大企業向け電子契約システムおすすめ8選!大企業向けの機能やプラン

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大企業におすすめの電子契約システムをBOXIL編集部が解説。電子契約システムを選定する際のポイントや導入するメリットを解説しています。この記事を読めばどの電子契約システムを導入するべきかどうかが分かります。

電子契約システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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本記事では従業員1,000人以上を大企業とし、大企業が電子契約システムを選ぶ際のポイントやおすすめのサービスを紹介します。

全企業向けや中小企業向けの選び方は下記で説明しています。「大企業の選び方とは何が違うのか」「中堅企業だから幅広いサービスを知っておきたい」という方におすすめです。
【全ての企業向け】電子契約システムの選び方とおすすめサービスを見る
【中小企業向け】電子契約システムの選び方とおすすめサービスを見る

電子契約システムの傾向・トレンド
シェアが大きいのはクラウドサイン
・上位プランになると本格的な権限設定やAPI連携などが使える
・セキュリティ強化のための機能はオプションのことが多い
BOXILおすすめの大企業向け電子契約システム3選
・シェアで選ぶなら「クラウドサイン
・セキュリティで選ぶなら「電子印鑑GMOサイン
・グローバルで契約を締結するなら「Docusign

※電子契約システムの導入に携わった従業員数1,000人以上の企業に所属している全国20〜60代の男女435人へ、インターネット調査を実施。本調査の期間は2025年3月28日〜31日。

大企業向け電子契約システムとは

電子契約システムは、オンライン上で電子ファイルに署名や捺印ができ、契約締結まで完結できるシステムのことです。大企業向け電子契約システムは、大量の契約を迅速に処理でき、関係者にリアルタイムで契約書を共有可能なだけではなく、セキュリティや内部統制の観点で豊富な機能が搭載されています。

また営業や法務、財務など複数の部門が関与する複雑な承認経路にも柔軟に対応し、進捗状況を可視化できるため、承認にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。

大企業が抱える契約業務の課題

電子契約システムを導入していない大企業が契約業務で抱えている課題についてまとめました。あなたの企業でも同様の課題を抱えていれば、大企業向けの電子契約システムで解決できる可能性が高いでしょう。

  • 契約書の作成、管理にかかる時間とコストが多い
  • 承認プロセスが複雑で時間もかかる
  • 契約書のバージョン管理が困難
  • 内部統制が複雑でコンプライアンスに厳しい

契約書の作成、管理にかかる時間とコストが多い

大企業では取引先や関係部署が多く、契約書の作成と管理に膨大な時間とコストがかかります。紙媒体での契約書作成は、印刷や製本、郵送などの手間がかかり、契約書の保管場所も必要です。書類の数が多ければ、必要なときに探して見つけるのも難しく、期限や更新の管理を正確に行うのは難しいでしょう。

承認プロセスが複雑で時間もかかる

大企業では契約書の承認プロセスが複雑で、複数の部署や役職者の承認が必要です。紙媒体での承認プロセスは、捺印や郵送の手間がかかり、承認者間のコミュニケーションも煩雑になりがちです。承認の数が多ければ承認作業も滞りやすく、どこで止まっているかもわからないため、契約締結完了するまでかなりの時間を要すケースも少なくありません。

契約書のバージョン管理が困難

大企業では契約書の修正や更新が頻繁に行われるため、複数のバージョンが存在する契約書も多くあります。しかし紙媒体でのバージョン管理は、最新版の把握が難しく誤ったバージョンの契約書が使用されるリスクも抱えています。また契約書の修正履歴を追跡することも困難で、重大なトラブルに発展する可能性も否定できません。

内部統制が複雑化しやすくコンプライアンスに厳しい

大企業では多くの契約を行っているため、扱っている契約類型の種類も多く、部署によって管理方法が異なるケースも少なくありません。こういった状況では誰がどの契約を行ったかや、どこに契約書類が管理されているかがわかりにくく、紛失や盗難といったリスクを抱えています。

一方で大企業はコンプライアンスの基準を、中小企業よりも厳しく設定しているケースが多くあります。そのため契約書類に関しても厳格な管理を求められますが、こういった状況で十分に対応するのは難しいでしょう。

大企業が電子契約システムを導入するメリット

大企業が電子契約システムを導入して得られるメリットは次のとおりです。

  • 印紙税や郵送費などの契約コストを削減できる
  • 契約の承認プロセスを自動化・可視化できる
  • 契約の進捗状況や期限をリアルタイムで把握できる
  • 内部統制やコンプライアンスを強化できる

印紙税や郵送費などの契約コストを削減できる

電子契約システムを導入することで、契約書を電子化し、印紙税が不要になります。また、郵送費や印刷費、保管費用などのコストも削減できます。大企業では契約件数が多いため、これらのコスト削減効果は非常に大きいといえるでしょう。

契約の承認プロセスを可視化できる

電子契約システムでは、契約書の承認ルートを設定して承認プロセスを可視化できます。とくに大企業向けのシステムでは、ルート設定の柔軟性が高く、複雑な承認ルートも設定可能です。承認者は、システム上で契約書を確認して、電子署名や電子印で承認できます。スマホアプリから承認できるシステムも多いため、すきま時間を使って効率よく承認を行えます。

こういった機能により、承認プロセスがスムーズになり、時間短縮につながるでしょう。またシステムから確認すれば、承認がどこまで進んでおり、誰で止まっているかもリアルタイムで確認できるため催促もしやすく、スムーズに承認作業を完了できるでしょう。

契約の進捗状況や期限をリアルタイムで把握できる

電子契約システムでは、契約書の進捗状況や期限をダッシュボードなどで一元管理できます。契約書のステータス(未締結・承認待ち・締結済みなど)や期限をリアルタイムで確認できるため、契約管理業務の効率化につながります。また、期限切れが近づいている契約書をアラートで通知する機能もあり、更新を忘れるようなミスも防止可能です。

内部統制やコンプライアンスを強化できる

電子契約システムを導入すると、内部統制やコンプライアンスを強化できるのもメリットの1つです。電子契約契約システムを利用すると、電子署名とタイムスタンプによりいつ、誰が、何に合意したのかが自動で記録され、法的効力を担保できます。

これにより契約の改ざんができないのはもちろん、契約書が紛失したり破損したりもできないため、コンプライアンスを強化できます。また、契約の更新履歴も自動で記録され、契約名や取引先名などで書類をすぐに探し出せるため、紙の契約書よりも管理がしやすいでしょう。くわえて、アクセス権限や承認権限も細かく設定できるため、内部統制の強化も可能です。

大企業での電子契約システムのシェア TOPはクラウドサイン

BOXILが実施したアンケートでは、従業員1,000人以上の企業においてシェアが最も多かった電子契約システムは「 クラウドサインで20%と、大企業の5社に1社がクラウドサインを導入している状況でした。次いで「 電子印鑑GMOサイン 」が16.78%、「 freeeサイン 」が12.64%でした。この計3サービスでおよそ50%のシェアを占めています。

クラウドサインや電子印鑑GMOサイン、freeeサインは大企業以外を含めた集計でも大きなシェアを獲得しており、国内の代表的な電子契約システムとして幅広く導入されています。

※調査概要:電子契約システムの導入に携わった従業員数1,000人以上の企業に所属している全国20〜60代の男女435人へ、インターネット調査を実施。本調査の期間は2025年3月28日〜31日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

電子契約システムのシェアや市場規模を詳しく見る

大企業における電子契約システムの費用

大企業が電子契約システムを導入する際には、初期費用と月額費用にくわえ導入支援費用も計算する必要があります。通常、初期費用は無料になるケースも多くありますが、大企業の場合は複雑な承認経路を設定する必要があり、そのほか自社のフローに合わせるためカスタマイズが必要になるケースも少なくありません。

これらをベンダーに依頼すれば、初期費用や導入支援費用は高くなりやすいので事前に確認しておきましょう。また月額費用は一定の費用を支払う月額固定料金タイプと、ユーザー1人あたりや契約1件あたりで費用のかかる従量課金タイプがあります。

大企業はどちらも多くなりがちですが、月間の契約締結数が多ければ月額固定の料金タイプ、ユーザー数や契約数が少なければ従量課金タイプがおすすめです。事前に契約数やシステムの利用者数を確認したうえで、各サービスの料金を確認しましょう。

大企業の電子契約システムの選び方

大企業が電子契約システムを選定する際の、比較ポイントについて解説します。

承認経路設定やサポート体制を確認する

前述したように、大企業ではさまざまな部署や役職をまたぐことが多いため、承認プロセスが複雑になりがちです。そのため、電子契約システムを選ぶ際には、自社の承認プロセスに対応できる柔軟な承認経路設定機能があるか、確認しましょう。

また、導入後のサポート体制も重要です。トラブル発生時の対応や操作方法の問い合わせなど、迅速かつ丁寧なサポートサービスのあるシステムを選びましょう。

電子契約のタイプを確認する

電子契約システムを導入する際には、電子契約のタイプを確認するのも重要です。電子契約の電子署名は、誰が本人確認を行うかによって当事者型と立会人型の2種類に分かれます。当事者型とは、契約当事者双方が電子署名を行い、契約を締結する方式です。ただし、電子署名を行うには事前に外部の電子認証局へ行き、電子証明書を取得する必要があるため、信頼性は高いものの手間やコストがかかります。

一方立会人型は、第三者機関である立会人(電子契約システム)が契約当事者の指示にもとづき電子署名を付与し、契約を締結する方式です。メールやSMSなどで本人確認を行うため、当事者型より信頼性は低いものの、手間やコストはかかりません。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自社のセキュリティポリシーや契約内容に応じて、適切なタイプの電子契約システムを選びましょう。

セキュリティ対策が充実しているか確認する

電子契約システムには顧客情報や契約内容など、機密性の高い情報が保存されます。そのため、セキュリティ対策が充実しているシステムを選ぶことが重要です。

具体的には、アクセス制御や暗号化、不正アクセス対策などが適切に実施されているかを確認しましょう。また国際的なセキュリティ基準であるISO27001といった認証を取得しているシステムであれば、より安心して利用できます。

大企業におすすめの電子契約システム比較8選

大企業におすすめの電子契約システムの、機能や特徴を比較しました。また、プランは最安ではなく大企業で運用することを想定した機能を持つプランの料金を記載しています。比較検討を行う際の参考にしましょう。

電子契約システムの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

では、それぞれの電子契約システムの特徴について詳しく紹介します。

クラウドサイン

良い点

良い

  • 国内大手企業に豊富な導入実績
  • 強固なセキュリティ
  • 充実したサポート体制
気になる

気になる

  • 監査ログやAPIなどの機能はCorporateプラン以上からのみ利用可能
  • カスタマイズがあまりできない
初期費用 0円〜 月額費用 28,000円(税抜)〜
無料トライアル ◯(無料プランあり)
導入実績 東京都/三井ホーム/ベイシア/江崎グリコ​ など

クラウドサインは、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をオンラインだけで完結できる電子契約システムです。官公庁・金融機関を含め国内の大手企業にも多く導入されており、利用したことのある取引先も多いため、スムーズに契約が進めやすいでしょう。

またISO27001(ISMS)といった各種認証精度をクリアした強固なセキュリティも特徴で、要求水準の高い金融機関や官公庁などにも導入された実績があります。アクセス権限はもちろん、承認権限も柔軟に設定できるため、大企業の複雑な内部統制にも対応可能です。

くわえてサポートが充実しており、導入前には社内稟議書として活用できる資料が提供されます。また導入後はコンサルティングにより、電子契約の業務設計や運用支援をサポートしてくれるため、承認経路が複雑でカスタマイズも必要な大企業でも安心です。社内向け・社外向けの説明もしてくれるので、導入規模の大きい大企業でもスムーズに導入できます。

電子印鑑GMOサイン

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
良い点

良い

  • 大企業向けオプションパックが充実
  • 手書きサインにも対応
  • 不動産や官公庁特化のサービスも提供
気になる

気になる

  • 画面のわかりにくさを指摘する口コミも
  • 初期設定やユーザー管理の手順がやや複雑
初期費用 0円〜 月額費用 8,800円(税抜)〜
無料トライアル ◯(無料プランあり)
導入実績 みずほ銀行/GREE/東急リバブル/大和ハウスグループ​ など

電子印鑑GMOサインは、豊富な機能を標準搭載し当事者型にも対応した電子契約サービスです。手書きサインやアクセスコードによる本人確認などの機能があり、電子契約に限らずさまざまなシーンで適切な機能を選択できます。不動産業界向けや自治体向けに特化したサービスも提供しており、業種に合わせた対応も可能です。

立会人型・当事者型のどちらのタイプの電子契約にも対応しているため、取引先から求められるセキュリティレベルや本人確認レベルに応じて使い分けができるのは嬉しいポイントです。

また大企業向けのオプションパックも充実しています。セキュリティや内部統制を強化するパックや、グループ会社といった複数会社での利用に適した統合パック、本人確認方法を拡張できる本人確認パックなど、大企業のニーズにも対応しています。無料プランがあるため、実際の操作性を確認したうえで導入を検討できるのも魅力の1つです。

良い点

良い

  • 弁護士監修で大企業でも導入が進む
  • 月50件までの無料送信分がある
  • SMS送信やAPIなども最安プランで使える
気になる

気になる

  • プランの規定ユーザー数以上のユーザー追加は有償
  • 他大手電子契約システムと比較すると公開されている大手での実績は少ない
初期費用 0円〜 月額費用 5,980円〜
無料トライアル ◯(無料プランあり)
導入実績 アディーレ法律事務所/リンガーハット/オールアバウト/リブセンス​ など

freeeサインは、電子契約書の作成の手間を減らす機能が豊富に搭載された立会人型の電子契約システムです。文書が簡単かつ綺麗に作成できるように設計されたテンプレート機能や、弁護士監修のテンプレートが用意されています。freeeサイン上で文書に対するコメントの履歴が残せるため、freeeサイン内で文書に関するやり取りの履歴を残せるのも嬉しいポイントです。

IPアドレス制限やシングルサインオン、ワークフロー機能、ユーザー権限管理などの機能をつける場合は、料金は要問い合わせなので注意しましょう。

他のfreeeシリーズ(会計や人事労務)との連携や契約書チェックサービスとの連携により、内部統制を強化できます。とくに、契約書チェックサービスは月5,000円かつレビュー回数無制限で利用できるため、コストとリスクを抑えた契約書作成と電子契約、契約書管理をしたい大企業にもおすすめです。

総合評価
4.24
とても便利です
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
営業・販売部門
コロナの影響もありオンラインでの仕事が増え、オンライン上で契約を交わすことも多くなってきており、オンラインで署名をできるサービスは非常にありがたいです。無料で使える範囲も広いうえに直感的な操作でわかりやすく初心者でも簡単に使えると思います。これからも使い続けたいサービスです。
公開日: 2024/02/26
続きを読む
契約書の管理を電子化できました
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
マーケティング部門
よく使うタイプの契約書をテンプレート化して使うことができるので、2通目以降は契約書の作成がとても簡単になりました。ライトプランは小規模なチームにぴったりで使いやすい価格設定だと思います。CSはメールだけでなく電話、チャットでのサポートがあり、いつも対応が迅速で助かっています。
公開日: 2024/02/07
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Docusign

ドキュサイン・ジャパン株式会社
良い点

良い

  • 幅広い言語に対応
  • 電子印鑑の生成が可能
  • 世界中の要件をクリアした堅牢なセキュリティ
気になる

気になる

  • 年間100件以上送付する場合は追加従量課金
  • テンプレートが少し使いにくい
初期費用 要問い合わせ 月額費用 Business Pro:5,300円〜
無料トライアル ◯(30日間)
導入実績 ヤマハ/ニトリホールディングス/ソフトバンク など

Docusignは、世界中で利用されているグローバルな電子契約システムです。英語はもちろん幅広い言語に対応しているため、海外との取引を行っているような大企業におすすめです。海外製ツールながら、名前や部署名などを入力するだけで電子印鑑を生成し、印影イメージもアップロードできます。

また外部連携にも強くSalesforceやMicrosoft、Googleなど幅広いツールと連携できるため、企業全体で大幅な業務効率化にも期待できます。世界中の厳しいプライバシー基準やセキュリティ要件を満たしており、第三者機関でもさまざまなセキュリティ認証を取得しているため、セキュリティ制限の厳しい大企業でも導入しやすいでしょう。

良い点

良い

  • 契約書作成から管理まで一括できる
  • 他社データや紙データも保管できる
  • 保管数や送信数に上限なし
気になる

気になる

  • 管理画面がややわかりにくい
  • サポートが少ない
初期費用 0円 月額費用 2,480円(税抜)〜
無料トライアル
導入実績 ベルク/サイボウズ/LINEヤフー/​日産自動車 など

マネーフォワード クラウド契約は、契約書の作成から管理までカバーできるクラウド型の電子契約、契約書管理サービスです。電子契約ができるのはもちろん、契約書の作成や申請承認、書類の保存、管理まで契約にかかわるすべての業務を1つのシステムにまとめられます。

またシステム内で行った契約だけでなく、他社の電子契約サービスから受け取った電子契約データも、締結時に自動で取り込まれるうえ、スキャンした紙の契約書データも保存できます。契約に関するすべてのデータを1つに集約できるため、管理業務の負担も大幅に軽減できるでしょう。契約書の送信件数や保管件数には上限がなく追加の料金も必要ないため、大企業のように管理すべき契約書の多い場合でも安心です。

SMBCクラウドサイン

良い点

良い

  • 日本の法律に特化した弁護士監修のサービス
  • メガバンク基準の定期モニタリング
  • 導入に際して幅広いリスクを見直せる
気になる

気になる

  • 検索機能がやや物足りない
  • セキュリティ要件がそこまで重要ではないのであればクラウドサインの導入で済む
初期費用 0円〜 月額費用 28,000円(税抜)〜
無料トライアル 要問い合わせ
導入実績 モスフードサービス/野村屋/三井住友銀行​ など

SMBCクラウドサインは、セキュリティ体制が充実している、安全性の高い電子契約サービスです。システムから運用体制まで、メガバンクの厳格な基準で定期的にモニタリングを行っています。また自社で培ってきたノウハウを活かし、導入の際に法務やシステムのリスク整理、業務プロセス整理、規定見直しも含めてサポートしてくれます。

紙の重要書類に関しては、オプションとして、ハイセキュアな専用施設で保管でき、文書箱単位や契約書単位の保管など顧客のニーズに合わせて対応可能です。くわえて紙の契約書のスキャンを代行するオプションもあるため、企業内で大量の紙の契約書を保管する大企業におすすめです。

良い点

良い

  • ゲストユーザーが利用しやすい
  • さまざまな種類の印鑑が作成できる
  • 幅広いニーズに合わせたパックプラン
気になる

気になる

  • 押印ルートの設定がわかりにくいという評判も
  • ダウンロードに時間がかかる
初期費用 要問い合わせ 月額費用 1ユーザー110円(税抜)〜
無料トライアル ◯(15日間)
導入実績 チューリッヒ保険/象印マホービン/岡山大学病院/アマノ​ など

Shachihata Cloudは、決裁や電子契約をデジタル化し、多彩なグループウェアで業務効率をアップする電子契約システムです。電子契約においては、ゲストユーザーがアカウントの登録なしで印鑑を即時作成でき、捺印と承認を行えるため、スムーズに契約締結が行えます。

作成できる印鑑の種類も豊富で、実物そっくりの氏名印はもちろん、日付印や丸印(役職者印)を無制限で作成可能です。また電子帳簿保存法対策で書類保管を強化したい方向けの文書管理セットもあり、契約や決裁が完了した文書をそのまま保管できます。そのほかセキュリティ強化パックやワークフローパックなどもあり、大企業のニーズに合わせてパックやプランを選択できます。

良い点

良い

  • 契約書作成から管理まで対応
  • 契約に関連した情報をまとめて保存できる
  • 大手企業の導入実績が豊富
気になる

気になる

  • 操作がややわかりにくい
  • コメントの編集や削除ができない
初期費用 要問い合わせ 月額費用 要問い合わせ
無料トライアル 要問い合わせ
導入実績 ネオキャリア/レゾナック/三菱地所/モンテローザ​ など

ContractS CLMは、契約ライフサイクルの最適化とワンストップ管理を実現できるサービスです。契約書の作成から承認、レビュー、締結、更新、管理まで対応できます。契約のステータスや更新履歴といった情報はもちろん、承認履歴や過去のチャットのやり取りまですべて紐づけて保存されるため、どのような流れで契約を行ったかが一目で把握できます。

また契約書をフォローすると、契約書に関連したアクティビティの通知受け取りも可能です。法務への審査依頼作成機能やWord書類間の文書差分比較機能などもあり、契約書作成にかかる手間を大幅に削減できるでしょう。大手企業の導入実績が豊富なのも魅力の1つです。

大企業が電子契約システムを導入する際の注意点

大企業が電子契約システムを導入する際には、次のポイントに注意しましょう。

  • 事前に相手から了承を得る
  • 電子帳簿保存法について理解する

事前に相手から了承を得る

人によっては電子契約に対してなじみがなく、抵抗感をもつ可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。もし相手に抵抗感があるようなら、電子契約のセキュリティ機能や安全性などを説明するのが重要です。また相手がシステムを操作しやすいよう、直感的に操作できるシステムを導入したり、操作のサポートを行ったりするのもおすすめです。

電子帳簿保存法について理解する

電子帳簿保存法とは、電子データの保存を目的とした法律です。電子契約に法的な拘束力をもたせるためには、この法律に則って、電子署名やタイムスタンプの付与を行う必要があります。そのため電子契約システムを導入する際にも、この電子帳簿保存法に則っているか確認し、安全性を確保しておくと安心です。 国税庁の公式ホームページ から大まかな知識を確認しましょう。

サービス選びは比較して検討しよう

電子契約システムを選ぶ際に重要なのは、自社の状況に合った機能が備わっているかや、他システムとの連携、運用コストなどです。あわせて各サービスの口コミも見ておくとよいでしょう。

電子契約システム選び方ガイド

電子契約システム選び方ガイド

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