銀行口座と連携できる会計ソフト7選！解決できる課題と連携のメリット、選定ポイント

会計ソフトには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒【料金・機能比較表つき】会計ソフトの資料をダウンロードする（無料）

会計ソフトを銀行口座に連携させるメリット

会計ソフトを銀行口座に連携させて得られるメリットは次のとおりです。

取引データを自動で取得

銀行口座と連携することで、入出金データが自動的に会計ソフトに取り込まれます。この口座連携により手作業での入力や転記が減り、工数を削減できます。また、データの取り込み忘れや入力ミスを防ぎ、会計データの正確性を向上させられるでしょう。

仕訳作業の効率アップ

多くの会計ソフトでは、連携した銀行口座の取引データから自動で仕訳を提案します。これにより、仕訳作業にかかる時間を短縮し、経理担当者の負担を軽減。また、過去の仕訳データを参照して仕訳を提案するため、使うほど仕訳の精度が向上します。

人的ミスの防止

手作業での入力や転記がなくなることで、ヒューマンエラーを減らせます。また、自動仕訳機能を活用することで、仕訳ミスを防ぎ、会計データの信頼性を高められます。これにより、後々の修正作業やトラブルを未然に防げる可能性があります。

会計ソフトの選定ポイント

会計ソフトを選定する際は、いくつかのポイントが存在します。代表的なポイントについて解説します。

銀行口座と連携できるか

会計ソフトを選ぶうえで、銀行口座との連携機能はほぼ必須と言えます。連携している銀行の種類、API連携やCSV連携といった連携の方法を確認しましょう。とくに、自社で利用している銀行に対応しているかは見逃さないようにチェックすべきです。

既存システムと連携できるか

会計ソフトが販売管理システムや給与計算ソフトとも連携できるとなお便利です。対象の基幹システムで入力したデータを会計ソフトに取り込むことにより、二重での入力を解消します。銀行口座との連携同様、どのシステムとどのように連携するのか確認しておきましょう。

自社の規模や業界に合っているか

会計ソフトが自社の規模や業界に合っているかを調べましょう。上場企業に求められる財務会計や特殊な仕訳をする建設業会計など、企業によって要件はさまざま。カスタマイズにて対応できるケースもあるものの、設定やメンテナンスにかかる工数を考慮すると、最初から対応した会計ソフトを導入するのが適切です。

担当者にとって使いやすいか

経理担当者が操作しやすい会計ソフトであるか確認します。直感的に操作できてわかりやすい画面、操作方法に関するマニュアル、適切なサポート体制などを比較して従業員にとって使いやすいソフトを選びましょう。

会計ソフトの比較表

【特典比較表つき】『会計ソフト(財務会計)の資料11選』 はこちら⇒無料ダウンロード

また、一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

【特典比較表つき】『会計ソフト(財務会計)の資料11選』 はこちら⇒無料ダウンロード

^{※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。}

銀行口座と連携させられる会計ソフト7選

マネーフォワード クラウド会計は、2,300以上^※の金融関連サービスと連携する会計ソフトです。登録された銀行口座やクレジットカードの明細を取得し仕訳する機能を搭載しており、データ入力の効率化とミス防止を両立します。マネーフォワード クラウド会計には次のような特徴があります。

• 全国44,000以上^※の士業事務所のユーザーが利用
• 取引明細に対応する勘定科目を自動で提案
• 自動レポート機能でリアルタイムに経営状況を確認

※出典：マネーフォワード「マネーフォワード クラウド会計 公式サイト」2025年9月17日閲覧

freee会計は、社内のさまざまな情報と業務を一元管理できる会計ソフトです。取引情報をもとにした自動レポート機能が搭載されており、経営状況をリアルタイムでパソコンやスマホアプリから把握できます。freee会計には次のような特徴があります。

• 銀行口座・クレジットカード連携にて仕訳を自動で入力
• 補助科目に代わってタグにて柔軟に管理
• 内部統制の強化や意思決定の迅速化にも貢献

勘定奉行クラウドは、過去の取引情報から学習し、日々の仕訳を自動化できる会計ソフトです。自動起票や分析帳票の機能が搭載されており、会計業務の精度と効率を高めます。勘定奉行クラウドには次のような特徴があります。

• 累計82万社以上^※の導入実績
• インボイス制度や電子帳簿保存法の改正にも迅速に対応
• 各種奉行シリーズや他社サービスとの連携で業務全体を効率化

※出典：オービックビジネスコンサルタント「勘定奉行クラウド 公式サイト」2025年9月17日閲覧

弥生会計 Nextは、専門知識がなくても簡単に帳簿付けができる会計ソフトです。請求書やPOSレジサービスとの連携機能があり、多くのデータ入力を自動化できます。弥生会計 Nextには次のような特徴があります。

• 帳簿や決算書、見やすいグラフレポートを自動作成
• 製品操作だけでなく業務の疑問にも答えてもらえるサポート体制
• AI予測で仕訳／経費入力を効率化

ジョブカン会計は、シンプルな画面構成とストレスなく使える軽快な操作感で、はじめてでも使いやすい会計ソフトです。各種金融機関と連携しており、データ入力を自動化することで工数を削減します。ジョブカン会計には次のような特徴があります。

• 決算書の記載項目を設定しておけば自動で決算書を作成
• 経理や申告、帳票管理などシリーズ製品が充実
• 無料トライアル中からすべてのサポートが利用可能

Galileopt DX 財務大将は、制度会計と管理会計を両立できる財務会計システムです。AI仕訳や銀行／カード連携で経理業務を自動化でき、MJS DX Workflow連携でスマホからの申請／承認が可能です。Galileopt DX 財務大将には次のような特徴があります。

• 制度会計と管理会計を一元管理し多角的な経営分析を実現
• AI仕訳や金融機関連携による自動化で経理業務の手間を大幅削減
• スマホ対応ワークフローで申請／承認業務を場所を問わず実施

MJSLINK DX 財務大将は、AIを活用した仕訳／監査支援と電子帳簿保存法への対応により、経理業務の効率化とペーパーレス化を強力に推進する会計システムです。銀行口座からのデータ連携をはじめ、AIによる自動仕訳や監査支援を通じて、入力作業の最小化と業務の適正化を実現します。MJSLINK DX 財務大将には次のような特徴があります。

• AIによる自動仕訳／監査支援で経理業務を大幅に効率化
• 電子帳簿保存法に完全対応しペーパーレス化を強力に推進
• 企業の基幹業務システムと統合し多角的な経営判断を支援

会計業務の効率化には、会計ソフトと連携できるインターネットバンキングがおすすめ

会計ソフトと銀行口座の連携は、従来の会計業務における多くの課題を解決し、業務効率を飛躍的に向上させます。手入力によるミスや確認作業の負担を軽減し、財務状況をリアルタイムに把握できることで、貴重な時間とリソースを意思決定に集中できます。

会計ソフトを選ぶ際には、銀行口座との連携機能だけでなく、既存システムとの連携、規模や業務内容への適性、従業員にとっての使いやすさ、電子帳簿保存法への対応など、多角的な視点から評価しましょう。

選定ポイントを参考に、最適な会計ソフトを選び、効率的で正確な会計業務を実現しましょう。