表計算ソフト無料おすすめ7選比較!Excel以外の高機能フリーソフト

無料ツールの機能で満足できなければBIツールの利用がおすすめです。BIツールを比較したい方は次の記事をチェックしてはいかがでしょう。

目次を閉じる
- 表計算ソフトとは
- ビジネスシーンにおける表計算ソフト活用法
- 表計算ソフトの代表格:Microsoft Excel
- 表計算ソフトでできること
- 表計算
- グラフや図表の作成
- データ管理
- プログラムの作成
- 表計算ソフトおすすめ7選【無料】
- LibreOffice
- Googleスプレッドシート
- Apache Open Office
- Numbers
- Polaris Office
- WPS Office Spreadsheets
- Zoho Office
- 表計算ソフトの選び方
- ブラウザベースかインストール型か
- マイクロソフトオフィスとの互換性
- 無料で利用できるか
- スマートフォンなどで編集できるか
- 表計算ソフトを使った、おすすめの副業・在宅ワーク
- データ入力の具体的な業務内容例
- 表計算ソフトは自社のビジネス環境に適したものを!
- BOXILとは
表計算ソフトとは
表計算ソフトとは、数値データの集計や解析、複雑な計算などを行えるソフトウェアの総称です。
多くの人が知っているとおり、代表例はマイクロソフトのExcelですが、最近ではExcel以外にも無料で使える表計算ソフトが多く出回っており、お金を掛けなくても複雑な計算をしたり、見やすい表をつくったりできるソフトが豊富にあります。
そこで本記事では、「安く表計算ソフトを導入したい」という方や「ちょっとしたデータ解析に使える無料ソフトを知りたい」という方のために、Excel以外の高機能ソフトのおすすめを紹介するとともに、ビジネスシーンで役立つ表計算ソフトの活用法について解説していきます。
ビジネスシーンにおける表計算ソフト活用法
表計算ソフトは、ビジネスで使うさまざまな数字やデータを集計・分析したり、自動計算をさせたりできます。
このあたりは表計算ソフトの基本といえる機能ですが、特に顧客情報や顧客の動向の整理や分析に使われるのが一般的です。
また、顧客データをグラフ化して報告書の作成や、関数を用いて経営データができるなど、使い方によってまったく異なる用途に利用可能です。マクロを用いてソフトを自動で動かすこともあります。
表計算ソフトの代表格:Microsoft Excel
表計算ソフトの代表といえばMicrosoft Excelです。
表計算の基本となる四則演算をはじめ、データの並べ替えやフィルタ機能によって複雑なデータの分析が可能であり、世界で最も利用されている表計算ソフトとして不動の地位を確立しています。
特に関数は400種類以上が備わっており、実務で利用すると便利なものが多くあります。
ただし、近年は類似ソフトの台頭や、同じぐらい高機能の代替ソフトが多くリリースされており、より低コストで同じレベルのパフォーマンスを発揮できるため、多くのExcelユーザーがより安価なソフトに流れている現状もあります。

表計算ソフトでできること
続いて、表計算ソフトの代表的な機能について、図を交えつつ簡単に説明しておきます。
表計算
基本的な四則演算から、関数を利用して複雑な計算ができます。セルに数式を入力することで計算を実行でき、セル内の数値を変更するとそれに合わせて計算し直してくれます。関数を用いて合計を出したり、平均値を算出したりもできます。
グラフや図表の作成
作成した表のデータのグラフ化もできます。円グラフや棒グラフ、折れ線グラフなど、データに応じた適切なグラフを選択します。データ範囲を指定するだけで簡単にできます。
データ管理
顧客リストや売上状況など、ビジネスに重要な各種データの管理ができます。データの絞込みや検索、並び替えなども簡単にできます。
プログラムの作成
VBAと呼ばれるプログラミング言語を用いて、動きを自動化したり、アプリケーションやゲームを開発したりできます。また、複数の伝票を自動作成したりデータを自動集計させたりするなど、細々とした処理を自動化することで効率的な作業が実現できます。
表計算ソフトおすすめ7選【無料】
それでは、Excel以外の無料で使える表計算ソフトについて紹介していきます。
LibreOffice
- 自由に使えるオフィススイート
- さまざまなオペレーティングシステムで利用可能
- だれでも自由に発展が可能
LibreOfficeは、OpenOffice.orgから派生したオフィススイートです。フリーソフトウェアとして自由にダウンロードでき、再配布も可能です。ワープロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、ドローソフトなどで構成され、マイクロソフトオフィスとの互換性もあります。
LibreOfficeに関しては、次の記事でも解説しているので参考にしてください。

Googleスプレッドシート
- インターネットブラウザ上で利用できる
- 複数人による同時編集が可能
- Excelとほとんど同じ操作でわかりやすいインターフェース
Googleスプレッドシートは、Googleが提供するブラウザ環境で動作するクラウドタイプの表計算ソフトです。複数人で同時に編集ができるなどデータのやりとりに関する利便性が高く、Excelの基本的な機能を備えているほか、アドオンを導入することでさらに作業を効率化できます。データの更新がリアルタイムで反映されるため、常に最新の状況をメンバー全員が把握できます。
Apache Open Office
- オープンソース方式のオフィススイート
- マイクロソフトオフィスとの互換性
- さまざまな拡張機能もアリ
Apache Open Officeは、オープンソース方式で開発されているオフィススイートであり、その制作プロジェクトの総称です。マイクロソフトオフィスと操作性やデータ互換性があり、WordやExcelなどのファイルの読み書きが可能です。ワープロソフトの「Writer」、表計算ソフトの「Calc」など6つのソフトから構成されています。
Apache Open Officeに関しては、次の記事でも解説しているので参考にしてください。

Numbers
- macOS / iOS用の表計算ソフト
- シンプルでわかりやすい構成
- 豊富なテンプレート
Numbersは、アップルが開発しているmacOS / iOS用の表計算ソフトです。mac環境にはデフォルトで搭載されており、シンプルでわかりやすいインターフェースのため、根強いファンの多いソフトです。搭載されている関数は262と、Excelの404に比べれば少ないものの、ビジネスで利用する報告書レベルの統計・経理処理などには問題ありません。グラフやマクロ機能などの諸機能も充実しています。
Polaris Office
- ひとつのプログラムでさまざまな形式のデータを生成
- リアルタイムでデータを共同編集
- チャット機能もサポート
Polaris Officeは、マイクロソフトオフィスやテキストファイルの閲覧・編集、PDFの閲覧に対応したソフトです。ひとつのプログラムでさまざまな形式のドキュメントを手軽に生成・編集可能です。ファイルはクラウド環境に保存され、編集内容は自動で保存されるため、複数人で共同編集する際に重宝します。チャット機能もサポートされています。
WPS Office Spreadsheets
- マイクロソフトオフィスと強い互換性
- 低価格で高い機能性
- グラフ機能が充実
WPS Office Spreadsheetsは、キングソフトが提供する表計算ソフトです。マイクロソフト製品に似たインターフェースと操作性をもち、高いファイル互換性があります。完全なコピー製品というわけではなく、使用頻度の少ない機能は省略され、使い勝手を考えたオリジナル要素が付加されています。低価格でさまざまな機能が利用できるため、Excelの代替品として乗り換える人も多いようです。
Zoho Office
- 基本機能を備えたパッケージツール
- サイト作成機能やCRMも搭載
- Googleオフィスアプリとの連携も可能
Zoho Officeは、表計算、ワープロ、プレゼンテーションといった定番の機能に加え、Webサイト作成機能やCRMなども搭載されています。ビジネスに必要なものをひととおり備えており、中小企業での利用やフリーランスの方におすすめです。有料プランではGoogleのオフィスアプリとの連携も可能になります。まずは無料で試してみて、必要に応じてプランの切り替えを行うとよいでしょう。
そのほかの表計算できるソフトを探している方には、BIツールがおすすめです。BIツールは次の記事で紹介しているので興味のある方はチェックしてはいかがでしょうか。

表計算ソフトの選び方
最後に、表計算ソフトを選択する基準について、重要なポイントを解説しておきます。
ブラウザベースかインストール型か
最近のオフィスソフトは、基本的にインストール型かブラウザベースかに分かれます。
Googleスプレッドシートを中心にブラウザベースの利便性が注目されているますが、重要なのは自社の環境にとって適切な方を選択することです。
当然、ブラウザベースはインターネットに接続していることが前提となるため、いざという際にバックアップをとっておくといった工夫も重要となります。
マイクロソフトオフィスとの互換性
さまざまな表計算ソフトを紹介しつつも、やはりマイクロソフトオフィスは多くのユーザーを抱えるソフトです。
外部とのデータのやりとりを考えた場合、広く普及しているマイクロソフトオフィスとの互換性をもっている方が圧倒的に有利になります。
導入する前に互換性があるかどうかは必ず確認しておきましょう。
無料で利用できるか
本記事で紹介したような無料で利用できる高機能の表計算ソフトが多く存在しています。
有料ソフトの方が機能が充実している点は否めませんが、機能よりもコストを重視する場合や、必要な機能な限られている場合は、フリーソフトの導入も考えてみましょう。
スマートフォンなどで編集できるか
最近は、スマートフォンなどから表計算上のデータの閲覧や編集が可能なクラウドタイプのものが増えており、外出先から気軽に利用できます。
営業先で必要なデータを活用したいといったニーズがある場合は、そういった機能が使えるものを選択するとよいでしょう。クラウドタイプのものであれば、インターネット回線さえつながっていれば、ほとんど外部編集可能になっています。
表計算ソフトを使った、おすすめの副業・在宅ワーク
自宅にいながら仕事ができる在宅ワークが注目されています。特に手軽にはじめられるデータ入力業務は、Excelやスプレッドシートなどの表計算ソフトを使っている方にはぜひおすすめしたいお仕事です。
データ入力の具体的な業務内容と、データ入力をはじめとする在宅の仕事を探せるおすすめサイトを紹介します。
データ入力の具体的な業務内容例
データ入力の仕事内容で多い依頼内容は次の5つです。
- 契約書などの書類のデータ化
- 名刺や手書き伝票の入力
- 住所や電話番号などのリスト作成
- アンケート情報の集計
- 集計データのグラフ作成
これらの業務は、現在では外注スタッフや在宅ワーカーに依頼する企業が増えており、もっとも案件数が多い在宅ワークだと言われています。
表計算ソフトは自社のビジネス環境に適したものを!
表計算ソフトの基本について説明するとともに、Excel以外の無料で使える表計算ソフトの紹介をしてきました。
自社のビジネス環境や状況に合った表計算ソフトを選択することは、業務効率を大きく改善させ、仕事のパフォーマンスの向上に寄与します。
最近はブラウザタイプの表計算ソフトが主流となりつつありますが、環境によってはインストールタイプの方が使い勝手がよい場合もあるかもしれません。
必要な機能を洗い出し、どういう環境で運用するのがベストなのかしっかりと検討してから導入を進めましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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