BIツールは、大企業だけでなく中小企業にとっても欠かせない存在になりつつあります。さまざまな業界や業種で活用できるBIツールを、中小企業が導入する際に得られるメリット、選ぶ際のポイントなどを紹介。また、中小企業におすすめのBIツールを比較します。
【30秒でわかるこの記事のポイント】
・BIツールは大企業向けと思われがちだが、クラウド型・無料プランの普及で中小企業でも低コストで始められる
・選定は使いやすさ・連携・料金の3点が要点
・無料で試すならデータポータルやPower BIの無料プランが候補になる
BIツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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BIツールとは
BIツールとは、経営に関連した幅広いデータを収集・分析するツールです。BIは「Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)」の略で、データ分析の処理速度と精度を高め、データ活用や経営判断の迅速化をサポートします。
主な機能はレポーティングやデータの多角的分析、売上・利益予測などです。BIツールの機能は次の記事で詳しく紹介しています。
中小企業が抱えるデータ活用の課題
BIツールを導入していない中小企業には、次のような課題があります。自社に当てはまるか確認しましょう。
データが分散し、手作業での集計・分析に手間がかかる
業務やプロジェクトを進める際に、客観的なデータの分析結果をもとに意思決定を行う手法が一般的になりました。しかし、さまざまなシステムからデータを取得し、形式をあわせて分析し、レポートを作成するにはかなりの時間と手間がかかります。
たとえば、本社と支社、営業部と製造部など複数の拠点や部門を抱える中小企業では、担当者によってデータのフォーマットが異なります。そのため、Excelを使って手作業で集計・分析するのは大きな負担になります。
また、機密情報を含む重要データの取り扱いには情報漏えいリスクが生じるため、データを担当者のパソコンに保存することによるセキュリティリスクも問題となり得ます。
専門知識をもつ人材が不足している
専門家のために開発されたデータ分析ツールだと、操作はほかの業務システムと比べて難しい傾向にあります。そのため、専門知識のないユーザーにとっては「使いこなすのが難しい」「機能を活かしきれない」と感じることもあるでしょう。
結果として、導入しても現場で有効活用できずに、使用する人が少なくなるといった状況が起こり得ます。特に、中小企業では専門知識をもつ人材が少なく、担当者の経験や勘に頼った属人的な判断が残りやすいため、ツールの運用が困難になる場合があります。
導入コスト・費用対効果が見えにくい
高額な初期コストがかかるといった導入ハードルの高さも、中小企業でデータ分析ツールの導入が進まないひとつの理由です。もともとデータ分析ツールはオンプレミス型が主流だったため、自社サーバーを構築する必要があり、導入コストが高額になる傾向にありました。
さらに、中小企業には必須のツールではなかったことも、踏み切れない要因のひとつです。
ツールの導入で実際に得られる効果が不明確なため、投資リスクが懸念されがちな点も課題です。
中小企業こそBIツールを導入すべき理由
中小企業がBIツールを導入すると、現場の担当者がデータを活用できるようになるため、工数を削減でき、より的確な意思決定を行えます。
従業員が担当の作業で手一杯な企業こそ、導入すべきツールだといえます。
分析やグラフ作成が短時間で完了する
BIツールを導入する大きなメリットは、分析やグラフの作成が簡単にすばやくできる点です。BIツールであれば、複雑な手順や作業を介さずとも必要なデータを取得できます。
従来データをExcelやほかのシステムで処理する場合、特有の操作方法を覚え、データをコピー&ペーストすることや、データの整理が必要でした。
しかしBIツールであれば、情報を少ない工数で処理・分析できるため、意思決定に必要な情報もスピーディーに得られます。
データをすばやく確認・更新できる
BIツールのなかにはスマートフォンから操作できるものも多くあり、うまく活用すれば数値のチェックにかかる時間を削減できる可能性があります。営業担当者が出先で必要なデータを収集したり、顧客データを更新したりできれば、データにもとづいた合理的な判断が可能になります。
場所を問わず最新のデータを確認・利用できるのはBIツールの強みです。また従来パソコンでしか閲覧できず、手動でデータを貼り付ける必要があった環境を考えれば、大幅な業務効率の向上が図れるでしょう。
初期費用を抑えやすく、費用対効果も期待できる
かつて主流だった高額な自社サーバーの構築(オンプレミス型)とは異なり、現在は月額制で手軽に始められるクラウド型のBIツールが増えています。
初期投資を抑え、自社に必要なアカウント数や機能だけを選んでスモールスタートしやすいため、費用面のハードルは以前よりも下がっていると言えます。
また、データ分析のために専門技術者を新たに雇う必要性も低くなっています。これまでExcelでの集計やレポート作成に費やしていた多くの時間(工数)を削減しやすくなるため、業務効率化という形での費用対効果を提示しやすい傾向にあります。
中小企業向けBIツールの選び方
中小企業がBIツールを選択する際に注目すべきポイントを解説します。従業員規模別の確認ポイントもあわせて紹介します。
導入形態はクラウド型がおすすめ
中小企業がBIツールを導入する際は、クラウド型のツールを選ぶのがおすすめです。BIツールには大きく分けて、オンプレミス型とクラウド型の2つの導入形態があります。
オンプレミス型は自社サーバーにシステムを構築するタイプです。柔軟なカスタマイズが可能なものの、サーバー構築・メンテナンス業務が発生し初期費用も高額になりやすいため、中小企業としては導入のハードルが高いといえます。
一方クラウド型は、クラウド環境にシステムを構築し運営会社が管理するタイプです。システムをいちから構築する必要がなく、すぐに利用できるうえ専門家も不要です。
初期費用は低価格であるケースが多く、その代わりに月額費用が発生します。もしうまく活用できなかった場合でも使用を停止しやすいため、はじめてBIツールを導入する中小企業にはクラウド型が向いています。
扱いきれる範囲の機能
社内で扱う範囲の機能が搭載されたBIツールを選択しましょう。BIツールは、豊富な機能が実装されている製品は多いものの、すべてを実際に利用するケースは少ないです。
機能が多いと予算がかさむほか、操作が複雑になりがちで、運用が難しくなる可能性もあります。それに対しシンプルなBIツールは、価格が抑えられ扱いやすい点が強みです。
専門知識がなくても使える操作性
現場の担当者が操作できるBIツールかも重要な選定ポイントです。BIツールによっては専門知識がなければ扱いが難しいものもあります。
中小企業での利用では、たとえばPower BIやDomoのような初心者でも操作しやすいノーコードベースのツールもおすすめです。
既存システムとの連携可否
BIツールは企業にあるさまざまな情報を収集し、分析するためのツールです。そのためできるだけ多くのシステムと連携して情報を集めることで、効率と分析の精度が高められます。
もし社内にあるシステムが複数あって連携できず、データベースもバラバラな場合は、データの統合が必要です。データ統合にはETL・DWHといった機能が必要になるため、統合を行いたい場合はこれらの機能があるか確認しましょう。
たとえば、多数のコネクターをもつDomoや、多くのデータベースと連携できるMotionBoardが候補としてあります。
【従業員規模別】特に確認すべきポイント
中小企業といっても規模によって課題や予算感は異なります。従業員規模別に特に確認すべきポイントを紹介します。
10人以下
10人以下の企業は、経営者や総務担当がほかの業務と兼務でBIツールを運用するケースが多く、複雑な操作や高額な費用がかかるツールは定着しにくい傾向にあります。まずは、無料プランや低コストで始められるかを優先しましょう。
たとえば、無料で始められるデータポータルや、無料アカウントのあるPower BIが候補です。
50人以下
50人以下になると部門をまたいだデータが増え、担当者ごとにExcelでの集計方法がばらつきやすくなります。現場の担当者が専門知識なしで自分で扱えるかを確認すると、特定の担当者に運用が偏るのを防げます。
たとえば、ノーコードで操作できるPower BIやDomoが候補です。
100人以下
100人以下では拠点や部署が増え、データが複数のシステムに分散しやすくなります。複数のデータソースを統合できるかを確認し、部署をまたいだ集計・比較を自動化できるツールを選びましょう。
たとえば、データ統合に強いDomoやMotionBoardが候補です。
300人以下
300人以下になると本格的なデータ活用が進み、部署ごとに閲覧権限を分けるなどの管理が必要になります。権限管理の細かさとサポート体制の手厚さを確認し、拡張性のあるツールを選びましょう。
たとえば、役割別のライセンスをもつTableauや、国産で手厚いサポートが期待できるMotionBoardが候補です。
BIツールの選び方は次の記事でも詳しく紹介しています。
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中小企業向けBIツールにかかる費用・価格相場
BIツールの費用相場は、月額費用450円〜15万円程度です。費用相場は次の記事で詳しく紹介しています。
料金体系はユーザー数課金・同時接続ライセンス・従量課金などサービスによって異なります。データ転送量やサーバー費用が別途かかるサービスもあるため、比較の際は月額費用だけでなく通信料・保守費用も含めて確認しましょう。
初期費用は無料のサービスもありますが、問い合わせが必要なサービスが多いです。オンプレミス型は初期費用が数十万円から数百万円かかることもあり、クラウド型のほうが中小企業には導入しやすい費用感です。
中小企業は無料プランや無料トライアルを活用し、必要な機能を確認してから有料プランへ移行することをおすすめします。
中小企業が利用できる補助金・助成金
2026年度に利用できる代表的な制度が、デジタル化・AI導入補助金2026※(旧称:IT導入補助金)です。通常枠の補助率は1/2〜2/3以内、補助上限額は業務プロセス数に応じて5万円以上450万円以下です。
ただし、BIツールは通常枠の対象外である「汎用・自動化・分析ツール」に該当する可能性があります。会計、販売支援、在庫管理といった業務プロセスをもつソフトウェアでの組み合わせで申請できる場合があります。
IT導入支援事業者が登録・公開したツールは中小企業基盤整備機構のサイトで検索できるため、製品ごとに登録の有無や詳細プランを確認しましょう。
本記事で紹介する製品の登録状況は次のとおりでした。(BOXIL上に掲載されているサービス名称で検索)
| サービス名 | ITツール登録 | 導入支援事業者 |
|---|---|---|
| Power BI | あり | ・株式会社みどりデジタルサポート ・株式会社KIZASHI |
| Tableau | なし | ー |
| Domo | なし | ー |
| MotionBoard | あり | ・株式会社内田洋行 |
| データポータル | なし | ー |
※出典:中小企業基盤整備機構「デジタル化・AI導入補助金2026 通常枠」(2026年7月21日閲覧)
中小企業向けBIツールの比較表
| サービス名 | 特徴 | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|---|
| Power BI | 無料アカウントから始められる | 0円〜 | 有料プラン:2,098円(税抜)/ユーザー〜 |
| Tableau | 豊富な拡張機能や連携ツール | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| Domo | ノーコードでダッシュボード作成 | 記載なし | 要問い合わせ(従量課金制) |
| MotionBoard Cloud | パッケージ/クラウド選択可 | 記載なし(買い切りは2,400,000円) | 60,000円(税抜)〜 |
| データポータル | 無料で使えるBIツール | 0円 | 0円 |
中小企業向けのおすすめBIツール比較5選
中小企業におすすめのBIツールを紹介します。それぞれのBIツールの特徴を比較して、検討する際の参考にしてください。
Power BI
- 無料アカウントから始められる
- Excelのような使用感
- Microsoft TeamsといったMicrosoftサービスにレポートを埋め込み可能
Power BIは、Microsoft提供のBIツールで、Excelのような使用感が特徴です。レポート作成やデータ内にあるパターンの検索などをサポートするAIが搭載され、膨大なデータも任意の切り口で可視化、分析できます。
スマートフォンやタブレットでも分析できるため、出先での情報確認にも便利です。無料アカウントであれば費用をかけずに始められるため、専任のBI担当者がいない中小企業でもスモールスタートしやすいのが特徴です。
Power BIの運用についてサポートを受けたい、ハンズオンでの内製化支援トレーニングを利用したいといった企業には、イースト株式会社の導入支援サービスもあります。
Power BIのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
|---|---|---|
| 無料アカウント | 0円 | 0円 |
| Pro | 要問い合わせ | 2,098円/ユーザー〜 |
| Premium Per User | 要問い合わせ | 3,598円/ユーザー〜 |
※Pro・Premium Per Userは年払い相当の月額換算。Power BI Embeddedは変動制のため要問い合わせ。
Tableau
- 専門知識不要でデータをビジュアル化
- Google アナリティクスをはじめ、多くの外部ツールと連携可能
- 分析に必要な機能を網羅
Tableauは、導入規模を問わず世界中で利用されているBIツールです。ドラッグ&ドロップを中心とした操作で利用でき、コーディング不要で分析データの準備から視覚化、共有まで対応できます。
また業界や企業にあわせダッシュボードをカスタマイズ可能です。くわえて豊富な拡張機能や連携ツールにより、マーケティングや財務など、業務領域を問わず対応できます。さまざまな規模で利用できるため、中小企業から大企業まで幅広く選ばれています。
Tableauのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|---|
| Tableau Standard | 要問い合わせ | 1,800円 |
| Tableau Enterprise | 要問い合わせ | 4,200円 |
| Tableau Cloud+ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
※年契約が前提で、最低ひとつのCreatorライセンスが必要です。金額は公式サイトで要問い合わせ。
Domo
- 1,000種類超のコネクターでデータを統合※
- ノーコードでダッシュボードを作成
- 30日間の無料トライアルあり
Domoは、NDIソリューションズ株式会社が提供するクラウド型(SaaS)のBIツールです。1,000種類超のコネクターでさまざまなシステムのデータを統合し、AI・機械学習を活用した予測分析にも対応します。
BIやプログラミングの経験がなくても操作できるノーコードツールのため、専任担当者がいない中小企業でも扱いやすいのが特徴です。料金は使った分だけ支払う従量課金制で、ユーザー数に応じた課金ではありません。
※DOMO「DOMO公式サイト」(2026年7月21日閲覧)
Domoのプラン・料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 要問い合わせ |
※利用内容に応じたクレジットを購入する従量課金制です。30日間の無料トライアルがあります。
MotionBoard
- 社内データを効率的に集約・分析
- 60以上のデータソースとリアルタイム連携※
- パッケージとクラウドが選択可能
MotionBoard Cloudは、社内に点在しているデータを収集し、データドリブンな企業戦略を構築できる国産のBIツールです。集約した情報はダッシュボード上で可視化され、現場の社員がリアルタイムに活用できます。
ノーコードで操作でき、パッケージ版とクラウド版を利用できるので、環境にあったタイプを選択するとよいでしょう。なお、クラウド版は最低10ユーザー・1年契約となっています。
※ウイングアーク1st「MotionBoard Cloud」(2026年7月21日閲覧)
MotionBoard Cloudのプラン・料金
| プラン | 初期費用 | 月額費用(税抜) |
|---|---|---|
| クラウド版 | 要問い合わせ | 60,000円〜 |
| オンプレミス版(サブスクリプション) | 要問い合わせ | 80,600円 |
| オンプレミス版(買い切り) | 2,400,000円 | – |
データポータル
データポータルは、Google提供の無料で使えるBIツールです。Google アナリティクスやスプレッドシートなど、Google系サービスのデータをそのまま取り込める点が特徴です。
費用をかけずにBIツールを試したい中小企業が、最初の一歩として選ぶことの多いサービスです。まずは無料で操作感を確かめたい場合の選択肢になります。
データポータルの料金
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 0円 | 0円 |
中小企業のBIツール導入事例
実際にBIツールを導入した中小企業の事例を、課題別に紹介します。
Excel・手作業でのデータ集計に限界を感じていたケース
【導入前の課題】製造系の中小企業では、社内にデータが散らばり、各担当者がそれぞれExcelでの管理資料を作成していたため、データを有効活用できていませんでした。
【導入効果】Power BIを導入したことで、データがリアルタイムに可視化されるようになり、情報の即時性が向上しました。
ある程度プログラムができればコスパが良い – Power BIの口コミ ☆4/5 メーカー/製造系
【導入前の課題】小売/流通/商社系の中小企業では、Excelへの再入力をともなう手作業の売上管理が課題で、抜本的な解決策が必要でした。
【導入効果】MotionBoardの導入後はデータ集計が自動化され、変化点を迅速に察知できるようになり、意思決定のスピードが向上しました。
国産BIで実現するデータドリブンな経営分析 – MotionBoardの口コミ ☆5/5 小売/流通/商社系
拠点・部門をまたいだデータの分断を解消したケース
【導入前の課題】製造系の中小企業では、現場のデータがシステムやExcelファイルに散在し、特定の担当者の経験や勘に頼った判断が多く、情報の属人化が課題でした。
【導入効果】MotionBoardの導入によって現場データが一元的に集約され、状況の変化をチーム全員がリアルタイムに把握できるようになりました。
属人化改善とデータ活用を促進 – MotionBoardの口コミ ☆4/5 メーカー/製造系
【導入前の課題】インターネット系の中小企業では、データが複数のシステムに散在し、データ分析のスキルを持つ社員に依存していたため、全員が分析結果を活用できていませんでした。
【導入効果】Tableau導入後は多様なデータソースを統合でき、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で全社員がデータをもとにしたアクションを取れるようになりました。
分析を効率化し、適切なアクションをとるためのデータとして活用 – Tableauの口コミ ☆4/5 IT/通信/インターネット系
専門知識がなくても現場でデータ活用が定着したケース
【導入前の課題】インターネット系の中小企業では、Excelでの入力・加工作業が中心で、分析に十分な時間をかけられていませんでした。
【導入効果】Power BIの導入後は新たな切り口で分析を検討できるようになり、意思決定の質を高められるようになりました。
無料のBIツールで簡単にデータ分析ができる – Power BIの口コミ ☆4/5 IT/通信/インターネット系
【導入前の課題】IT/通信/インターネット系の中小企業では、会議のたびに資料を作成する手間がかかっていました。
【導入効果】Domoの導入後は画面をそのまま表示するだけでデータを活用でき、リアルタイムに数字を確認できるようになったことで、スピーディーな経営判断にも活用できるようになりました。
グラフなどで数字を確認すると分かりやすい – Domoの口コミ ☆5/5 IT/通信/インターネット系
自社と近い課題を抱える企業の事例は、次のページでも確認できます。
BOXIL Magazineの導入事例一覧では、他にも多くの導入事例を紹介しています。
中小企業向けBIツールを活用するポイント
BIツールを導入したあと、現場に定着させて運用するためのポイントを紹介します。
可視化する目的とKPIを先に決めておく
導入後は、まず何を可視化し、どの意思決定に使うのかをチームで共有しましょう。目的を決めずにダッシュボードを作り始めると、誰も見ない画面が量産され、形骸化する原因になります。
たとえば「月次の売上進捗を経営層がひと目で把握する」「営業担当が商談の停滞を早期に見つける」など、ダッシュボードごとに使う人と使う場面を具体的に決めておくと、作った後の活用度が変わります。
現場が使い続けられる体制をつくる
操作方法をまとめた簡単なマニュアルを用意し、わからないことがあればすぐに聞ける担当者を決めておきましょう。定期的に使い方を振り返る機会を設けることで、一部の担当者だけが使う状態を防げます。
月1回など頻度を決めて「よく見る画面」「困っていること」を現場に確認する場を設けると、使われないダッシュボードが放置される事態を避けられます。
データソースを整理し、二重管理を避ける
BIツール導入後もExcelでの集計を並行して続けると、どちらのデータが正しいかわからなくなります。データの入力元を一本化し、更新のタイミングと担当者を決めておきましょう。
特に部門ごとに別々のファイルで管理していた数字がある場合は、どのデータをBIツール側の正とするかをあらかじめ関係部署とすり合わせておくと、集計結果の食い違いによる手戻りを防げます。
中小企業向けBIツールに関するよくある質問(FAQ)
中小企業からよく寄せられる質問に回答します。
Excelでの管理がデータ量の増加で限界に近づいています。大量のデータも扱えるBIツールはどれですか?
たとえば、Power BIやTableauが候補です。複数のデータソースを統合し、大量のデータでも任意の切り口で可視化・分析できるためです。
専任のBI担当者がいません。専門知識がなくても現場が使えるBIツールはどれですか?
たとえば、DomoやMotionBoardが候補です。どちらもノーコードで操作でき、専門知識がなくても扱いやすいためです。
まずは費用をかけずに試したいです。無料で始められるBIツールはどれですか?
データポータルが候補です。完全無料で利用でき、Google系サービスのデータをそのまま取り込めるためです。無料で使えるBIツールをほかにも知りたい場合は、次の記事も参考にしてください。
中小企業向けBIツールを比較するならBOXIL
中小企業のBIツール導入には、データの分散や専門知識不足、費用対効果の見えにくさといった課題があります。クラウド型を選べば低コストで始められ、現場が専門知識なしで使えるかを軸に選ぶことで、身の丈に合ったツールを導入できます。
無料で始められる製品、データ統合に強い製品など、特徴で選ぶのもひとつの方法です。
どのサービスを選ぶか負担に感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。
候補が多く、一社ずつ調べる時間がない方へ
「どのサービスを選ぶか」だけでなく、上長や現場への説明資料を整えるのも導入担当者の重要なタスクです。各社の料金・機能・サポート体制を一枚一枚調べる手間を省くために、資料をまとめてダウンロードしましょう。
【この資料で楽になる作業】
候補サービスの料金・機能をまとめて比べる
上長・経営層への導入稟議を通す根拠をそろえる
現場担当者に選択肢をわかりやすく説明する
※請求できる資料の件数は変更になる可能性があります。
【候補が絞れないなら、まずは3分で診断してから比べませんか?】
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【サービス資料を見る前に選び方の軸を整理できると、比較がぐっとラクになる】
複数の資料を取り寄せても、どの基準で比べるかが決まっていないと判断できません。まずは選び方ガイドを手元に置いて、サービス比較の精度と速度を上げましょう。
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