまで細かく分けられるかの3点です。自社が集計を現場に任せたいのか、担当者が扱える範囲で足りるのかで、選べるサービスが変わります。

SQLを書かずに集計できるのは3サービス

「クエリビルダー」は、画面上で項目を選ぶだけで集計や絞り込みができる機能です。Tableau・Domo・Metabaseの3サービスが備えており、Metabaseでは無料でこの機能を使えます。

一方 Redash は、SQLエディタを中心に設計されたツールです。画面操作だけで集計する機能はありません。選ぶ場合は、SQLを書ける開発・データ担当者が集計を担います。

データを加工する手段と日本語の画面でも差が出る

取り込んだデータを整形して別のテーブルにする作業を、画面操作だけで組めるかどうかも分かれます。TableauはCreatorライセンスに含まれる Tableau Prep、Domoは Magic ETL、MetabaseはTransformsで対応します。

Redashにも変換の仕組みはあります。ただし用意されているQuery Results Data SourceはSQLiteの構文でクエリを書くことが前提です。画面言語についても差があり、Redashは英語のUIになる点に注意が必要です。

行や列で見せる範囲を絞るには契約の条件がつく

同じダッシュボードでも、閲覧ユーザーごとに表示する行を変えられます。Tableauはワークブック単位のユーザーフィルターなら追加のライセンスなしで使え、まとめて管理する機能にはデータ管理ライセンスが必要です。

MetabaseではPro以上で行・列レベルの権限を使えます。Redashはグループとデータソースの単位までで、テーブルや列ごとに絞る場合はデータベース側の権限を使います。

BIツール4サービスの連携サービスを比較

他サービスとの連携設定に人手をかけられるかどうかで、選ぶ製品が変わります。用意されたコネクターで足りるのか、自分で作る前提になるのかを、連携先ごとに見比べましょう。

接続先TableauDomoMetabaseRedash
データベース・データウェアハウス〇
(Tableau Exchangeでコネクタを追加。MongoDB・Splunk・dbt・Starburstなど)
〇
(Snowflake・Databricksなど)
〇
(PostgreSQL・MySQL・Snowflake・BigQuery・Redshift・Databricks・ClickHouse・MongoDB・SQL Serverなど)
〇
(Amazon Athena・Redshift・BigQuery・ClickHouse・MongoDB・MySQL・PostgreSQL・Snowflakeなど)
表計算・ファイル〇
(Excel・CSV)
〇
(Excel・PDF・CSVのほかメール添付の取り込み)
〇
(CSVのアップロード)
〇
(Google スプレッドシートに接続)
業務システム〇
(Salesforce CRMとネイティブ統合)
〇
(Salesforceなど)
要問い合わせ〇
(Google アナリティクス・JIRA・Salesforceなど)
チャット・オフィスツール〇
(Slack・Microsoft Teams・Microsoft 365・Google Workspace)
要問い合わせ〇
(Slackへの定期配信)
〇
(Slack・PagerDuty・Mattermost・ChatWorkなどへの通知)
コネクタが無いシステムConnector SDK・Web Data ConnectorAPI・SDK・Webhookでのカスタムコネクタコミュニティが作ったドライバ。自社で運用する場合Python・JSON

〇=対応。掲載しているサービス名は各社公式サイトが挙げている例で、すべてを網羅したものではありません。

Tableauの連携サービス

Tableauは、資料や会議でダッシュボードを活用するための連携機能が充実しているのが特徴です。

Microsoft 365用のアプリを使うとPowerPointやWordに埋め込んでワンクリックで更新でき、Microsoft Teamsの会議やチャネルでは最新の状態のダッシュボードをそのまま共有できます。

Slackでは Tableau Pulse の通知を受け取り、Slackbotへ質問することもできます。同じSalesforce傘下のSalesforce CRMとはネイティブに統合し、それ以外のコネクタは Tableau Exchange から追加します。

Domoの連携サービス

Domoは接続先として数多くのコネクタを挙げており、幅の広さが特徴です。SnowflakeやDatabricksといったクラウドのデータウェアハウスなら、データをコピーせず置いたままクエリできるのも特徴です。

コネクタが用意されていないシステムには、APIやSDKでカスタムコネクタを作るか、Webhookで接続する方法もあります。社内のオンプレミス環境にあるデータは Domo Workbench で取り込みます。

Metabaseの連携サービス

Metabaseには、主要なデータベース向けの公式コネクタが用意されています。

PostgreSQL・MySQL・Snowflake・BigQuery・Redshift・Databricks・ClickHouse・MongoDB・SQL Serverなどが対象です。

手元のCSVはそのままアップロードして、ほかのテーブルと同じように扱えます。なお、コミュニティのドライバは自社で運用する場合に使うもので、公式のサポート対象ではない点は注意が必要です。

Redashの連携サービス

Redashは、接続先をデータベースと外部サービスの2つに分けて公表しています。

データベースは Amazon Athena・Redshift・BigQuery・ClickHouse・MongoDB・MySQL・PostgreSQL・Snowflakeなどです。

外部サービスとしては、Google アナリティクス・Google スプレッドシート・JIRA・Salesforce・Pythonなどが挙げられています。

通知の宛先は、Slack・PagerDuty・Mattermost・ChatWorkなどから選べます。

BIツール4サービスのサポート体制を比較

この4サービスでもっとも差が開くのがサポートです。窓口の種類、受け付ける時間、上位の契約、無料で使える情報源の4つを並べます。社内に対応できる人を置く必要があるかどうかは、この章で判断できます。

項目TableauDomoMetabaseRedash
ベンダーの問い合わせ窓口〇〇
(チャット・チケット。有償プランは専用の電話番号)
〇
(メール・問い合わせフォーム・Slack・Teams。Starter以上)
×
受け付ける時間・返答の目安アジア太平洋は月〜金 8:00〜17:00(シンガポール時間)。Cloud+などの契約では毎日24時間体制要問い合わせStarter・Proは3営業日、Enterpriseは1営業日要問い合わせ
上位のサポート契約〇
(Premier Success・Signature Success)
〇
(4段階のサポートプラン)
〇
(Enterpriseは研修を追加できる)
×
無料で使える情報源〇
(ナレッジベース・研修動画・コミュニティ)
〇
(日本語のナレッジベース)
〇
(ドキュメント・コミュニティフォーラム)
〇
(Knowledge Base・GitHub Discussions)

〇=対応/×=対応なし。

Tableauのサポート体制

Tableauは、すべての契約者がStandard Successを利用でき、自習用の教材と必要なときに見られる講座が付きます。

公式サポート以外にも、DATA Saberの動画やユーザーコミュニティがあります。計算フィールドやLoDの習得が必要になったときに、学べる情報を探しやすい点はほかの3製品にはない強みです。

通常の受付時間はアジア太平洋で月曜から金曜の8時から17時(シンガポール時間)です。Cloud+などでは、Premier Successの毎日24時間体制を利用できます。

Domoのサポート体制

Domoのサポートは、まずAIが応対し、必要に応じて専門チームへ引き継ぎます。チケットでの問い合わせも受け付けており、有償プランには専用の電話番号が用意されます。

サポートプランは、プレミアム(ダイヤモンド・プラチナ・ゴールド)とベーシックの4段階です。各段階の内容と受け付ける時間は公表されていないため、見積もりを取る際にあわせて確認してください。日本語のナレッジベースは公開されています。

Metabaseのサポート体制

Metabaseは契約によってサポートの厚みが変わります。

無料の Open Source はコミュニティのフォーラムが窓口で、Starter と Pro はメール・問い合わせフォーム・Slack・Teamsで3営業日以内、Enterprise は1営業日以内の返答が示されています。

Enterpriseでは研修も追加できます。自社運用を続けるか、運用と問い合わせ対応をクラウド版へ任せるかを、社内の担当者数と対応範囲で判断してください。

Redashのサポート体制

Redashの問い合わせ先はGitHub Discussionsです。メールや電話の窓口と、有償のサポート契約はありません。ドキュメントは Knowledge Base として公開されています。

これは、有償で提供していたホスティングサービスを2021年11月30日に終了し、オープンソースとしての提供に絞った経緯によるものです。運用で困ったときに自社で調べて解決できる体制があるかが、選ぶ前提になります。

BIツール4サービスの料金を比較

料金は、ユーザー課金と従量課金に分かれます。初期費用・月額・無料で使える範囲・課金の単位の順に見比べます。

自社の利用人数と、運用の担当者を置けるかどうかを先に整理しておけば、予算に収まるのがどれかを判断できます。

項目TableauDomoMetabaseRedash
初期費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
月額費用(最安)75ドル/ユーザー・月
StandardのCreator
(年間契約)
要問い合わせ無料
Open Source(自社で運用)
クラウド版はStarter 100ドル/月+1ユーザー6ドル/月(税抜)
無料
Open Source(自社で運用)
無料プラン〇
(Tableau Public・Tableau Desktop Free Edition)
×〇
(Open Source)
〇
(Open Source)
無料トライアル〇〇
(30日間・クレジットカード不要)
〇
(14日間・StarterとPro)
要問い合わせ
課金の単位ユーザーごと
(Creator・Explorer・Viewerの権限別。年間契約)
クレジットの消費量
(ユーザー数による課金なし)
基本料金+ユーザーごと
(クラウド版)
要問い合わせ
(自社で運用する費用のみ)

〇=あり/×=なし

無料版の違いは公開範囲と自社運用の有無

Tableau、Metabase、Redashには、期限のない無料版があります。ただし、公開範囲や共有方法、自社運用の有無が異なります。

無料版主な使い方制約
Tableau Publicオンラインで公開・共有誰でも閲覧可能
商用利用不可
Tableau Desktop Free Edition端末内で分析・保存オンラインでの公開・共有は不可
Domo30日間の無料トライアル期限のない無料版はなし
Metabase・Redash
Open Source
自社環境で社内向けに運用サーバーの用意・更新・障害対応が必要

無料のままオンラインで公開するならTableau Public、共有せず端末内で分析するならTableau Desktop Free Edition、自社でサーバーを管理できるならMetabaseかRedashが候補です。

Tableauの有料プラン

Tableauの費用は、エディションとライセンスの掛け合わせで決まります。エディションで全体の機能の広さが決まり、ライセンスで1人ひとりができることが決まります。

エディション(対象)Creator
(分析画面を作る人)
Explorer
(編集する人)
Viewer
(見るだけの人)
Tableau Standard
(データの探索と共有)
75ドル42ドル15ドル
Tableau Enterprise
(データの管理と保護)
115ドル70ドル35ドル
Tableau Cloud+
(組織全体へのエージェント型分析の拡張)
要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ

金額は1ユーザーあたりの月額で、いずれも年間契約です。

Standardでは、見るだけの人が15ドル、分析を作る人が75ドルです。Tableau内では閲覧者が多いほど1人あたりの平均は下がりますが、Domoはユーザー数で課金されないため、同じ利用条件で総額を比較してください。

ただし導入ごとにCreatorを最低1ライセンス契約する必要があります。全員を Viewer にした見積もりは成り立たないので、作る人を何人置くかから数えてください。

Domoの料金形態

Domoは金額を公表していません。判断の材料になるのは、何をすると費用が増えるのかです。公式が挙げている消費の目安は次のとおりです。

費用を左右する要素詳細
課金の単位クレジットの購入と消費。ユーザー数による課金はありません
データを保存する100万行につき1クレジット
データを取り込む・更新する作成または更新されたテーブルごとに1クレジット
データを加工するMagic ETLは出力テーブルごとに1クレジット、データサイエンスは2クレジット
外部システムに書き出す書き出したテーブルごとに1クレジット
初期費用・最低利用期間要問い合わせ

要問い合わせ=金額や提供の可否を公表しておらず、問い合わせが必要です。クレジットの消費については、公式サイトに「これらの内容は変更される場合があります」との注記があります。

この課金の単位だと、見る人を増やしても費用は動かず、扱うデータの量と更新の頻度で動きます。全社に配りたい組織には有利に働きますが、少人数で大量のデータを扱う組織では、割高になることがあります。

有償プランには、専任のアカウントチームや大規模利用向けの割引、追加のサポートパッケージ、医療情報の取り扱いを定めた米国の法律(HIPAA)に準拠した環境などが含まれます。

Metabaseの有料プラン

Metabaseの有料プランは、基本料金にユーザー数ぶんを加えて決まります。基本料金には一定の人数ぶんが含まれており、その枠に収まるうちは1ユーザーあたりの追加費用がかかりません。

プラン(対象)基本料金1ユーザーあたり基本料金に含む人数
Starter
(運用を任せて小さく始めたい企業)
100ドル/月6ドル/月5人
Pro
(権限とシングルサインオンを求める企業)
575ドル/月12ドル/月10人
Enterprise
(全社規模で使う企業)
個別見積もり
(年額20,000ドルから)
個別見積もり要問い合わせ

金額はすべて税抜で、米ドル建ての表記は公式サイトのままです。StarterとProには14日間の無料トライアルがあります。

Open Source と Starter の主な差は、運用を誰が担うかとサポートの有無です。Pro に上げると、行・列レベルの権限とSAMLでのシングルサインオンが加わります。

基本料金は月100ドルから575ドルに上がります。権限管理やSAMLが必要になった段階で、Proへの移行を検討してください。

Redashにかかるのは自社で運用する費用だけ

Redashに有料プランはありません。公式サイトに価格ページは置かれておらず、自社のサーバーに置いて無料で使うのが、現在の唯一の使い方です。採用しているのはBSD-2-Clauseというオープンソースのライセンスです。

かつては開発元が有償のホスティングサービスを提供していましたが、2021年11月30日に終了しました。移行先として案内されているのは Open Source です。

そのため実際にかかるのは、サーバーの費用と運用する人の時間です。ライセンス費がゼロでも、運用の担当者を置ける組織かどうかで人件費が変わります。無料である点だけで判断しないほうがよいでしょう。


BIツール全体の費用相場や他製品の料金は下記もご参考ください。

BIツール4サービスそれぞれの特徴

各サービスがどんな考え方で設計されているかを知ると、それぞれの製品の違いがより明確になります。

Tableau

株式会社セールスフォース・ジャパン(Tableau)
2026上半期 資料請求数ランキング1位

基本的な可視化はドラッグ&ドロップで始められる

Tableauは、ドラッグ&ドロップを中心とした画面でグラフやダッシュボードを作れます。利用者からも、非エンジニアが短期間で可視化を始めやすい点が評価されています。

高度な計算や分析には習得時間がかかる

基本操作の先で計算フィールドやLoD(詳細レベル表現)まで使うには、一定の習得時間が必要です。分析を設計する担当者と、完成した画面を利用する社員を分けて運用するのが現実的です。

Macでも分析を作れて、データの置き場所に日本を選べる

分析を作る Tableau Desktop は Mac と PC の両方に対応します。クラウド版である Tableau Cloud はデータの保存先として日本を選べるため、データを国内に置いたまま運用できます。

指標の変化を先回りして知らせるTableau Pulse

Tableau Pulse は、見ている指標の変化を先回りして知らせるしくみです。

Tableau Cloud のエディション(Standard・Enterprise・Cloud+)すべてに標準で付き、SlackやMicrosoft Teams、メールに届けられます。ダッシュボードを開きに行かなくても気づけるのが利点です。

総合評価
4.20
膨大なデータを瞬時に分析し可視化
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
データを直感的かつ迅速に可視化・分析できる非常に強力なBIツールです。データセットからの集計やダッシュボード作成といった操作をスムーズに行え、一度フォーマットを設定すれば、様々な角度からのグラフ化を瞬時に実行できる点が大きな特徴です。これにより、データの多角的な解釈と可視化を迅速に行え、データに基づいた意思決定を支援します。
公開日: 2025/05/23
続きを読む
非エンジニアでも使いやすいデータ活用ツール
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
これまでデータ分析は専門のエンジニアやアナリストに依頼する必要がありましたが、Tableauの導入により、非エンジニアのスタッフでも簡単にデータを扱えるようになりました。
ドラッグ&ドロップの操作で視覚的な分析ができ、専門家に任せることなく分析できるようになりました。
営業・企画部門それぞれで、データ活用する文化が広がりました。
公開日: 2025/05/24
続きを読む
動的ダッシュボードで意思決定を促進
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
データ処理速度に優れ、取り込んだデータの編集も柔軟に行える高機能なBIツールです。様々なデータソースから情報を集約し、それを直感的なUIで多角的にビジュアライズできるため、専門的な知識がないユーザーでもデータに基づいた深い洞察を得ることが可能です。ユーザーの操作で可視化したデータを簡単に表現できる動的なダッシュボードを構築できる機能は、データ共有とデータドリブンな意思決定をサポートします。
公開日: 2025/06/16
続きを読む
すべての口コミを見る

Domo

NDIソリューションズ株式会社

部門をまたぐ売上データを一元管理する

Domoは、複数部門やカテゴリーに分かれた売上データを一元管理し、経営企画や営業が横断的に分析する使い方に向きます。

分析結果を会議資料へ持ち出せる

BOXILの口コミでは、CSVやExcelに加えてPowerPointへデータを出力し、レビュー資料の作成を効率化した事例が紹介されています。社内会議の資料作成にも活用できます。

人数ではなく使った量で費用が決まる

誰に見せるかを費用で線引きしなくてよい料金体系です。見る人を増やしても費用の前提が変わらないため、部門をまたいで配る使い方と噛み合います。

生成AIと自社のデータを組み合わせるDomo.AI

Domo.AI は、生成AIと社内のデータを組み合わせて使うための機能群です。自然言語で質問すると回答が返るしくみのほか、機械学習を自動で組み立てる AutoML も用意されています。

総合評価
4.54
データ分析と資料作成に優れたBIツール
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
情報システム部門
アプリをインストールせずにWebブラウザから使え、直感的な操作性と、大量のデータも高速で処理できます。データ分析やレポート作成が簡単にできるため、業務効率が向上します。ダッシュボードの作成も簡単に行え、進捗状況を一目で把握できます。
公開日: 2024/04/16
続きを読む
実績レポートデータの把握に使えるサービス
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
実績データを可視化することが出来るため、進捗状況の把握、分析、レビュー資料作成に活用しております。
csv、エクセルデータ、パワーポイントでデータをダウンロードすることが出来るため、
資料作成の効率化にも大きく寄与しております。
公開日: 2024/07/14
続きを読む
データ分析と経営戦略の立案をサポートするBIール
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経営企画部門
複数の部門やカテゴリーにまたがる売上データを一元的に管理し、横断的な分析を可能にします。データの可視化機能も充実しており、複雑な情報も直感的に理解でき、リアルタイムでデータが更新されるため、最新の情報に基づいた意思決定をサポートします。
公開日: 2024/07/15
続きを読む
すべての口コミを見る

Metabase

シンプルな画面からSQLなしで集計できる

Metabaseは、画面で項目を選んで集計するクエリビルダーを備えています。利用者の選定例でも、UIがシンプルで直感的なことが決め手に挙げられています。

画面で項目を選んで集計するクエリビルダーと、SQLを直接書くエディタの両方を備え、どちらも無料の Open Source から使えます。

Dockerを使って社内環境へ構築しやすい

Dockerを使って社内環境へ構築しやすく、オープンソース版で素早く試せます。構築や更新を自社で担わない場合は、Metabase側が運用するクラウド版も選べます。

契約を上げると権限とサポートが広がる

無料版で始め、権限管理やSAMLが必要になった段階でProへの移行を検討できます。クラウド版では、契約に応じてサポートの内容も変わります。

Redash

書いたクエリをチームの資産にするのが中心

Redashの公式サイトは、SQLクライアントの使い勝手と、クラウドで共同作業できる利点を組み合わせた点を挙げています。書く道具と、書いたものを共有するしくみを1つにした作りです。

スキーマを見ながらテーブル名を挿入でき、よく使う書き方はスニペットとして再利用できます。書いたクエリがチームに残る使い方に向いています。

データベース以外にも接続先の候補が多い

Redashは、主要なデータベースに加えて外部サービスにも接続できます。利用者からも、接続先候補の多さが特徴として挙げられています。

SQLを使うチーム内でクエリを共有する

集計にはSQLが必要で、利用者からは使い勝手がよくないという評価もあります。SQLを書かない社員へ広げるより、開発・データチーム内でクエリと結果を共有する使い方が中心です。

BIツール4サービスの導入前に確認したい注意点

導入前に把握しておくべき注意点をサービスごとに挙げます。どれも避けるべき欠点というより、自社の条件と合うかどうかで重みが変わるものです。

Tableauは高度な分析ほど習得に時間がかかる

分析を担当する人と利用範囲を決める前に、次の点を確認してください。

  • 基本的な可視化はドラッグ&ドロップで始めやすい
  • 計算フィールドやLoDには習得時間がかかる
  • 分析を作るにはCreatorライセンスが必要

基本的なグラフ作成と、高度な分析では必要な習熟度が異なります。計算フィールドやLoDまで使う場合は、担当者が使い方を身につける時間も導入計画に含めてください。

学習動画やDATA Saber、ユーザーコミュニティは充実しています。ただし教材が豊富でも、専門的な分析をすぐに作れるわけではありません。

導入ごとにCreatorライセンスが最低1つ必要です。価格は米ドル建ての年間契約で、公式サイト等で記載されている「1,800円」はViewerの単価であり、導入全体の価格ではないため注意が必要です。

Domoは一部の英語表記とエクスポートを確認する

実際の画面と資料作成の流れで、次の3点を確認してください。

  • 日本語を選んでも一部に英語表記が残る
  • 必要な形式と手順でデータを出力できるか
  • データ量と更新頻度でクレジット消費が変わる

画面の言語は会社単位でも利用者単位でも日本語を選べますが、一部が英語のまま残ることがあります。トライアルでは、実際に使う担当者が操作してください。

利用者からは、エクスポート機能への改善要望もあります。会議資料に使う場合は、PowerPointやExcelへ必要な形で出力できるかを試しておく必要があります。

料金はクレジットの消費量で決まります。金額は公表されていないため、対象データの量と更新頻度を伝え、実際の運用に沿った見積もりを取ってください。

Metabaseは権限とシングルサインオンを求めるとPro以上になる

無料版から始める場合、判断が分かれるのは次の3点です。

  • 行・列レベルの権限とSAMLはPro以上
  • 無料版は構築と運用を自社で担う
  • メールの通知に自社のメール送信サーバーが要る

行・列レベルのアクセス権とSAMLでのシングルサインオンは Pro 以上で使えます。無料の Open Source と Starter では、どちらも提供されていません。

Googleアカウントでのログインは全プランで使えます。認証面では、Google認証だけで足りるならProへ上げる必要はありませんが、運用やサポートの要否は別に判断してください。

無料で使えるのは自社のサーバーに置く Open Source です。サーバーの用意とアップグレードは自社の担当になります。運用まで任せたい場合はクラウド版に移すことになるため、費用が発生する分岐点をあらかじめ決めておくとよいでしょう。

メールの通知や定期配信を自社で運用する場合は、メールを送るためのサーバー(SMTP)を自分で設定する必要があり、送信元にはMetabaseのブランド表示が付きます。社内で使うだけなら気になりにくいでしょう。

RedashはSQLでの集計と自社対応が前提になる

社内の体制を思い浮かべながら、次の3点を見てください。

  • 画面が日本語に対応していない
  • ベンダーの問い合わせ窓口がない
  • 集計にSQLが必要になる

画面は日本語に対応しておらず、集計は基本的にSQLで書きます。利用者からも使い勝手はよくないとの評価があり、営業や企画が自分で集計する用途には適しません。

問い合わせ先はドキュメントとコミュニティで、有償のサポート契約はありません。導入後の障害調査や更新も、自社の開発・データチームが担います。

クエリを作れる人が1人だけでは、異動や退職で更新が止まるおそれがあります。複数人でクエリを確認し、共有・更新する運用を決めておく必要があります。

BIツール4サービスの比較でよくある質問

オンプレミスで使えるBIツールはどれ?

自社サーバーに置けるのは、Tableau Server、Metabase、Redashです。専任者が高度な分析を作るならTableau、非SQL利用者も集計するならMetabase、SQLチーム内で使うならRedashと役割が異なります。

Domoはクラウドでの提供が基本です。社内にあるデータはDomo Workbenchで取り込み、自社サーバーへの設置可否は問い合わせてください。

Metabaseの料金はいくら?

自社サーバーに置くOpen Sourceは無料です。ただし、サーバー費用と構築・更新を担う人の工数はかかります。

運用を任せるクラウド版はStarterが月100ドルからで、1ユーザーあたりの料金が加わります。権限管理やSAMLが必要になると、月575ドルからのProが必要です。

BIツール4サービス比較のまとめ

改めて4製品の特徴とおすすめのケースをまとめます。

◼︎Tableauが向いている場合

  • データアナリストやBI専任者が分析の設計を担う
  • 複雑な計算や高度な可視化を設計する
  • 完成したダッシュボードを営業・企画などにも広げる

◼︎Domoが向いている場合

  • 売上データが複数の部門やシステムに分かれている
  • データの取り込み・加工・共有を別々のツールで運用している
  • 経営企画や営業が同じデータを横断的に利用する

◼︎Metabaseが向いている場合

  • SQLを書けない社員も自分で数字を確認する
  • シンプルな日本語の画面を重視する
  • Dockerを使った構築と運用を社内で担える

◼︎Redashが向いている場合

  • 集計を作る中心メンバーがSQLを使える
  • 複数のデータベースや外部サービスを扱う
  • クエリと集計結果を開発・データチーム内で共有する

費用の面で押さえておきたいのは、ライセンス費がゼロでも総額がゼロになるわけではないという点です。MetabaseとRedashは無料で使えるものの、サーバーと運用の担当者が必要です。

迷ったら、誰が分析を作るかと、データの取り込みから共有までを1つの基盤にまとめるかを決めましょう。専任者が高度な分析を作るならTableau、統合から共有まで一元化するならDomoです。

非SQL利用者まで集計を広げるならMetabase、SQLチーム内でクエリを共有するならRedashが候補です。

なお、下記からは人気のBIツール各社の機能・料金表をダウンロードできます。他の製品も比較してみたい方は下記も合わせてご覧ください。

BIツール_比較表_表面バナー

\ 【限定特典】Excelで編集できる比較表つき/

比較対象を変えて検討したい場合や、従業員規模で選ぶ場合は下記をご覧ください。

BIツール選び方ガイド

BIツール選び方ガイド

記事をシェア

Success icon
URLをコピーしました

関連する導入事例記事

BOXIL掲載のお知らせ

貴社のサービスをBOXILに掲載しませんか?

見込み客獲得や認知度向上をしたいサービスをお持ちの方は是非ご掲載ください。

スクロールトップボタン

TOPへ