セキュリティの高いAI-OCR7選!クラウド・オンプレミス別紹介

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AI-OCRを利用するうえでセキュリティは重要!
AI-OCRとは、人工知能を活用して画像やスキャンした文書から、文字やデータを自動的に抽出する技術です。この技術は、手作業では時間がかかる作業を効率的に行えるため、業務の大幅な効率化に寄与します。
たとえば、紙の書類をデジタル化したり、手書きの文書にある文字をテキストデータ化したりできます。これにより、データの検索や共有が簡単になり、ビジネスプロセスの効率化につながります。
AI-OCRでセキュリティが重要な理由
AI-OCRを利用する際にはセキュリティに注意しなければなりません。OCR技術は契約書のような個人情報や機密データを扱うことが多いため、適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。
これらはデータのなかでも特に重要な情報であり、扱う際は特に高い機密性が求められます。どのようなITツールでもセキュリティ対策は重要ですが、高い機密性が求められるデータを扱うことの多いAI-OCRでは、より堅牢な対策が必要です。
セキュリティの高いAI-OCRを選ぶには?
AI-OCRを選ぶ際には、企業のデータや顧客情報を安全に管理できることが重要です。とくに、デジタル化された情報の漏えいや不正アクセスを防ぐため、しっかりとしたセキュリティ対策が施されたソリューションを選択することが求められます。
社内のサーバーで情報を管理できるオンプレミス型を選ぶ
AI-OCRを導入する際、情報を自社内で管理したい場合は、オンプレミス型を選ぶのがおすすめです。オンプレミス型は社内サーバーでデータを管理するため、クラウド型よりもセキュリティリスクを低く抑えられます。
外部からの不正アクセスを防ぐため、ファイアウォールといったセキュリティ設定を行うことで、より安全な環境を構築できます。
クラウド型の場合は、二段階認証やPマーク、ISMSなどに注目
クラウド型のAI-OCRを選ぶ際には、セキュリティ対策がしっかりされているかを確認しましょう。
二段階認証が導入されているか、PマークやISMSなどの認証を取得しているかをチェックしましょう。これらの要素は、クラウド環境でのデータ保護やプライバシー対策に関わるため、信頼性の指標となります。
自社や顧客のセキュリティポリシーに対応しているか
AI-OCRを選ぶ際には、自社のセキュリティポリシーや顧客の要求に対応できるかも重要なポイントです。
企業によっては、特定のセキュリティ基準を満たす必要があります。たとえばデータの暗号化やアクセス制限、ログ管理などがしっかりしているかを確認しましょう。また、顧客情報を扱う場合は、プライバシーポリシーに従った運用が求められます。
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セキュリティの高いAI-OCR2選
セキュリティの高いおすすめのAI-OCRを紹介します。
DynaEye - 株式会社PFU
DynaEyeは、インストールしたPC内でOCRを完結するオンプレミス型のAI-OCRです。DynaEyeは、次のような特徴があります。
- 癖の強いフリーピッチの手書き文字や枠外にはみ出した記入なども高精度で認識
- 2つの異なるOCRエンジンで認識結果を自動突合
- 利用枚数の制限がない定額の料金プラン
AISpect - 株式会社ASAHI Accounting Robot研究所
AISpectは、アップロードされたデータがAI学習に利用されず、原則即時削除されるため、安心して利用できるAI-OCRです。AISpectは、次のような特徴があります。
- ドラッグ&ドロップで簡単操作、多様な帳票を高精度にデータ化
- IPアドレス制限やMicrosoftアカウント認証によるユーザー制限が可能
- 標準版/カスタマイズ版など用途で選択可能
クラウド・オンプレミスを選べる!セキュリティの高いAI-OCR5選
クラウド型かオンプレミス型か導入形態を選べるセキュリティの高いAI-OCRを紹介します。それぞれの特徴をまとめているため、導入を検討している方は参考にしてください。
DX Suite - AI inside株式会社
DX Suiteは、AIの活用により定型・非定型問わず高精度で読み取るAI-OCRです。DX Suiteは、次のような特徴があります。
- 読み取れる帳票の範囲が広く、紙・画像・PDFなどあらゆる書類をすぐにデータ化
- 読み取った書類データをAIがExcelへ自動転記、独自フォーマットにも対応
- 日本語以外の言語の読み取りにも強い
SmartRead - 株式会社Cogent Labs
SmartReadは、レイアウトに関係なくAIが自動で書類を認識・分類し、高精度で文字を読み取るAI-OCRサービスです。SmartReadは、次のような特徴があります。
- 事前のフォーマット登録で、複数タイプの文書を自動仕分けが可能
- 手書き文字の読み取りに強い
- 読み取った情報はCSV、Excelなどさまざまな形式での書き出しのほか、API連携も可能
スマートOCRは、紙や文書、帳票を撮影・スキャンした画像からテキストデータに抽出するAI-OCRです。スマートOCRは、次のような特徴があります。
- プロジェクションマッピング技術で、写真で撮影した書類の歪み・たわみなどを補正
- 独自開発の文字列単位認識エンジンで、網掛けや透かし文字などさまざまな書体を高精度認識
- 専用スマホアプリで手軽に書類をアップロード可能
DEEP READ - 株式会社EduLab
DEEP READは、手書き文字と活字に対応しているAI-OCRです。DEEP READには、次のような特徴があります。
- 登録したテンプレートに合わせて仕分けできる自動仕分け機能搭載
- 独自の確信度のフィルター機能で効率化アップ
- キーボードのみでの操作に対応
invoiceAgent - ウイングアーク1st株式会社
invoiceAgentは、企業間で飛び交う多様な帳票を一つのプラットフォームに集約し、最適化する電子帳票プラットフォームです。invoiceAgentは、次のような特徴があります。
- 帳票のデータ化、発行、受領、保管までを一元管理
- 多要素認証による厳格なアクセス制御
- 手書き文字を含む帳票を高精度に読み取り、データ入力の効率化とコスト削減を実現
AI-OCRの課題と注意点
AI-OCRの導入にはいくつかの課題と注意点があります。技術の進歩とともに改善は進んでいますが、現状ではまだ克服すべき点があります。導入を検討する際は、これらの課題を理解することが重要です。
文字認識の精度は完璧でなく、対応できる書式も限られている
AI-OCRシステムの主な課題は、文字認識の精度が必ずしも完璧ではないことです。手書きの文字や特殊なフォント、汚れのある書類などでは、正確に文字を認識できないことがあります。
また、サービスによって対応できる書式にも制限があるため、OCRが得意とするフォーマットを把握することが大切です。
たとえば、書類のスキャン時に高画質な画像を使用することや、標準的な書式を選ぶことが精度向上のポイントです。システムの試用期間やデモを活用し、書類が適切に認識されるか確認することをおすすめします。
外部システムとの連携性に懸念がある
AI-OCRは、外部のシステムとの連携がうまくいかない場合があります。これは、データ形式の違いやAPIの制限などが要因です。導入時には、連携したいシステムとの互換性を確認することが重要です。
たとえば、RPAやCRMといったクラウドシステムと連携できるか、あるいはデータのエクスポートやインポートがスムーズに行えるかなど、実際の業務フローに基づいて検討することが求められます。
これらの連携性が確保されていないと、効率化の目的が達成できない可能性があるため、導入前に細かくチェックしましょう。
セキュリティの高いAI-OCRを選んで、情報管理をより安全に
AI-OCRのセキュリティは、個人情報や機密データを扱ううえで重要な要素です。
オンプレミス型かクラウド型かによって、必要なセキュリティ対策が異なります。オンプレミス型は、データを社内サーバーで管理するため、よりセキュリティを強化できます。
クラウド型では二段階認証やPマーク、ISMS認証などに注目し、データ漏えいのリスクを最小限に抑えることが重要です。
また、文字認識の精度や外部システムとの連携性なども重要なポイントです。AI-OCRの精度は完璧ではないため、認識が難しい書式や手書きの文字に対応できるかを確認しましょう。外部システムとの連携については、実際の業務フローに適合するかどうか、事前にテストすることが必要です。
AI-OCRを選ぶ際には、無料プランや無料トライアルを活用して、実際の使用感を確認することをおすすめします。自社のニーズやセキュリティポリシーに合ったシステムを選ぶことで、より安全な情報管理が可能です。さまざまなAI-OCRサービスを比較し、最適なものを選定しましょう。
AI-OCRは、次の記事でも詳しく紹介しています。


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