大企業向け「BIツール」おすすめ12選!選定のポイントと導入のメリット
BIツールの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。新しい企業価値の創造、企業の現状分析、今後の経営施策の構築などさまざまな目的で導入されるBIツールの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
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- 大企業が抱える分析業務の課題
- 属人化によるスピード低下
- ツールや人材の不足によるデータの機会損失
- 部門間の連携不足による意思決定の遅延
- 大企業がBIツールを導入するメリット
- データにもとづいた迅速な意思決定
- 全社的なデータ活用による業務効率化
- 潜在的なリスクや機会の早期発見
- 大企業がBIツールを選定する際のポイント
- 拡張性と柔軟性
- セキュリティとガバナンス
- 導入・運用サポート体制
- 大企業におすすめのBIツール12選
- Domo
- Tableau
- Power BI
- Dr.Sum
- MotionBoard
- LaKeel BI
- Codatum
- Yellowfin
- Qlik Sense
- Looker Studio
- 軽技Web
- TIBCO Spotfire®
- サービス選びは比較して検討しよう
- BOXILとは
大企業が抱える分析業務の課題
BIツールを導入していない大企業が分析業務で抱えている課題についてまとめていきます。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けのBIツールで解決できる可能性が高いです。
属人化によるスピード低下
特定の社員にデータ分析スキルが集中することで、負担が増大し、分析作業が属人的になります。他の社員がデータ分析を行う際にも、特定の社員への依存度が高まり、質問や確認作業に時間がかかるため、業務全体の効率が低下しかねません。また、担当者が異動や退職した場合、ノウハウが失われ、分析業務が停滞するリスクも抱えています。
ツールや人材の不足によるデータの機会損失
大企業には膨大な量のデータが蓄積されているものの、適切なツールや人材が不足しているため、データが十分に活用されていないケースが多く見られます。データにもとづいた意思決定ができないと、市場の変化や顧客ニーズへの対応が遅れ、ビジネスチャンスを逃してしまうでしょう。
部門間の連携不足による意思決定の遅延
各部門がそれぞれ異なるシステムでデータを管理していると、情報を入手するまでに時間がかかります。また、情報がスムーズに共有されないことで、正確な情報をもとに判断を下せず、意思決定が遅れてしまう場合もあるでしょう。結果として、市場の変化への対応が遅れ、競争力を失いかねません。
大企業がBIツールを導入するメリット
大企業がBIツールを導入して得られるメリットは次のとおりです。
データにもとづいた迅速な意思決定
BIツールを活用することで、膨大なデータをリアルタイムで分析し可視化できます。これにより、経営層から現場担当者まで、情報をふまえた状況判断ができるようになります。勘や経験に頼った判断ではなく、データにもとづいた客観的な判断へシフトしましょう。
全社的なデータ活用による業務効率化
BIツールは各部門に散在するデータを統合し、一元管理します。そのため部門間の情報共有がスムーズになり、重複作業や手戻りを削減可能です。またデータ分析の自動化にてレポート作成にかかる時間を短縮することで、付加価値の高い業務へ集中できるでしょう。
潜在的なリスクや機会の早期発見
BIツールは、過去のデータだけでなく、最新の市場動向や顧客行動も分析できます。これにより、売上の低下や顧客離れの兆候を早期に察知し、すばやく対応が可能です。また、新たな市場トレンドや顧客ニーズをいち早く把握すれば、新たなビジネスチャンスをつかめます。
大企業がBIツールを選定する際のポイント
大企業がBIツールを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。
拡張性と柔軟性
大企業のビジネスは常に変化するため、将来的なデータ量の増加や分析ニーズの変化に対応できる拡張性と柔軟性が重要です。データソースの追加やユーザー数の増加に対応できるだけでなく、カスタマイズ性が高く、業務フローに合わせた分析が可能か確認しましょう。
セキュリティとガバナンス
機密性の求められるデータを扱うため、セキュリティ対策は必須です。アクセス権限管理やデータ暗号化を搭載しているか、国際的なセキュリティ基準に準拠しているか確認しましょう。また、コンプライアンス遵守のため、データの改ざん防止や監査証跡の記録といったガバナンス機能も重要です。
導入・運用サポート体制
BIツールの導入は、単にツールを導入するだけでなく、社内のデータ分析文化を醸成し、定着させることが鍵です。そのため、導入時のトレーニングやコンサルティング、運用時の技術サポートなど、サポート体制が手厚いサービス提供会社を選ぶとよいです。
大企業におすすめのBIツール12選
DomoはBI・データ分析のほか、アプリ作成ツール・データ基盤を備えたBIツールです。Domoには、次のような特徴があります。
- 標準搭載のテンプレートで理想のダッシュボードを作成
- AIと機械学習を使用した予測分析
- データに変化があったときに通知を送るアラート設定
Tableau - 株式会社セールスフォース・ジャパン(Tableau)
TableauはAI時代に対応した世界的に利用されているBIツールです。Tableauには、次のような特徴があります。
- メンバー同士でサポートし合えるコミュニティ
- 膨大な支援経験によりデータカルチャー構築をサポート
- 最適化されたUIで分析フローを中断させずにデータを探索
Power BIはMicrosoftが提供するBIツールです。Power BIには、次のような特徴があります。
- データを張り付けるだけでグラフを自動作成
- 条件を指定してアラートを出せる
- 一定の機能制限があるものの無料でも利用可能
Dr.Sumは、Excel、Webブラウザで分析できるインターフェースを備えたデータ分析基盤です。Dr.Sumには、次のような特徴があります。
- 億単位の大量データの高速集計、多重処理に対応
- 定型、非定型問わず、多様な分析要求に応える全社BI基盤を構築可能
- オンプレミス版、クラウド版のライセンスを提供
MotionBoard - ウイングアーク1st株式会社
MotionBoardは、業務アプリ開発からデータ活用までを1つのツールで行える多機能BIツールです。MotionBoardには、次のような特徴があります。
- 豊富な分析ロジックで多角的に分析・意思決定を高度化
- 地図機能を標準搭載し地域ごとの傾向を視覚的に可視化
- パレート図・ヒートマップ・散布図など豊富なチャートを搭載
LaKeel BIは、部門や組織間での利用を想定した機能が搭載されているBIツールです。LaKeel BIには、次のような特徴があります。
- 大企業の課題を熟知し、導入・定着を全面的にサポート
- 直感的な操作でダッシュボードを作成可能
- 全社に展開しやすいサーバーライセンス型の料金体系
Codatum - 株式会社CODATUM
Codatumは、データの準備から加工、分析、可視化まで対応できるBIツールです。Codatumには、次のような特徴があります。
- コードファーストな環境で自由度高く深い分析をサポート
- リアルタイム共同編集機能、共同作業するAIなどを搭載
- 組織の構造や役割に応じた権限管理、監査ログの取得が可能
Yellowfin - Yellowfin Japan 株式会社
Yellowfinは自動化のための機能を多数搭載し、データ分析をより効率化するBIツールです。Yellowfinには、次のような特徴があります。
- 重要なデータの変化を検出するのはもちろん、要因と解説まで自動化
- データ接続からレポートまで、分析フロー全体を簡素化
- ユーザーが使いたくなるアクションべースのダッシュボード
Qlik Sense - 株式会社デジタルスフィア
Qlik SenseはQlikViewをもとに制作された次世代のBIツールです。Qlik Senseには、次のような特徴があります。
- セルフサービスAIに進化し現場担当者でも触りやすい
- 拡張知能と連想技術により新たなインサイトを見つけやすい
- スマートフォンやオフラインでの利用に対応
Looker Studio
Looker StudioはGoogleが提供するBIツールです。Looker Studioには、次のような特徴があります。
- 800以上※のデータソースに接続してデータを統合できる
- データを魅力的なレポートやグラフに可視化し要点を伝える
- 数回のクリックで共有やカスタマイズができるチャートを作成
※出典:Google「Looker Studio: ビジネス分析情報の可視化 | Google Cloud」(2024年9月11日閲覧)
軽技Web
軽技Webは業務部門の効率化に特化したシンプルなBIツールです。軽技Webには、次のような特徴があります。
- 全社規模の業務効率化を推進
- 現場での非定型業務に対応できる機能と操作性
- 同じデータの繰り返し確認にも強く、RPAのような業務自動化も可能
TIBCO Spotfire®
TIBCO Spotfire®は、データの読み込みから前処理・可視化・統計解析・共有をワンプラットフォームで実現し、組織全体のデータ活用を実現するBIツールです。TIBCO Spotfireには、次のような特徴があります。
- 拡張フレームワークの利用で独自のアナリティクスアプリケーションを構築
- 履歴データとリアルタイムデータをインタラクティブに閲覧
- マルチレイヤーマップで都道府県レベルまで掘り下げた分析が可能
サービス選びは比較して検討しよう
大企業向けのBIツールのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。
本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。
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