LINE WORKSとSlackどちらを採用すべき?主要ビジネスチャットを徹底比較!
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LINE WORKSとSlackの比較
LINE WORKSとSlackは、どちらもビジネスシーンで広く利用されているチャットツールです。しかし、その対象業種や特徴には違いがあります。
| 比較項目 | LINE WORKS | Slack |
|---|---|---|
| 提供会社 | LINE WORKS株式会社 | Slack Technologies, LLC (Salesforce傘下) |
| 主な対象業種 | 業種問わず、特に中小企業や現場での利用が多い | IT企業、スタートアップ、開発チームなど |
| 主な特徴 | LINEとの連携、使い慣れたUI、管理者機能の充実、充実したスタンプ | 外部連携の豊富さ、高度な検索機能、カスタマイズ性 |
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LINE WORKSとSlackの企業概要
LINE WORKSとSlackを提供する会社の企業概要について紹介します。
LINE WORKSとは
LINE WORKSは、LINE WORKS株式会社が提供するビジネスチャットツールです。LINE WORKS株式会社は、LINE株式会社(現:LINEヤフー株式会社)の兄弟会社として設立され、「LINE」と連携できる唯一のビジネスチャット「LINE WORKS」を提供しています。
LINE WORKSは、「みんなをつなげる」をブランドメッセージに掲げ、52万社以上※の導入実績を誇っています(2025年1月時点)。
※出典:LINE WORKS「LINE WORKS、ミッション・ビジョン・バリューを刷新」(2025年9月26日閲覧)
Slackとは
Slackは、Slack Technologies, LLCが提供するビジネスチャットツールです。Slack Technologies, LLCは、2021年にSalesforceに買収され、現在はSalesforceの傘下企業となっています。
Slackは、世界中で利用されており、「Where work happens」をスローガンに、チームのコミュニケーションを効率化するプラットフォームを提供しています。
LINE WORKSとSlackの基本機能を比較
LINE WORKSとSlackの基本的な機能について紹介します。
機能一覧
機能数を比較すると、Slackの方が連携できるアプリが豊富で、プログラミングの知識があれば高度なカスタマイズが可能です。LINE WORKSは、LINEの使いやすさを踏襲しているため、ITツールに不慣れな方でも比較的簡単に操作できます。
■LINE WORKSの主な機能
- トーク(チャット)
- 掲示板
- カレンダー
- アドレス帳(連絡先)
- アンケート
- タスク管理
- ファイル共有
- 音声/ビデオ通話、画面共有
- LINE連携
- 管理者機能(セキュリティ、モニタリングなど)
■Slackの主な機能
- チャンネル(グループチャット)
- ダイレクトメッセージ
- ハドルミーティング(音声/ビデオ通話)
- ファイル共有
- 外部連携(2,600以上のアプリと連携可能)
- Slack コネクト(社外との連携)
- ワークフロービルダー(定型業務の自動化)
- 検索機能
- リマインダー機能
機能の比較表
双方の機能については次の表で比較してまとめているので、ぜひ参考にしてください。
| 機能 | LINE WORKS | Slack |
|---|---|---|
| トーク(チャット) | ○ | ○ |
| 掲示板 | ○ | × |
| カレンダー | ○ | ○(連携アプリによる) |
| アドレス帳(連絡先) | ○ | × |
| アンケート | ○ | ○(連携アプリによる) |
| タスク管理 | ○ | ○(連携アプリによる) |
| ファイル共有 | ○ | ○ |
| 音声/ビデオ通話、画面共有 | ○ | ○ |
| LINE連携 | ○ | × |
| 外部連携数 | 一部連携可能 | 2,600以上 |
| 社外との連携 | LINE WORKS with LINE | Slack コネクト |
| ワークフロー | × | ワークフロービルダー |
| 検索機能 | ○ | ○(非常に強力) |
価格・料金・仕様の比較表
| 比較項目 | LINE WORKS | Slack |
|---|---|---|
| フリープラン | あり(制限あり) | あり(制限あり) |
| 有料プラン(1ユーザーあたり) | スタンダード:¥450/月〜(年額契約) | プロ:¥925/月〜(年額契約) |
| 無料トライアル期間 | 30日間 | あり(期間は要問い合わせ) |
LINE WORKSとSlackの特徴を比較
LINE WORKSとSlackは、ともにビジネスコミュニケーションを円滑にするツールですが、その特徴には違いがあります。
LINE WORKSは、LINEとの連携や使い慣れたインターフェースが特徴で、特にITツールに不慣れなユーザーや、LINEを普段から利用しているユーザーにとって導入しやすいツールです。一方、Slackは、外部連携の豊富さや高度な検索機能、カスタマイズ性が特徴で、特に開発チームやIT企業など、高度な機能を求めるユーザーに適しています。
LINE WORKS - LINE WORKS株式会社
LINEとの連携
LINE WORKSの最大の特徴は、LINEユーザーと直接コミュニケーションが取れる点です。顧客や取引先との連絡にLINEを利用している場合、LINE WORKSを導入することで、よりスムーズなコミュニケーションが可能になります。
使い慣れたUI
LINE WORKSは、LINEの使い勝手を踏襲したインターフェースを採用しています。普段からLINEを利用しているユーザーにとっては、直感的に操作でき、導入のハードルが低いのが特徴です。
管理者機能の充実
LINE WORKSは、企業での利用を想定し、管理者機能が充実しています。メンバーの利用状況のモニタリングやセキュリティ設定など、きめ細やかな管理が可能です。
豊富な外部連携
Slackは、2,600以上の外部アプリとの連携が可能です。Google Drive、Dropbox、Zoomなど、さまざまなツールと連携することで、Slack上で業務を完結させられます。
高度な検索機能
Slackは、高度な検索機能を備えています。過去のメッセージやファイルを、キーワードや日付、ユーザーなどで絞り込んで検索できるため、必要な情報をすぐに見つけ出せます。
カスタマイズ性
Slackは、カスタマイズ性が高く、自社のニーズに合わせて機能を拡張できます。ワークフロービルダーを利用すれば、定型業務の自動化も可能です。
LINE WORKSとSlackの評判・口コミを比較
LINE WORKSの評判・口コミ
Slackの評判・口コミ
その他のビジネスチャットとの比較
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LINE WORKSとSlack、結局どちらを採用するべき?
LINE WORKSとSlackは、それぞれ異なる特徴を持つため、自社のニーズに合わせて選択することが重要です。
■LINE WORKSが向いている場合
- LINEユーザーとの連携を重視する場合
- ITツールに不慣れなユーザーが多い場合
- LINEのような使い慣れたUIを求める場合
- 管理者機能を重視する場合
■Slackが向いている場合
- 多くの外部ツールとの連携を重視する場合
- 高度な検索機能が必要な場合
- カスタマイズ性を重視する場合
- 開発チームやIT企業など、高度な機能を求める場合
価格面では、無料プランがある点は共通ですが、有料プランはLINE WORKSの方が比較的安価に設定されています。可能であれば無料トライアルやフリープランを活用し、実際の業務で使い勝手を比較検討することをおすすめします。

