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請求代行サービスおすすめ比較!料金やメリット・選び方のポイント

最終更新日:(記事の情報は現在から219日前のものです)
BOXILでは、請求代行サービスのおすすめを、料金や選び方のポイントとともに紹介します。導入のメリットやデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。

請求代行サービスとは?

請求代行サービスとは、企業間の取引に付随する請求業務をまとめて代行するサービスのことです。請求書の発行や発送にはじまり、代金の回収・確認まで代行してくれる業者が多いです。

近年、請求関連業務に時間と手間をとられている組織は多く、業務効率化のために請求代行サービスを活用するところが少なくありません。債権の未回収リスクを低減しつつ、自社にとって重要な業務にリソースを充てられるため、請求に関する仕事をまとめて専門業者に任せる組織が増えているわけです。

【関連記事】
コストをかけずに請求書発行や代金回収を進めたいのであれば、請求書発行システムや債権管理システムの導入もおすすめです。
請求書発行システムとは - サービス比較
債権管理システムとは - サービス比較

請求代行サービスの選び方

請求代行サービスを選ぶ際には、次の流れで必要な事柄を確認しましょう。

  • 請求代行サービスの導入目的を確認する
  • 請求代行サービスの内容を確認する
  • 請求代行サービスを導入する際の注意点を確認する
  • 請求代行サービスの料金・価格相場を確認する

請求代行サービスの導入目的を確認する

まずは、請求代行サービスの導入目的を明確にする必要があります。そのうえで、目的を確実に達成できる業者のサービスを選択しましょう。請求代行サービスを導入する主な目的は次のとおりです。

導入目的 詳細
請求業務にかかる工数を削減したい 請求から代金の回収に至るまで、一貫して代行してくれるサービスを選ぶ
代金が未回収になるリスクをなくしたい 未回収分の入金を保証してもらえるサービスを選ぶ
既存の顧客情報や取引先の情報をうまく活用したい 社内のSFACRMなどと、スムーズに連携できるシステムやサービスを選ぶ
対応できる決済方法を増やしたい 決済手段が豊富な請求代行サービスを選ぶ

請求代行サービスの内容を確認する

請求代行サービスの内容は、主に次のとおりです。導入目的をしっかり達成できるサービスか、内容を確認して判断しましょう。

サービス 詳細
与信情報の集取・管理・審査 取引先の支払い能力に関する情報を収集・管理し、必要に応じて確認できるサービスがいいです。審査を代行してくれサービスもあります。
請求書の発行や送付 取引先に対して請求書を作成・発行・送付する機能。
入金の確認・管理 発行した請求書に基づいて、取引先から入金があったか確認する機能。
代金・売掛金の回収 代金の回収を代行してくれるサービス。入金がされていない場合は、督促をして回収してくれます。
未払いの保証 未回収が発生した場合、その金額を保証するサービスも存在します。

与信審査に必要な情報をデータベースとして提供しているサービスに加えて、与信審査を代行してくれサービスもあります。さらに代金の回収に関しても、未払いが発生した場合にその全額を保証するサービスも少なくありません。

請求代行サービスを導入する際の注意点を確認する

請求代行サービスを利用する際には、失敗しないために次の項目もきちんと確認しておきましょう。

確認事項 詳細
依頼したい業務がカバーされているか サービスによってカバーする範囲が異なるケースが多いため、任せたい業務をカバーしている業者か確認しましょう。
未回収の場合の保証を受けられるか 未回収の債権が発生した場合、保証してもらえるか、その場合にどの程度の手数料が発生するかなども見ておく必要があります。
どのような決済手段に対応しているか さまざまな決済手段に対応しているか確認しましょう。決済手段の多様化は多くの顧客を獲得するきっかけになります。
取引可能額の上限はどれぐらいか 請求書を発行可能な取引上限額がどれぐらいか確認してください。
既存システムとスムーズに連携できるか 与信情報や取引先の情報などに関して、社内で利用しているシステムと連携できるか確認しましょう。

請求代行サービスの料金・価格相場を確認する

請求代行サービスの利用料金は、大きく分けて初期費用と月額費用、さらに特定のサービスを利用する際の手数料があります。初期費用は無料のサービスも多くありますが、月額費用は1万円程度からスタートできるサービスもあれば、数十万円かかるものも少なくありません。

また、手数料に関しては、取引額の数%と決められているケースがほとんどです。1%の違いでも取引額によっては負担が大きく変わってくるので、事前によく調べておきましょう。

おすすめの請求代行サービス【与信審査が可能】

おすすめの請求代行サービスを紹介します。まずは与信審査を依頼できるものを紹介するので、気になるサービスがあれば、資料請求や問い合わせをしてみましょう。

マネーフォワード ケッサイ - マネーフォワードケッサイ株式会社

マネーフォワード ケッサイ
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マネーフォワード ケッサイはマネーフォワード社が提供している、企業間の決済に必要なプロセスを代行してくれるサービスです。

請求書の発行・発送をはじめ、入金管理や未入金のフォローのみならず、掛け売りに必要な与信審査も任せられます。請求情報をベースとして取引先の審査を実施し、結果を報告します。最短数秒で終わる審査がほとんどなので、すぐに必要な情報を得られるでしょう。

掛け売りに必要な業務をまとめて任せられるので、人的リソースをより重要な業務に充てられるようになります。APIやCSVを用いて、基幹システムとの連携も可能です。

SEIKYU+(請求プラス) - 株式会社Biz Forward

SEIKYU+は掛け売りに必要な与信審査をはじめ、請求書の作成・発送業務や入金管理など、請求に関するあらゆるプロセスを任せられるサービスです。請求業務のほとんどを依頼できるので、社員の業務負担を軽減でき、業務フローの最適化を図れるでしょう。API連携により、請求書の入力作業の効率化も可能です。

与信のスピードにも自信があり、最短数秒で審査が完了できるケースがほとんどなので、掛取引をすぐに始めたい企業におすすめです。手数料も0.5%から利用でき、サポートも充実しています。一定の条件を満たすことで、入金の保証も受けられます。

おすすめの請求代行サービス【未払時の保証が充実】

次に、未払いが発生した際の保証を受けられるサービスを紹介します。債権の未回収リスクを軽減するならば、利用を検討してみましょう。

Paid - 株式会社ラクーンフィナンシャル

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Paidは、請求情報を登録するだけで、請求書の発行から代金回収までを一貫代行するBtoB掛売り決済サービスです。ECサイトや既存システムとAPI連携すれば、取引先や請求情報の登録を自動化でき、不正取引防止にも役立ちます。

未払い時には売掛金を100%保証しており、与信管理もまかせられるため、中小企業や個人事業主との取引にもおすすめです。

クロネコ掛け払いは、企業間の請求業務をすべて代行してくれるBtoB決済サービスで、未回収リスクもヤマトクレジットファイナンスが引き受けてくれます。掛け売りの際に必要な与信から、請求書の発行・集金業務に至るまで丸ごとヤマトグループに任せられるので、安心して業務に集中できるようになるでしょう。与信結果は最短5分で受けられます。

初期費用は無料で、月額管理費用1万円から利用が可能で、手数料も2.0~5.0%までとリーズナブルに利用可能です。申し込み後、2週間程度でスムーズに利用開始できるので、まずは気軽に資料請求をしてみましょう。

請求まるなげロボ - 株式会社ROBOT PAYMENT

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請求まるなげロボは売掛金100%保証の掛け払いサービスで、企業間の取引の与信・請求・集金・督促業務などを代行してもらえます。与信審査を通過した請求はもちろん、通らなかった請求に関しても同一のプラットフォームで管理が可能で、複数の決済手段を利用できます。

ダッシュボードで売掛の回収状況を可視化でき、滞納や未収金の状況を一目で把握できるの特徴です。各取引先の情報を簡単に整理・共有可能で、請求に関する業務の大幅な効率化を実現できます。業界最安水準の手数料1%から利用できます。

GMO掛け払い

GMO掛け払いは、企業間取引に関する与信管理をはじめ、請求書の発行や入金確認・督促業務などを任せられるサービスです。売掛金の未回収リスクに関しては、GMO ペイメントサービスが債権譲渡を受けるかたちで負担してくれます。

法人のみならず個人事業主でも利用できるのが特徴で、取引に必要な情報を入力すれば書類の提出なしでサービスを利用できます。管理画面も使いやすく、初めて代行サービスを利用する組織でも問題ありません。豊富なオプションサービスにより、運用に合わせたカスタマイズも可能です。

掛払い.com

掛払い.comは、BtoB取引の業務負担とストレスを削減できる、掛け払い決済代行サービスです。取引先の信用調査から与信管理をはじめ、請求書の発行や代金の回収・入金確認・督促まで、一貫して依頼できます。

少額の取引から1,000万円を超える高額取引まで幅広く利用できるので、業界・業種を問わず導入を検討してみるとよいでしょう。販売の機会を増やすことで、売上アップに貢献できます。未回収金も100%保証されるので、安心して取引を広げられます。

SAGAWA B2B決済サービス

SAGAWA B2B決済サービスは、佐川急便として有名なSGシステム株式会社が提供しているB2B決済サービスです。企業間の取引で発生した販売代金の保証が受けられるので、安心して販路を拡大できます。

SGシステムがキャッシュフロー構築のサポートをしてくれるため、これから本格的に事業を拡大する場合や、掛け売りの規模を増やす場合などにおすすめです。初期費用と月額費用が無料で、手数料のみが発生する料金体系なので、営業スタイルに応じて柔軟に利用できます。

RP掛け払い

RP掛け払いは、企業間の決済・集金業務をまとめて依頼できる決済代行サービスで、与信や請求書作成と送付・入金消込・催促まで一貫して任せられます。決済情報を毎月アップロードして待つだけでよいので、請求に関する業務負担を大きく削減できるでしょう。

決済の状況をシステムで即座に確認でき、与信落ちの請求も含めて一元管理できます。入金遅延・貸し倒れの場合には100%の保証が受けられるほか、最短3営業日での早期支払いも可能です。

おすすめの請求代行サービス【決済手段が豊富】

続いて、決済手段が充実したサービスを紹介します。クレジットカード決済をはじめ、さまざまな決済手段に対応したい場合は、導入を検討してみましょう。

SBペイメントサービス - SBペイメントサービス株式会社

SBペイメントサービス
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SBペイメントサービスは、オンライン決済から実店舗における決済まで、総合的な決済サービスの提案が受けられるるサービスです。オンラインでの決済に必要なクレジットカード決済をはじめとして、PayPayやキャリア決済など40ブランド以上の決済システムの導入が可能です。

ECと店舗の決済の連携も可能なので、実店舗とインターネットショップのどちらも運営している事業主におすすめです。金融機関のみならず、通信各社が提供するサービスへの入金もできるため、まずは資料をダウンロードして確認してみましょう。

イプシロン

イプシロンは、オンライン決済からビジネスをトータルサポートするサービスです。主要5ブランドのクレジットカード決済をはじめ、コンビニ決済やキャリア決済など、さまざまな決済手段に対応しています。申し込みから利用開始までスムーズで、初期費用や処理料はかかりません。

多数のプログラム言語に対応しているほか、オンラインマニュアルが充実しているので、不明点や疑問点はすぐに解消できるでしょう。とにかく決済手段を充実させたい組織におすすめです。

Billing System

Billing Systemは、多彩な決済システムをワンストップで利用できるサービスです。クレジットカードはもちろん、銀行振込やコンビニ決済・ペイジー・口座振替など、ほとんどの決済手段に対応できるようになります。

振込・入金を24時間リアルタイムで通知を受けられるのに加えて、手間のかかりがちな公共料金の支払いも一括代行が可能です。とにかく決済できるシステムやサービスが多く、請求書の発行から入金・消込も依頼できます。

請求代行サービスを利用するメリット

請求代行サービスを利用するメリットとしては、主に次の点が挙げられます。

  • 請求・決済業務の手間を削減できる
  • 未回収や請求忘れなどの可能性が低減できる
  • さまざまな決済方法に対応できるようになる

請求・決済業務の手間を削減できる

請求代行サービスを利用することで、請求・決済業務の一部、あるいはすべてを専門業者に任せられるようになります。依頼した分だけ社員の手間を削減でき、より重要な業務に時間を充てられるようになるでしょう。

とくに、スタートアップや慢性的な人手不足に陥っている組織の場合、社員がさまざまな役割を担っている場合が多くあります。請求に関する業務に十分な時間を割けないケースもあるので、代行サービスを利用する効果は大きいです。

未回収や請求忘れなどの可能性が低減できる

専門業者に請求にかかる業務を任せておけば、請求し忘れを含む、未回収のリスクを大幅に低減できることもメリットです。未払いが発生した場合、請求書の再発行や督促などの業務が追加されるため、社員にとっては負担が増えてしまいます。取引先が多ければ、それだけ未回収のリスクも増えます。

一方、請求に関する業務を専門業者に依頼していれば、債権を回収できる可能性が上がるだけではなく、社員の業務負担も増えずに済むでしょう。さらに、未回収分を保証してもらえるサービスも多くあります。

さまざまな決済方法に対応できるようになる

代行業者はさまざまな決済手段に対応している場合が多いので、利用する側の決済手段が拡充されることもメリットです。クレジットカード決済はもちろん、コンビニ決済や口座振替など、広く対応しているサービスが多いです。

請求代行サービスを利用するデメリット

請求代行サービスを利用する際には、次の点に注意しなければいけません。

  • 請求業務に関する知識やノウハウが蓄積できない
  • コストとのバランスを考える必要がある

将来的に請求業務を自社で担当する場合の対応を考えておき、費用対効果をきちんと計算することが重要です。

請求業務に関する知識やノウハウが蓄積できない

請求業務を代行業者に任せきりにしていると、社内に同業務に関する知見やノウハウを蓄積できない可能性があるので注意が必要です。業者に依頼しなくなった、またはできなくなった際に、さまざまな問題が起こる可能性があります。

将来的に自社で請求業務を担うことが決まっているならば、積極的に専門業者から学び、内製化した際に問題なく対応できるようにしておきましょう。

コストとのバランスを考える必要がある

代行業者を利用するには、当然ながら費用がかかります。利用する業者やサービスの内容・オプションなどによって料金は大きく変わるので、費用対効果をしっかり計算するようにしましょう。請求業務を任せることによって、得られるメリットと費用とのバランスを考える必要があります。

スタートアップをはじめ、請求業務にさほど時間や手間をとられないならば、自社で業務を担当した方がよいケースも少なくありません。すでに請求代行サービスを利用している場合は、定期的に費用対効果を算出し、費用が割高ならば、別の業者への乗り換えも検討するとよいでしょう。

請求代行サービスで決済業務の手間を削減しよう

請求代行サービスは、企業間の取引において発生した請求業務を丸ごと依頼できるサービスです。与信管理から請求書の発行・代金の回収に至るまで、一貫して任せられるので、バックオフィス業務を効率化したい組織は、ぜひ導入を検討してみましょう。

利用するサービスを選ぶ際には、次のポイントを意識することが大事です。

  • 任せたい業務に問題なく対応してもらえるか
  • 未回収の場合の保証を受けられるか
  • さまざまな決済手段に対応できるか
  • 取引可能額の上限はどれぐらいか
  • 既存のシステムやサービスと連携できるか

なお、決済代行サービスに関しては、次の記事でも詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。

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