Excelを無料で使う方法とフリー表計算ソフト8選!ダウンロード方法と選び方

無料ツールの機能で、満足できなければBIツールの利用がおすすめです。BIツールを比較したい方は次の記事をチェックしてはいかがでしょう。

目次を閉じる
- Excelを無料で利用する方法
- 無料版のExcel Onlineを利用する
- アプリ版のExcelを使う
- 無料のExcelに変わる表計算ソフトを使う
- 無料で使えるExcel代替ソフト8選
- Office Online
- Googleスプレッドシート
- Libre Office
- Polaris Office
- WPS Office Spreadsheets
- Apache Open Office
- Numbers
- Zoho One
- Excel代替ソフトのメリット
- 登録するだけで無料で使える
- Officeファイルとの高い互換性がある
- 共同作業・共有ができる
- タブレットやスマートフォンで編集できる
- Excel代替ソフトの選び方
- 必要な機能を明らかにしておく
- 目的に応じて使い分ける
- 機能が限られていることも考慮する
- Excelを使った、おすすめの副業・在宅ワーク
- データ入力の具体的な業務内容例
- 在宅の仕事が探せるおすすめサイト3選
- Excel無料学習サイトやテンプレートも存在
- BOXILとは
Excelを無料で利用する方法
Excelを無料で利用する方法は次のとおりです。
- 無料版Excel Onlineの利用
- アプリ版Excelの利用
- Excelに変わる無料表計算ソフトの利用
Excelをダウンロードしなくても上記の方法でExcelのデータの編集、確認ができます。
無料版のExcel Onlineを利用する
無料のOffice Onlineアプリ、Excel Onlineはマイクロソフト社が提供しています。
いつでもどこでも閲覧、作成、共有、共同作業が可能です。必要なものはインターネットとブラウザーだけです。Online版と通常のExcelとでは次のような相違点があります。
- サポートされるファイル形式
- ブックを開くときのサポート機能
- ブックが開かれていることを防ぐ機能
- ワークシート関数の相違点
- ブラウザー内のブックで異なる方法で表示される可能性がある機能
- ブラウザー内のブックで動作が異なる場合の機能
- サポート外の対話機能
細かい違いはありますが、基本的な部分は大きく変わらないので無料でエクセルを使用したのであればおすすめのサービスです。
アプリ版のExcelを使う
スマートフォン用アプリ版のExcelであれば無料で使用できます。iOS版もAndroid版もあるので、より広い画面のタブレットでも利用できます。
ただし次のような一部制限もあります。
- ピボットテーブルのスタイルおよびレイアウトカスタマイズ
- 作成した色の図形への追加
- ワードアートの挿入および編集
- 影や反射のスタイルの画像への追加
- グラフ要素の追加および編集
編集や修正よりもデータの確認などで使用するのが最適でしょう。
【Microsoft Excelのアプリをダウンロード】
iPhone・iPadの方向け | Androidの方向け |
---|---|
iOSのダウンロードはこちら | Androidのダウンロードはこちら |
無料のExcelに変わる表計算ソフトを使う
会社や学校以外で気軽に表計算ソフトを使いたいという人向けの、無料で使える表計算ソフトが多くリリースされています。
Excelに匹敵する高性能のものや、ExcelやWordなどのOffice互換ソフトもあるので、次の項目でソフトの紹介をします。
グラフや表のスタイルが多少違うといった機能面での制限もありますが、無料ソフトを利用すればコストがかからずおすすめです。
無料で使えるExcel代替ソフト8選
Excel互換で無料で使えるソフトを紹介します。Webブラウザーベースで利用できるものは、Windows/Macの区別はありませんが、PCにインストールして使うものは特定のPCにしか使えないものもあります。
Office Online
- どこからでもアクセス可能
- 使いなれたユーザー・インターフェース
- 切り替えも簡単
Office Online(Excel Online)は、使いなれたExcelのシート、ブックでデータの整理・分析をします。変更内容は入力後に自動保存されます。シートやデータをわかりやすくビジュアルで表現したり、チャートやグラフを使ったりして情報を可視化。クラウド上で共同編集をリアルタイムで行えます。
Office Onlineの利用開始手順
- Office Onlineにアクセスし「EXCELの使用を開始する」のリンクをクリック
- Microsoftアカウントでログイン(アカウントがない場合は「作成」を押してアカウントを作成)
- 「Excel」をクリック
Googleスプレッドシート
- 便利なスプレッドシートを作成
- いつでも、どこからでもアクセス
- [保存] を押す必要ナシ
Googleスプレッドシートは、カラフルなチャートやグラフでデータを自在に表現できます。それ以外にも、組み込みの数式、ピボット テーブル、条件付き書式設定のオプションを使って、一般的なスプレッドシートの作業をスピーディーにこなせます。全機能を無料で利用でき、オリジナルの関数も多数備えているのが特徴です。
スプレッドシートの使い方と活用法は次の記事で詳しく解説しています。

Googleスプレッドシートの利用開始手順
- Googleスプレッドシートの公式サイトにアクセス
- 「Googleスプレッドシートを使ってみる」をクリック
- グーグルアカウントに登録しているメールアドレスまたは電話番号を入力、その後パスワードを入力
グーグルアカウントを持っていない場合には、「アカウントを作成」をクリックしてください。
Libre Office
- 自由に使えるオフィススイート
- フリーでオープンソースソフトウェア
- 人々、文化、創造、共有とコラボレーションを意味するLibre Office
Libre Officeは、フリーでオープンソースのソフトウェアです。ソフトウェアは大勢の献身的なユーザーコミュニティによって日々使用されテストされています。Libre Office は単なるソフトウェアではなく、コミュニティ間での交流も可能なソフトウェアです。
Libre Officeの利用開始手順
- Libre Officeの公式サイトで、ダウンロードボタンを押す
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストーラーに沿って進める
- インストールしたLibreOfficeを実行
Polaris Office
- あらゆるファイル形式をサポート
- PDFドキュメントを変換・編集
- ドキュメントを各種形式で保存可能
Polaris Officeは、全世界で9億台以上のインストール実績がある 総合Office ソフトです。Microsoft Office Word、Excel、PowerPoint、PDF、ODF、TXTなど、さまざまなドキュメントとの強力な互換性を備えています。また、クラウド連携によりスマートフォンやタブレットとシームレスにデータを共有可能です。
Polaris Officeの利用開始手順
- Polaris Officeの公式サイトで、「ダウンロード」のボタンをクリック
- ダウンロードしたセットアップファイル(PolarisOfficeInstaller.exe)からインストール
- インストールが完了するとソフトが起動し、Polaris Office のセットアップ画面が表示される
- ログイン画面にて「またはアカウントの作成」をクリックし、アカウントを作成
WPS Office Spreadsheets
- Excelと互換性の高い表計算ソフト
- 最大行数1,048,576行、最大列数16,384列に対応
- Microsoft Excel 2007/2010形式(.xlsx)ファイルで保存可能
WPS Office Spreadsheetsは、表計算や集計、データに基づいたグラフ作成に適したソフトです。
データ管理にも適しているため、住所録や家計簿としても使用できます。操作性や表示形式をMicrosoft Excel 2003(マイクロソフトエクセル)および2010に最大限近づいており、Microsoft Excelを使ったことがあるユーザーにも違和感なく使える高い互換性を持った表計算ソフトです。
Apache Open Office
- 多くの企業・自治体・教育機関が導入
- みんなで作る無料総合オフィスソフトウェア
- オープンソース方式で開発されているオフィススイート
Apache Open Officeは、「Microsoft Office」と同等の機能を持つ、オープンソースの高機能オフィススイート製品です。オフィススイートとして、文書作成、表計算、プレゼンテーション、図形描画などのソフトウェアで構成されています。
「Microsoft Office」と類似した操作性であるため、「Microsoft Office」から「Apache OpenOffice」に移行した際に、同じような操作性で使えます。
LibreOfficeとApache Open Officeに関して比較した記事はこちら。

Apache Open Officeの利用開始手順
- Apache Open Officeの公式サイトで、メインインストーラーをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストーラーに沿って進める
- インストールしたOpen Officeを実行
Numbers
- 魅力的な表と画像を挿入したシートを作成
- カラフルな手書きのイラストも追加可能
- Mac専用だが、Windows上の共同制作にも参加可能
Numbersは、魅力的な表と画像が入った美しいシートを作れます。iPad上では、Apple Pencilを使って一目でわかる図表やカラフルな手書きのイラストも追加できます。また、リアルタイムの共同制作機能により、チームのみんなで一緒に作業でき、Mac/iPhone/iPad上はもちろん、Windows上の共同制作にも参加できるといった点も特徴のひとつです。
Numbersの利用開始手順
- 「アプリケーション」フォルダのNumbersアイコンを押す
- 「新規作成」ボタンをクリック
Zoho One
- クラウドサービスをオールインワンで提供するSuiteサービス
- 45以上のウェブアプリとモバイルアプリを利用可能
- 全従業員向けと必要な数だけ購入可能な2種類のプランを用意
Zoho Oneは、あらゆる企業・組織の運営や業務を支援するクラウドサービスをオールインワンで提供するサービスです。まさに企業運営の基盤となる 「The Operating System for Business(ビジネスのOS)」と呼べるサービスです。
Zoho Oneの利用開始手順
Zoho Oneは、30日間の無料お試しができます。公式サイトにアクセスし、登録してください。
Excel代替ソフトのメリット
前述の紹介したソフトの多くがWebブラウザを利用して使うクラウドタイプです。ネットワーク環境がないと使えないデメリットもありますが、PCへのインストールタイプにはないクラウド型の大きなメリットもあります。
登録するだけで無料で使える
Webブラウザだけで使えるクラウド型の互換ソフトは、すぐに使えることがメリットです。ユーザー登録が必要な場合もありますが、手順は簡単なので、どなたでも利用環境を作れます。
Officeファイルとの高い互換性がある
Excel互換ソフトやOffice互換ソフトはデータの受け渡しや再現性に不安があります。しかし、以前のExcel形式のものは解析もすすんでいるのでほとんどが読み込み可能です。
また、Office 2007 から採用されているファイル形式「Office Open XML」は、XML をベースとしたオフィスソフトウェア用のファイルフォーマット形式(*.xlsx)で非常に互換性が高くなっています。
共同作業・共有ができる
Excel互換ソフトはクラウド上でアプリケーションプログラムを共有して使用するだけでなく、データもクラウド上にセーブされているケースが多いです。
そのため、プロジェクトや社内メンバーとデータの共有がスムースにでき、共同作業をするのも簡単です。アクセス権設定もできるので、セキュリティも万全です。
タブレットやスマートフォンで編集できる
クラウド上のデータ共有は、共同作業だけでなく複数のデバイスを使いこなすビジネパーソン、ユーザーにも便利です。
外出先からタブレットやスマートフォンで気軽に確認、編集できるので移動中でもデータの閲覧や活用ができます。
Excel代替ソフトの選び方
最後に、無料で使えるExcel代替ソフトやOffice互換ソフトの選ぶ際のポイントについて解説します。
必要な機能を明らかにしておく
単純にデータ閲覧用のソフトとしてOffice互換ソフトを使う場合は、それほど機能にこだわらなくても良いかもしれませんが、本格的に活用を考える場合は注意が必要です。
特に、表の書式が崩れてしまうと困る「申請書」や「許可書」などに利用する場合に注意が必要です。
実際に必要な機能を洗い出し、その部分で問題がないかどうかを事前に確認すれば安心して使用できます。
目的に応じて使い分ける
業務の目的に応じて、Excel代替ソフトやOffice互換ソフトは最適なソフトが変わってくるため、目的に応じた使い分けをすることを前提に選ぶ必要があります。
特に、Office互換ソフトとして利用する場合、他のアプリが表計算のデータを参照していたり、表計算のシートがブック形式で「串刺し」集計を行っていたりしないかには注意が必要です。
機能が限られていることも考慮する
同じようなExcel代替ソフトやOffice互換ソフトでも、有償版と無償版があるといった場合、機能制限がどこまであるかのチェックも必要です。使える関数の種類やセルの最大行数、グラフの種類など利用目的との関係で問題ないかどうかを考慮してください。
無料ツールの機能では、満足できないあなたにはBIツールの利用がおすすめです。BIツールを比較したい方は次の記事をチェックしてはいかがでしょう。

Excelを使った、おすすめの副業・在宅ワーク
自宅にいながら仕事ができる在宅ワークが注目されています。特に手軽にはじめられるデータ入力業務は、Excelを使っている方にはぜひおすすめしたいお仕事です。
データ入力の具体的な業務内容と、データ入力をはじめとする在宅の仕事を探せるおすすめサイトを紹介します。
データ入力の具体的な業務内容例
データ入力の仕事内容で多い依頼内容は次の5つです。
- 契約書といったの書類のデータ化
- 名刺や手書き伝票の入力
- 住所や電話番号などのリスト作成
- アンケート情報の集計
- 集計データのグラフ作成
これらの業務は、現在では外注スタッフや在宅ワーカーに依頼する企業が増えており、もっとも案件数が多い在宅ワークだと言われています。
関数の入力やグラフの作成が必要な依頼からカンタンな入力だけの作業まで幅広い案件があります。副業や在宅ワークをしながら自らのスキルアップにもつなげられます。
在宅の仕事が探せるおすすめサイト3選
在宅の仕事を探せるサイトの中でも、特にユーザー目線で利用しやすいという口コミや評価の多いサイトを3つ紹介します。
複数のサイトに登録すれば、自らにあった案件に見つけやすくなります。気になったサイトがあればぜひ登録してみましょう。
データ入力の仕事内容や収入については、次の記事で詳しく説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

Excel無料学習サイトやテンプレートも存在
Excelを無料で利用する方法には3つの手段があり、Excel代替ソフトを利用するメリットとして、Officeファイルとの高い互換性があることや、共同作業・共有ができたり、パソコン以外からのデバイスからアクセスできることが挙げられます。ただし、機能が制限されていたり、目的に応じた使い分けが必要となる場面もあるので注意してください。
また、Excelを無料で学べるサイトも存在しており、今後Excelを活用しようと考えておられる方は次の記事でおすすめのサイトを紹介しているので参考にしてください。

さらにボクシルビジネステンプレートサイトでは、Excelのテンプレートが数多くあり、ビジネスで使える便利なものを取り揃えています。すべて無料でダウンロードできるので、こちらも合わせて確認してください。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
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