データ分析ツール7選！種類やメリット、選び方を解説
BIツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒【料金・機能比較表つき】BIツールの資料をダウンロードする（無料）
目次を閉じる
データ分析ツールとは
データ分析ツールとは、データを収集・整理・分析し有益な情報を導き出すためのソフトウェアです。従来、データ分析は専門的なスキルを必要とする作業でしたが、近年では直感的な操作で利用できるツールが増え、多くの人が扱えるように変化しています。
データ分析ツールの種類
効率的にデータ分析し価値を最大化するには、適切なツールを選ぶことが重要です。ここではいくつかのデータ分析ツールを紹介します。
| ツール | 概要 |
|---|---|
| 表計算ソフト | Excelをはじめとした表形式で計算やグラフ作成をするソフト |
| BIツール | 多角的にデータ分析をするツール。表計算ソフトより高度な分析が可能 |
| ダッシュボードツール | 指標の定点観測を主としたツール |
| テキストマイニングツール | 文章を分析して傾向を見つけるツール |
| データマイニングツール | 多くのデータを分析にかけ未知の気づきを得るツール |
| ソーシャルリスニングツール | SNSの投稿を分析にかけるツール |
| ディープラーニング（AI） | AIを用いた分析のなかでも高度なニューラルネットワークの分析 |
各分析ツールの詳しい解説については、テキストリンクより遷移する比較記事にてチェックできます。本記事ではデータ分析ツールのなかでも汎用的なBIツールを中心に解説します。
データ分析ツールを導入するメリット
データ分析ツールを導入することで、企業はさまざまなメリットを享受できます。たとえば次のようなメリットがあげられます。
- 分析精度の向上
- データ分析のスピードアップ
- データの民主化の促進
- リアルタイムでの状況把握
- 分析結果の共有が簡単
- 新たなビジネスチャンスを発見
表計算ソフトでもある程度は使えるものの、さらなる恩恵を受けようとしたら専門的なデータ分析ツールを活用するのがおすすめです。
データ分析ツールの選定ポイント
データ分析ツールは数多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。最適なツールを選ぶためには、次のポイントを確認することが重要です。
必要な機能と分析手法
どのような機能や分析手法が必要かを洗い出しましょう。基本的なデータ集計や可視化だけでなく、統計分析、機械学習、予測分析などを要する場合はこれらの機能を搭載しているかチェックします。また搭載していたとしても、使いやすいとは限らないため無料トライアルにて確認しましょう。
既存システムとの連携
既存のデータベースや基幹システムとの連携が可能なことを確認しましょう。スムーズなデータ連携は分析効率の向上に役立ちます。API連携やカスタマイズの自由度も考慮できるとなおよいです。
サポート体制やコミュニティ
導入後のトラブルや疑問点に対応してもらえるよう、日本語でのサポート体制が充実しているか確認しましょう。問い合わせ対応の早さや品質、トレーニングの充実度も重要なポイントです。また、多くのデータ分析ツールには利用者間で質問と回答をやりとりするコミュニティがあるので、あわせてチェックしてみましょう。
データ分析ツールの比較表
【特典比較表つき】『BIツールの資料10選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『BIツールの資料10選』 はこちら⇒無料ダウンロード
※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
データ分析におすすめのBIツール7選
Tableau - 株式会社セールスフォース・ジャパン（Tableau）
Tableauは、データカルチャーを構築するのにおすすめのBIツールです。直感的な操作や高度なAIのおかげで、部門や知識レベルを問わず全社的に利用できます。Tableauには次のような特徴があります。
- AIが話し言葉をもとに計算式を設計
- 資料やコミュニティがデータカルチャーの構築に役立つ
- SQLを使わずドラッグ&ドロップにて操作可能
Power BIは、強力な分析情報を発見し、ビジネスに影響する洞察を得られるBIツールです。グラフの自動作成やAIを活用した機能が搭載されており、知識がなくてもデータ分析を始められます。Power BIには次のような特徴があります。
- 任意のソースからデータセットを作成し、データハブに追加
- 毎日使用するアプリに分析情報を取り込むことで意思決定を支援
- パターン検索やレポート作成、回答提供などにAIを活用
Acterys - 日本ラッド(販売代理店) - 日本ラッド株式会社
Acterysは、財務計画やデータ分析などを、ドラッグ＆ドロップで実行できるBIツールです。ExcelやPower BIのデータを統合し、予算や実績、見込みを一貫管理できます。企業のCFOや財務担当などの利用に適しており、エンタープライズグレードの分析機能を必要とするユーザー向けのツールです。Acterysには次のような特徴があります。
- 売上、在庫、ERP、CRMなどのデータを取り込みデータソースを構築
- 回帰分析、クラスタリングなどにより、データドリブンな予測が可能
- 絶対差異や相対差異など、IBCS準拠の差異分析にも対応
Codatum - 株式会社CODATUM
Codatumは、自由度高く深い分析に対応したBIツールです。GUIの制約により深い分析ができなかった、結局データの準備や加工が必要になるといった課題解決におすすめのサービスです。Codatumには次のような特徴があります。
- コードファーストな環境でデータ分析
- データウェアハウスに直接接続し加工から分析、可視化までサポート
- 組織構造、役割に合わせたアクセス制限により外部共有も可能
Yellowfin - Yellowfin Japan 株式会社
Yellowfinは、革新的な自動化でデータ分析を効率化できるBIツールです。重要なデータの変化を検出したり要因を分析したりでき、知識がなくてもデータから自動で洞察を得られます。Yellowfinには次のような特徴があります。
- 100%Webベースによる集中管理型のエンタープライズ向けBIツール
- データの接続や準備から、ダッシュボードの構築、レポートの準備まで網羅
- 機械学習アルゴリズムを採用した自動インサイト
Excellent - 株式会社システムコンサルタント
Excellentは、日常業務で使うデータの検索や集計作業に適した純国産BIツールです。複雑な分析や専門知識がいらないシンプルな使い方を求めている現場に向いています。Excellentには次のような特徴があります。
- Excel上で使えるExcelアドイン型のBIツール
- ドラッグ＆ドロップで設定した検索条件でデータ抽出処理が可能
- セキュリティ要件が厳しい金融機関でも利用実績
WebQueryは、日々の業務で素早くデータを整理したい方や、定型の帳票作成向けの純国産BIツールです。高度な分析機能は不要だが、データ確認や出力、簡単な分析を行いたいといったニーズに適しています。WebQueryには次のような特徴があります。
- Webブラウザ上でのデータ検索や分析をサポート
- ExcelやCSVなど業務用途に合わせて出力形式を細かく設定可能
- 自動実行や共有用リンクでデータ共有
課題と目的に合うデータ分析ツールを導入しよう
適切なデータ分析ツールを選ぶことで、データ分析の効率化、分析精度の向上、データにもとづいた意思決定を促進できます。企業が成長していくためにはデータ活用が欠かせません。データ分析ツールを導入し、データを宝の山に変え、ビジネスの成功へとつなげましょう。
